東方染色記   作:折れない黒鉛筆

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どうも、最近スプラトゥーン2のギア作りが楽しすぎてガチマッチに潜っていないうp主の折れない黒鉛筆です。
ということで、第九話です。今回の話から紅魔郷編へと突入します。そして康介のよくわからん特徴?が出てきます。タイトルでネタバレしてますが。
ちなみにタイトルの恐怖の紅い霧はとあるゲームをリスペクトしてつけたものです。許せサスケ。
ということで(?)、第九話をどうぞ。

前回のあらすじ
魔理沙との弾幕ごっこに勝った(運ゲーを制した)
霊力の使い過ぎで倒れ、一日の間目覚めなかった
誰かが一週間後に何かを決行する(らしい)

修正履歴
2017/12/23 台本形式を修正+ストーリーがズレない程度に口調や文などを修正&追加


第二章 紅魔郷編
第九話 紅霧異変第1話:康介の予知夢と恐怖の紅い霧


「ふぃー。疲れた。」

そんな事を言いながら額についた汗を拭う。魔理沙と弾幕ごっこをしてから一週間が過ぎた。あの日から俺は霊夢の手伝いもしつつ霊力を増加するための特訓をし続けていた。あとついでに体力も。今は朝の5時ぐらい。この一週間俺は朝の4時半に起床し体力増加のために30分ほど博麗神社の長ーーーい階段をダッシュで昇り降りしている。確か階段ダッシュ…だっけか。お陰で前より大分体力がついたような気がする。しんどいけど。

ちなみに霊力は霊夢によると「瞑想とかで増えるんじゃない?」と言っていたので昼食後に瞑想していたりする。今のところ霊力が増えたような気はしてない。だって霊力をほぼ全部出し切ったの魔理沙を相手にしたときだけだから。仕方なし。

さて、階段ダッシュも終わり、寝室に戻ってきた俺がすること。それは…

「んじゃ、二度寝ー。」

そう、二度寝である。霊夢の手伝いをするのは大体9時からなのでそれまでの4時間の間少し寝るのだ。「だったら早起きする意味なくね?」とか言わないで。これが俺のやり方だから。霊夢にはそういうことをすると伝えてあるので大丈夫だ。だけどその分前よりは仕事量増えたけどな。

ちなみに二度寝せずに起き続けることもある。大体そういう時は事前に霊夢から朝食作ってと頼まれたときだけだが。

今日は朝食作ってと頼まれてないからぐっすり寝るかぁ…

そう考えて俺は布団に入り、すやすやと寝息を立てた。

 

 

 

 

 

 

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「そろそろ康介が起きてくる気がするけど…あいつ起きてこないわね。またあのお祓い棒でつついてやろうかしら。」

私は今康介が起きてくる前に先に境内の掃除をしようと思い、箒を持って境内の掃除をしている。あいつ、早起きしてそこの階段を走ってるみたいだけど本当かしらね…私その時間に起きれないから確認が出来ないのよね。もし嘘だったら今度夢想封印撃ってやろうかしら。

「…にしても暑すぎない?まあ夏だから仕方はないと思うけど…」

そう、私のはるか上には雲ひとつない真っ青な空があり、そこには光り輝く太陽がある。まさに夏真っ盛りのような天気ね。本当嫌になっちゃうわ。そう思いながらのんびりと掃除をし続ける。すると、いきなり空が暗くなった。そして周りが赤く見え始める。

「これは…霧?」

空を見上げるとそこには赤い、いや紅い霧のようなものが広がり幻想郷の空を覆い隠していた。もちろん太陽も見えない。

「これは…異変ね。しかもかなり大規模。解決するの面倒くさいわねぇ…」

そう独り言を呟きため息をつく。そして箒を置き私は準備を始めた。もちろん、異変解決のための準備だ。

「康介は…寝かせておきましょう。もし起こしたら行くとか言い出しそうだし。」

ちなみにこの推測も勘。まあ私の勘はよく当たるから起こさない方が賢明でしょうね。て言うかあれでも康介はまだこの世界や自身の能力に慣れきっていない。どうせ連れてっても異変解決が遅くなるだけでしょうけどね。一応康介のために書き置きを残しておこうと思い、私はササッと書き置きを書く。そして書き置きを居間のちゃぶ台の上に置いておいた。多分これで目を通してくれるはず。

「じゃあ…行きますか。」

準備を終えた私は博麗神社から飛び立った。ちなみに異変の元凶がいる方向なんて分からないから博麗の巫女としての勘を頼りに飛んでいくことにした。

 

 

 

 

 

 

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「いつもこの辺りは霧が深いけど、今回はこの紅い霧のせいで更に深く見えるわね…」

今私がいるのは霧の湖。勘に任せて飛んでいたらこんな所についてしまった。…そういえば、この前慧音が霧の湖に何か赤い建物があったって言ってたような…まさかとは思うけど、その建物の主がこの異変の元凶だったり…?割とあるかもしれない。

そう思っていると、後ろから聞き覚えしかない声が飛んできた。

「おーい!れーいむぅー!」

「あら、魔理沙。何でこんな所まで来たの?」

「もちろん異変を解決するためだぜ。この【紅霧異変】をな。」

「ふーん…で、この広い幻想郷の中からなぜここを?」

「勘だぜ!」

魔理沙のその自信満々な返答を聞き、やれやれと首を横に振る。やっぱりそうだと思った。まあ勘で動いてる私が言える話じゃないけど。

「そうだ、霊夢。どうやらこの霧、人間の里でも影響が出てるらしいぜ。」

魔理沙が口にした話題に興味が湧いた私は、具体的に聞き出そうとする。

「具体的には?」

「この霧が発生してから里で体調を崩す奴らが出てきてるらしい。絶対この霧が影響してるんだぜ。」

「そう。なら早めに解決しないとね。」

そんな話をしながら飛んでいると、前方に赤い建物が見えてきた。おそらくここが慧音の言っていた場所で合ってるわね。にしても赤すぎ。しかも見た感じ窓無いし敷地広いし。…そして私の勘が言ってる。ここに異変の元凶がいると。

「魔理沙、あの館に犯人がいるかもしれないわ。」

「ほう、それも勘ってやつか?」

「当たり前じゃない。あ、門の前に誰かいるわよ。」

その辺の地面に着地し、その門の前にいる誰かに近づいていく。

「むむ!この先は紅魔館門番、紅美鈴が通しませんよ!」

「…面倒くさいわね。一気に片付けましょうか。」

そう言うと私はスペルカードを一枚取り出し、すぐさま唱えた。

「霊符「夢想封印」。」

「えっ…ちょっと待ってまだ戦闘態勢g」ドカーン‼

「容赦ねえなお前…」

魔理沙が憐れみの目で門番を見つつ、私の横に並ぶ。

「早くこの異変を解決したいのよ。邪魔するやつは容赦しないわ。」

「はあ…あ、こいつ気絶してやがる。」

「大したこと無かったわね。ほら、中に入るわよ。」

そう言うと私は気絶してる門番を横目に自分の身長の何倍もありそうな大きい門を開け、魔理沙と中に入っていった。

 

 

 

 

 

 

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目の前に広がる光景。金髪の少女にやられたのか至るところから血を流して今にも死にそうな霊夢と魔理沙。そしてそれを止めようと金髪の少女に向かっていく青髪の少女。よく見るとその二人の少女の背中にはまるで蝙蝠のような羽が。周りを見渡そうとするも全く持って視点が動かない。そしてこの光景に、俺はいない。

「アハハ♪次ハアナタガ遊ンデクレルノ?」

「これ以上はさせてたまるもんですか!フラン!」

「エイッ。」 

力を入れているのかどうか分からない声を出したフラン?に呆気なく吹っ飛ばされる青髪の少女。

「アーア。飽キチャッタナア。次ハ…アナタタチヲ壊シテアゲル!」

そう言ってフラン?が霊夢と魔理沙に手を伸ばす。もう既に二人はボロボロでとても闘える状態ではない。もしそんな状態であんな攻撃を喰らったら…確実に死ぬ。…やめろ。やめてくれ。

 

 

 

「やめろおおおおおおッ!…はっ!」

ここは…?何だ。博麗神社か。…と言う事はついさっきのは夢…?首を触る。汗まみれだ。二度寝する前に汗は拭き取ったので今かいていた汗なんだろうな。更に息が荒い。まああんな夢見たら誰だってそうなるわ。にしては何か妙にあの夢リアルだったような…?ここまで考えたところで俺は自分に稀にしか起こらないとある現象を思い出す。

「まさか…!?」

嫌な予感がする。急いで俺は居間へと駆けた。そして居間へと着き、ちゃぶ台が視界に入る。ちゃぶ台の上には何か書いてある白い紙が一枚。

「置き手紙…?」

急いで俺はその置き手紙を見た。

 

康介へ

少し大規模な異変が起こったので解決しに行ってきます。あんたが行っても足手まといだしすぐ戻るので大人しく待ってなさい。  霊夢

 

(足手まとい…まあ正論だけど悲しいなあ…)

その言葉がグサリと心に突き刺さる。そんなことより、大規模な異変ってなんだ…?そう思って俺は縁側から外を見た。するとそこには赤い霧が一面に広がっていて、空さえ覆い尽くしていた。確かにこれは大規模だわ。てかなんで今まで気づかなかったんだよ俺。

「ふふ、確かに大規模でしょ?」

「うわぁ!ビックリしたぁ!」

後ろからいきなりスキマから出てきた紫に話しかけられて驚く。心臓止まるかと思った。

「…なんだ紫さんか。ってそんなことより大変なことが…!」

そう言い切ったところで俺は口ごもる。だってこんな事"普通はあり得ない"話だもんな。それに今まで色んなやつにこの事を話そうとしてきたけれど、誰一人信用してくれなかった。ただ、ここで言っておかないと絶対に後悔する。そんな気がして、俺は話を続けた。

たとえ嫌われてもいい。取り敢えず俺の"普通じゃない所"を告白しないと…!

「もしかしたらだけど…霊夢と魔理沙が死ぬかもしれない。」

「…その根拠は?」

紫さんがしっかりとした目でこちらを見てくる。俺はその目を見ながら話を続ける。

「…俺は子供のときから稀に妙にリアルな夢を見るんだよ。そして現実で夢で起こった出来事と同じことがほぼ起きる。」

「つまりあなたは今日霊夢と魔理沙が死ぬ夢を見たのね?」

「厳密には少し違うけど大体そんなところだ。正確には誰かが死にかけの霊夢と魔理沙に手を伸ばしたところで目が覚めたからな。」

これで全部話した。…さて、どう捉えるのだろうか。この信じがたい話を。まあ信じてくれるとは思ってないけど。

「どうやら信じてくれないって思ってるみたいだけど、私はあなたの過去を知っているのよ?」

「…は?つまりどういうことだ?」

「つまり、あなたの予知夢が当たった瞬間を見てきた。それを見て信じない訳ないでしょう?」

え?こんな馬鹿げた話を信じてくれるのか?確かに筋道が通ってるが…俺の過去を知ってるって…。紫さん、何か胡散臭い雰囲気だけど流石幻想郷を作った妖怪だなあ。…ってそんなことより。

「こんな嘘みたいな話を信じてくれるのか…じゃあ信じる前提で話を進めるぞ。」

「ここは幻想郷ですから。外の世界では嘘みたいな話が本当になりかねないのよ?」

「へぇ。…で、俺の予知夢の使えない所は幾つかある。一つ目はさっき言ったとおり稀にしか出ないこと。二つ目はその予知夢がほぼ本当になっちまうことだ。」

「…つまり、霊夢と魔理沙が死ぬ未来を阻止したいけど阻止できる可能性が低い。そういう事ね。」

物分りが早くて本当に助かる。…そういえばこんな事言ってる場合じゃないんだけど、一応聞いてみよう。

「もしかして俺のもう一つの能力って…この予知夢か?」

「もしそうなら私が能力を話す段階で段階で言ってるわよ。」

「…それもそうか。」

妙に納得したところで、話を戻すとしよう。

おそらく魔理沙ではなく別の人がその現場に居合わせても霊夢とその別の人(このパターンのままなら魔理沙)が死ぬ運命は変わらないだろう。つまり、少しの変化ではその運命は変わらないのだ。実際そうだった。…どうにかして大きな変化をつければなんとかなるかもしれない。やったことないけど。

「何か夢とは違う大きな変化をつければ何とかなるかもしれんが…」

「…その夢にあなたは出てきていた?」

「出て来てないが…あっ!そういうことか!」

これで少しの変化ができる。後は俺がどういう行動を取るかによってあの二人がどうなるかが決まる。死ぬか、生きるか。

「じゃあ急いで異変の元凶の元に急がないと…!でも場所が分からない以上はどこ行けばいいのか…それに今の俺の実力じゃ足手まといにしかなんねーだろうし…」

「足手まといでも良いから行ってきなさい。ということで、貴方にヒントを授けるわ。人間の里から北に進みなさい。そうすれば湖が見えてくるわ。その湖は【霧の湖】と言うのよ。後は自分の知識でどうにかしなさい。それじゃあね〜」

「あっ、ちょっ!」

俺が呼び止める前に紫さんはスキマの中へと消えていった。

たとえ足手まといでもいい。それに紫さんも行ってこいと言ってた。あとで霊夢にどれだけ叱られても良いから取り敢えず霊夢と合流しないと。

そう決意した俺はワンショルダーバッグを肩にかけ、今あるスペルカードを持ち、まずは霧の湖へと急いだ。その先のことは飛びながら考えるとするか。

 

 

 

 

 

 

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「うっぷ…気持ち悪い…」

そう言いながらも俺は飛行を続ける。おそらくこの霧の影響だろう。さっきからずっと気持ち悪いけど吐きたくても吐けない。だって俺の下には湖が広がっている。流石に湖に嘔吐物を吐くなんて出来ない。しかもこの湖、だいぶ広い。歩いて一周するのにどれぐらい掛かるのかなあ…さらに霧の影響でめっちゃ視界が悪い。何も見えない。一寸先は闇ならぬ一寸先は霧みたいな感じだ。

霧の湖まで来れたはいいけど、この先どうするか…確か紫さんは「自分の知識でどうにかして」って言ってたような。そう思って俺は空中で静止し頭をフル回転させる。そしてひたすら思い出していく。幻想郷に来た瞬間から今のこの瞬間までの記憶を。俺の予測だがその記憶の中に何か手がかり的なものがあるはず。…多分。

(…!あった…!)

見つけた。俺の記憶の中から引っ張り出してきたのは慧音さんと再開し、慧音さんと霊夢が話しているのを横で適当に聞いていた記憶だ。

『最近霧の湖の方に真っ赤な建物が出来てな。急に出来てたから一応注意だけはしておいてくれって事を伝えに来た。』

霧の湖にある真っ赤な建物…そしてこの恐怖の紅い霧…多分この二つが繋がってるのではないか。主に色の方向性で。そう考えたのだ。

(要するに、俺は今から真っ赤な建物を探せば良いのか。)

そう自分の中で結論が出たところで、再び俺は当てもなく霧の湖を飛び回り始める…はずだった。

「ん?あれじゃねえか。真っ赤な建物。」

案外あっさり見つかった。探してた建物が見つかって気が楽になったからか気持ち悪い感覚が少しマシになった気がする。俺はその真っ赤な建物の近くにあった陸地に着地する。

近くで見るとえげつない迫力だ。豪邸以上はありそうな敷地面積、そして建物(多分館か何かだと思う)の大きさ…それによく見ると窓が一つもない。それに門もバカでかいし…ってあれ?門の近くに誰か倒れてる。誰だろ?見た感じあの二人ではなさそうだけど…?

「おーい、大丈夫かー?」

俺が声をかけた女性は一言で言えばTHE・中国みたいな服装をした人だった。チャイナドレスと華人服…?だっけ。それを足して2で割ったような感じの淡い緑のような服装をしていた。髪の毛は赤でストレートヘアーのようだ。頭には帽子を被っており、「龍」と書かれた星型の飾りのようなものが帽子の中心に飾ってある。

「うーん…はっ!まさか貴方もこの【紅魔館】への侵入者ですか!?」

「まあ待て待て…俺は余り争いは好きじゃねえんだよ。それにお前、ボロボロじゃんか。それで戦うつもり?まあ侵入者って言われればそうなのかもしれんけど。」

「…それもそうですね。」

ふう。これで何とかこの子とは戦闘開始にならなさそうだ。ちなみに争いが好きじゃないと言うのは例え争ったとしても勝てる気が今のところ全く無いからな。足手まといだし。あながち間違ってない。

「そういやお前、紅白の巫女さんと黒白魔法使いを見なかったか?俺はそいつらを追いかけて来たんだが…」

「あー、その人たちなら紅魔館の中へ入っていったと思います。私を気絶させる前にそんなことを話してましたので。」

「ハァ…あいつらこいつを気絶させてここを通ったのかよ…パワープレイだなほんと。」

そう言って俺は頭を抱える。まさかあいつらが強引にここを突破するとは思ってなかった。…て言うかよく考えたら霊夢と魔理沙ならやりかねないな。うん。

「ところで、お前の名前は?」

「私の名前は紅美鈴(ほんめいりん)です。ここ紅魔館で門番をやってます。もう突破されましたけど。貴方の名前は?」

「俺の名前は天ケ原康介だ。少し前この世界に来た外来人ってやつだ。…しばらくあっちには戻れなさそうだけどな。ってな訳で、よろしくな美鈴。」

…そうだ、呑気にこんな話をしてる暇無いんだった。早くあいつらと合流しないと…!

「悪いが美鈴!俺は紅白巫女に用事があるんだ!通らせてもらうぜ!」

「えっちょっと待ってくださいこれ以上入らせたら…」

美鈴が言い終わらないうちに俺は門を開け、紅魔館の中へと入っていった。急げ。急がないとあいつらが…!

 

 

 

 

 

 

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「全てヲ…壊しタい…」

紅魔館の地下で今、"狂気"が目覚めようとしていた…




次回予告
※少し時間を前に戻して霊夢視点からスタートします。
紅魔館に足を踏み入れる霊夢と魔理沙。そこで彼女たちは別行動をすることになる。魔理沙と別れ、霊夢が進んでいるとメイド長から手荒な歓迎を受ける。そして始まる二人の勝負。そこに幸か不幸か、康介がやって来てしまう…二人は果たしてナイフを操るメイド長に勝利できるのだろうか…?
次回「紅霧異変第2話:完全瀟洒なメイド長との戦い」(仮)

いかがでしたでしょうか。今回は気づいたら6000字ほど書いちゃってました。自分でも驚いてます。
さて、次回はあの!完全瀟洒なメイド長が登場しまっす!(あえて名前は言わないスタイル)お楽しみに!あと、もしかしたらメイド長戦は少し長引くかもしれません。許せ。
ではここらで。うp主の折れない黒鉛筆でしたー。

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