それからネギたちはお互いに協力しながら修行を続けた、そして茶々丸との対決まで4時間をきっていた。
「さあネギ坊主、後の四時間は復習でも休息でも自由に使うと良いアル」
「はい古老師!!」
すると運動部の亜子とアキラと裕奈がネギが試合すると聞いて差し入れを持って現れた。
「龍さんネギ君はどうなの?」
「裕奈君か、中国拳法を初めて六日間まるでスポンジのように吸収してネギ君は上達した」
「なら簡単に勝てそうだね」
「いやそれはどうかな、茶々丸君は今のネギ君より強いからね」
「そ、そんな・・・」
「でも六日間ネギ君を見てて彼は本気でエヴァに弟子入りしたいと思ってる、気持ちは時に実力を凌駕する時があるから、この試合はやってみなきゃわからないだろう」
龍斗がそう言うとネギの体が臭うのをアスナが気付きネギたちは龍斗を残して第二体育館のシャワー室に向かった、龍斗はエヴァの家に向う事にしたエヴァのログハウスに着くとドアをノックした、すると中から茶々丸が出てきた。
「こんにちは龍斗先生」
「やあ茶々丸君入っても良いかな?」
「どうぞ」
中に入るとエヴァがソファーに座っていた。
「よ、エヴァ随分余裕じゃないか」
「貴様か、何だぼーやの試験の内容に不服でもあるのか?」
「別にエヴァの元で修行するならそれぐらい出来ないと危ないからな、 あんたもそう思ったからこんな内容にしたんだろ」
「ふん、私は別に弟子などとらなくても良いんだからな」
「ふふ、そうかい」
「おい、何だ貴様のそのすべてを分かっているよみたいな笑は」
「別にそうゆうわけじゃないじゃないけどな」
「ふん」
エヴァはそっぽを向いてしまった、そして龍斗は時間までエヴァと一緒にいることにした、そして時間になり龍斗はエヴァたちと一緒に世界樹の広場にネギよりも早く来ていた。
「おい龍斗こいつを頼む」
「ん?おーチャチャゼロじゃないか」
「ヨー龍王ジャネーカ、久シブリダナ」
「で、チャチャゼロをどうすれば良いんだ?」
「こいつが試合を見たいと言うんだ」
「そうかエヴァの魔力が落ちてるから動けないのか」
「ソーダ全ク役ニ立タナイ御主人ダゼ」
「貴様殺されたいのか?」
「分かった見えるところまで運んでやるよ」
「この椅子を使え」
龍斗は椅子を茶々丸から受け取ると広場の階段の一番上に椅子とチャチャゼロを置いた。
「こんな感じでどうだ?チャチャゼロ」
「オウバッチリダ」
「そろそろ時間だな」
「エヴァンジェリンさーん!!」
エヴァが腕時計を見ると下の方からネギの声がした。
「ネギスプリングフィールド弟子入りテストを受けに来ました」
「良く来たなぼーや、では早速始めようか」
「条件はこの間言ったようにお前のカンフーもどきで茶々丸に一撃でも入れれば合格、手も足も出ずに貴様がくたばればそれまでだ」
「・・・・その条件で良いんですね?」
「ん?ああ良いぞ」
(あの顔まさかネギ君)
ネギがニヤリと笑ったのが龍斗は気になったが、ネギと茶々丸は早々に広場の真ん中で対峙していた。
「茶々丸さん手は抜かないでください」
「了解しました、お相手させていただきます」
龍斗はまき絵たちの方に歩いてきてネギの試合を観戦することにした。
「君たちに一言言っておく、この試合何があっても君たちが手を出すことは許さないぞ」
「それはどうゆう事龍さん?」
「それはこの試合を見てれば分かる」
龍斗はネギと茶々丸の戦いに目を向けた、アスナたちも龍斗の言葉の真意は分からなかったがネギの戦いに集中した。
次回は茶々丸との戦いになります、相変わらず戦闘シーンは書くのが難しいですが頑張ります、それではまた27話でお会いしましょう、感想、評価お待ちしています