魔法先生ネギま英雄達の軌跡   作:双龍

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いやーUQホルダーも夕映やのどかが出て来ていよいよ大詰めですね最後どうなるのか楽しみです、それでは14話をお楽しみ下さい。


14話

カモがのどかの肩に乗って本を見ると確かに龍斗の考えていることが書かれていた。

 

「旦那の言う通りだ、すごい能力だぜこりゃ」

「他にも色々使い方はあるがそれはまたの機会にしよう」

 

龍斗がロビーのほうを見ると生徒たちが集まりそれぞれの自由行動先に向かう準備をしていた。

 

「それじゃのどか君そろそろ皆のところに戻った方がいい」

「は、はい」

 

のどかは皆の集まるほうに歩いていった、その途中で夕映がいたのでのどかは自分のアーティファクトの能力をもう一度試してみた、するとそこにはネギのニセモノに押し倒されキスを迫られた絵と迫られた時にドキドキしたことなどが書かれていて、のどかはとんでもないものを手に入れてしまったと思った、龍斗たちはのどかの事もありのどかたちの班と行動を共にすることを選んだ。

 

「いやーまさか先生たちと一緒に行けるとは思わなかったなー」

 

ハルナが元気よく前を歩いていくのを皆がついていった。

 

「そうだ、ハルナ君行く先はどうするんだい?」

「まだ決めてないよ、どっか行きたいところがあるの?」

「ああ、千本鳥居に行きたいんだ」

 

龍斗の提案で一同は千本鳥居に向かった、程なく歩くと千本鳥居が見えてきた、すると龍斗の服が引っ張られた。

 

「ん?なんだいネギ君」

「夕映さんやハルナさんまで連れてきて良かったの?」

「彼女たちは仲が良いからね、のどか君だけ連れてくるわけにもいかないだろう、それといつまで隠れてるんだい和美君!」

 

龍斗が言うと和美が木の影から出てきた。

 

「バレてたかー、龍さんお願い!!取材するために同行させてよー」

「あれ?朝倉何してんの」

「実はさのどかとネギ先生が気になって追いかけてきたんだよねー」

「やれやれ今から元の班にも戻せないし、仕方ないな一緒に来なさい」

 

和美はガッツポーズをすると皆で鳥居の中に入った、すると龍斗は違和感を感じ木乃香 夕映 ハルナの三人を魔法で眠らせた。

 

「龍斗何を!?」

「夕映君とハルナ君は僕が刹那君は木乃香君を頼む」

「は、はい」

「皆走れ、走るんだ」

 

龍斗は夕映たちを担ぎ上げ木乃香も刹那が抱き抱えネギたちも走った。

 

「どうしたの龍斗!」

「敵の罠にはまったんだ、これは無限方処の術だ決められた範囲をループさせるんだ、つまり閉じ込められたと言うことだ」

 

龍斗は鳥居の中にある休憩所を見つけると止まった。

 

「さあ、隠れてないで出てこい!!」

 

龍斗が大声を出すと目の前にネギ位の帽子を被った少年と月詠が上から落ちてきた。

 

「俺らの気配を入った瞬間感じるとは流石やな」

「ほんまに~先輩との勝負が終わったら相手してほしいですわ~」

「月詠、またお前か」

「はい~またよろしゅうお願いしますわ~」

「龍さんネギ先生お嬢様をお願いします」

 

刹那はそう言うと月詠とともに休憩所の先に走っていった。

 

「さて俺の名前は犬神小太郎、俺の相手はあんたがしてくれや」

 

小太郎は龍斗を指差したが龍斗が答える前にネギが間に入った。

 

「君の相手は僕だ!」

「なんやお前か、お前の戦いは昨日見してもろたけど女の影で戦いよってほんま西洋魔術師は腰抜けばっかりやで」

「何だと」

「そうやろ、昨日やってそのツインテールの姉ちゃんとその朱神っちゅう兄さんおらんかったら何にもできてへんやないか」

「龍斗彼は僕に任せてくれる?」

「ああ、君の戦いかたを見せてもらおうか」

「へっほんとにお前かいまあええわ来い、西洋魔術師!!」

 

ネギは杖を構え小太郎は拳を構えた。

 

「ネギあたしもやるわ、来たれ」

「ラステル マスキル マギステル 契約執行90秒間 ネギの従者 神楽坂明日菜」

 

ネギが呪文を唱えるとアスナに魔力が供給された。

 

「行くわよ、せりゃ!!」

 

アスナはすごい速さで小太郎に近づいて武器を連続で振るうが小太郎は寸での所で避けている。

 

「避けんじゃないわよ」

「すごいスピードやな姉ちゃんせやけど・・・」

 

アスナの攻撃を避けていた小太郎がアスナの武器を掴んだ。

 

「姉ちゃんの剣はな怖ないねん、よっと!!」

「あ!?」

 

小太郎はアスナの武器を手前な引いて転げさせ、ネギの前に移動した。

 

「ラステル マスキル マギステル 風化 武装解除」

 

ネギも負けじと武装解除の呪文を唱えるが小太郎は札で防御し、ネギの武装解除の呪文で帽子だけが消し飛んだ、小太郎はそれに構わずネギを殴り飛ばした。

 

「ネギ!!」

 

小太郎はネギに攻撃の的を絞り連続で攻撃した、アスナも負けじと攻撃するが小太郎は捌いたり防御したりして決定打にはならなかった。

 

「このままじゃネギ先生が、龍斗先生早く助けてあげてください!」

「そうだよ龍さん!」

 

殴られ続けるネギを見てのどかと和美が龍斗に頼んだ。

 

「ダメだここで手を出せばネギ君との約束をやぶってしまう」

「でも・・・」

「それにあれは諦めた者の眼じゃないよ」

 

龍斗が指を指すと小太郎がネギの魔法障壁を破り下から上に掌底を顎に決めてネギは口から血を流していたが目は小太郎をじっと見ていた。

 

「どや障壁抜いたで今のは効いたやろ」

「ハアハア・・・まだ僕は」

「はっ、やっぱりたいしたこと無いな西洋魔術師弱々や、この分やとお前の親父のサウザンドマスターかて弱いんとちゃうか?」

 

ネギはその言葉にムッと来て小太郎を睨んだ。

 

(僕はまた龍斗に助けてもらわないと何も出来ないのか)

 

ネギが龍斗の方を見ると龍斗は優しい目でネギを見ていた。

 

(君がナギを探す道を選ぶなら戦いは避けては通れない道だ、さあどうする)

 

ネギは深呼吸をしその間にアスナもネギのことを心配して近くに寄っていた。

 

「アスナさん僕に考えがありますついてきてください」

「う、うん」

 

二人は小太郎に聞こえないように喋り、ネギは立ち上がり反撃を開始しようとした。

 

 




やっとこさ小太郎出せました、前から思ってましたが刀太はネギというよりは小太郎に似てますよね、それではまた15話でお会いしましょう、感想評価お待ちしています。

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