と言うわけでお楽しみください
どうもこんにちは、幻想郷ってほんと不思議なところだよね。
今さらだけど。
みんなはヤギシミュレーターといえばどんないたずらを思い付くだろう、人の持ち物を盗んだり、盗み食いをしたり。
とりあえず作業の邪魔をしたりするのが思い付くだろう。
てなわけで
「………」
「………」
神社にやって来たよ。
そしたら腋の開いた巫女さんと目があったんだ、確か博麗霊夢だったよね?東方主人公だからちゃんと覚えてるよ、金にがめついってところはハッキリと
「………」
にしても本当にくそ長い階段だよね、エスカレーターとか無いのかな?
………無いか、幻想郷だし。てかエスカレーター忘れられたらショッピングモール等々いろいろ不便になっちゃうよね。
賽銭客が来ない一番の理由ってあの階段じゃないかな?
「………」
ところで先程からこちらを睨んでくる男がいるんだけどもなんなんだ?僕はまだなにもしてないぞ?これからするけど。
そもそも東方キャラにあんなのいたっけ?もしかして神様に聞いたニコポナデポが無いと女一人惚れさせることすら出来ない例のダメ転生者か?
あ、霊夢が近づいてきた
「なにかしらこの生き物……てか一気にかけ上がってきたような感じだったけどなんで息切れしてないの?」
「霊夢!その生き物は危険だ!」
「誰もあんたに聞いてないわよ、それにあんたがいると迷惑なのよ。と言うわけで帰りなさい」
「また照れやがって」ニコッ
「ウザッ……「よう!霊……ゲッ!?」魔理沙こいつ引き取ってくれない?少ないけどご飯奢るから」
「ぐっ、飯が食えるのはうれしいけど………でもあいつだからな~………ところでなんなんだぜこの生き物」
おいこら無断で角をつかむな、そして引っ張るな。
壊れたらどう責任とるんだこの白黒は、別にいいけどね痛くもないしただ違和感が残るだけで。
それにしても……あ~なんだろうあの男を見てると無性にどつきたくなる…………
「て、あんたはなに人の頭無断で撫でようとしてくるのよ!」
「いいじゃないか、少しくらい」
「離れなさいったら!」
カツンカツンカツン
必殺変態撃破キック!相手は死ぬ!(気絶する)
「がふっ!?テメェいきなり何しやがる!このダメヤギ!!」
「誰がダメヤギだ、この変態やろう」
「俺は変態じゃねえ!」
「自覚してないの?うわ、可哀想……かな?」
「このやろう……………ぶっ殺してやる!!」ジャキッ
「バカ!あんた何やろうとして」
「安心してくれ霊夢、俺があのやろうを消すからさ!」
「っ!!本当にいい加減にし───」
瞬間変態やろうが目の前から消えた………ように見えるだろう。
ヤギシミュレーターのヤギ様舐めんなよ?ただ可愛いだけのヤギに見せてえげつない武器を持ってるんだからな。
そして今使ったのはミサイルである、あれは面白い………人間が大空に向かって羽ばたいていくんだから
‐こ、このオリ主の俺がぁぁぁぁぁ!?[パァン]ギャァァァァァ!!‐
いやーゆかいだゆかいだ、そして突進したときに盗んだお金を賽銭箱に入れる。
手癖悪いでしょ?いたずらをするためにメチャクチャ練習したんだからな。
何回里の人間が宙を舞ったことか、その度に寺古屋の美人な先生とおいかけっこしたけど
「ご、5000円?…………いいやつじゃない!さ、上がってきなさい。特別にご飯あげるから」
「な!?霊夢~、私も入れてくれ~」
「魔理沙は手伝わなかったでしょ?あのバカの駆除、だから入れてやんない」
「チクショー!」
なんか歓迎されたからありがたく上がらせてもらおう
「……それにしてもあんた変わった生き物ね………妖怪、ではなさそうだし………そういえばあのバカ……ヤギとか言ってたわね、種族名かしら?」
霊夢の一言で判明、幻想郷にヤギは存在してなかった。
そりゃそうか
「こんにちは、霊夢」
「あんたに出す菓子はないわよ」
「別にお菓子を食べに来た訳じゃないわ」
胡散臭さ100倍の八雲紫が現れた、何しに来たんだろ
「あなたね?幻想入りしてきた動物って」
「あ、こいつ外から来たのね。どおりで見たこと無いと思った」
「この子の種族名はヤギ、生まれた当初はうまく立てないけど親のキツイ特訓を受けて立てるようになったとか」
おいちょっと待て、僕はそんな情報知らないぞ?誰だそんなデマ流したやつ。
そしてあれは特訓ではない、親について行くために必死でプルプル震える足を立たせようとしてるだけだ。
それにしてもこのせんべいうメェ~、癖になる味だ
「いろいろ見させてもらったけどすごいわね………あの勘違い君を一撃で沈めるなんて……いったい何者かしら?」
「・・メェ~」
「さっきまで喋ってたじゃない………」
困ったときの鳴き声、攻撃は下がらないよ?
それはさておき先程の紫さんの発言、どうやらあのアホたわけはこの人にも手を出したらしい。
まことにとんでもないアホだ
「それはそうとあんなバカを一撃で仕止めるなんて、私や魔理沙でもてこずるのに………ほんとヤギってすごいわね」
「別にすごくないよ?ただ他の動物より丈夫なだけだったり、高いところから落ちても少し足がしびれるだけでなんともないよ」
「あんた絶対妖怪でしょ」
「失礼な、さっき言った通り僕はただ丈夫なだけですごくもなんともないヤギだ」
「普通のヤギは人を見るなり蹴飛ばそうとしないはずだけど」
「仕方無いじゃないか、僕自身が普通じゃないんだから」
「自分でそれを言うの?」
でももしかしたら妖怪なのかもしれない、それはそれで楽しめるからいいけど。
そういえば地霊殿行ってないな……明日にでも行ってみようかな?
「ところで霊夢、あの男はいつまでこの神社に泊めるつもりなの?」
「好きで泊めてる訳じゃないわよ、あのバカが勝手に上がってくるのよ。魔理沙にでもあげようかしら」
「あげたところで何も変わらないと思うのだけど」
「う……それはそうね……………」
………いきなり静かになったと思ったら霊夢が僕の顔をジーッと見ている。
僕なんかした?
「紫、こいつ飼っていいかしら」
「え………霊夢が……動物を……!?」
「ま、まさか…………焼きヤギに」
「違うわバカ!あの変態からの魔除けよ」
「そ、そういうこと……ハァー、ビックリしたわ」
僕飼われるの!?くっ……なんとしてでもこの場から脱出しなければ僕のいたずら大作戦が失敗に終わってしまう!
「あ!逃げた!」
─人里─
「も、もう逃がさないぞ!」
「誰かと思って振り向けばボッキュンボンの女性だった件について」
「だからそういうのはやめろ!///」
上白沢さんだ、なんでそんなに顔を赤くしてるんだろ
「ごほん……さて、なんで店のものを盗んだり人の持ち物を盗んだりしたんだ?」
「そこに人がいたから」
「………頼む……もっとましな理由を言ってくれ」
理由を言うと、上白沢さんはどう言葉を返せばいいのか困っている。
ましな理由って言ってもね~………
「寝場所」
「……何?」
「寝場所が無いんだ、だからどこか住める場所ってない?」
「家を探してたのか…………いやまて、なら里の人間に危害を加えたのとは説明がつかないんだが」
「そりゃそうだよ、なんか面白そうだったから手を出したんだもん」
あ、これは怒ってるな。
だってニコニコしてるけど口が全く笑ってないんだもん。
それと寝場所についてなんだけど別に霊夢のところでも構わないんだよ?ただいつもあのバカやろうの相手をするのかと思うとね……
「まぁまぁ慧音先生、取られたものは昨日帰ってきてますから」
「お、奥さん……帰ってきている?」
「あ~、あれ?美味しかったよ。サンキューヤジ之助」
「メェ~」
僕はただいたずらしてた訳じゃないんだよ?
それはそうとあの変態勘違い野郎どこ行った、僕ここだぞ?
「いいじゃないか、な?」
「大ちゃんに触るな!」
「チ、チルノちゃん危ないよ!」
あのバカどスケベ野郎幼女にまで手を出してやがる。
あ、よく見たらあれチルノじゃん。人里にでも遊びに来たのかな?
まぁそれはどうでもいい
「あの男はまたちょっかいを………お前は何をしようとしてるんだ?」
何をしようとしてるのかって?決まってるじゃないか
ヤギ 走る距離 変態野郎
↓ ↓ ↓
●→→→→→→→→→●
チルノ・大妖精→●
さぁここまで書いたらわかると思うけど、やるよ?
「突撃だ!メェ~」ダッ
「なんゴフッ!?」ガスッ
ヤギのずつき!
変態は怯んだ!
「続いて………みなさんお待ちかね、外界のアトラクションをやらせてもらいまーす」
あまりの痛みに起き上がれないのか睨み付ける攻撃を仕掛けてくる変態。
でも残念、僕普通の生き物だけど普通じゃないところがあるんだ
特徴その1
・したがよく伸びる
特徴その2
・何回も試したがダメージは入らないところ
特徴その3
・武器を使うことができる
ちなみにしたが伸びる範囲は永久的なんだよね。
試してみたけどすごかったよ?………いろいろな意味で
「お、おい………ヤギ野郎…………何をする気だ!?」
「何って…………ジェットなコースターって言えばわかる?」
「ジェットなコースター……?……………………やめろ、俺が悪かった。だから下ろしてくれてか離そうとしないでくれ!!」
「あ、手が滑った」
「おわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
間違えた舌が滑っただった……またあそこか、まぁ最近暇だったしフランちゃんにでも会いに行くか。
ついでに門番もからかいに行こう
ヤベェ更新遅れた……
でもそれでもめげない!
というわけで次回もお楽しみに