前回の伏線!
ふみ緒さんが晴翔に向けて言った、「流石は秋干と未恵の息子なだけはあるね。」と言う言葉です。
今回その話が出てきます。ま、簡単なものですけどねw
もう1つ、涼子が晴翔のことを「晴君」と言ったことで懐かしく感じたとこです!
まあ、それは後々のことですので、気にしないで大丈夫です。
と、言うことで、第4話です!どうぞ!
創「十傑って、なんなの?」
晴「創真君、何も知らないで入ってきたの?」
この学校のこと、本当に何も知らないで入ってきたんだ…
晴「善二君、説明してくれない?」
善「なんで僕が…しょうがないな。『遠月十傑評議会』それは、学内評価上位10名の生徒達によって組織される委員会だ。遠月では多くの委員会が生徒の自治に委ねられ、あらゆる議題が遠月十傑によって合議される。まさに学園の最高意思決定機関。学園の組織図では総帥の直下にあり、講師陣ですら十傑の総意には従えざるを得ない。」
悠「何十年も昔、寮の部屋が満室だった頃、極星寮から十傑が出まくってたんだってさ」
涼「十傑の全てを極星寮が取っていた年もあったそうね。」
へー、そんな年もあったんだ。
善「そのなかでも、第68期の卒業生徒第1席『遊蘭未恵』、同期第2席の『楓鵞秋干』がすごいんだ!」
すごい人がいたもんだね。うん?なんか知ったような名前が…ってか、
晴「僕の父さんと母さんじゃん!」
涼「えぇ!未恵先輩と秋干先輩の息子さんだったの⁉︎」
晴「そうだよ。うん、そうだと思いたい。だから母さんはあんなにもすごかったんだ。」
大・昭「持ってきたぞ〜」
あれ、創真君の目の前にだれか…
慧「君が創真君だね?歓迎するよ。僕は2年の『一色慧』だ。一色先輩とそう呼んでくれ。」
あれが現十傑の慧先輩か。爽やかな人だな。
慧「君が楓鵞晴翔君かな?もしかして、遊蘭先輩と秋干先輩の息子さんかな?」
晴「そうですよ、慧先輩。これから、よろしくお願いします。」
慧「晴翔君にはすごく期待してるから頑張って。」
晴「慧先輩、プレッシャーがすごく重いですよ。そんなことを現十傑第七席に言われたら」
慧「ごめんよ。でも、本当に期待はしてるからね」
これでまた、頑張る理由ができてしまったよ。
慧「僕は嬉しいよ。寮に入る人が2人増えたんだ。同じ屋根の下で同じ釜を食う。これぞ青春、これぞ学生。僕はこれに憧れて寮に入ったんだ。」
慧先輩、そんな理由で寮を選んだんだ。
涼「晴君、これ飲みな?」
晴「ありがとう、涼子ちゃん。って、これお酒?」
涼「いいえ、違うわよ。ただのお米のジュースよ。」
なら、大丈夫か。
創「なんつうか、この寮は変人ばっかだな。」
創真君の言い分はわかるぞ。恵ちゃんにずっと言ってくる先輩とか、うるさくしても何も言わないふみ緒さんも。ついでに創真君も
でも、みんなが面白いのも事実なんだよね。ここなら料理を極められそうだしね。
慧「みんな、ジュースはもったね?では、幸平創真君と楓鵞晴翔君の前途に、極星寮の栄光に乾杯!」
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晴「すごいな。創真君は一瞬で馴染んじゃってるよ」
綠「いや、お前も十分に馴染んでるだろ?」
晴「当たり前だよ。だってみんなのノリがいいんだもん」
伊武崎君は燻製が得意なんだな。すごく美味しい。
大吾君と昭二君はいいライバルみたいな感じなんだ。
悠姫ちゃんの弄られ具合の度が若干すぎてる気もするけど…
創真君は失敗作出してるよ。うわ、不味そー
慧先輩はなぜか裸エプロンになってるよ⁉︎え…本当に第七席なの?大丈夫かな…
綠君は…駄目だ…創真君の失敗作にやられてる…
今回で晴翔の親についてわかりましたね。
実は晴翔の親は銀さんや城一郎さんに慕われています。