銀髪『晴翔』の成長日記   作:小祐璃

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今日の更新です。

なんか、ダメです。うん、何かがダメです。

、第17話です!どうぞ!


秋の選抜
第17話 汐見ゼミへ


晴「あれ?創真と恵を汐見ゼミに行くの?」

 

創「おう。いろいろと親父に聞いたからな。」

 

えー、僕は何も聞かされてないですけど?

 

創「ごめんください。」

 

晴「あれ?誰もいないな。」

 

なんだ?本当にいないのか?

あ、いた。

 

創「あの…」

 

潤「え!お客さん⁉︎すいません。今お茶を出しますから。」

 

身長小さいな。え?僕もだって?君ら、ぶち○すよ?

恵と潤先輩?が謝りの無限ループに入ってるな。

 

創「あの、ここのゼミの先生は?才馬城一郎の息子が来たって言ってもらえ」

 

ありゃりゃ、創真選手、ノックアウト!戦闘不能だ!

 

潤「才馬城一郎の息子?今すぐに出て言ってください。」

 

晴「あの、僕は秋干と未恵の息子なんですけど…」

 

潤「秋先輩と未恵先輩の息子さん⁉︎これは、申し訳ありません!」

 

ア「潤、頼まれた品、買って来たけど…」

 

そりゃ、言葉をなくすよな。うん。わかるぜ。

 

晴「君が、『葉山 アキラ』か。おもしろいやつだ。」

 

ア「お前は、晴翔 だっけか。」

 

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潤先輩の回想がやばいな。あれ、事あるごとに父さんと母さんが出てる気が…

 

潤「それで、私を助けてくれたのが、秋先輩と未恵先輩なんです。」

 

へー、流石は僕の父さんと母さんだ。

ってか、スパイスって美容にいいんだ。初めてしったな。

 

恵「私たち、極星の生徒で、スパイスについて教えてもらおうと…」

 

潤「そっちの、女子と先輩の息子さんなら、教えてもいいです。」

 

ア「悪いな。せっかくの客を邪険にして。俺はお前らと一緒の1年の葉山アキラだ。ここで助手をやってる。」

 

恵「へー、ゼミに入るのって普通、2年生からだよね?」

 

ア「しょうがないんだよ。その女には、俺が必要だからな。スパイスをいじる以外、何もできない女だからな。な、潤?」

 

潤「潤って呼ぶな!汐見教授でしょ⁉︎葉山くんは私の助手なんだからそこはちゃんと礼儀を持って…」

 

ア「潤?今日の水やり当番忘れてたぞ?」

 

これってさ?アキラが親で潤先輩が娘になってる気がするよね?

 

ア「カリパッタってなのスパイスだ。カレーリーフって呼ばれ方もあるな。」

 

晴「へー、これが潤先輩のすごさってことか。」

 

ア「よくわかったな。それも潤の研究テーマなんだ。熱帯地方限定のスパイスを国内生産の確立。冷凍技術を駆使した、長期保存の方法の発見や新しい調味成分の発見も、次々に成功させてる。」

 

すごい人なんだな。

 

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カレー、美味かったな。天辺を取るためには、こいつも超えなきゃいけないのか

 

ア「旨さよりも見た目よりも、まずはじめに届くもの。咀嚼しえんかしても漂うもの。それが香り。料理を制するものは香りを制するもの。すなわち、遠月の天辺を取るのは『葉山アキラ』この俺だ。」

 

創「お返しするは。あんたが作ったカレーよりも美味いもんを、選抜のカレーで食わせてやるよ。」

 

晴「忘れてるようだけど、僕はブロックは違うよ?でも、天辺を取るのはこの僕かな?」


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