銀髪『晴翔』の成長日記   作:小祐璃

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今日の更新です。

今日、部活の顧問にしごかれすぎて、死にかけです。


あの人、先輩に優しくて僕たちばっかし厳しくするんですよ?理不尽すぎます!

では、第15話です!どうぞ!


第15話 地獄の合宿4日目 2

晴「どうぞ。『パンケーキ』です。僕なりのアレンジが加えてあります。」

 

よし。まずは客を捕まえることが出来たぞ。

 

客「美味しい!」

 

スタートにしては、上々だな!このままさらに客を増やす!

 

客「鮮やかな料理の仕方だ。どれ、一皿食べてみようか。ん!これは!スズメバチのハチミツずけだね?しかも、これ程の甘みとは!」

 

晴「正解です。自家製のなんですよ。母さんと2人で試行錯誤して作ったものです。」

 

客「みんなに広めてくるとしようか。美味しい品をありがとう。」

 

晴「いえ、お客様に最大のおもてなしをするのが料理人ですから」

 

当たりを引いたな。200食は余裕だな。これ、食材が足りるか?

 

隣のモブキャラくんは、と。

 

晴「あれあれ?僕に勝つとか言ってたのはどいつだっけ?10皿もさばけてないじゃないですか?そんなんでいくんですか〜?」

 

モブ「う、うるさい!これからだ!」

 

銀「楓鵞 晴翔。200食達成。」

 

晴「これからも無くなるまで作り続けますよ?どうぞ!じゃんじゃん来てください!」

 

客「俺も食いたい!私も!僕も!」

 

お、これは頑張って作らないとな。

 

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ア「すいませーん。食材なくなっちゃたんで終わりにしていいですか?」

 

アリス終わったのか。これで、さらに客足が僕の元にくるな。

 

ア「晴くん、すごいね!」

 

晴「あー、アリスか。終わってからでいい?これは集中しないと追いつかんわ」

 

ア「えー、しょうがないわね。」

 

よし。あと200食は伸ばしてやるぜ。(300食現在)

 

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銀「これにて、試験を終わりにする。合格者は次に備えてくれ。」

 

ふー。終わったか。数えよっと。

………ん?………500食いった…か…?は…?

 

ア「すごいわね!晴くん!」

 

リ「晴翔、流石だな。」

 

紅「これは、行き過ぎですよ。」

 

晴「悪い。現実が信じられん。」

 

いやいや、2時間で500食に届くか?普通。まあ、途中くらいから料理だけに集中してたからわからなかったけどさ。

 

極星「晴(くん)翔(くん)には、勝てないわ…」

 

晴「みんな受かったんだね。極星寮でみんなで帰れる?」

 

綠「最後に残ってるぞ。行こうぜ。」

 

銀「合宿お疲れ様。最後の課題は卒業生で組んだフルコースだ!合格生徒439名!存分に楽しんでくれ!」

 

合格者「よっしゃー!!!!!!」

 

すごいな。どれもすごくうまい!流石は卒業生の先輩たちだ。

 

博「晴翔くん、君は遠月リゾートに来る気はないかな?君ならすぐにできると思うのだけど?」

 

日「ダメです!私が晴翔くんももらいます!」

 

小「日向子、ダメだ。こいつは俺がもらう。」

 

レ「ワタシの所で働く気はないデスカ?」

 

冬「私のところに来る気はない?」

 

わー、すごいな卒業生の先輩たちが…

って、父さんと母さんはニヤついてるだけ⁉︎

 

晴「お気持ちはありがたいのですが、僕は父さんと母さんの定食屋を継ぐつもりなので…でも、修行として行かせてもらえれば嬉しいのですが…」

 

先輩「うちのところに来なさい!」

 

怖いって…

 

秋「おい、晴翔が困ってるだろ?俺が後で修行先の店を決めるから黙っとけって。」

 

父さんすげー。

 

秋「ま、お前が俺らに勝てるまで譲らないけどなw」

 

晴「よし。絶対に鳴かせてやる!」

 

こうして、地獄の合宿は終わった…らしい…




晴翔、最強すぎね…?

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