Veronica Ⅱ   作:つな*

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Veronicaの懐古

代理戦争二日目の夜

各チームが同時に復讐者による奇襲を受けていた。

 

骸side

 

そいつは急に空間を開いて現れた。

 

「何で今こいつが現れるびょん!」

「はて、何しに来られたのですか?」

 

動揺する犬を宥める様に静かに言い放つ。

だがそいつは無言で攻撃を仕掛けてきた。

 

「一体どういうことでしょう…」

 

本気で殺すつもり……

 

「復讐者!」

 

目の前の復讐者は何も応えずただ僕たちを殺そうと襲い掛かる。

攻撃を防ぎながら、犬や千種に逃げるよう施す。

 

「千種、退却しなさい」

「…しかし、また…」

「今度はすぐ戻ります」

「……退こう犬!骸様の足手纏いになる!」

「仕方ないっわかったびょん!」

 

二人が逃げたことを確認すると復讐者に視線を戻し、幻術で攻撃を繰り出す。

戦況が均衡している時に、僕の背後の空間が揺れ出した。

 

「!?」

 

直ぐにその場を離れると、復讐者がもう一体増えていた。

 

「ちぃっ」

 

二対を相手にしながら、戦っていると先ほどの戦闘でやられた傷が痛みだし、僅かに動きが鈍る。

それを逃さない復讐者の攻撃が僕の心臓を貫こうとしたら、いきなり鎖が千切れる。

急なことに驚く僕は復讐者を見やるが、彼らも動揺していた。

 

「動くなよ、六道骸」

「!」

 

低く、威圧的な声が頭上から降って来た。

すると瞬く間に片方の復讐者の首が胴体と離れていき、もう片方の復讐者の腕から夥しい鮮血が飛び散る。

腕が斬られたと分かると共に、乱入者がそのまま復讐者にたたみ掛ける。

戦力的にも不利と悟った片腕の無い復讐者は黒いワープを作り出し、去っていった。

乱入者は僕のすぐ隣に歩いてくる。

あそこまで苦労して戦った相手をこうも容易く殺し、退かせた目の間の人物に背中に冷や汗が伝う。

 

「何故あなたがここにいるのです?」

「お前に、少し聞きたいことがある」

「っふ、それはあなたが憑依者であるということでしょうか……ザンザス」

 

暗い空間の中、ザンザスの真っ赤な瞳が僕を射抜いた。

 

 

 

 

沢田綱吉side

 

同時多発で色んなチームに奇襲が来た。

リボーンが各チームと連絡を取っている間は風さんが俺らについてくれていた。

漸くリボーンが帰ってきて、現状報告をし出す。

 

「今現在残っているチームは風・ヴェルデ・マーモン・俺達のチームだ」

「え、じゃあ今回の奇襲で脱落したチームはいなかったの?」

「ああ風とマーモン達は奇襲にあっていない上にヴェルデのチームも被害は少ないって言ってたぞ」

「え!?」

「マーモンチームは一日目に泊まったホテルに囮を置いていて、二日目から別のホテルに移ってたらしい…だから復讐者も奴らの場所は分からなかったみてぇだな」

「そんなことまでしてたんだ…でも風さんは?」

「単に奴の代理者の行方が掴めなかっただけだと言っていたが…」

「風さんの代理って雲雀さんじゃ…」

「違ぇぞ、雲雀は既に代理戦争を降りてる」

「ええ!?」

「詳しいことは聞いてねぇが、風も代理者から口止めされてるらしくてな」

「なんだか分かんなくなってきたなぁ…にしてもいきなり乱入するなんて酷い奴等だな…」

「これで奴らのやり方がわかったな、これからもどんな汚い手を使ってくるか分かんねー相手だぞ」

「フェアじゃねーのな…」

「チェッカーフェイスは何で何も注意しねーんだ!審判じゃねーのかよ!?」

「お前たちはとにかく休め、今から寝てどれだけ体力が回復するかがカギだ」

 

リボーンの言葉に山本も獄寺君も渋々ながら寝る体勢に入る。

だが時刻が0時になった瞬間に再び戦闘開始前の合図が鳴り出す。

 

「そんな、もう戦闘開始!?」

「確かに理屈としては日が変わったけど夜中の12時ってなぁ…」

「チェッカーファイスのクソオヤジ!休ませねぇつもりかよ!」

 

文句を言いつつも、戦闘可能な広い場所に移る。

20秒を切ったところで公園に入ると、そこには骸がいた。

何であいつが並盛にいるのかは分からないが、ここで戦闘を始めようとする。

 

『バトル開始、今回の制限時間は12分です』

 

戦闘開始の合図がなると同時に、ヴェルデチームが集まって来た。

ヴェルデチームと戦闘になるかと思った時に、空間に黒い靄が現れる。

皆が反応し出す。

 

「やはり来たか!」

「なんてことだ!」

「復讐者がっ…三体!?」

 

そこには一体でも苦労した復讐者が三体も現れた。

本当にこいつらを倒すことが出来るんだろうか…

 

俺は不安になりながらも、死ぬ気モードになり復讐者に挑みに地を蹴った。

 

 

 

 

フランside

 

ヴェロニカお姉さんの言う通りに、ずっとボスの隣にいた。

でもずっとホテルの部屋の中にいるのが飽きてきて、外に出た。

ちゃんとリングにマモンチェーンをつけてるし、既に今日の戦闘は終わっているから大丈夫だと思って公園に向かう。

辺りは暗くて誰もいなかったので、公園を貸し切った気持ちになっていた。

遊んでも外れないようにマモンチェーンをキツく巻きなおして、公園を走り回る。

ブランコや滑り台で遊んでいて、そろそろ帰ろうかと思って時計塔を見やった。

 

「げ、もう0時だ…バレたらロンゲと前髪先輩に怒られる」

 

げんなりしながらも眠くなっていたのでそのまま公園を出ようとしていたら、急に時計が鳴り出した。

 

『バトル開始一分前です』

「え、あ」

 

今からホテルに戻ろうとしてもホテルまで走って5分もするから間に合わないし…

急に足底が冷えるような気がして身震いする。

 

「どうしよう」

 

助けを呼ぼうにも携帯もない、財布もない。

ミーは困惑する中で公園の中に戻る。

そして公園のトイレに入る。

一番奥に入り、鍵を閉めずに扉の裏に隠れるとカウントダウンが終わる。

 

『バトル開始、今回の戦闘時間は12分です』

 

12分だけ見つからなければいいんだ、12分だけ…

ミーは息を殺して隠れていた。

5分が過ぎても公園に誰も入っては来なかった。

6分、7分と段々と時間は過ぎていき、これなら大丈夫だと思い始める。

9分、10分が経ち、あと2分というところで公園に足音が鳴った。

ジャリ、ジャリ、と地面と擦れる音に息を飲む。

 

「ここから戦闘前に僅かな炎を感じた…」

「代理戦争の参加者は皆殺しだ、探し出せ」

 

人間とは思えないような声がすると同時に、片方の足音が近づいてくる。

時計を見ると残り一分だったけど、既に足音はトイレの中に入ってきていた。

ミーはとにかく息を殺していたけれど、心臓の音でバレないか怖くて目の前がぼやける。

ミーのいる扉まで来ると月の光で影が見えた。

帽子を被った影と、鎖の影が見えて思わず声が漏れそうになる。

何か肉が腐ったような匂いまでしてきて、咄嗟に両手で口と鼻を塞ぐ。

 

「そこか」

 

その一言と共に、視界の端に包帯が見えた。

ゆっくりと扉が開いていき、もうダメだと思って体が震えだす。

そして視界にそれが映る。

顔を包帯で巻き、黒い帽子、長い鎖を持っている手が徐にミーに伸びてきた。

 

 

 

「カッ消えろ」

 

 

凛とした声が響いて、目の前の怪物が消えた。

そして轟音と共に、トイレの壁が崩れていく。

 

「ひぃっ」

 

情けない声を出すと同時に、ウォッチが鳴り響いた。

 

『戦闘終了』

 

フランの体から力が抜けていくと、頭上から声が降ってくる。

 

「何でお前こんなところにいやがる」

「あ………ヴェロニカ…お姉さん」

 

そこには黒髪のセミロングで、少し厚めの唇、割れた眉毛のヴェロニカお姉さんがいた。

ミーは今度こそ我慢していた涙が止まらずに、ヴェロニカお姉さんにしがみつく。

ヴェロニカお姉さんは溜息を吐き、ミーを抱き上げる。

 

「おい、その名で呼ぶなと言ったはずだ」

「ごめんなさい」

「いやそれより何で外に出た…一人で出るなとスクアーロが言っていただろ」

「ぅぅぅうう……ぐす…怖かったです……ぅ…」

「……」

「あれ死神ですかぁ……」

「あれが敵だ…」

「怖いのでミーは戦いたくないです…」

「そうか…」

 

ヴェロニカお姉さんが、ミーの背中を軽く叩いてくるので段々と眠くなっていく。

ミーは我慢できなくてそのまま眠ることにした。

 

 

 

 

 

ヴェロニカside

 

 

用事を済ませて、そろそろスクアーロ達と合流をしようとした時だった。

時計を確認すると既に0時になる3分前で、復讐者が自分たちを探していることは知っていたので一旦コンビニの中に隠れてリングにマモンチェーンをつける。

すると原作通りに0時に戦闘開始前の合図が鳴り響く。

マモンチェーンをしている限り、奴らがこちらに気付くことはないと思い、コンビニで立ち読みしながら時間が過ぎるのを待っていた。

どうやら今度の戦闘は12分かと思いながら、雑誌を読み始める。

すると8分を過ぎた辺りで、第8属性の炎の気配が近くに感じた。

ここは現在ヴァリアーの泊まっているホテルの近くとあって、もしかしたらヴァリアーの誰かが見つかったのかもしれないと、コンビニを出て炎の気配を辿っていく。

 

「こっちか…」

 

炎を感知されないために、気配を消しながら徒歩で第8属性の炎の気配を追っていく。

2分ほど歩いたところに公園が見え、公園の中に2体の復讐者が入っていくのが見える。

一体は中に入っていき、もう一体は別の場所へ向かいだす。

会話を聞き取っていると、どうやら僅かな炎の反応を感知して探しに来たらしかった。

んー、僅かな炎の反応ってことは尚更ヴァリアーの誰かだろうか…

でも、うちの幹部らはスクアーロの報告じゃ、まだ復讐者と対峙してないから力量分からずに突っ込んでいきそう…

何で隠れてるんだ?

んー?

 

「ぁ…」

 

もしかしてフランだろうか?

マモンチェーンをしていても運が悪ければ微量は察知されるし、炎のコントロールが出来ないフランなら尚更。

一応他のチームの代理人ということも考えながら、ウォッチを見る。

そこには時間が1分を切っていることを確認する。

どのみち復讐者と今ドンパチやっても1分くらいなら大丈夫だろうと思い、公園に入った方の復讐者をつけて行く。

気配を完全に消して、復讐者の入っていったトイレを覗く。

 

「そこか」

 

すると復讐者は奥のトイレの扉の前で止まり、徐に手を扉に当てて扉を開く。

復讐者の意識が完全にトイレの中に向いてる瞬間に、ヴェロニカは銃口を復讐者の頭部に向けて間髪開けずに撃ち込む。

 

「カッ消えろ」

 

復讐者はそのまま壁をぶち抜いて、公園の端まで吹き飛ばされる。

いきなりの攻撃に反応できずもろに攻撃が入り、よろめいているのが見えた。

そいつが立ち上がり、こちらに向かう前にウォッチが鳴り響く。

 

『戦闘終了です』

 

その言葉に、血を流している復讐者はワープを使って消えていく。

それを見送ると、トイレの中で震えている背中を見る。

あー、やっぱりフランだったか。

どうせ窮屈になって外に出たとかだろうけど……これ私が気付かなかったら死んでたパターンだよね。

あっぶな、コイツ死んだら計画がパーになるところだった。

 

「何でお前こんなところにいやがる」

「あ………ヴェロニカ…お姉さん」

 

いつも思うけど、何でこいつにだけは私が精神体で見えるんだろうか…

フランが泣きながら抱き着いてくるので、仕方なく抱き上げる。

これ幹部に見られたら別人だと思われる、絶対に。

 

「おい、その名で呼ぶなと言ったはずだ」

「ごめんなさい」

「いやそれより何で外に出た…一人で出るなとスクアーロが言っていただろ」

「ぅぅぅうう……ぐす…怖かったです……ぅ…」

「……」

 

いやまぁ復讐者って一種のグロだもんね。

グロ注意とかないと多分心臓悪い人とか死んじゃうよね。

フランも子供だし、怖がるのは無理ないのかなぁ…

なんかおっさんのフランしか見たことなかったから、子供フランが新鮮すぎる。

 

「あれ死神ですかぁ……」

「あれが敵だ…」

「怖いのでミーは戦いたくないです…」

「そうか…」

 

戦場には連れて行く予定だけど、戦闘させる予定はないから大丈夫だと思う…

泣き止まないフランの背中をリズムよく叩いでいると、フランの寝息が聞こえてきた。

既に戦闘時間も過ぎているため、復讐者の気配はどこにもなく、そのままトイレを出る。

直ぐにホテルに行っても良かったが、今まで色々動き回っていたお陰で疲労を感じ、少し間だけ休もうとブランコに腰掛ける。

勿論フランを抱えたままでだ。

入江が見たら絶叫しそう…んでもって他の人が見たら取り合えず目を擦るだろうなぁ…

1時間くらい休んでから公園を出るというところで、かなりのスピードでこちらに近付いてくる気配を察知する。

これは、沢田綱吉か…

同盟の話で私を探し回ってたのか?

待って、待て、フラン抱っこしたままだから会えない。

ザンザスの印象が崩壊しまくる。

慌ててフランをベンチに寝かせようと一歩踏み出すと、背後から声を掛けられた。

 

「ザンザス」

 

遅かったー!くっそ、これならそのままホテルに戻ればよかった!

沢田綱吉はヴェロニカの姿を見て一瞬目を見開くが、直ぐに真剣な表情に戻る。

 

「力を貸してくれ」

 

とても真剣な雰囲気に悪いんだけど、フランを抱っこしてる子連れの男性にそれ言ってもさぁ…

黙っているヴェロニカに、沢田綱吉はそのまま言葉を続ける。

バミューダの目的、そしてアルコバレーノの末路、今回の代理戦争の真実を全て話し終える。

 

「それで、俺一人じゃ絶対勝てないんだ!だから、だからっ協力してほしい!」

 

わーお、入江に一応聞いていたけど、ここまで詳細は分かんなかったから聞けて良かった。

マーモン死んじゃうのか、それは私も嫌だなぁ。

別の世界ではあるけれど、マーモンは家族みたいなもんだし。

 

「明日、全チームを呼んで話し合いをするから参加してほしいんだ」

「それを、俺が聞き入れるとでも?」

「頼む、ザンザスは強いから大きな戦力になる………」

「……」

 

一向に首を縦に振らないザンザスに沢田は痺れを切らして叫ぶ。

 

「頼むよ!リボーンを助けたいんだ‼」

「…」

「直ぐ殴るし、人の言うこと聞かないし、いつも勝手に俺を巻き込むし、無茶苦茶な奴だけど!俺の大事な家庭教師なんだよ!」

 

 

「いいだろう、同盟を組んでやる」

「えっ」

 

目を丸くして、ヴェロニカの言葉に驚いている沢田綱吉を見る。

まるで、昔の私を思い出すなぁ…

 

 

❝非情で、冷酷で、暴君で、極悪人だったけど……❞

 

今よりも年を重ねた沢田綱吉に必死に縋った自身を。

 

❝それでも私の…血の繋がった…たった一人の父親なんだ……❞

 

 

「借りは返した」

「え?か、借り?」

 

何のことだか分からないという様な表情をしている沢田綱吉に内心笑う。

教えるつもりはない。

私だけが知っていればいい。

ヴェロニカはその場を去ろうと、沢田綱吉の横を通り過ぎる。

すると沢田綱吉が慌てたように引き留める。

 

「あ!あのさ、ザンザス!」

 

振り返らずに足だけ止める。

 

「お前…いつまで偽ってるんだ…」

「あ”?」

「リング争奪戦の時もそうだったし、未来でもそうだった……お、お前本当は」

「黙れカス」

 

沢田綱吉の言葉を遮る。

 

「お前が何を勘違いしてんのか知らねぇが、俺は気に入らねぇ奴なら誰だろうとカッ消すぞ」

「ザン「余計な口利く暇あんなら動け」

 

それ以降、沢田綱吉の言葉を無視してフランを抱えながらホテルに戻る。

あー、もう締まる雰囲気もフランのせいでおじゃんだよ。

ホテルに戻ると、スクアーロが玄関先に立っていた。

そろそろ帰ってくることを知らされていたけど、途中で戦闘時間に入ってしまったので心配していたとのこと。

フランを預けてホテルの中に入る。

 

「あ、ボス」

 

幹部達が全員集まっていて、何やら今後のことを話そうとしていたらしい。

マーモンがザンザスの存在に気付き、寄ってくる。

 

「ボス、その…少し大変なことになったんだ」

「聞いた、復讐者の参戦だろ」

「!…ああ」

 

どうやら他のチームが復讐者によって奇襲されたことが伝わっていたらしい。

そして、アルコバレーノの末路、今回の虹の代理戦争の真の目的をマーモンが幹部達に説明していた。

そこはかとなくマーモンが気落ちしているように見えるが、まぁ仕方ないかと思う。

縋った先が死亡フラグだったと聞かされれば泣くわな。

マーモンが他のチームとの同盟が必要になるかもしれないと遠回しに伝えながら私をチラチラ見ていた。

 

「そ、それでね…ボス…あの……」

 

いじらしいなぁ…可愛いからもう少し見ておこう。

ザンザスが怖くて言い出せないマーモンが可哀そうになってきたのかルッスーリアが入って来た。

 

「ボス、他のチームと同盟組んじゃダメなの?」

「う”お”ぉい!ボス!意地悪ぃことしてねーで早く教えてやれよ」

「……同盟ならさきほどしてきた」

「「「「え」」」」

「ボ、ボス!ありがとうっ」

 

マーモンが感激しながらお礼を言ってくる。

 

「俺が気に入らねぇ作戦だったら即刻破棄するがな」

 

それだけ付け足して、ヴェロニカは奥の間に戻る。

少し後にスクアーロが入って来た。

 

「お疲れ…フランには僕からきつく言っておくよ」

「あと少しで復讐者に殺されてたところだったぞ、気を付けろ」

「本当にごめん」

「誰も気付いていないな?」

「ああ」

「…明日で全てが終わる」

「分かってる」

 

既に時刻は2時を回っていたのでその日はもう寝ることにした。

 

 


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