Veronica Ⅱ   作:つな*

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Veronicaの懸念

今夜は霧の守護者対決で、マーモンは面倒くさそうに体育館へ移動していた。

ヴェロニカも一応渋々だが、見に行くことになった。

マーモンの幻覚なんて調和して解除したいけれど、それだとクロームに掛かる幻覚も解いてしまう為わざわざ掛からないといけないのだ。

この上なく面倒だが、仕方なく霧の守護者対決を見ることにした。

チェルベッロの開始宣言で、クロームが先制攻撃を放つがマーモンには全く効いていなかった。

マーモンも容赦なくクロームを叩きのめし、ハーフリングを奪おうとした時、状況が一変する。

空気が変わり、クロームの雰囲気も変化する。

体育館全体に掛かっていた霧が晴れると、そこには六道骸が立っていた。

マーモンは六道骸の登場に驚くも、すぐさま攻撃に移る。

体育館の床が歪んだり、一種の視覚の暴力にヴェロニカは眉間に皺を寄せる。

後は記憶通りにマーモンが破裂し、逃走していった。

ゴーラモスカには後ほどマーモンを殺せと沢田綱吉達の前で命令した。

すると六道骸がヴェロニカに向かって喋り出す。

 

「全く君はマフィアの闇そのもの―――…」

 

だが、ヴェロニカを目にした瞬間、骸は目を見開き驚愕を露わにした。

 

「これは…珍しいですね………クフフ、僕と同じような状態の者を見るとは…」

「「!」」

 

表情にこそ出さないが、ヴェロニカと隣にいたスクアーロが内心驚く。

まさか、骸は分かるのか?

確かに今の私たちは憑依中だが……

骸の発言にヴェロニカと入江以外の者は意味を分かっていないようだった。

 

「クフフ、どうしてそうなっているのかは分かりませんが……僕と違って深く、それも強く結びついています………」

「何をべらべら喋ってやがる」

「クフフ…まぁいいでしょう。それよりも君の考えている恐ろしい企ては僕すら畏怖の念を感じますよ」

 

誰が教えたんだろうなー

内心家光を疑うヴェロニカはそのまま骸を睨みつける。

骸はそれを一蹴し、振り返り沢田綱吉の方向へ歩いていく。

そして沢田綱吉と少しだけ言葉を交わすと、骸はクロームに戻った。

その日の霧の守護者対決は終わった。

ホテルに戻ると、スクアーロがヴェロニカの部屋に入ってきた。

 

「ヴェロニカちゃん…さっきの骸の言葉…」

「まぁ確実にバレてるだろうな」

「やっぱりそうだよね…」

「別に誰かにばらす様なことはしないだろ」

「そうだといいけど……」

 

どうせあいつ10年後まで復讐者の牢獄から出てこれないし。

二人とも、胸の中にモヤモヤを抱えたまま、その日は終わった。

 

 

翌日の昼、スクアーロはこっそりとゴーラモスカの点検を行っていると、中にいる九代目が気になった。

第二・第三世代のモスカの設計図を思い出して、中にいる者の炎の吸収効率を大幅に高めた機械になっていて、さらに中には衝撃吸収のマットレスを胸部と頭部に設置している。

あとはヴェロニカから聞いた話では沢田綱吉がゴーラ・モスカの胸部に穴を空けると言っていたので、致命傷になりえる箇所は少し硬めの装甲にした。

結構九代目に優しすぎるのでは?と思いもしたので、取り合えず致死率のない神経毒を気化して中に充満させてある。

ゴーラ・モスカは今も作動していて、それは中で九代目が生存している証拠でもあった。

それでも、中を開けて容態を見てみようとは思ったが、開けたが最後気化されている神経毒に侵されて自分も動けなくなると思い止まる。

 

「これからどうなるんだろ………」

 

入江のか細い声は誰にも聞こえずに消えて行った。

 

 

 

その夜、並盛中のグランドで雲の守護者の対決があった。

チェルベッロの声で試合が始まり、雲雀恭弥とゴーラモスカが対峙する。

ヴェロニカはその様子を見て内心首を傾げる。

んん?何か……なんていうか…………拮抗してね?

原作でも過去でも確か、ここってモスカ瞬殺じゃなかった?

入江ぇ?何したの…ていうか何作ったの?

雲雀とゴーラモスカは今も尚激しい戦闘が行われ、会場に埋められている地雷がいくつも爆発している。

雲雀のトンファーはゴーラ・モスカの装甲にこれといったダメージを与えていないことは見るからに明らかだった。

あ、入江が知ってるモスカって…第二世代だよね…

第二世代って強くなってたんだっけ?

でも雲雀だし、それでも勝てるかと思ってたんだけど、これ如何に…

めっちゃ苦戦してるじゃないですかー

これマジどうしよう

雲雀がちゃんと勝負に勝てたところで、沢田綱吉が暴走するゴーラモスカを破壊いなきゃいけないんだが、これは予想以上に時間がかかるかもしれない。

まずゴーラ・モスカが本来より果てしなくグレードアップしちゃってるし。

ヴェロニカの焦りを知らずか、ゴーラ・モスカと雲雀の戦いは苛烈になっていくばかりだった。

試合を観ている山本達も、ゴーラ・モスカの強さに唖然としている。

 

「そ、そんな…雲雀が苦戦してるだなんて」

「あの機械野郎…」

 

数十分経つと、タイムリミットが近づいていきそろそろ時間だと思い焦っていたヴェロニカだったが、ようやく雲雀恭弥がゴーラ・モスカに大打撃を与えた。

所々から立ち上がる煙に、獄寺達は喜んでいるような雰囲気を纏う。

ここから、本番だな。

ヴェロニカは立ち上がり、モスカと雲雀恭弥の方に向かって歩き出す。

雲雀はトンファーを構えるが、ヴェロニカはそれを無視してゴーラモスカの方へ手を伸ばす。

だが雲雀は無視されたことに腹が立ったのか、ヴェロニカに向かって走り出す。

トンファーで攻撃するも、ヴェロニカは軽々と避けていく。

 

「俺はその壊れたガラクタを回収しに来ただけだ」

 

勿論、雲雀がそんな言葉で止まらないことなど百も承知だった。

自分らの負けだと言ってみたが案の定一蹴され、攻撃し続ける。

雲雀の攻撃を躱し、ゴ―ラモスカの暴走を待つ。

ちゃんと途中でチェルベッロに念を押すのを忘れずに。

 

「チェルベッロ、この一部始終を忘れるな…俺は攻撃してねぇとな」

 

言い終えると同時に、雲雀がトンファーを振り下ろしてきた。

その瞬間、緑色の光線が雲雀の足を掠め、肉を抉る。

突然のことに観戦していた者達はスクアーロとマーモン以外皆同様に驚愕する。

雲雀は足を抉られた痛みで膝をつく。

そしてゴーラモスカの暴走が始まった。

 

「言わんこっちゃねぇ…俺は回収しようとしたがそれを向こうの雲の守護者が阻んだ」

 

ゴーラモスカの暴走を見ながら笑みを浮かべ、周りの者に言う。

 

「奴のせいでモスカの制御が効かなくなっちまった」

「暴走してるっていうのか……」

 

ヴェロニカの言葉に獄寺が冷や汗を浮かべながら、ゴーラモスカを睨む。

ゴーラモスカは敵味方構わず、攻撃しまくり、後ろの方でレヴィが被害を喰らっていた。

すると、逃げ回っていたクロームが会場に入っていき地雷を踏んでしまい、それを犬と千種が助けていた。

だがそこにゴーラモスカの放つ弾丸とレーザーが彼らを襲う。

誰もがやられたと思ったが、そこにはオレンジ色の炎がレーザーから三人を守っていた。

 

来たか…沢田綱吉…

 

沢田綱吉はゴーラモスカと空中戦をし出す。

 

うわぁ…装甲硬すぎない?アレ…

アームの関節部分も壊れにくくなってるじゃん

沢田がめちゃくちゃ殴ってるのにあんま効いてないし…

一体いつになったら倒すんだろう……

 

ヴェロニカの思いは誰にも分からず、ただその場にいる者は皆空中での戦いを只々眺めているだけだった。

 

 

 

 

 

 

沢田家光side

 

ボンゴレ本部では、腹部に重傷を負った家光とその部下がいた。

今まで本部にいた九代目が偽物で、既に本物は日本へ行っていたことが分かり、皆は驚いていた。

そんな時に…

 

「くひひ…」

「「「!?」」」

 

急に笑い出した拘束された九代目の影武者にその場に居た者が振り返る。

 

「手遅れだ…」

「何を……言っているんだ」

「手遅れだって言ってんだよ」

 

九代目の皮を被ったその男は、醜い笑みを作り、その場にいるものを嘲笑う。

部下の一人、ターメリックが男の襟元を掴み、声を荒げる。

 

「おい、何が手遅れなんだ!さっさと答えろ!」

 

男は笑いながらゴーラモスカのことを喋る。

ヴァリアーが軍から盗ってきた設計図を基にモスカを作ったこと。

そして、モスカの動力源が死ぬ気の炎の生命エネルギーであること。

それを聞いた瞬間、俺は最悪の予想が脳裏を過ぎった。

 

「――しだ…」

「え」

「中止だ!今すぐ雲のリングの争奪戦を中止するんだ!」

 

まさか九代目は――――…

俺は感情に任せて男を殴る。

同時に腹部から血がどぷりと流れ出るが怒りと焦燥は静まらなかった。

俺に殴られた男は笑いながら、だが憎たらしいような顔で睨みつけてきた。

 

「っは、お前らはまた騙されたんだ!今も昔も!げははははは」

「黙れ!8年前の九代目の温情を仇で返しやがって‼」

 

俺の言葉に男は急に静まった。

その様子にその場にいた者は訝し気に男を見ていた。

 

「温情………温情だと?」

 

先ほど笑っていた男の表情は今にもこちらを殺さんといわんばかりの憎しみが表れる。

 

「ふざけるなよ!オッタビオの戯言を信じたクソジジイの温情など溝に捨ててやる!」

 

男が拘束された体を動かした瞬間、辺りが爆発する。

俺は熱風に巻き込まれ飛ばされる。

他の者も飛ばされるが、誰も致命傷を負った者はおらず、俺は安堵した。

そして先ほどの男が拘束されていた場所を見ると、原型が留めていない肉片があった。

 

「…自害したか……」

「親方様、大丈夫ですか?」

「ああ……それよりも…」

「先ほどの言葉、引っ掛かるな」

 

俺の言葉を被せる様にラルが発言する。

 

「オッタビオって確か…」

「ああ、ザンザスの腹心だった男…8年前にスクアーロに殺された男だ」

「そして、ザンザスのクーデター計画を密告した者…」

 

ラルの言葉にその場に居たオレガノが反応する。

 

「待て、でもさっき男は…オッタビオの虚言と……」

「ああ、これは………一度全て洗い出す必要があるかもしれないぞ」

「8年前の真実を―――…」

 

あの男の言葉が本当ならば…ザンザスは―――――

 

俺はそこまで思考するが、元々負っていた傷と先ほどの爆発での出血で意識が遠のいていった。

 

❝聞けっつってんだろうが!❞

❝ボスはどこだ……❞

 

ああ、あの時のスクアーロの表情の意味が分かったかもしれない…

 

 

あれは失望だ。

 

 

 

 

 

 

ヴェロニカside

 

 

「うぉぉおおおおおおっ」

 

沢田綱吉の雄叫びと共にゴーラモスカの装甲が真ん中から真っ二つに引き裂かれた。

それはゴーラモスカと沢田綱吉が対峙してから既に15分近く経っていた頃だった。

ヴェロニカはそれを眺めながら内心安堵した。

ちゃんと倒せたか。

あっぶなぁ、ほんと、やっと勝てた感がめっちゃあるんだけど…

沢田とか凄く息が荒いし、何か所々火傷や打撲傷が見える。

うーん、これちゃんと明日、零地点突破を会得出来るのかな?

ていうかじいちゃん大丈夫かな…

一応入江には中の人に優しめに作ってとはいったけど、生命力奪われることに違いないし。

ヴェロニカがそう思っている時に、ゴーラモスカから人影が現れる。

その影はゆっくりとモスカの外に出てきて、重力に従い地面に落ちた。

その場にいた者は、出てきた人物に驚愕する。

 

「この人……九代目……」

 

沢田は驚愕し、通常の状態に戻る。

直ぐにリボーンが近寄り、九代目の状態を診る。

そして九代目が危険な状態ということが分かると困惑する沢田綱吉に、ヴェロニカは喋り出した。

 

「誰だ…ジジイを容赦なくぶん殴ったのは…」

 

自身の手を見て震える沢田綱吉に追い打ちをかけるように畳みかける。

 

「誰だぁ、モスカごとジジイを真っ二つに焼き切ってたのはよぉ」

 

まぁ沢田の攻撃は、ほとんど衝撃吸収マットでダメージいってないと思うけどね

多分そこの九代目が倒れてるのって、生命力の枯渇と神経毒のせいじゃないかな?

そこまで強い毒ではなかったはずだけど

 

「そ、そんな……俺が九代目を……」

 

ヴェロニカの内心も分からず、沢田綱吉は絶望したかのように九代目を見る。

と、その時、九代目が薄く目を開けた。

 

「違う……」

「!」

「悪いのは……私だ………」

「きゅ、九代目!」

 

マジか…じいちゃん起きやがった

タフネスなジジイだなぁ…流石ボンゴレのボスってことか

 

「こうなったのは全て私の弱さ故………私の弱さからザンザスを永い眠りから目覚めさせてしまった」

「眠りとはどういうことだ?ザンザスはゆりかごの後、ファミリーを抜けボンゴレの厳重な監視下に置かれていたはずだぞ」

「ゆりかご?」

 

リボーンの言葉に沢田綱吉が反応する。

 

「8年前、ザンザスがクーデターを策略し、それを事前に知ったボンゴレがヴァリアー本部にザンザスを制圧しようと突入した時に起きた事件のことだ…。

ザンザスの抵抗は過激で、ヴァリアー本部はほぼ全壊…九代目との戦闘で巨大な太陽を生み出したとまで言われている」

「太………陽…?」

「ああ、それを相殺しようと九代目が全力を尽くすが、一部は建物を巻き込み全壊させ、九代目本人も過去一番の重傷を負ったと言われている…

そんな事件の首謀者が九代目の息子、ザンザスであるという恐ろしい事実は極秘扱いにされ、知るのは上層部とそのとき戦ったボンゴレの超精鋭のみだがな」

 

初耳なんですけど?

いやまぁ入江は気絶してたって言ってたし…当時の被害なんて詳しく聞かなかったのもあるけど…

太陽?なにそれ…

いや思い当たることはあるっちゃあるけど…多分最後に暴走しちゃったやつだよね

あれそんな被害生み出したんだ……恐ろしや

ていうか私が言うのもなんだけど、重症負わされておきながらそのまま殺さずに凍らせるとか…九代目はマフィアのボスに絶対合わないよな

 

「ザンザスの時間は8年間止まったままだった……あの時のまま眠り続けていたのだ。怖ろしい程の怒りと執念を増幅させて………」

 

執念はともかく、若干の怒りはあったわこの野郎

元はと言えばオッタビオが全ての元凶だけどな!

こちとら冤罪で8年間を無駄にしたわけで…怒ってもいい気がする

オッタビオとかなぶり殺したかったけど、入江が殺してしまったし

そんな中怒りのやり場が九代目に行くの必然じゃね?

私聖人君子じゃないし、パパの娘でマフィアのボスだけあって冷酷な部分も持ち合わせてると言う自覚あるし

いくらじいちゃん相手でも、やられたらやり返す精神である

 

「いつも君のことはリボーンから聞いていたよ

だから私は君をボンゴレ十代目に選んだ…すまない………だが君でよかった」

 

段々と生気が薄れていく九代目に沢田綱吉は焦り出す。

 

「待って…そんな、待ってください九代目っ…」

 

沢田綱吉の言葉は虚しく、九代目はそのまま目を閉じてしまう。

さてここからパパのあのセリフ…崇高なるボンゴレが~だが、あれを言えば途中で吹きそうなので言わないことにした。

取り合えずそれらしいことは言えばいいかな、うん。

 

「よくも九代目を殺してくれたな…もはやリング争奪戦は無意味…お前をボンゴレの敵としてここで殺す」

 

すっごく棒読みというか……感情が籠ってないというか…

多分小学生並みの演技力だと思った。

そこからはリボーンやバジルがこちらを射殺しそうなほど睨んでくる。

そして獄寺なども、暴言を吐き出すがそこにチェルベッロが仲裁に入る。

 

「皆さん、憶測での発言は慎んでください」

「すべての発言は我々が公式に記録しています」

 

チェルベッロの言葉は彼らの怒りを助長させるばかりだが、なんとかリング争奪戦が続行することになる。

そこで沢田綱吉の纏う雰囲気が少し変わり、目が合う。

 

「ザンザス、そのリングは返してもらう……お前に九代目の後は継がせはしない」

「ふ、ボンゴレの歴史に刻んでやる……ザンザスにたてついた愚かなチビが一人いたとな」

 

ヴェロニカの言葉に、沢田綱吉の守護者達が反応してきた。

これまで原作通りか。

チェルベッロが両者に宣言する。

 

「勝利者が時期ボスとなるこの戦いを大空のリング戦と位置づけます」

 

帰り際にヴェロニカは、沢田綱吉に向かって吐き捨てた。

 

「明日が喜劇の最終章だ、せいぜい足掻け」

 

そういうと、ヴェロニカは並盛中を去る。

 

 

 

 

 

沢田綱吉side

 

ザンザスが去っていた後、俺が重傷を負わせてしまった九代目が、病院に搬送されるのを呆然と見ていた。

九代目の言葉で軽くはなったが、直ぐに消えない罪悪感に胸が苦しくなる。

リボーンやディーノさんが声をかけるが、俺は明日の大空のリング戦のことばかりが頭を駆け巡る。

俺を心配していたディーノさんが急に表情を変え、リボーンにあることを告げた。

 

「リボーン……先ほど門外顧問のチームから連絡がきた、と言っただろう」

「ああ」

「そこで…気になることが出来たらしいんだ」

「気になること?」

「ああ、8年前の件で…一度洗い直す必要がある…って言ってたが意味わかるか?」

「洗い直す?」

 

ディーノさんの言葉にリボーンは急に考え込む。

俺は二人の会話についていく気力はなく、俺に近寄ってきた獄寺君や山本、京子ちゃんのお兄さんたちと安否を確認していた。

そうだ……明日で全てが決まる

俺がザンザスを倒さないと、いけないんだ…

九代目の為にも、あいつを十代目にしてはダメだ

 

「俺、頑張るよ…勝ってみせる」

 

俺の言葉にその場にいた誰もが、笑みを作った。

 

 

 

 

 

その頃ヴェロニカ達は…

 

「弁解は」

「ありません、正直あれは強く作り過ぎたと思ってる」

 

 

 

 




入江:大体こいつのせい

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