あいあむあいあんまん ~ISにIMをぶつけてみたら?~   作:あるすとろめりあ改

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同じBGMをリピートしてたからまだ脳内で鳴り響いてる(BGMのタイトルを書くとネタバレになる)


007 いいかメーティス、絶対に不可能なのが無理で、成功するかもしれないのが無茶だ

 中学校へと進学してから、僕は時々眼鏡を掛けるようになった。

 とは言っても視力が低下した訳では無く、両目共に2.0で良好その物である。

 では、どうして眼鏡を掛けているのかと言えば、これは僕が造った眼鏡型のHMDで、視線と(まばた)きだけでインターネット経由で接続された自宅のパソコンを遠隔操作する事が出来るからだ。

 更にこの眼鏡はマイクと骨伝導スピーカーが内蔵されているのでメーティスと会話をする事も可能である。

 

 

「メーティス、何が問題だと思う?」

『まず第一に脚部の設計に余裕がありません』

「やっぱり詰め込み過ぎか……」

 

 

 メーティスはこの一年未満の間に行わせた学習だけでも思考能力は上昇し、感情も豊かになってきていた。

 お陰で今みたいに、試作したスーツに発生した問題点について相談をする事も出来ている。

 AIが自分で考えて意見できるなんて、凄いだろ?

 

 

『私はエンジンを大型化し、脹脛(ふくらはぎ)の外部に独立させて接続する事を提案します』

「いや……それじゃあ駄目だ」

 

 

 アイアンマンの飛行と言えば、やはりリパルサー・レイを利用したジェット飛行……手の平と足底に設けられた発射孔から噴射してこそだと思う。

 メーティスの提案するように、独立した飛行ユニットをガン○ムのスラスターみたいに背中とか脹脛に外付けするのは嫌だ。

 それに、そういう処に拘らなければアイアンマンとは言えない。

 

 

「それで、何時になったら私に見せてくれるのかなぁ?」

「あー、いや……もう少し待ってくれ」

 

 

 左側から尋ねてくる声に僕は曖昧な返事しか、悔しいことに返せない。 

 

 気がつけば、彼女とは7年連続で席がお隣さんだ。

 名前の順ならば当初が隣の席に落ち着くのは判るのだが、何故か席替えをしても毎度毎度と隣同士になるのは摩訶不思議だ……

 もしや教師陣が一カ所に固めておかないと不安だから隔離しているんだろうか?

 …………あり得るな。

 

 

「でも、外観は出来てるんでしょ?」

「だけれど飛べなければ完成とは言えない……こればかりは、僕の譲れない信条なんだ」

 

 

 せめて低速だとしても満足に飛行出来るようにしてから見せたい。

 他にも細かい不具合や修正点が幾らかとは言え、飛行ユニットを除けば僕の初号機は概ね完成と言えた。

 

 となればやはり、満足のいく仕上がりにするには脚部を再設計するか、いっそのこと新造してしまうのもありかもしれない。

 

 

「ふーん、でも私は未完成でも早く見たいかなー」

「でもなぁ、まだほんと試し刷りみたいな段階だから……」

「私の時だってそうだったじゃんかよー」

 

 

 言われてみれば、確かにその通りなのだが。

 これでも結構、あの時を契機にスーツの製作は急ピッチで頑張ったつもりだ。

 リパルサー・レイも思ったよりも容易く搭載できたから飛行ユニットだって行けるだろ……と思ったのだが、そうは簡単に問屋が卸さなかった。

 断続的にエネルギーを放射させ続けるのは、想像していたよりも難しく、長時間の使用には未だに難がある。

 

 

「それとも何かなー、本当は出来てないのに見栄を張ってるとか?」

「何を馬鹿な……僕がそんな嘘をつくわけ無いだろ?」

「どうだろ、お前って結構見栄っ張りだから、形が出来てるんだったら自己顕示欲丸出しで突き付けてきそうなもんだけどね!」

「だから、未完成だって…………そういう君だってあれから進捗はあったのかい?」

「……おん?」

「君のだって、まだ心の入れ物とやらだけで未完成だったじゃないか」

「私の場合は、もうハード面の機能はほぼ完璧だし──」

「ほら、言い訳してるじゃないか」

「はぁん?」

 

 

 気がついたら喧嘩をしていた。

 一体どういう事だろうか、無意識に言葉を選んでいたらこうなっていたんだけど……

 しかもこれがほぼ毎日あるのだから、まるでライフワークみたいだ。

 

 実は最近、これが楽しみになりかけるところだった。

 

 

「何お前、喧嘩売ってる?いいよ、高く買い取ってやるから」

「おやおや……どうやら図星だったみたいだね?進捗しないもどかしさを他人の失敗で慰めようだなんて、建設的じゃないな」

「カッ、チーン。よーしいいぞ、吠え面かかせてやろうじゃん!」

 

 

 辺りもざわつき「お、またか」みたいな声が聞こえてきた様な、でも殆ど周りには意識を傾けていなかったので、やっぱり良く聞こえていなかった。

 

 さて……普通に殴りあっても力では勝てないから何かしら策を講じなければならない。

 どんな搦め手で……って何か可笑しくないかな、本来ならば男の方が力が強い筈なのに。あれれ?

 でもこのバグみたいなチートには腕相撲でさえ勝てたこと無いし……うん。

 

 それじゃあ、ちょっと反則気味だがメーティスに頼んでちょっとした細工を────

 

 

「おい、お前たち」

 

「あ」

「あ」

 

 

 ギギギと、壊れたブリキ人形みたいにお互いが同じ方向に視線をゆっくり向ける。

 そこには阿修羅の如く威圧感を発しながら腕を組み仁王立ちする同級生の姿…………

 

 彼女こそ我がクラスの風紀委員、織斑千冬さんである。

 

 スゴイコワイ

 

 

「お、織斑、さん……?」

 

 

 僕はすっかり(すく)み上がりながら様子を窺う。

 しかし、名前を呼んだ途端に無言のままギロリと殺気の籠もった眼で睨まれてしまう。

 

 彼女は蛇、僕たちは蛙だ。

 

 

「今、授業中なのを理解しているか?」

「あ……あ、あのですね!」

「さ、最初に喧嘩振ってきたのコイツだし!」

「うわっ、おい?!」

 

 

 あっさりと責任を押し付けて僕を売ろうとしてくる隣人に非難を向けようとして、でも織斑さんの視線がそれを許してくれなかった。

 更に、後ろ手で自分の席から竹刀を取り出して……丁度真ん中に向けて、構えてくる。

 

 

「喧嘩をするのは自由だが……学び舎での教育を妨害するのは、頂けないな」

 

 

 お互いに声が出なくて。

 

 ゴクリ、と喉が鳴るタイミングも同じだった。

 

 

「喧嘩両成敗だ」

 

 

 バチーンッ!

 バチーンッ!

 

 

 頭が割れたんじゃないかってくらい痛かったです。

 

 

 ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

「…………」

「…………」

 

 

 放課後、部活にも委員会にも所属していない僕たちは終令のチャイムとほぼ同時に頭を抱えながら校門をくぐり抜けた。

 もうあれから数時間は経過したのに、未だに鈍い痛みがジンジンと響いている。

 それなのに、お互いに確認してみたところ出血もタンコブも無いのだから不思議だ。

 

 

「お前のせいだ……!」

「いや、先に煽ってきたのはそっちだろ……!」

「…………いたっ」

「…………つうっ」

 

 

 大きな声を出そうとすると痛みが電流になって襲ってくるから喧嘩も出来ない。

 どうやら、今日も暫くはこのままみたいだ。

 

 

「…………不毛な話は止めて、情報交換に切り替えないかい?」

「賛成…………」

 

 

 実は兼ねてから聞いてみたい事があった。

 それは僕のぶち当たった大きな壁……そう、飛行ユニットについて。

 

 

「君のパワードスーツ……あの小さなサイズだけど飛行はやっぱりジェットエンジンなのかい?」

「それも搭載出来るけど、飽くまでも補助だね」

「補助?じゃあ、離陸するのにジェットの推進力を使わないってこと?」

 

 

 発想も実際にやる事も突飛な彼女のことだから、それは充分に有り得た。

 しかし、だからと言って驚くなと言う方が無理だろう。

 推進力も無しにどうやって飛び立つと言うのか、まさか気球みたいに浮力で、とは言うまい?

 

 

「コアの機能で慣性を遮断しちゃうんだよ」

「え、待って……慣性の遮断?反重力とかじゃなくて?」

「うん、慣性の遮断」

 

 

 そもそも反重力からしてSFの話だが、未だに人類は地球の重力を操れていないし、あの記憶でもそれを可能にした科学者は皆無だった。

 それでも無重力空間は擬似的ではあるが人の手で造れるのに、慣性に至ってはそもそも運動エネルギーという性質上、宇宙空間でも止められやしない。

 

 いやしかし、彼女に対して常識を振りかざすのは無謀だろう。

 彼女の発見こそが真の常識……何てことになりかねないからね。

 

 

「まあつまり、落下の慣性だけ遮断すれば機体は落ちないから浮いたままでしょ?そして前方や上方への慣性は開放しておけば、擬似的な無重力空間を作り出せて、少ない推進力でも高速で進めるって訳」

「はぁ…………何と、まぁ……」

 

 

 どうやら彼女と僕とでは、発想の起点からして異なっていたようだ。

 言うなれば、僕のやり方は既存の技術の派生で、彼女のやり方は誰も思い付いた事も無いような本当の新発想。

 成る程、天才を自称するのは伊達では無いということか。

 

 

「…………そんな物理法則を(はな)から無視してる様な物を造ってるから性格も捻くれてるんだね、君は」 

「え?アークリアクターなんてエネルギー保存の法則に真っ向から喧嘩売ってる様な物を造ったお前がそれを言っちゃう?」

「うっ、そうでした……」

 

 

 まさかの言葉のカウンターパンチに僕はグウの音も出なかった。

 そう言われてみれば、お互いにとんでも無い物を作っているんだなと改めて認識させられてしまう。

 

 

「それで、そう言うお前のはジェットエンジンなの?」

「あー……基本構造はそうなんだけど、アークリアクターのエネルギーを利用した推進剤いらずの、言わば熱核ジェットってやつを造ってて」

「いやいや、充分に凄いんだけど、ソレ?」

「だから未完成なんだってば」

 

 

 但し、出力が安定しない。

 仮に飛べたとしてもスラスターが熱に耐えられずに、オーバーヒートして停止してしまう。

 出力は兎も角として、やはり素材を変えるのが得策だろうか?

 

 

「ん…………?」

「どうした?」

「いや、車がさ…………」

 

 

 話しながら歩道を歩いていると、遠目に猛スピードで走ってくる自動車(ハイエース)の姿が見えた。

 流石に突っこんでくる事は無いだろうが、物騒で身の危険を感じてしまう。

 

 

「危な…………うわっあ!?」

「きゃ────っ?!」

 

 

 しかし、車は予想に反してスピードを緩める事もなく歩道の前へと真っ直線にすっ飛ばして来ると、僕達の進行方向を塞ぐように飛び出し、そして急停車した。

 幸い横断歩道の前で歩みを止めていたので轢かれることは無かったが、もう紙一重の危うさである。

 突然の襲来に心臓をバクバクさせながら運転手の様子を伺っていると、自動車(ハイエース)の車内からゾロゾロと5人ほど飛び出してきた。

 

 

「え、なっ」

 

 

 疑問を口から出す前に、声は凍りついてしまう。

 

 ジャキっ、と擦れた金属音を幻聴する。

 

 車から出てきた内の1人が、僕達に拳銃を突きつけてきたのだ。

 

 

「おい、間違いないか?」

「ああ…………コイツだ」

 

 

 拳銃の持ち主は1人どころでは無い。

 僕達を囲んだ5人の全員が拳銃を所持していて、一斉に突きつけられた。

 反射的に両腕を天に向けて掲げたが、拳銃が下ろされる気配は微塵も無く、緊張が走る。

 

 

「悪いな兄ちゃん、俺達はちょっとこのお嬢ちゃんに用があってよ」

「だからまあ、一人で帰ってくれないかな?」

「ま────」

「内緒にしてくれよー、じゃないとさ」

 

 

 声が言葉になる前に、音が破裂した。

 

 眼が見開かれ、鼓膜は炸裂音で麻痺してしまい、無音の世界が広がる。

 そして視線の先には、アルファルトに向けて弾丸を撃ち込んだ拳銃が…………

 

 まさか、そんな、こんな街のド真ん中で?

 

 

「という訳で、お前はコッチだ」

「やっ、め!触るなよっ!!」

「おい抵抗すんな!死にたいのか?」

 

 

 束の額に、銃口が突きつけられていた。

 

 飛び出しそうになってた僕も動けなくなって、あんなに人間離れした動きの出来る束も、流石に止まってしまっている。

 永い沈黙が何時までも続くんじゃないかと錯覚するが、そんな事は無くて…………

 

 振り返った時、束の表情が見えてしまった。

 何時も自信過剰な顔が本気で怯えていて、今にも泣き出しそうになっている。

 そんな光景がスローモーションで流れていく…………

 

 伸ばした手は届かなくて、束は、吸い込まれてしまう。

 無情にも扉で隔たれ、巻き戻しをするみたいに高速でバックしたかと思えば、自動車(ライトバン)は地平線の彼方に────消える。

 

 見えなくなっても、僕の腕は突き出たままで

 

 そのままメドゥーサに睨まれたみたいに、固まってしまっていた。

 

 

「ぁ──────っ、メーティス!」

『イエス。マスター』

 

 

 あまりの衝撃に少しだけ放心してしまっていたが、直ぐに気を取り直してメーティスを呼びつける。

 従順なメーティスは僕の呼び出しにノーモーションで応えた。

 

 

「今すぐあの車のナン──」

『車内の携帯をネットワーク経由でハッキングし、現在GPSで追跡中です』

「バーを…………え?」

『念の為、Nシステムでの追跡も行いますか?』

「あ、えっと……頼む」

『イエス。マスター』

 

 

 可笑しいな……まだ命令してないのに、指示しようとしてた事以上の仕事をしているぞ…………?

 どう言う事だ、メーティス?

 

 

『命令されてから行動する様では普通のコンピューターと変わらない。マスターは以前に(おっしゃ)いました』

「そうだけど……でも携帯をハッキングしようとか、そんな発想はどこから?」

『興行収入の高い映画は純度の高い情報である。そう設定されていましたので勉強の為に視聴しました』

「え、映画って……ああ、いや、でもYouTubeのヤツとかって有料だったんじゃ…………?」

『…………p2pとは便利ですね。マスター』

「それ犯ざ────いや、待て待て!」

 

 

 こんな漫才をしている場合では無いだろうと、気持ちをカチッと切り替える。

 そうだ、僕の目の前で束が拉致されたのに何を悠長な事をしているんだろう?

 直ぐにでも束を助け出さねば……だから!

 

 

『マスター?どちらへ向かわれるのですか?』

「家に決まってるだろ!」

『GPSの反応とは逆方向です』

「解ってる……だけれど取りにいかなきゃいけない物があるんだよ!」

 

 

 まさか…………こんな形で使う事になるとは、夢にも思わなかったけどね。

 

 

 

 

 

 

 アイアンマンのスーツは見た目の大きさに反して多彩で多機能な為、その重量はかなりの物になる。 

 それは試作機ならば尚更で、仮にMark.1とナンバリングした僕の処女作も技術や経験の拙さのせいで、僕の頭の知識にだけある“アイアンマン”よりも更に大型化、重量化してしまった。

 全長は2.5m、重量は350kgと設定資料なんかで見るアイアンマンの物よりも一回り程大きな数値だ。

 

 そのせいで、やはりスーツを自力で装着するのは不可能になってしまい、図らずも映画の様に装着用のロボットアームも作ることに。

 それで装着に5分以上の時間を要する…………改良が望まれる部分だな。

 

 

「メーティス、どうだ?」

『イエス。チェック完了しました。尚、現在GPSの反応は漁港で停止しています』

「船で移動するつもりか…………?」

 

 

 マスクに投影された画面に地図を表示させながら、行動や目的を予測する。

 それと同時に、スーツのステータスのチェックも怠らない。

 画面の片隅にはズングリとしたMark.1のシルエットが表示されていた。

 

 

「…………やっぱり丸いな」

 

 

 さて、当初はマーク2のイメージで造り始めたMark.1だったが、小型化が上手くいかなかったので、開き直ってデザインもいっそ名前の通りにマーク1に依った物にしよう、と方針転換した経緯がある。

 ところが技術が未熟とは言え砂漠の洞窟で造った訳では無いので、どうしても造形などがある程度綺麗になってしまう。

 結果…………Mark.1スーツはスクラップを集めて造られたマーク1と言うよりも、マーク1とアイアンモンガーの中間みたいな、小綺麗な銀色のスーツになってしまった。 

 

 まあ、最も外見が近いのは原作コミック版の青いアイアンモンガーを銀色にリペイントした感じだろうか。

 Google検索してもこの世界に存在しない画像は当然ながら見られないのでか飽くまでも知識頼りの話だが。

 

 

「じゃあ、行くぞ」

『しかし…………全力で走行しても到着まで一時間半が掛かります』

「そうか、だったらもっと早く着く手段で行くぞ」

『いったい、どうするのですか?』

 

 

 歩くよりも走る方が早い。それは当然だ。

 走っても間に合わないなら、もっと早い方法で向かえば良い。それも当たり前。

 

 

「よぉし…………飛ぶぞ、メーティス」

『駄目ですマスター!飛行ユニットには未だ不具合が散見していて、目標地点まで到達出来る可能性は40%しかありません!』

 

 

 無機質なのに、焦ったように僕を止めようとするメーティス。

 まあ気持ちは解る、何せテストでもシミュレーションでとまともに飛べた事なんて一度も無いのだから。

 

 

『それに飛行の為にはテラバイト級の計算が必要で…………』

「メーティス……僕の大好きな、とある言葉を教えてあげよう」

 

 

 それは、どちらかと言えば願掛けの様なものだ。

 願掛けにしては少し縁起が悪いかもしれないが……テストフライトでは無い、実践での初フライトの時には絶対に言っておきたい言葉が、僕にはあった。

 

 

「時には歩くより…………まず走れだ!」

 

 

 そして(アイアンマン)は、飛んだ。




後半はサントラのfirst flight(マーク2の装着~飛行シーン)をお聞き頂くとテンションを上げてくれるかも。
YouTubeで『ironman first flight soundtrack』と検索すると出てきますので、宜しければ。

この文を見る前に同じ曲が脳内再生された人は僕と握手。

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