あいあむあいあんまん ~ISにIMをぶつけてみたら?~   作:あるすとろめりあ改

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一体、僕は何時から……インフィニット・ストラトスじゃなくてストラトス・フォーの二次創作を書いていたのか?


014 奇跡とは、探しに行く物じゃなくて空から降ってくるらしい

 胸のスキンを剥がし、アークリアクターの光を露わにする。

 改めて見ると、アークリアクターを中心に黒いミミズ腫れの様な線が伸びているのが見えた。

 まだ4,5cmほどの長さでしか無いが……これこそ僕の死期までのカウントダウンに他ならない。

 

 

「…………」

『現在、血中の毒素は32%です』

「まだ、今月の二酸化リチウムを注射していないからな」

『二酸化リチウムによる効果は低下傾向にあります。薬剤耐性が現れ始めると思われますが……投与しますか?』

「……いい、Mark.3を出してくれ」

 

 

 部屋の真ん中に設けた、装着用の指定ポイントのセンターラインに立つと、ロボットアームから計測用のレーザーポイントが照射される。

 そうやって僕の身体や位置を判定すると、アームは紅と金で配色されたパーツを掴み取り、僕の届く場所まで運んで来た。

 

 手前までやって来たパーツに、脚は長靴を履く様に、腕は長手袋をはめる様に伸ばしていき、端までキッチリと届くとスーツは自動で装着されていく。

 Mark.1とMark.2の段階ではネジやビスで固定していたがMark.3ではスーツ自体に固定器具を設ける事で少しだけ簡略化に成功していた。

 胸や股間もそれに倣って順に装着されていき、顔をマスクが覆う。

 

 最後に、胸のアークリアクターとスーツの物が同期して、一層の輝きを放った。

 

 

「チェック」

『イエス。Mark.3の起動を確認。システムオールグリーン。推進剤、弾薬はマックスです』

 

 

 総てのパーツが結合して装着が完了するとマスクのディスプレイがONになり、カメラからの視界とステータスがモニタリングできるGUIが表示される。

 試しに腕や脚を動かしてみるが不具合は見当たらない。

 装着に要した時間は1分半、Mark.1から見れば大幅な短縮に成功していた。

 

 Mark.3の外観は参考にしただけあってマーク3と非常に似通っている。

 装甲の塗装は紅を基調として関節や頭部に金色を配した特徴的な配色が施された。

 丸と直線の割合も半々で、どちらかと言えば曲線が強調された形状。

 

 ここにきて漸く、実にアイアンマンらしいアイアンマンスーツに仕上がった訳だ。

 

 

「よし……行くぞ」

 

 

 そのままベランダから庭へとジャンプし、着地する。

 まさか、屋根を突き破って飛んでいく訳にもいかないので、こんな形になってしまうのだ。

 

 特徴的な、何時ものお約束とも言うべき飛行姿勢を作ってからジェットの火を入れ、徐々に身体を重力に逆らい宙へと浮かしていく。

 初めは緩やかに上昇を始めるが、大量の空気を取り込む事で爆発的な加速を導き出す。

 まるで空に引っ張られているじゃないかと錯覚する程の強い力で、アイアンマンは空を飛んだ。

 

 

「ぅおおおおお────っ!」

 

 

 身体にのしかかるGの影響で思わず叫び声を漏らしながら、アイアンマンは上昇していく。

 やがて音速の壁は容易くぶち破り、ソニックブームを引き起こす。

 それでも御構い無しに……やがて紅い点は雲の向こうへと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 今回は遥かに上空、あわよくば宇宙を目指す為に角度は変えずに地面とは垂直のまま、スラスターの出力を最大まで上昇させる。

 計測される速度は現時点でマッハ10、凄まじいまでの加速度によって僅か数十秒で中間まで到達してしまった。

 しかし、高度30000mを超えたのは良いがここで問題が発生する。

 これ以上の高度では大気が薄くなりジェットエンジンでは航行が不可能になる為、推進方法を変えなければならないのだ。

 

 だから、この辺りでやり方を変える。

 

 

「メーティス、そろそろ切り替えてくれ」

『イエス。プロペラントタンクに接続しました」

 

 

 Mark.2までは大気中の空気をインテークから取り込み、圧縮して推進剤として使用する大気圏内専用のジェットエンジン機構を採用していた。

 対して、宇宙での活動を視野に入れたMark.3では脚部に設けた小型タンクに貯蔵された水素化合物を推進剤とし、アークリアクターによって産み出された膨大なエネルギーを用いてプラズマ化し、放出することで推進が出来る、言わばロケットエンジンの機能と、更に電気推進の計3つの機能を兼ね備える複合型エンジンになっているのだ。

 

 ただ、このロケットエンジンで初めから飛び立たないのには理由がある。

 まず単純に燃費が悪く、長距離の航行に向かない。

 更にはロケットエンジンとは称しているが、足裏のジェットエンジンと併存した機構である為に推力はH2Aやソユーズ等に用いられる化学ロケットと比べれば圧倒的に低く効率が悪かった。

 

 よって、ロケットエンジンは大気圏離脱用と緊急時のブースターとしての役目を果たすのが精一杯である。

 

 

『マスター。間も無く大気圏を突破します』

「…………ああ」

 

 

 大気圏外へ突入したのは、何となく感覚的に理解できた。

 それに伴い、ロケットエンジンを停止して今度は電気推進のアークジェットに切り替える。

 これは熱核では無くアーク放電の熱で推進剤をプラズマ化して放出する推進方法で、ロケットエンジンに比べると著しく推進力はガタ落ちするが、逆に燃費は極端な程に良い。

 よって、今までの爆発的な加速に反して宇宙空間では姿勢制御程度のスピードでチョロチョロと動きまわる他に無いのだ。

 

 さて、そんな風に苦労して宇宙にまで辿り着いた僕をお出迎えしてくれたのは……小惑星残骸の団体様だった。

 

 

「多いな……」

 

 

 正確な数は2341と言ったか、視界を埋め尽くす程の膨大な石が縦横無尽に飛び交っている。

 

 しかし、実際に地球へ落下するのは多くても30だと言う。

 なのでまずは隕石に成り得る残骸をメーティスにピックアップして貰い、それを破壊すれば良い。

 

 

『サーチ……捕捉しました。表示を切り替えてナビゲートします』

「……まずは、アレだな」

 

 

 比較的近辺……と言っても数百km離れているが……に位置する、数m程の大きさの隕石に手の平を向けてリパルサー・レイを発射した。

 あっさりとリパルサー・レイは直撃。

 しかし、破壊には至らない。

 隕石は健在で、僅かに端の部分が欠けたのみで殆ど無傷と言って差し支えなかった。

 

 

「駄目か……」

『火力が足りないようです。破壊する為には照射し続けて融解を狙うしかありません』

 

 

 態々、隕石が大気圏内へと再突入するまで時間にかなり余裕があるのに飛び出してきた理由が、これを予期していたからだ。

 腕部に収容されたマイクロ・リパルサーミサイルであれば確実に破壊できるだろうが、何せ全部で6発しか無いので大切に扱わなければならない。

 出来るなら、100m級という巨大隕石の破壊か若しくは軌道修正を確実にする為に使いたかった。

 

 

「いや、だったら軌道を変えてやれば良いんだ。メーティス、地球に落下しない軌道に逸らすにはどこを撃てば良い?」

『現在計算中です────』

 

 

 つまり、地球に落下して被害が出なければ良いのだから、何も破壊に拘る必要は無い訳だ。

 高出力レーザー砲であるリパルサー・レイを照射し、隕石に穴を穿ちそこにレーザーを撃ち込めばガスが噴き出し、その反動で隕石の軌道はズレる……筈。

 

 

『算出できました。隕石の大きさによって成功率も変わりますが……』

「ああ、だけど一つずつ地道に潰していくしか無いだろ?」

 

 

 そうして、地道で多忙な隕石の処理が始まった。

 

 宇宙空間では、移動手段がアークジェットに限定される為にあまり高速かつ広範囲を移動する事が出来ない。

 だから 少しずつ動きながら、隕石にリパルサー・レイを撃ち込んでいく必要がある。

 隕石も数m級ならば割と容易く起動修正が出来たが、数十m級ともなればかなり時間を必要としてしまう。

 

 結局、小物の隕石の撤去だけでも1日が経過してしまった。

 

 

 

 

 

 

「さて……問題はコイツだ」

 

 

 カメラで拡大した視野に映るのは、直径120mの小惑星。

 実は一度軌道修正を試みたが、ビクともしなかったので保留にしてしまっていた。

 このまま再度リパルサー・レイでチマチマやっていてもジリ貧になるだろう。

 

 

「よし……マイクロ・リパルサーミサイルを使う」

 

 

 右手の拳を小惑星に突き付ける様に向けて照準する。

 片腕に3機ずつ搭載されたこのミサイルは、リパルサー・レーザーで推進するので宇宙空間でも使用する事が出来、威力は数十キロトンと原爆並みだ。

 

 隕石の端っこ、ガスが噴き出せば地球への落下軌道から離れてくれる位置に、ミサイルを撃ち込む。

 

 

『5,4,3……着弾』

 

 

 宇宙空間なので音はしないが、激しい閃光は見えた。

 大規模な爆発は狂いなく隕石にミサイルが直撃した証左だ。

 

 しかし……

 

 

「おいメーティス、全然効いてないじゃないか?」

『どう言う事でしょう……アレが例え鉄の塊だったとしても今ので多少は軌道を変える筈なのですが』

 

 

 少し岩が欠けた程度で、隕石は軌道コースを変えずに相変わらず地球を目指していた。

 さて……兎も角、のこり5発のミサイルを出し惜しみする理由はもう無い。

 何としても軌道を変えねば、お家には帰れなさそうだ。

 

 

「火力を一点に集中させるなら……どこだ?」

『先程と同じポイントをおすすめします』

 

 

 メーティスに指定されたポイントに、今度は5発のミサイルを同時に発射した。

 やがて……着弾したミサイル達は連鎖反応で先程とは比較にならない程の光と爆発を僕に見せる。

 更にオマケと言わんばかりに、同じ場所を目掛けてユニビームも撃つ。

 相乗効果でそれなりの威力になる筈だが………

 

 

「嘘だろ、おい」

 

 

 小惑星はビクともしていないと言わんばかりに、健在だった。

 しかも軌道も殆ど変わっておらず、誤差程度のものだ。

 

 いったい、どんな物質を含んでいたらこんな耐久性を見せると言うのだろうか?

 まさかヴィブラニウムが入っていて威力を殺している訳ではあるまいが…………

 

 

「くそ、ユニビームを撃ち続けて少しでも軌道を逸らさないと……!」

『その前にエネルギーが尽きます』

「じゃあ他にどうしろって?直接押し返すか?」

『尚更、無理です』

 

 

 正に、万事休す。

 

 持てる手段と言えば、最早リパルサー・レイとユニビームをエネルギーが尽きるまで照射し続けるくらいしか…………

 

 

『やー、っぱりお前は詰めが甘いな〜』

 

「……あん?」

『大変です。通信がジャックされました』

「全然大変そうに聞こえないんだけど?」

 

 

 聞こえてきたのは、とても聞き馴染みのある声……篠ノ之束だった。

 

 

『最後の最後でやらかすよなぁ……このドジ』

「あ、あのなあ……っ!」

 

 

 この喧嘩腰の口調のせいで、声だけとは言え直ぐに正体を察してしまう。

 

 

『いやいや、待たせたねぇ!ちょーっと荷電粒子砲の調整に手間取っちゃってねぇ。あ、危ないからちーちゃんの後ろに回った方が良いぞ』

 

 

 地球の方から、白い流星が飛び出してくるのが見えた。

 

 間違いなく、それはISと呼ばれるパワードスーツ……白騎士だ。

 白騎士は両の手に何時ぞやの荷電粒子砲を二丁拳銃でも振り回す様に、構えていた。

 

 

『マスター。粒子が減衰しない宇宙空間で荷電粒子砲が発射され、余波だけでも着弾すればゴールドチタンの装甲は一瞬で融解します』

「そうだな、折角だからピンチヒッターと交代しよう」

 

 

 彼女とメーティスの忠告を受けて素直に高度を下げ、白騎士と前後を入れ替わる。

 すかさず、白騎士はご自慢の慣性制御を用いて一瞬で停止すると────発射した。

 

 

「おぉぉぉ……?!」

 

 

 思わず月が出ているか確認したくなってしまう程の大火力に、僕は顔を手で覆い隠してしまう。

 白騎士の全長よりも遥かに巨大な極太ビームはやがて小惑星に直撃して、白い閃光が宇宙を照らした。

 

 暫くして、漸く視界が晴れた頃にカメラを再び望遠すると……

 

 

「砕けた……?」

 

 

 隕石は粉々に砕け、幾つもの小さなパーツへ散り散りになっていた。

 レーザーでチマチマと焼くのでは無く、エネルギーの塊であるビームで一気に砕く方が今回は正解だったという訳だ。

 

 残骸たちは、やがて分散して落下していき…………ん?

 

 

「おい、破片が地球に落下してないか……?」

『あ、やべ』

「…………今、何て言った?」

『いやー……ビームで跡形も無く消しちゃうつもりだったんだけど、妙に硬い?柔らかい?金属があったのかな、しかも反動で加速しちゃってるね』

 

 

 数m程度の小さな隕石群へと変身し、そのまま地球へと真っ逆さまに落下を始めた。

 このまま放置すれば、被害は無視出来ない程度のものになるだろう事は、想像に難くない。

 

 

「くそっ、こうなったら再突入して下から撃ち墜とすしか!」

『あ、待って待って、ちーちゃんを押しながら降りてよ』

「え?」

『ISのエネルギーバリアなら大気圏に突っ込んだ時の断熱圧縮熱も防御出来るけど、些か速度がさ……』

「ああ、把握した。そう言う訳で、準備は大丈夫かな織斑さん?」

『問題ない、やってくれ』

 

 

 白騎士を下に、まるで突き落とす様な格好で今度は地球に向けてロケットエンジンで急加速する。

 エネルギーバリアと呼ばれる緑色の膜が白騎士の前方に形成されると、確かに断熱圧縮熱が両者を襲う様子も無く高速で降下する事が出来ていた。

 

 因みに、この再突入時に出る熱は摩擦熱では無い。

 

 そんなこんな、隕石よりも早く二人は大気圏内へ戻ってくる事が出来た。

 

 

『推進剤が尽きます』

「熱核ジェットに切り替えろ!」

 

 

 マスクの左下にEMPTYと表示されると、一瞬だけ推進力が消失した。

 しかし直ぐに外気を取り込み、ジェットエンジンに切り替わる。

 漸くホームグラウンドに帰ってきた様な気分だ。

 

 

「サイズ自体は細かく砕けているから、取り敢えず海に落ちるのは無視しても良い……日本に落ちそうなのだけピックアップしてくれ!」

『イエス。既に弾道計予測は済んでいます』

「……やるぅ」

 

 

 メーティスが指定する隕石に向かって、ユニビームを発射。

 今度は距離が近い事もあってか、石質の割合が高い隕石は融解させる事が出来た。

 鉄の含有率が高い物は破壊に至らないが、それでも弾く事で列島への直撃コースは避けられそうだ。

 

 ちらっと、横目で白騎士を見てみる。

 左手には相変わらず荷電粒子砲が握られていたが、右手はプラズマブレードに切り替わっていて……何と、隕石を切断していた。

 マッハで落下してくる物体を、あろう事か木の葉でも斬る様な感覚で処理しているのだ。

 

 あのハイパーセンサーとパワーアシストが優秀なのか、織斑千冬という人間が規格外なのか…………絶対に後者だな。

 

 

「ん…………?」

 

 

 諦めて隕石を処理していると、何かにユニビームが弾かれてしまった。

 

 弾くと言うよりも、曲げたと言うのが正確か。

 よく見ると、その正体は拳程度の大きさしか無い小さな隕石だ。

 念の為にユニビームを再び直撃させると……明後日の方向に跳ね返ってしまった。

 

 まさか

 

 

「メーティス!アレをキャッチするぞ!」

『…………はい?』

 

 

 呆れた様な声が返ってきた。

 AIの癖に生意気だぞ。

 

 

『正気ですか?あの速度での落下物をキャッチすれば装甲が砕けますよ』

「上から相対速度を合わせてキャッチするんだよ!」

『…………イエス』

 

 

 まずは目標の隕石をロックオン。

 絶対に見失ってはいけないからな。

 そして隕石よりも上空に飛んでから……再度下降する。

 

 絶妙なコントロールはメーティスに任せて、僕は隕石に手を伸ばす。

 

 …………取った!

 

 

「ぃよっしゃ!ラッキィー!」

『何がラッキーですか、私のお陰でしょう』

「気分だよ、気分!」

 

 

 もしもコレがそうなら……歓喜しない方が異常だ。

 まだぬか喜びの可能性もあるけど……そんなの気にしてられない。

 兎に角、今はこの感動を噛み締めたかった。

 

 …………と、しかしそんな事をしてる場合じゃ無かった。

 まだ残ってる隕石を────

 

 

「あら?」

 

 

 しかし、さっきまでメーティスが示してくれた落下が予想される隕石のマークが消えていた。

 

 

『マスターが馬鹿をしている内に、織斑さまが総てを処理してしまいました』

「おまっ……今、僕を馬鹿って!」

『あははははは!AIにまで馬鹿にされてやんの!石ころなんか拾ってるからだよ』

「うるさいっ!」

 

 

 しかし、終わってしまったのなら仕方がない、このまま帰るとするか。

 

 ん…………何か近づいてくる?

 

 

『F-15が接近しています』

「F-15?航空自衛隊かな?」

 

 

 その場で滞空すると、F-15は通り過ぎていった。

 かと思いきや、旋回してきて僕の周りをグルグルと囲い始める。

 残念、戦闘機は空中で止まれない!

 

 

《未確認機に告ぐ、当機は航空自衛隊・百里基地所属第305飛行隊所属機である。此方の誘導に従い着陸せよ》

 

 

 いや、まあ……アイアンマンが飛んでたら怪しいかぁ。

 航空法とか諸々を破って飛んでるから、拘束して正体を確かめるか、危険と判断して撃墜して残骸を調べるのがお仕事だもんね……

 あ、でも防空識別圏だから撃墜は出来ないのか?

 

 

「仕方ない、振り切るか……ソッチは?」

『ISはステルス機能があるから簡単に逃げ切れるよ』

「おーけー。それじゃ……good luck!」

 

 

 F-15の進行方向とは逆に、急発進で飛び出す。

 対して白騎士は急降下し、海の中へ消えてしまった。

 一先ず此方を追いかけようとしたみたいだが、最大でマッハ2程度のスピードしか出せない戦闘機とアイアンマンではハナから勝負にはならない。

 ソニックブームだけ残して、僕は消える。

 

 

「いやぁ、しかし良い収穫があったなぁ……当たりだったら、だけど」

 

 

 僕は右手に握った隕石をニヤけた顔で眺めながら、帰路へ就いた。




グダグダ。
アイアンマン大した事してねぇじゃん!IS強えぇぇ!な回でした。
でもアイアンマンは成長する子だから、これからの活躍にご期待くださいって事で…………

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