東方意味探伝 作:Toragn
~side霊夢~
あたしたちは神の洞窟の前で戦い.....いや無双をしていた。ナニコレ?
みんなあいつらに対してめっちゃびびってたのに、弱点が分かった途端に
強気になって、逆に倒し始めたよ..........。
ヴォォォッッ!!
勢いよくゾンビが襲ってくるがあたしは、母ちゃんから教わった"博麗式格闘術"
を駆使し、相手を押し倒し、お祓い棒を頭に叩きつける。当然ゾンビは消えた。
う~ん......なんでこいつらに当てたら倒せるんだろ......?はっ!! そうかわかったぞ!!
母ちゃんの力が強すぎるんだ! きっとそうに違いない!!
ヴォォォ!!
横から襲ってくるが、バックステップした後、手をつかみ空中に放り投げる。そこを
お祓い棒で突く。またしても消える。母ちゃんの力は世界一ィィィィィ!!
......はっ!! またトリップしちゃったや。
~そんなこんなで夜になった~
~神の洞窟内~
今みんなは、あらかた外にいたゾンビは片付いたので、寝ている。あたしはごくたまに来ている奴等
を警戒して、ずっと起きている。......少し眠くなってきた....。
~一時間後~
zzz~zzzzz~..........はっ!! つい眠ってしまった。みんなは!?......よかった無事だ。
..........なんか外にいるな......
~神の洞窟外~
人影? が見える。
「あなた誰?」
近づいて聞く.....おっといきなり攻撃してきたなっ!!
「どうも、博霊の巫女の博麗霊夢さん?」
「どうしてあたしの名前を?」
奴の行動一手一手に警戒しながら聞く。....しかし、腕と脚が長いな。
「その前に自己紹介を、私の名は、アルファツー。以後お見知りおきを」
このひつ......執事みたいな奴相当強いな......。
「なにしに来たの?」
「無論、あなたを殺しに来たのですよ?」
目の前のゾンビからとてつもない殺気を感じ、バックステップをする。
ボッッ!!
一瞬にして今さっきまで立っていた所が深く削れとられる。な、なんちゅう威力や。
「さすが博麗の巫女。天性の勘をお持ちのようで。そしてなによりその目、あなたを
殺した後、専属の部下として甦らせましょうかね?」
と微笑みながら言ってくる。......こ、怖い。本気で起こった時の母ちゃんより怖くは
ないが、とても怖い。本能が逃げろと命令する。理性が戦えと言ってくる。
ダンッッ!! ....ここで....ここで逃げる訳にはいかない!! あたしは、白天と約束したんだっ!!
みんなを守るって!!
「そちらは知っているけど、改めて自己紹介させてもらう!! あたしの名は、博麗霊夢!
母ちゃんと白天と共に暮らしていたときの無邪気さは今は捨てるッッ!! 冷酷、残忍かつ狂気の
あたしがっお前を相手する!!」
お祓い棒を構えながら言う。
「......! なら私も改めて、私の名は! アルファツー!! あなたを殺せと命令した狂月様のため!!
あなたの相手をさせていただく!! 絶対に殺してやりますからねっ!!」
『いざっ!! 尋常に勝負!!』
アルファツーとあたしの声が重なり、言い終わった瞬間からあたしたちは走り出した。
~白天の質問コーナー~
Q..なんで名字呼びなの?
A..したの名だと呼びにくいからかなぁ。
白天の質問コーナーはちょくちょくやっていきます。
それでは、アドバイス、誤字のご報告又は、お気に入り登録、評価
よろしくです。
それでわっっ!!