東方意味探伝   作:Toragn

6 / 23
今回で主人公の強さがわかります。


輪廻転生編 第二話

~side白天~

 

あの後紫さんが帰っていった。そして、自分は人里へと向かっている。

あっそういえばその時、始めてこの世界の名前を知ったよ。この

世界の名前は"幻想郷"美しく、残酷な世界らしい......。

 

ヴォォオォォ.............。

 

......何あれ? ゾンビ? 某製薬会社のバイオ-ウイルスでも幻想入りしたの?

..........いやそんなはずはない。ならあのアニメの......? しかしなぜ太陽に

やかれないんだ? しかもなんか奴から"魔力"を感じる......。

ええい!! ややこしいな! もう行くぞ!!

 

自分は体に"波紋"を付けて奴を殴る。 ズボッ

 

うおっ!?すぐに貫通したぞ!?

 

ヴォオォォォォ!!

 

奴は雄叫びをあげながらけえさった....。どういうことだ

...................!? そうか奴は体に魔力の殻を被っていたんだ!!

......人里に急ごう....嫌な予感がする。人里の皆無事なのか!?

 

~避難場所 神の洞窟~

 

「みんな無事かっ!?」

 

例の洞窟に急いで行き、大声で叫ぶ。

 

「白天さん!!」

 

阿求が叫んで伝えてくれる。

 

「まだ....まだ、霧雨大商店の親子が人里に....」

 

「よし、よく言った。この歳でしっかりしている。」

 

撫でながら言った。

 

「..../////」

 

じゃあ、行こうか。

 

「死なないでっっ!!」

 

「分かってるさ、自分は死なない。」

 

とりあえず博麗神社に行くか....。

 

~博麗神社~

 

どういうことだよ....なんでもえてんだよ?!?!

......昇華は......霊夢は何処だ...? 自分はフラフラ歩きながら

探す....................。

 

二人のシルエットが見えた!

 

「おうい!! 昇華ぁぁ!! 霊夢ぅぅぅ!!」

 

よかった...二人ともぶ....じ....だっ....。

 

目の前で血まみれになった昇華の体を必死にゆさる霊夢の姿が

見えた。....寄声を時々あげながら......。

 

「..........あっ....はくてん......かあちゃんおこすのてつだって?

なんかね....? とまとじゅーすをからだぢゅうにね? かぶってから

うごかないんだ......」ユッサユッサ....

 

目を虚ろにしながら昇華を揺らす霊夢の姿がそこにあった。

 

「WRYYY....ゴホッ」

 

何回も叫んだのだろう。喉が枯れ、口から血がでてきた。

 

「かあちゃん....ほら....しかって? かあちゃんのおこってた

こえだよ?....なんでっっ!? なんで....おきないの....?」

 

自分はそれを見ていることしかできなかった....いやそうするしか

なかった。それよりも....底知れない程の怒りが沸いてきた。

 

「うっ....あぁぁぁぁぁかぁ..ヒッグ うあぁぁぁぁぁぁぁぁ

かあちゃっ...かあちゃぁぁぁぁぁ....」

 

霊夢が自分の母親の死を理解したのか泣き始めた....。

 

その声が聞こえてきたのか赤くそまった口をしたゾンビたちが集まってきた。

....こいつらが....こいつらが昇華をっっ!!

 

「うぁぁぁぁ....ヒッグ....あっぁぁぁぁぁぁぁかあちゃぁぁぁぁぁぁ

ヒッグぁぁぁぁぁ......」

 

霊夢が泣いている....っっっ!!手を強く握りしめ怒りを押さえ、霊夢を抱え走り出す。

 

「えっ....はくてん..........? いやっ!! はなしてっ、まだかあちゃんがっかあちゃんが!!」

 

多分霊夢は、どんどん見えなくなっていく昇華の姿を見ているのだろう。ごめんな....

ごめんな霊夢......。

 

「イヤァァァァァッッ!!」

 

自分も涙がでる。待っていろよ....絶対に復讐してやる!!

 

 

 




どでしょうか?
ではアドバイス、誤字のご報告などお願いします。
あとお気に入り登録、評価、感想などよろしくお願いします

あとこの章が終わるまでおふざけはまったくありません。

それでは。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。