東方意味探伝   作:Toragn

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あたいはさいきょーである。(ドヤァ)


あたいはさいきょー 第三話

ルーミアに喰われてから数分。ルーミアが言っていた霧の湖につく。名のとうりに、あたりは霧に覆われていた。

 

「肌寒いな....おーい魔理沙。起きてるの分かってるから降りてくんない?」

 

肌寒さを感じながら魔理沙に問いかける。

やはりというべきか魔理沙は起きており、白天に言われて目を開けて地面に降りる。

 

「....ちぇっ、分かったか。もうちょっと乗ってたかったな」

 

「君はアホかい? 自分で歩けるようになったのになぜ歩こうとしない」

 

「....兄さんのバカ」

 

「..........はぁ....それにしてもちょっと寒いな。確か今夏だよな?」

 

魔理沙が言ったことは無視し、今の状況についてのことを話す。

 

「確かに。なんか肌寒いな....湖の近くにいるせいではないだろうし、霧のせいなのか?」

 

辺りを見渡しながら寒くなった原因を探すも、霧が濃いのでほとんど見えない。

 

「とりあえず、このまま真っ直ぐ進もうか」

 

浮上して進もうとしたとき微弱ながらも妖力を感じたのでそちらに行ってみたのだが、そこには地面に埋まっている妖精がいた。それになにかをぶつぶつ呟いていて少々不気味だった。

 

「あたいはさいきょー....あたいはさいきょー....あたいはさいきょー....あたいはさいきょー....あたいはさいきょー」

 

.......うん、この霊力の質といい、技の強大からして犯人は....

 

 

我が家の霊夢にちげーねーな。

 

 

あいつ以外いねーよこんなことするの....。

 

「霊夢ってば相当怒ってるのね」

 

「おい、素になってるぞ、素に」

 

「おっといけねぇ....。とりあえず埋まってる妖精よ、御愁傷様だぜ」

 

危うく魔理沙の黒歴史が見えてしまうところだったぜー。うふふな魔理沙はヤヴァイよ。

 

「....進むか」

 

「おう」

 

そのまま霧の湖を突っ切るのだった。

 

 

 

そのまま進んでいると目に悪く、いかにも怪物がすんでいそうな館か城と言うべき場所に着いた。目の前には大破した門があり、その近くにボロボロの服をきた中国人ぽい人がいた。

 

 

門番なのだろうけど寝ている門番がそこにはいた。

 

 

「あー....霊夢のせいだよな、きっと」

 

「そいつ以外誰がいると?」

 

「グゥ~....むねなしめいどちょー....ナイフだぁぁぁぁ....グゥ~」

 

はいアウト。あんたを今から消すわ。

 

「魔理沙....」

 

「なんだぜ?」

 

「殺れ」

 

「....えっ?」

 

「殺れ!!」

 

「了解しましたぁぁ!! マスタァアァースパァァクー!」

 

特大のマスタースパークを寝ている奴に放つ。

 

「ちょっと待って! 起きてる、起きてるからぁぁぁ!」

 

「「....知らんな」」

 

「そんなー!!」

 

女の人の声が周りに響いた。


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