東方意味探伝 作:Toragn
~side白天~
あの後魔理沙を洞窟内に横にしたあと"ある鉄球"を造ってもらった。
よしこれで準備を整えた。これでゾンビたちを残滅できる......はず。
「......よし、準備完了だ。行ってきます」
「おう兄ちゃん、頑張ってきな!! それにしてもそんな適当なものしかつくれなくてごめんな」
鍛冶屋のおっちゃんが謝ってくる。しかし、自分は、自分で使いたいものを自分で作ったりする
のがセオリーなので、こちらがお世話になったのだから、逆にお礼を述べた。
「へへ、相変わらずの優男だなっ!!」
バシンッ!! と自分の背中を豪快に笑いながら叩いてきた。
「痛! 力加減してください!!」
わははははははははははは!!
洞窟内に笑い声が響く。よしそろそろ....
「んじゃっ、行ってきますよ。必ず、必ず奴等を倒してきます」
「おうっ!! 行ってこいや!」
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とにかく森の中を走る、草むらから出てきたゾンビは片っ端から"波紋"を流し、倒していく。
ヴォォォッッ!!
いきなり上から落ちて来たゾンビには
「泡切"シャボンカッター"!!」
とにかくシャボンで倒す、そろそろシャボン液が切れそうだな......。とりあえず"波刀"を使うか。
しかっし敵の数が多いなぁ、きょうげつとかいうのも自分がそちらに迫ってくるのを感じたのだろうか....。
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........おかしい、明らかに迷わされている。....いやっ別に自分が迷っている訳じゃないんだよ!?
ちゃんとした理由もあるよ!? だから聞いてってば.....(以下省略)
ふぅ..ふぅ..分かった? ようはね、変な魔力がこの先へ行かせるのを邪魔してるんだよ。
......ザッ!!
「誰だお前ら!!」
言った瞬間、草むらから五体のゾンビが出てきた。
「俺の名前は情熱のレッドゾンビー!!」
「俺の名前はクールなブルーゾンビー!!」
「私の名前はみんなのヒロインピンクゾンビー! よろしくねっ!」
「僕の名前はレッドでもブルーでもないプラズマゾンビー!!」
「俺様の名前は....ブルーベリーゾンビー!!」
『五ゾンビーあわせて五ゾンビー!!』 ドドォォン
.................なっなんだ奴等、自己紹介しやがった。五ゾンビーてっそのままやん!? というかピンク!! お前明らかに男だろ!?!?!?
髭がめっちゃ生えてるおっさんやん!?あとプラズマ!! お前が一番強そう!! あとブルーもレッドも本当に関係なさそうだな!?!?
というか一番下の奴の台本だろそれ!? あとブルーベリーや、お前は正直だなぁ。
めっちゃブルーベリー色やんけ!?!?何お前ブルーベリーでも食いすぎたの!? 思わず叫んだ。
「んだとゴラァァァ!! わしゃあ女じゃぁぁ!! 一度だけピンクをやってみたかったんじゃぁぼけぇぇぇ!!」
「あっやっぱりそうだった? ごめんなさいブルーベリー」
「いや別にいいよ? プラズマ。それよりよく分かりましたね。俺様がブルーベリーの食いすぎでこうなったの」
※上から、ピンク、プラズマ、ブルーベリーです。
......ブルーベリィィィ?!?! お前めっちゃ紳士だな!! その一人称似合わないぞ!?あとピンクめっちゃこわっ!!
あんた絶対ぼけてんだろ!?
.......まぁとりあえずこいつらが迷ってる原因だな....。
「とりあえず、掛かって来い」
自分はそうキメ顔で言った。
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それでわっ!!