Magical Girls Story   作:orzタケシ

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できました。8話です。これから新章突入です。
でもこれ実は150000文字以内だから。今まで書いたの丸々1話としてまとめられるんですよね・・・やばい悲しくなる。
取り敢えず次回は少し遅くなりそうです。


G・W Sky Crisis
第8話 それはG・W前のとある日に


魔法少女となって早数日俺は・・・

「「「待てぇぇ!止まらんかぁ!!!!」」」

わかっていたことだが俺はTVの放送通り警察とのデッドチェイスを興じる羽目になっていた。

「えぇ!!?なんで!私最近あんまり建物とか壊してないはずだけど!?」

そう俺は金路に言われたことを気にして周辺被害が及ばないように工夫し始めたのだ。

「どこが壊してないだ!貴様の起こす爆発でベランダが吹き飛んだわ!」

・・・え?そんな事あったっけ?記憶の糸をたぐる

 

 

 

それは4月中旬のとある土曜日、得意の杖術さばきで悪魔を殴打していた時だった。ガードが剥がれた瞬間を狙い上空に撥ねとばす。

そして今度は周辺に被害を出さないために威力を抑えよう、抑えようとしてできるだけ弱く撃ったのだ。

「終わりなさい!爆 撃 砲(エクスプロドキャノン)(弱)!」それは悪魔に命中、威力は抑えらはずの一撃でも半径6メートルの爆発により目標を吹き飛ばした。その範囲に確か・・・アパートあったっけ?

・・・いやあったわ、ギリギリ範囲に入ってて当たったわ・・・

 

「いや!!でも、その後はなんもやってないはずだもん!!」

すると他の警察が白バイで追いながら言ってくる。

「お前がぶっ飛ばした未確認生命体でビルの一室がオシャカだ!」

 

え?うっそマジかよ?

 

それはとある平日の昼

「ほら、飛んでけぇ!!!爆 発 槌 撃(エクスプロドインパクト) !!」

今度こそ周辺被害を出さないようにとメイス中の魔力少なくかつを圧縮しないようにする、メイスのスパイクが開きその逆に砲身が塞がれるその後、全力でそれを敵に叩きつけるすると同時にそこから爆発が文字通り噴き出した。

「カぁァッ!!!」

これ以上ないほどに勢い良く悪魔が飛んで行き、ビルの壁を突き破った。

その時の音を文字にするなら ゴシャッ! とか ドガッ! とかそんなんだろうなぁと……

 

 

あの時は新技の完成だぜ!とか、昼休みが終わりそうだやべぇ!とかそんな感覚しかなかった。やっちまってた…

 

「……………………」

「あ、逃げるな!」

黙って走る速度を上げる。地に足をつける衝撃で道路のコンクリートが飛びパトカーや白バイの走行の邪魔をする。

 

「うをっ!」「危ねえ!」「なに!?」

 

各々が怯んだ隙にぐんぐんとその間をあけて数分後遂に警察を完全に巻く事が出来たのだった。キツイなぁほんと。

 

 

 

そしてさらに数日後学校にて

「黎征!頼む!ゴールデンウィークである試合で団体戦の人数が足りないんだ!助っ人になって「ふざけんな」くぅ、そこを頼むよぉ〜」

笛吹高の剣道部は団体戦が出来る人数のギリギリだ。

故にもし1人でも部員が行けなくなればそれすら出来なくなる。それにだ

「まず、剣道未経験者に聞くのがどうかしてんだろ?」

そうなのだ、まずこいつは剣道未経験の俺にそんな事を聞いてくるのがアホだ。

「いや、でもお前大抵見た動き再現できるしよぉ・・・」

確かに実際動きは再現できる。そう()()はだ。

「まずよゴールデンウィークはな大事な大事なイベントがあるんだよ!それを逃すことなんてできるはずがないだろう!?それに金路・・・お前、俺の落ち着きのなさをなめるなよ!」

「完全に忘れてた・・・」

そうなのだ「道」とつくものは総じて作法というものが存在する。そして俺は作法というものについてはてんでダメだ必ずどこかでアホな顔になる終いにはあらぬところを見て「バナナ」とか言ってしまう(流石にそこまではないが)

 

 

 

 

その事について昔黎征の祖父が言っていた。

「黎征お前………お前なんなん?」と

 

 

 

そして放課後。

 

「あ!金路先輩!本当に連れてこれたんですね!」

「あぁ!こいつが俺の親友にして最強の秘密兵器!仙道黎征だ!」

「黎征先輩って言ったら体力テストで全部満点だったっていうあの?」

「そうだ!」

「黎征先輩って言ったら授業中音出してゲームしていたという伝説の?」

「そうだ!」

「黎征と言ったら眞銀さんと特に仲のいい殺さなければならない男第1位に輝いたあのクソ?」

「黎征言われてんぞぉ、て眞銀人気だなおい」

 

俺は学校の道場に嫌そうな顔しながら立っていた。

というかおい、最後!それ金路もだろ!なんで俺がそんなものにランクインしなきゃならないんだよ!金路はどうした!

 

 

事は数分前に遡る

 

そいつは俺が「これから、今日がはじまるぞ!」という意気込みで帰ろうとしていた時やって来た。

「あ!クロぉ!!」

と俺を呼ぶ昔馴染みの声がする。

「ん?どうした眞銀?」

見ると通学バックはもったい今から帰るということではなさそうだ。

「ねぇ、ねぇクロ、私達3人幼馴染じゃん?」

と、当たり前のことを聞いて来た。

「おぉそうだな?」

急にそんな事聞いてくるので少し不思議がっているとまたも変なこと聞いて来た。

「それでさ、もし私やキンが大変な目にあってて、困ってたらクロは助けてくれる?」

と首を傾げて上目遣いで聞いて来た。

 

・・・相対的に見て眞銀はかなり美人の方だ笛吹高校三大美人の名は伊達ではない、それにこの誰にも隔てない性格が拍車をかけかなりモテるだろう。間違いない、だって隣の席の隣田君とか1年の頃凄い紹介してくれって言ってたもんな。

 

 

しかし………

 

 

「HA・HA・HA!!どうせお前その話から金路の部活に持って行こうとしてんだろ!?お前のその色仕掛けが俺に通用すると思うなよ!何年の付き合いだと思ってたんだ!HA・HA・HA!!」

大方金路に説得を頼まれたのだろう。

「クゥゥゥゥ!!!!だめか!!!」

他の男子にはイチコロな声や仕草も俺や金路ではなにも感じない、有り体に言えば相手が悪い、いや悪すぎるのだ。

 

もう観念したのか眞銀が駄々をこねる。

「もう!!金路の部活手伝ってよ!どうせクロ暇でしょ!?」

「うるせぇ!!俺には限定イベント武器を手に入れるために周回をしなきゃならないって仕事があるんだよ!!!」

「…………は?」

眞銀の空気が…………変わった。

「あ、やべ」

時すでに遅しとはこの事である。

「へぇ〜、クロはさゲームの欲のために友達を、ううん一生懸命汗水垂らして努力して、仲間の為にいい成績を、あげたい親友を幼馴染を見捨てるんだぁ〜へぇ〜なるほどぉ」

ドン!

俺の横を眞銀の手が勢いよく壁に手をつく状態になる、所謂壁ドンだ!

汗が噴き出す。それも嫌に冷たい汗だ。

「クロ」

ゴクリと緊張感で生唾を飲む。

「で?本当はなにをするのが正解かな?」

 

 

 

 

そうして今に至る、足の震えが未だに止まりません。

 

 




実は私今日エレベーターに閉じ込められまして。
「は?え?嘘やん?ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!」
ってなりましてしかも自分大学生なんですけどね?大学そのものが停電起こしたらしくエレベーターにある緊急連絡用ボタンが効かないんでよ。
しかもなかが男5人のもんだから蒸し暑いのなんのって。
正直メチャクチャ焦りましたね。
まぁ閉じ込められたと言っても15分くらいでなんとかなったから良かったですけど。

そして、さらにその数分後同じエレベーターを使うという。アホなorz-タケシの話でした。

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