次は明日か明後日に出したいと思います。
誤字等がありましたらご報告お願いします。
全部誤字だけど?とか言わないでください。泣きます。
家を出て数分後、茜と別れてから登校していると後ろからいかにも体育会系な出で立ちをした男が走ってきた。
「よう黎征!部活しようぜ!」
と某日曜に放送される国民的アニメのキャラみたいなことを、爽やかに言ってくるやつが来た
こいつの名前は汐崎 金路 16歳 部活は剣道部 少し長めの坊主頭である。幼少時代からの仲でまぁ幼馴染とか言うやつだ。
「ごめんよ中島くん今日は無理だから明日にするよ」
ともはや脳死でこの流れをする
「まぁ、それはそうと黎征よぉ、お前見たかニュース」
とまぁいつものように俺の以外とツッコミにくいボケをスルーして話題に入る、前まではツッコミいれていたが
「返しがつまんねぇ」と言いうと本人が「面白い返しができるようになるまで少し待ってくれ!」と真剣に悩み出したのでできるまで同じボケをすることにした。そろそろボケがつまらないことに気がつかないのかと思うのだがそれは言わない。
「見た見た、なんか最近多いよな怪物騒動どっかの魔法少女が言ってたらしいけど昔出たアポストロじゃないらしいな。まぁどっちにしろ現代兵器がきかねぇらしいがなぁ」
「この前の事件で前のアポストロ?だっけそれの出現回数超えたんだってよ」
「物騒だなおい妹が心配だ」
とそんな会話をしていると
「茜ちゃんかぁ本当あの子可愛いからなにか起きそうで怖いわよね」
とどこからともなく声がするが
「そうなんだよ、俺の妹可愛いからマジ心配でさ!」
と心を込めた本気の同意で返すと
「あ、眞銀」という金路の声と同時に
「このシスコンが」と後ろから後頭部に軽くチョップをかまして来た。
後ろ振り向くと「おはよう」とかるく叩いて来た手を挙げて挨拶してくるセミロングの目つきが鋭い幼馴染v2がそこにいた。
この少女は 上林
部活は確かやってない、金路と同じくらい付き合いは長い時々ウチに来て妹に変わり料理を作ってくれたりする。そして、なんかこいつだけ笛吹三代美人と呼ばれるようなり、今の気さくな性格もあいまってカースト上位だ。
今や俺たちには手が届きそうにない存在なのにちゃんと友達してくれるとは ……v2がv1よかスペック高すぎんよ…
閑話休題
「うぃーす」適当に返事をする。
「ねぇシスコンあんたのとこ今日も行くけど大丈夫よね?で、キンはどうする?」
「悪りぃ俺はちょっと今日は部活で遅くなりそうだから行けそうにねぇかな」
「りょうかーい」
とこんなやり取りをしていると眞銀の会話の最初の方に看過出来ない言葉が出ていた。
「なぁ、その俺がシスコンの代名詞みたいな言い方やめようぜ」
「「え!?」」
「おい、やめろよ…二人とも俺がシスコンの代名詞みたいな共通認識の確立とかやめろよ…」
やけに二人とも本気で驚いたみたいな声を上げて来た。
いや、正直数少ない家族なんだから大切にするのは当たり前なんじゃないかと思うのだがこんな場所で空気が重いことは言えないのでやめた。
すると前からおそらく眞銀の友達であろう女生徒が手を振っていた。
「あ、友達がいるから先行くね!じゃね!」
と言って先に走っていった。
十数分後教室につき自分の席に着くと隣の席の近場くんが眞銀に自分を紹介してくれないかとか聞いて来た。
正直ウザいがお得意の脳死「考えとくよ」連打でかわす。
それからはとくに代わり映えしない、いつものように授業を寝て過ごしたり。怒られたり、立たされたりして1日が終わった…コラそこ「ただ寝た後の一連の流れだけじゃね?」とか言ってはいけない。
そして放課後、友達とも言える友達が金路や眞銀しかいない俺は金路が部活で眞銀が他の女生徒達と帰っているのでそこに混ざるわけもいかず、ただ一人帰りを歩いていると、昔よく3人で遊んだ公園を見かけた。
一人という寂しさも相まってなんとなく、本当になんの他意もなく公園に入っていった。そしてこれが、俺にとって本当の意味で俺自身の人生を変える行動とは知る由もなかった。
前回の続きです。こんな区切らなくても良くね?とか言わないでください…息切れしたんや途中で…疲れたんや…
多分1話全部書いたら丸々読みやすいように全部まとめると思います。
潮崎 金路 16歳 笛吹高校2年
仙道黎征の幼馴染の一人、所属している部活がら坊主にしている、時々仙道家にご飯などを食べに言っている。思いやり深く幼馴染3人組を家族のようなものだと認識している。メインキャラの一人後々物語に絡んで来ます。
上林 眞銀 16歳 笛吹高校2年
仙道黎征の幼馴染の一人、茜が料理洗濯などの、家事を行なっている仙道家の現状を見るに見かねて仙道家の家事やらを手伝っている。メインキャラの一人後々物語に絡んで来ます。*残念ながら(?)黎征や金路の事が好きとかそんな事もなくただの仲良い幼馴染とか家族とかそんな風にしか思ってない。