今回は中編です。
「広いのです!」
「榛名、感激です!」
「凄いな〜」
やっぱり栄のデパートで正解だったな。
まぁあれだったら後でショッピングモール行けば大丈夫だろ。
「んじゃ、お前達の服買うぞ〜」
「「「お〜!!(なのです!)」」」
一時間半後…
「そろそろ決まったか〜?」
本当に女の買い物は長い。
なんでこんなに長いんだ…
「はいなのです!」
「似合うか分からないですけど…」
「んぁ〜一応〜」
さて、会計するか。
金額が気になるけどな…
「九万六千七百五十円です。」
うそ…だろ…
こんなに高くつくのかよ…
想定外だ、現金足りねぇじゃん。
服なら三万程度で一人一万程度で済むと思ったのが間違いか…
一人三万二千二百五十円かよ…
カードでいいやもう。
「カードでお願いします。」
「かしこまりました。」
会計後…
「お〜い、着替えたか?3人とも。」
「はい!」
「着替えたのです!」
「着替えたよ〜」
「んじゃ次、家具買いに行くぞ〜」
「「「お〜!」」」
またまた移動中…
「次はどこに行くのですか?」
「次は家具屋かな。メガドンキ名古屋本店。ついでに食料品も買うぞ。」
「メガって事は広いのです?」
「広いぞ〜ネカフェとかあるし、スーパーとしても広いからな。」
「んじゃ私ネカフェにおるね〜」
「行かせないからな?望月も付いてこい。」
「ちぇ、つれないな〜」
「お前には欲しい物がないのか…」
「ある。パソコン、3DS、プレステ4…」
「ゲームばっかりじゃねぇか。ゲームは後だ。」
「ちぇっ。買ってくれるだけマシだけど。」
「望月ちゃん、そんな事言わないのです!」
「ちぇ〜」
「さ〜て、ちょっと名古屋高速に入るぞ。結構飛ばすからしっかりとどっかに掴まっておけよ〜」
「は、はい!」
「怖いのです…」
「おー」
名古屋高速を飛ばして数十分後…
「お〜し、着いたぞ。」
「司令官さん…一体何キロ出してたのです?」
「ん〜160かな。もっと出して欲しかった?」
「大丈夫なのです…それより、望月ちゃんと榛名さんが気絶してるのです。」
「お〜い、起きろ〜着いたぞ。」
「う〜ん…提督〜怖かったです…」
「まさかこんなに飛ばすなんて思ってなかったよ…」
「悪い悪い。高速入るとつい踏むんだよ。んじゃ行くぞ〜」
二時間四十分後…
「これで食料品は何とかなったな。」
「収納もですね。」
「次は家具屋です!」
「と行きたいんだけど、家具屋まで早くても四十分は掛かるんだよ。だからとりあえず今日の所は家電屋に寄って帰ろうと思う。」
「え〜…」
「何でなのです?」
「ちょっと本社で用事が出来た。」
「それならば…仕方ないですね。」
「すまんな。一応、本社での会議中は俺の部屋にいてくれ。榛名、頼んだぞ。」
「はい!榛名にお任せ下さい!」
「んじゃ、名駅に戻るぞ。今から家電屋行くで。」
「お〜い、ゲームとパソコンは?」
「そこで買うから我慢してくれ。ソフトは一本だけな。時間がないから。」
「え〜」
「鎮守府にいる時に俺に頼めば買ったるから我慢しろ。あとこれ、ヨドバシのチラシ。」
「分かったよ…」
「電も買ってくれますか…?」
「買ってあげるから安心しろ。」
「よし、ちょっと高速飛ばすぞ。」
「分かりました…」
「うん。」