今回は電の初出撃です。
秘書艦として最初に選べるので思い入れがある提督さんも多いのではないのでしょうか。
そんな電の初出撃です。
「電、聞こえるか?」
『はいなのです!』
「よーし、じゃあ前進してくれ。」
『はいなのです!』
電、移動中…
『司令官さん、敵発見なのです!』
「敵の数は?」
『駆逐艦が一なのです。』
「ふむ…気を付けながら砲撃だ。」
『了解なのです。』
電、戦闘中…
『司令官さん、敵を撃沈したのです!』
「お疲れ様。それで電の損害は?」
『中破してしまいました…』
「どっちにせよ、電しかいないから撤退だ。」
『はいなのです。』
電、帰還中…
「電、戻りました〜」
「お疲れ様。入渠してきな。」
「はいなのです。そういえば司令官さん、新しい艦娘が着任したのです。」
「お、ありがたいな。それで新しい艦娘は?」
「入ってきてください〜」
これがドロップ艦ってやつか。
誰が来るかな〜
「んぁ?…あぁ、望月でーす。」
「よろしくな。望月。」
「ん〜よろしく〜」
「電は行って大丈夫なのです?」
「うん。行って来ても大丈夫だよ。」
「じゃあ行ってくるのです。」
電にはちょっと無理させちゃったかな〜
望月も来たし、少しは楽になるかな?
それはそうと、建造の方も見に行かないと。
「望月〜工廠に行くぞ〜」
「んぁ〜めんど〜」
「しゃーねーなー…おぶってやるから。」
「やった〜」
やれやれ、望月はぐだぐだな感じの性格だな。まぁそれでも構わんが。
っと、工廠に着いたな。
「残り時間は…後二時間?」
待ってる時間が勿体ないな…
お、高速建造材なんてあるじゃん。
使ってみよ。
「うぇぇぇぇぇぇい!ヒャッハー!汚物は消毒だー!」
「ザウザーの手下かよ…w」
「まー良いじゃん。高速建造材ってなんかやりたくなるの分かんない?」
「分かる。ま〜それはそうと、新しい仲間?酔狂な娘だねー。いいけど。」
「高速戦艦、榛名、着任しました。あなたが提督なのね?よろしくお願い致します。」
「わーお、これはびっくり。」
「おー戦艦だー」
「入渠終わったのです。って建造終わったのです?」
「あ、電か。バーナー使ったから終わったよ。」
「バーナー?高速建造材ですか?」
「そーそー。その結果が戦艦なんだよ。」
「凄いのです…」
「榛名、頑張ります!」
「はえ〜、私とは対象的だね〜」
「お前がぐだぐだ過ぎるだけな。」
「ねー提督、昼寝したい。」
「お前な…まぁ良いわ。執務室に行くぞ〜」
「はいなのです!」
「了解しました!」
〜執務室〜
「望月、ソファーで寝てな。」
「あ〜い、おやすみ〜」
「しかし…暇だな〜」
「なのです!」
「そうですね〜」
「よし、買い物にでも行くか。」
「買い物…ですか?」
「そう。この先の生活に困らない為にな。とりあえず…行くとしたら名駅近辺か郊外のモールか。」
まず、名駅近くの家電屋だろ。
んで、常滑のコストコか。
家具屋どっかに無かったっけ?やべぇ〜覚えてねー。
あ、メガドンキ名古屋本店あんじゃん。
実家の方にニトリあったなそういや。
確か国道二十二号沿いに。
それと、電や榛名達のよそ行きの服も買わないとな。
よし、決まり。
「ですが…今は執務中ですし…」
「大丈夫大丈夫、書類仕事はもう処理済だし、会社の事も終わってるしな。問題ね〜よ。」
「「会社?」」
「しまった、言うの忘れてたな。ほれ、名刺だ。」
「松島鉄道グループ会長…」
「兼松島鉄道系列会社社長…」
「凄いのです…」
「よっしゃ、善は急げって言うし、行くぞ〜!電、望月起こしてくれ〜」
「はいなのです!望月ちゃん、起きるのです!」
「痛い痛い、何だよー」
「買い物に行くのです!」
「んぁ〜めんど〜」
「しゃーない、榛名。面倒見てくれ。」
「了解しました!」
どうでしたか?
ちなみに作者の秘書艦はアーケード版、ブラウザ版共に電です。