今回でオークラ先生のコミケ編完結です!
それでは本編どうぞ!
「コミケ終わったぁぁ!」
「私は疲れたわ…」
いや〜、終わっちゃいましたね〜冬コミ。
年に二回の祭典が。
「よし、とりあえず片付け始めるぞ。」
提督も大変そうだねぇ〜
やっぱり企業ブースって大変だよねぇ〜
そう考えると企業参加はしたくないんだよね〜
「秋雲、風雲も手伝ってくれ、頼む。」
「え〜、仕方ないな〜」
「私、疲れたんだけど…」
「しゃーない、風雲は荷物見とけ。」
「は〜い」
1時間後…
「よし、こんなもんだろ。さて、秋雲サンキュ〜」
「ふっふ〜ん、良いって事よ〜」
「風雲と一緒に待っててくれ。俺は部下に指示ださなあかんでさ。」
「ん、オッケー」
ふぅ〜、やっぱり企業ブースって片付けも面倒だね〜
「風雲、コミケどうだった?」
「はっきり言ってやばかったわ。疲れた。」
「まぁ〜初めてのコミケじゃあそうだよねー」
「今ならぐっすり寝れそうだわ…」
「お待たせ、じゃあ行こうか。」
「そうだね〜早く帰ろ〜」
赤城さんの新刊と既刊が待ってるからね〜
あ〜、早く戻りた〜い!
「とりあえず出てきたが…やっぱり混むよなぁ…帰りの最終こだまに間に合うか分かんねぇなぁ…」
「最終こだま?夜になるよ〜?」
「新幹線じゃねぇよ。在来線特急の方な。」
「自由席じゃないよね?」
「大丈夫、グリーンだ。」
おお〜、疲れたから丁度良いねぇグリーン車。
「さてと、榛名に電話しないとな。」
「最愛の妻に電話ですかぁ〜?ラブラブですねぇ〜提督〜」
「よし秋雲、お前だけ自由席に変えるぞ。」
え、ちょ、冗談のつもりなんだけど流石にそれはやめて提督。
「ジョーダンだって〜提督〜自由席はやめて〜」
「ったく…もしもし、榛名か?」
『はい、榛名です。丁度私も提督に電話をしようと思っていた所で…』
「榛名、俺達今から鎮守府に帰るからさ、しっかりと準備しといてくれよ。年越しパーティのさ。」
『ええ、大丈夫です!提督も無事に帰って来てくださいね!』
「もちろんだ。そう言えば榛名、何か話したい事があったんじゃないか?」
『あ、はい…実は榛名、提督の子を授かりました!』
「…え?覚えがないんだけど…」
『お姉様達と一緒に呑んだ時に、最終的に榛名と二人きりになりましたよね?』
「ああ、金剛が誘ってきた時の。」
『その時に、お酒の勢いで…』
「…あ、もしかして朝起きたら二人共裸になって寝てた時か?」
『そうです。榛名も覚えていなかったのですが…比叡お姉様に見られていたみたいで…』
「…この話は鎮守府に帰ってから続きをしよう、榛名。」
『あ、はい。分かりました!では!』
「提督〜?どうしたのさ〜厳しい顔して。」
「秋雲、風雲、大変な事になった。この事は絶対に青葉に言うなよ。」
「大変な事〜?」
「どんな事なのよ?」
「榛名が…俺の子供を…妊娠した…」
「「ええええええええええ!?」」
これは夏コミ新刊のネタになる!詳しく話を聞かなきゃねぇ〜
「提督!どうするのよ!」
「どうするって言われてもよぉ…責任取るしかないだろ…」
「提督、その話、詳しく教えてちょうだい!」
「おい、秋雲、まさか新刊のネタにするとかじゃないよな?」
「いやいや、まさか〜」
「まぁいい。帰りの車で話すわ。」
いや〜、これはネタになるねぇ〜
夏コミの新刊、今からでも書けるよ〜!
「早く行こうよ〜提督〜」
「仕方ない、ちょっと歩くか…」
二十分後…
「よし、東京到着。」
「ね〜提督、何か食べたい〜」
「食堂車まで我慢しろ。ティータイムがあるから。」
「秋雲…少しは待ちましょうよ…」
「ちぇ〜」
十五分後…
「そろそろ来るかな…」
[まもなく、1番線に、18時10分発、特急、こだま13号、大阪行きが14両編成で参ります。停車駅は、品川、横浜、静岡、名古屋、岐阜、草津、京都、新大阪です。ご乗車には乗車券の他に特急券、指定券が必要です。こだま、と表示した乗車口案内でお待ちください。列車は1号車、2号車の順で、一番後ろが14号車です。]
「14両って…新幹線とほぼ変わんないじゃん提督〜」
「本当は後2両追加で16両編成にしたかったけど流石にな。」
「来たみたいよ。」
「おおー、威圧感あるね〜ボンネット先頭車は。」
「さてと、乗り込むか。」
「そうだね〜」
いかがでしたか?
次回の伏線は文中に隠れています。
お楽しみに!