今回は赤城を筆頭とした空母達が(一応)主役です。
それでは本編どうぞ!
天城型航空母艦二番艦、赤城です。
今日は重桜の空母の方達と呑む事になりました。そういう訳で、今は鳳翔さんの居酒屋に来ています。あ、一応言っておきますけど、まだ呑み会は始まってません。鳳翔さんのお手伝い中です。姉さんに、高雄、愛宕に加賀さん、土佐ちゃん、蒼龍さん、飛龍さん、鶴姉妹、雲龍型姉妹に軽空母の皆さんも一緒です。まぁ、間宮さんと、伊良湖さんにもお手伝いに来てもらっていますけど。
「赤城〜、次は何すりゃええんや?」
「龍驤さんは…そうだ、私の刺身包丁研いでもらってもよろしいですか?」
「よっしゃ、任せとき!」
「土佐。唐揚げは出来たかしら?」
「はい!姉さんに言われた通りに沢山作りました!」
加賀さん達は大丈夫そうですね。
さて、鶴姉妹と二航戦'sはどうでしょうか?
「翔鶴姉、スカートにカレー付いてる!」
「えっ、どこ?カレーの汚れって落ちにくいのに…」
「ほら、ここに…」
「待って瑞鶴、あまりスカートを触らないで…!」
「あっ、翔鶴姉!大丈夫…」
「いたた…瑞鶴?」
「翔鶴姉…スカート脱げてる…」
「ほうほう、翔鶴ちゃん、意外にも大胆ですねぇ…」
「まさか紐パンとはねぇ…」
「もう!何で私ばっかり!」
「あ、待って翔鶴姉!わざとじゃないの!」
「五航戦姉妹、行っちゃったね〜飛龍。」
「瑞鶴先輩のパンツがあると聞いて!」
「葛城ちゃん、無いから。」
「あれ〜?気のせいかな〜?」
「葛城、戻ってきて。」
「は〜い」
…翔鶴さん、どんまいです。
まぁでも、殆ど出来てる見たいなので問題ないですね。
早い所準備して早く始めましょう!
一時間後、居酒屋鳳翔…
「それでは〜…空母の発展を願って、乾杯!」
「乾杯〜!」
「この食事の量は多すぎませんかぁ〜?一航戦の先輩方?太りますよ?」
「この量でも足りない位よ。それと、口を慎みなさい五航戦。」
「んなっ、その言い方だと私と翔鶴姉もじゃん!」
「そうね。丁度良いのじゃないかしら。」
「うっわ、ひどい先輩。これだから欠陥空母は。」
「貴女に言われたくはありません。七面鳥の如くやられた空母には特に。」
「まぁまぁ、加賀さんも瑞鶴ちゃんも落ち着いて、ね?」
「ここの私は五航戦の妹と仲が悪いのか?蒼龍。」
「いや〜、悪いという訳ではないと思いますよ?なんやかんやで無意識の内に連携出来てますし。」
「二航戦の蒼がつく方、後で工廠裏。」
「ちょっ、加賀さんそれはないでしょ〜!」
皆さん楽しんでますね〜
あ、私はガッツリ食事中です。
「そんなに食べて大丈夫なのかしら?もう一人の私は。」
「腹が減っては戦は出来ぬ、って言うじゃないですか。それに、食べなきゃ損ですよ!どうです?早食い競争でもします?それとも大食い競争?」
「貴女は食べる事しか頭にないのかしら?」
「さっきも言いましたけど、食べなきゃ損です!」
ん〜、やっぱり鳳翔さんの料理は美味しいですね〜箸が止まりません!
加賀さんもガッツリ食事中ですね。
「ヒャッハー!今日は呑むぞ〜!」
「そうですね〜!呑みましょ〜!」
隼鷹さんと千歳さんは何時もと変わらないですねぇ…
酒瓶が開けてすぐに空に…
これに那智さんとかPolaさんが入って来たら悲惨な事になりそうです。
「何で同じ瑞鶴でここまで違ってくるの…」
「さぁね〜何でだろ?」
「瑞鶴先輩が二人…ここは天国だった…?」
「そんな訳無いでしょ。葛城。」
「いてっ。瑞鶴先輩ひどい〜」
「ず、瑞鶴に胸があるやないか…どういう事や瑞鶴、裏切ったんかいな…」
「龍驤さん何言ってるの!私はこの通り!胸はありません!」
「これまで甲板胸同士仲良うやって来たのになぁ…瑞鶴…残念やでウチは…」
「瑞鶴ちゃん…それはないよ…」
「あーも〜!私はこの通りです!」
「ふふっ、面白いね。ここの私は。」
「面白くな〜い!」
さ〜て、今日は呑み明かしましょうか!
ガレージ…
「提督、エンジン吹かしてください!」
「よし来た、任せとけ。」
榛名が初めて組んだロータリー、じっくりと榛名のセンスを味わうとしようか…
「どうですか?」
「…初めてにしては上手く組めてるじゃないか。よし、今日はこの位にして鳳翔さんの所にでも行くか?」
「はい!是非ご一緒に!」
「よっしゃ、着替えて行くか。」
「分かりました提督!」
十分後…
「お待たせしました、提督。行きましょう!」
「ああ。」
鳳翔の居酒屋…
「うわ、くっさ!」
「中から強烈にお酒の匂いがしますね。」
「またPolaを筆頭にした呑兵衛たちか…まぁ仕方ない。」
「提督、本日貸し切りって書いてありますよ?」
「あ〜、マジか。仕方ない、俺の部屋で良ければ今から大丈夫だけど…」
「提督の部屋ですか?分かりました!」
疲れたから夜御飯を鳳翔さんに任せようと思ったんだけどな〜
仕方ない、適当に作るか。
「提督、この時間からだとあんまり大層な料理は作れないですけど…」
「榛名、大丈夫だよ。俺が作るからさ。」
「提督、お休みになってください…榛名が作るので!」
「何時も榛名が作ってくれてるからそのお礼だよ。今日はもう休め。」
「は、はぁ…分かりました…」
最後が思いっきり関係ない話でしたが、次回以降の伏線と言う事で…