オタクは異世界転生したら最強な定義について。 作:磊落のスッチ
AM6時
「はぁ。いいアニメ見つかんねぇし、つまんねぇな」カタカタ
AM7時
「おっと、もうこんなじか、ん、か」バタン(なんだ心臓が……やべ息が)ハァハァ
「ん、んあ」
(まてまて。起きた瞬間に真っ白い空間とか何これ俺、shinda?)
「およ? 起きたのか?」
「あ、あぁ。てか、あんた誰だ、よ」
(まてまて、なんですかァあれは。金髪でサイドテール、素晴らしき童顔。あ、あれは、ブヒるぞ。ブビィ)
「なんだ? 妾の顔になんかついてるのか?」
「いや、何でもないでござる」
「ござる? まぁいい。それより」
「?」
「すまんかった」
「大体は察しがつくが、何故こうなった?」
、
(多分あれだろ。間違えて殺しちゃった的なやつだろ)
「え、い、いや、あれだ。少し、ここが忙しくて」
「忙しいって……ここがか?」
「うん。ちょっとアレがあれの状態で」
(おいいきなりヒ〇キーになるな。はぁ、俺ガ〇ル見てぇ)
「起こったことは仕方ないさ。別にそれは、何も責めねぇさ」
「う、うむ。本当に悪かった。だからお主の願いを聞いてやろうぞ」
(何でこいつ偉そうなの?
でも、願いとやらは何にしようか。やっぱここは、『生き返らせてもらう』とか思ってるやついるんだろうな……。だがしかし! 俺は、そんなにやわな人間じゃねぇーんだよ。死んだら……そう! 転生だろ)
「じゃあ……これは、願いではないが、異世界はあるか?」
「うむ。あるぞ」
(ビンゴ)
「じゃあ、異世界転生でお願い」
「了解じゃ。では、い「ちょっと待てよ」く。どうしたのじゃ?」
「まだ願いは、終わってねぇよ」
「何を抜かしておる。もう願いは言っただろ」
「あぁ確かに一つ目は、な」
「なら願いは、「ただお前は、ひとつだけと言ったか?」え? 何を言っておる」
「まさかひとつだけとか無いよな。残り少なくとも70年以上生きれる命を、お前の間違えで水の泡にしたんだ。ひとつだけとケチくさいことは言われちゃ困る。この代償は、最低でも後、7つだ」
「うっ……。わ、分かった」
「じゃあ願いだ――ってのを頼む」
「待ってくれ。それは、チートすぎるじゃろ」
「『願い』だろ? 叶えられないでそんなこと言うわけないよな」
「う、分かった」
(こいつちょろいな)
俺が頼んだ願いがこれだ
①万物の創造(あらゆるものを考えてつくりだす)
②存在を知っている能力の複製(これは、アニメの能力とかを一度に二つ使える)
③完全記憶能力(全ての事を記憶する)
④ステータスの倍増。及び経験値の自乗(これは、文字通り)
⑤大賢者(分からないことや自らの複製が作れるゲームのヘルプみたいなもの)
⑥相手の能力の略奪(これは、そのままの意味だ)
⑦完全偽装(イケメンになれたり美少女に慣れたり)
「これでいいのか?」
「あぁ」
「じゃあ行くぞ?」
「おう、いつでもいいぜ」
「では、『我、全能神ゼウスは、汝、羽島 康也を異次元へと飛ばそうぞ』」
(ん? 今こいつゼウスって言ったマジかよ!)
「世も末だな」
それを最後に俺は、異世界に転生した。
1話終わりました!こんな感じで始まります