仮面騎士ライジン   作:Deすけ

13 / 30
ついにUAが800を超えました。ありがとうございます。これから一気にシリアス化するので思い切って銀魂のパロティを入れてみました。最後のおふざけ見てください。ちなみに銀魂ポロリ編の3話です。


第12話 前奏曲

雷人が試合会場に入ろうとすると入口付近で洋乃が壁に寄り掛かりながら立ち尽くしていた。

 

雷人)うん?洋乃か?どうしたこんなところで。

 

洋乃)さっき、ルール変更されてね。使用していいベルトが2つまでになったの。

 

雷人)どういうことだよ。

 

洋乃)どうやら、裏で先輩達が手を回していたらしいよ。

 

 

 

 

 

 

回想)立ち去ったあと

 

 

磯部)気になるのか?さっきの電話の内容が。

 

洋乃)先輩のことですから、審判に賄賂渡しているんじゃないんですか?

 

磯部)ハハハ、心外だな。セクハラする俺でもSKRのトップだぞ。そんなことするわけ無いだろ。さっきの電話は生徒会からでな、使用ベルトは2本までと通達が入った。もちろん、1本でも構わないらしい。

 

洋乃)どうしてこんな直前になって......。これじゃ濱野さんが不利ですよ!

 

磯部)そうだな。全く理不尽だ。まぁ、生徒会には逆らえないからな。それじゃ会場に行くからな。

 

洋乃)待ってください。これまで、直前にルール変更をするなんて前代未聞です!先輩、生徒会に根回ししたんですか?

 

磯部)ハハハ、だったらどうする?

 

洋乃)えっ?(何でなの?何その返答?)

 

磯部)need not to know. 想像に任せるさ。じゃあな。

 

洋乃)(どうして?何で明確に否定しなかったの?もしかして...本当に。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雷人)そうか、大体分かった。2本目ベルトについてだが、1つ最近使ってないのがある。それにするよ。

 

洋乃)イクサ以外に持ってたの?教えてよ。

 

雷人)まぁな。お楽しみは試合の終盤だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上原)みなさんこんにちは!今回の試合の実況をすることになりました、1年の上原美空です!よろしくお願いします。それでは、入場してもらいましょう!まずは、現SKRのエース!磯部雅人さんです。すごい歓声です!

 

磯部) (悪いな雷人、今回は勝たせてもらうぜ。どんな手を使ってもな)

 

上原)そして、入部をかけて戦いを挑む挑戦者!父親が警視副総監!何より、前の学校でもSKRに所属していたまさに雷の如く全校に轟かせている男!濱野雷人

 

ルールの説明をします。ライダーに変身したあと戦いを行ってもらいます。勝敗は相手が降参を申し出たときや客観的に戦意喪失の様子が見受けられた時です。

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤)正直さぁ、どっちが勝つと思う?濱野と磯部先輩。

 

本寺)やっぱ、先輩かな。あんな性格しているけれど戦士としては尊敬できるからな。岸田さんは?

 

洋乃)決まっているじゃない。雷人よ、絶対。長年の付き合いだけど、彼ほどどんな状況でも冷静さを保てる人はいないわ。ほら、先輩見てみなよ。

 

 

 

 

磯部)てめぇ、よくも俺の妹分に対して恥をかかせやがって。覚悟しやがれ。

 

雷人)俺は人として正しいことをしただけです。誰のことについて話しているかはわかりませんが、直感で貝塚さんですか?

 

磯部)なぜわかった?

 

雷人)今、言いましたよね。直感です。まあ、雰囲気が似ていたからでしょうね。両者とも瞬間湯沸かし器と言うべきか怒りっぽいというか。

 

磯部)やろー、バカにしやがって。

 

 

 

 

 

後藤)雷人ってさ淡々としかし同時に、じわじわと煽っているよな。

 

洋乃)やっぱ、すごいよねぇー。自分の憧れの人は誰ですかって聞かれたら真っ先に雷人と答えるもん。

 

本寺)二学期に入って思ったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本寺)岸田、ひょっとしてお前、雷人と(ピーーー)までヤッチャったのか?

 

洋乃)何言ってんのよ!馬鹿じゃないの?

 

本寺)いやー、妙に肩入れするし最近部活とかで雷人の話ばっかだからさぁ。そ〜か、まだか~~~。てっきり、憧れている反動であいつ自身の変なものつまり(ピーーー)とかすすってるかと思った....

 

洋乃)ふざけないでよ!私と雷人が(ピーーー)とか(ピーーー)とか挙句の果てに、(ピーーー)みたいなことするわけ無いじゃない!中学でお世話になっただけよ!

 

本寺)いやいや誰もそこまでえげつないこと言ってないよ。プスス、入学してから岸田さんはそういうところ奥手だもんな。今回、懸命に応援して雷人をトキメかせてその流れで向こうからの告白OKして流れるように(ピーーー)で(ピーーー)しようと考えているんだな。そういうことなら早く言えよ。キューピットなら格安で請け負うぜ!

 

洋乃)誰もそんな物語の展開望んでないわよ。私も含めてね!

 

本寺)とぼけんじゃないよ。半年近く一緒のクラスで一緒の部活になれば岸田さんのざっくりとした感じだけど好みのタイプがわかるんだよ。

 

洋乃)これ以上私をバカにするな!さもなくばボコボコにするよ!

 

後藤)秋原先生こっちです。

 

2人)ゲッ!?

 

秋原)生徒指導を行っている秋原だ。お前ら、何大事な試合の前に下ネタ言いながら喧嘩しているんだ。周りはドン引きしてるぞ。ちょっとこっちに来い。説教の時間だ。

 

後藤)ちなみに今回の二人のやりとりは銀魂ポロリ編のパロティです。

 

 

 

 

 

 

 

雷人) (なんか客席が騒がしいな。洋乃の辺りかな?)

 

磯部)何よそ見してんだ?

 

上原)それでは、制限時間は10分です。始めてください。

 

2人)変身!

 

音声)ヘ・ン・シ・ン

 

音声)standing by complete!

 

1人は黄色に発光しながらライダーに変身して、もう一人は目が赤く発光した

 

雷人)俺は仮面ライダーイクサ!

 

磯部)俺は仮面ライダーカイザ!邪魔なんだよ。俺の前に立ち塞がるものは全て!

 

今火蓋か切って落とされた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。