本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
涅マユリが少々ポンコツ化します。みなさんのマユリ像が崩れたら先にお詫びします。
マユリにクズと呼ばれている男は例によってマユリに呼び出されていた。
「クズ。これをどう思う?」
そういうマユリの手には紙コップのような物を二つ持っていた。
(なんかドラ○もんの糸なし○話っぽい物だな)
と思ったのは
マユリは気分よく説明する。
「これは無線電話。片方の電話機を取ると、もう一方の電話機に電話がかかるという画期的な発明品だ」
「ようは携帯電話ですよね?」
ピキッ!
技術開発局局長の心にヒビが入る。
「ふっ、私がもう実現されている物を自慢げにお前のようなクズに見せると思ったのかね」
汗を拭ってマユリは机の引き出しからチョンマゲのついた
(もしかして、ドラ○もんの○人の知り合いか?知り合いの人の、そのまた知り合いの人の、さらにそのまた知り合いの人の……と、人脈をたどっていくと世界中のどんな人へも7人以内でたどり着けるという)
マユリは意気揚々に説明をする。
「これは
「つまり
ピキピキッ!!
技術開発局局長のヒビが入った心に更にヒビが入る。
「ふふっ。クズにしてはよく気がつくじゃないか……」
身体を小刻みに震わせると、マユリは郵政はがきを模したはがきを取り出す。
(もしかしてドラ○もんの○ンタメールじゃないよな。希望するプレゼントを書いてポストに入れると、クリスマス・イヴにサンタクロースがプレゼントを届けてくれるという。まあネタバレすると、22世紀のデパートにおもちゃを注文するハガキなのだが。あとサ○タ切手というアイテムもつけないと効果が発揮されなかったなぁ)
男がそんなことを考えているとは知らず、マユリは自慢げに説明する。
「これはクリスマスプレゼントはがきという発明品だ。これに住所・氏名・年齢・希望するプレゼントを記入して郵便ポストへ
(やっぱりドラ○もんのサンタメー○じゃないか!)
というツッコミを抑えるのに必死で、男はマユリに止めを刺してしまう。
「つまり
男は慌てて口を押さえたが、遅かった。そこには目も口も笑っていない上司が刀を静かに抜いていたからだ。
「