本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
見えざる帝国との戦いが終わった10年後のif要素のある物語です。
瀞霊廷通信。
特にこの瀞霊廷通信を読みながら歯を磨いている9月14日生まれのあなた。今日死にます!
朽木白哉と更木剣八を敵に回す日。お酒を飲み過ぎないようにしましょう。
ラッキーアイテムは聖書、十字架。気休めになるでしょう。
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とある居酒屋。
「しかし先遣隊は
「何の話だ」
粕人は親友である四番隊平隊士、
「
「確かにそうかもしれないな」
「で、だ。まず浮竹隊長は病気のことがあるから除外。朽木隊長と更木隊長が残る。
朽木隊長が先遣隊の隊長だったとして。あの人が一般人と暮らせるととう点で疑問が残る? あの人は四大貴族に数えられる名家。それゆえに庶民とはかけ離れた感覚の持ち主。そんな朽木隊長が寝泊まりする場所も特に用意されてなかった現世に滞在することなどできるわけがないだろう。
更木隊長の場合事件が起こるか起こらないか分からない状況下でおとなしくしているとは思えない。 現世で余計な摩擦を起こさずに暮らすなどできそうにないだろ。そもそも戦闘狂であり強いものと戦うことを生きがいとしている更木隊長が引率者としての適性を持つかと言っても大いに疑問を持つ」
「まあ、そうだな」
二人は手にしている酒を口にして喉を潤す。
「話は続ける。短期間の滞在ならば二人でも問題ないかもしれない。しかし長期に渡って人間社会の中に入り込まなければならないとなってくると話は全く別だ。日番谷隊長の場合はホームレス状態で過ごしても
「朽木隊長だったら『このようなもの私の口に合わん』って言いそう。更木隊長はだったら『こんな何もないところでジッとしてられるか!』暴れていただろうな」
「ほう」
「言ってくれるじゃねーか」
「「え?」」
二人が振り向く。そこには噂をされていた当人、
(や、やばい……ど、どうする佛宇野……!?)
粕人は親友の方へ振り返る。しかしそこには
「隊長、更木隊長。ちーす」
恋次は二人の隊長に挨拶をすると居酒屋から出て行く。
(あれ……阿散井副隊長って居酒屋にいたっけ?)
粕人は親友の斬魄刀の能力を思い出す。
(あいつの斬魄刀の名前は
「お前、佛宇野だな!」
粕人が叫んだ直後、赤い髪とイレズミが特徴の副隊長の姿が無二の親友に変わる。
「待ちやがれ佛宇野!」
店を出た親友を追おうとする粕人。だが
「どこに行く?」
出口に向かおうとする粕人の目の前には瞬歩で回りこんだ白哉の姿が。
「この私を侮辱した
「まあ待てよ」
粕人の肩に手を置く。
「おい、どこ行くんだ?」
腹をすかした猛獣が極上の餌を見つけた時のような笑みを浮かべていた。
翌日。
「かかか、ききき、くくく、けけけ、こここ。こけぇここここここっっっ!!」
瀞霊廷の片隅で脱尿&脱糞し精神崩壊しケラケラと意味不明なことを言っていた葛原粕人が発見された。
いつか話した佛宇野段士の斬魄刀の能力です。
もし見抜いていた人がいたらすごいです。