本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
見えざる帝国との戦いが終わった10年後のif要素のある物語です。
『
西流魂街28地区
卒業後は四番隊に配属。藍染惣右介らの離反から一ヵ月後、十二番隊に異動。
斬魂刀は死んだときに初めて発動し蘇生する能力を持つ
弱点としては刀を破壊されてから死亡した場合生き返ることはできない。
またバラガン・ルイゼンバーンのように刀ごと破壊される、リルトット・ランパードのように刀ごと吸収されても生き返ることはできない。
雑務処理能力、隊長級。
罠設置能力、副隊長級。
斬術、平隊士級(ただし居合の腕前は副隊長級)。
白打、平隊士級(ただし身体能力は副隊長級)。
鬼道、平隊士級。
歩法、平隊士級。
運の悪さ、零番隊総戦力』
「ふ、ふ、ふ……ふざけるなあああぁぁぁぁぁぁ!!」
「お呼びでしょうか?」
「水城を呼べ」
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数分後。一人の女性が砕蜂の前に姿を現した。
「水城。ただ今参上しました。お呼びでしょうか。隊長」
女性は一挙一動の模範となる作法で頭を下げた。
「お前を呼んだのは他でもない。お前には葛原粕人を調査してもらいたい」
「……お言葉ですが隊長。葛原粕人は月光や十二番隊の
適任ではないでしょうか?
「私はお前に頼むと言ったのだ」
ギロリと自分を見据えピリピリとしたオーラを醸し出す女上司の言葉に女は言おうとしていた言葉を飲み込んだ。
「分かりました。では」
そう言うと女は影に溶け込むように姿を消した。
「ふふ、水城なら私が必要とする情報を手にすることが出来るだろう」
送り出した部下なら必ずや葛原粕人の弱みを握って帰るだろうと予感した女上司はほくそ笑んだ。
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音もなく技術開発局に忍び込んだ四番隊十五席、
「葛原。貴方には恨みはないけど、これも仕事だから」
かつての同僚に詫びると技術開発局を進んでいった。
しかしこの時彼女は知らなかった。
隠密機動のように忍び込んだ彼女を涅マユリはすでに把握していたことを。
次作、『葛原粕人は女になるようです〔仮タイトル〕』に続きます。
しかし葛原粕人、よく席官になれたな(汗)