本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
見えざる帝国との戦いが終わった10年後のif要素のある物語です。
この話は阿散井苺花の斬魄刀の能力を知らない(決まっていない)ので足踏みしている状態です。彼女の斬魄刀の能力を知っている、もしくはこんな斬魄刀はどう?というアイディアがありましたら感想に書いていただけると幸いです。
朝。技術開発局。
マユリに『外に落ち葉が落ちていたから掃除をしておけ』と言われた粕人が技術開発局に戻ると
「いいじゃないですか!マユリ様!
「ダメだ!子どもだけで遠くに出かけるなんて言語道断だ!」
眠八號が阿散井夫妻の一人娘、
(確かにそうだ。どこに行くかは知らないけど、子どもだけで行くのは危険だ)
上司の言うことはもっともだ、と粕人は自分の仕事に戻る。その後も二人の言い争いは続く。
「今日苺花ちゃんと遊ぶ約束をしているんです!行かせてくださいマユリ様!」
「ダメだ!責任が取れる大人が一緒じゃないと遊ばせんぞ!」
「だったらクズさんがいたら問題ないですよね!?」
(はいっ!?)
突然自分の名前があがり動揺する粕人。これから昨日行われた研究結果のまとめた草書を清書しようとしていたからだ。
(まずい、これは……)
粕人の嫌な予感は的中した。
「よしそれならばいいだろう。クズ、これから眠八號のお守りをしろ」
「え、あの……涅隊長。僕、これから昨日の研究結果の清書を」
「それは別の者にさせておく。あぁ、心配するな。今日はお前が有給休暇を使ったことにしておくから安心してお守りに専念しておけ」
「え、これって涅隊長の命令で眠さんの護衛をするわけですから立派な仕事ですよね?だったら有給――――」
粕人は何もいえなかった。なぜならば瞬歩で粕人の背後に回りこんだマユリが首元に
「『今日、十二番隊第二十席兼技術開発局雑用係総責任者兼眠八號護衛総責任者、
今ここで死ぬか、貴重な有給休暇を犠牲にする代わりに生き延びるか。粕人の答えは一つだった。
「は、はい……その通りです涅隊長。僕は眠さんの護衛をするため有給休暇を取りました」
「よろしい」
満面の笑みを浮かべながら、マユリは刀を
「あぁ、そうだ。クズ。眠八號をちゃんと護衛するんだぞ。かすり傷一つ負わすことになったら……わかっているな?」
「は……はい」
こうして粕人は眠八號と阿散井苺花のお守りをすることとなった。
前書きにも書きましたが、この話は阿散井苺花の斬魄刀の能力を知らない(決まっていない)ので足踏みしている状態です。彼女の斬魄刀の能力を知っている、もしくはこんな斬魄刀はどう?というアイディアがありましたら感想に書いていただけると幸いです。
あとこんな話はどう?というのもありましたらぜひお願いします。
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