理想に抱いた夢が抱いた現実   作:Flandre495

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読んで頂ければ幸いですm(_ _)m


理想に抱いた夢の現実

あぁ、俺だ
取り敢えず俺だ
なんだかんだあってさっき死んだところだ
なんで今話してるかは些細な事だ
気にするな

なんで死んだか……か
それくらいなら教えてやろう
敢えて言うなら『理想、もしくは夢に殺された』ってところか

よくわからない?
まぁ、だろうな
そうだな………この際はっきり言った方が分かりやすいんだろうな
超ストレートに言うなら『嫁』に殺された……と言ったところだな

あぁ、その嫁だ
いつでもどこでも自分の側にいてくれて、どんなに己が醜かろうと拒絶しない、そして己を否定しない嫁だ
限りなくそこに居て、ここに存在しない嫁だ
世間じゃ『画面』って言われる嫁だ
その嫁に殺された

まぁ、それが気になるよな
それにしても何から話せばいいか………

俺は前述の通り嫁がいた
いや、訂正しよう
嫁がいる
金髪、露離魂、吸血鬼、サイドテールの嫁がな

あぁ、その娘で間違いない
俺はその娘を愛していた、そして今でも愛している
その愛しい娘に殺された

さっきの495倍わかんねぇだろ?
まぁ、それは仕方がねぇ
聞きゃあわかってくる

なんの拍子かわからない
理由もわからない
心当たりもない
確かなのは俺の愛する娘が存在する世界に俺は入り込んでしまったって事だ

まぁ、そんなことになったら俺みたいな人間は動揺なんて3秒で収まって、愛する娘の場所へ赴こうとするわけだ
俺?
動揺する前に体は愛する幼き吸血鬼に会いに体が動いていたわ

それから持ち前の知識を元に愛する娘が住んでいるであろう場所を探した
知識に自信が無かったが、3時間?(その世界の時間概念が理解出来なかった)程で辿り着く事が出来た

まぁ、その通りだ
吸血鬼に会うまでにそれなりに苦労させてもらった

まずは門番がいる(寝ているが油断ならない)

そして内部にはメイドが蔓延る(このメイド達には勝てなくもないが、メイドの長には絶対に負ける。呼び出されると面倒だ)

普段は引きこもっているらしいが、たまに外に出てくる住み込みの魔法使いにも注意がいる(下手をすればこちらにも殺されるだろう。なにせ、不法侵入だからな)
そして、愛する幼き吸血鬼は実は姉妹だったりする

俺が愛しているのは妹の方なのだが、姉の方もまだ幼さが残る(見た目だけだが)
出会って下手を打てば加減なしに排除されるだろう

そして、そんな障害を潜り抜け(ある程度の知識を元に立ち回り奇跡的に)、愛する幼き吸血鬼がいるはずの部屋に辿り着いた

そこまで辿り着くまでの道のりなどどうでもよくなるほどに高揚感が燻った
そして部屋の扉を開いた

あぁ、其処に俺の求めて止まない、ここまでの説明で幾度となく語ってきた、『愛する幼き吸血鬼』がいた

金髪、露離魂、サイドテール、吸血鬼の少女その人だ
本人は突然の来訪者(不審者)に動揺していたのか特に反応がなかった
さて、本人を前にまず何を話そうかと思った矢先だ
俺の体は爆発四散していた
まぁ、いわゆるミンチだ

俺の愛吸血鬼は少し変わっていてな
まぁ、そこの説明ははしょらせて貰おう
で、その吸血鬼には特別な力があってな
対象を(それが物であろうと人や動物であろうとおかまいなしに)吹き飛ばす事が出来るのさ
勿論、ただ吹き飛ばすだけではない
その対象の内側から外側に向けて吹き飛ばす………そうだな、いわゆる爆発四散ってのが一番しっくりくる表現になるな

ってな事が出来るんだが………
まぁ、見事にやられたよ
やられる前まで彼女の顔を見ていた
未だによくわからないものを見る目をしていた
そして、恐らくこちらを吹き飛ばした理由も『なんとなく』だったのだろう
悪意も殺意も敵意もなかったからな
ただ単純に、自分の領域に踏み込んだネズミを適当にあしらった結果がこうなったと考えるのが妥当だろう

まぁ、なんやかんやってのは↑こんなことさ
そういうわけで俺は死んだ
己の愛した相手に、その手で、殺された

ただ、なんでかね
そうなるのはわかっていた
こうなることが当たり前とすら思っていた
それでも行ったのは俺だ
死にに行ったようなもんだ

自殺願望者?
な訳ねぇだろ
俺も死にたきゃなかったさ
だがな、例え死ぬ羽目になろうと俺みたいな人間は出向いちまうものなのさ
己の幻想に
己の理想に
己の夢に会いに
ただ自分の愛する相手を求めてその為だけに行動出来ちまうのさ
そこから得られた結果は己の行動が招くものだ
例えどんな結果だろうと胸を張って、堂々と誇り、その事実を受け止める必要がある

『嫁』は悪くない
悪いのは………
いや、そもそも誰も悪くないな
『愛した』そして『行動した』、『その結果』だけが事実となる
悪い者など最初からいない

まぁ、そういうわけだ
もしお前が俺と同じ人間なら気を付ける事だろうな
理想や夢には現実が付き物ってのは千も承知しておくべきだろう

だが、それで行動出来なくなるならそれはお前の愛がその程度と言う証拠にもなるな
己の命を捨ててまで理想や夢を追いかけることが出来なきゃ、そもそも理想や夢を語る資格もないだろう
『好み』『趣味』に収まらずに『愛』になった俺からお前達に忠告しておきたかった

お、迎えが来たみたいだ
あぁ、鎌を持った死神様がな
赤髪ツインテール、巨乳、お姉さん属性の死神様だ
さてさて、これから閻魔様の所に行ってくるぜ
死んだ理由が不法侵入だからな
多分地獄行きだろうぜ

お前は俺の後を追うか?
それともつまらない現実を楽しむか?
どっちもろくなことになりやしない
だから、それもこれもあれも全て
お前が選ぶべきなのだろう
いつか会おうぜ
地獄でな

じゃあな………………



初めまして!
Flandre(フランドール)と言う者です!
この度初めての投稿になります(*´∀`*)
初の投稿なので、ミスや間違いがあるかも知れません
そこも含めて指摘、アドバイス、コメントを頂ければ幸いと思います
これから度々動画すると思いますので、良ければお付き合い下さい
お願いしますm(_ _)m






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