サイヤ人伝説   作:spirits77

6 / 40
戦闘力
悟空 11000
ラディッツ 14000
ナッパ ?????
ベジータ ?????
それぞれ仙豆を2粒所持

1時間スペシャル素晴らしかったですね!
身勝手の極意やばいです


対峙

「ピッコロ?あぁ…前に戦った緑色のやつか」

 

ラディッツが思い出したように言う

 

「確かに似ているが…戦闘力は桁違いだ」

 

ピッコロに似たそいつだけ戦闘力が秀でている。

取り巻きたちも油断できない力を持っているといえよう。

 

「5人か…一対一じゃあ足りねぇな」

 

ナッパがつぶやくとベジータが反応する。

 

「ふん、俺様があの緑色の奴ともう1人の雑魚をまとめて倒せば良いんだろう?」

 

「……それは無理だ」

 

緑色が喋りかけて来た。

貫禄のある声でピッコロと声は似ていない。

 

「その、ピッコロと言う奴が何者かは知らんが…我が名はスラッグ」

 

「ス、スラッグ…」

 

「まずは手下たちで力を見させてもらうぞ」

 

そう言うとスラッグは再び宇宙船の中へと入っていってしまった。

 

「ちっ…まぁ良い、これでナッパ、貴様お望みの一対一が出来たぞ」

 

「お望みではねぇよ」

 

軽く皮肉を言いながら、4人は戦闘態勢へ入る。

 

 

スラッグの手下達は、

ドロダボ、アンギラ、ゼエウン、メダマッチャ。

この4人。

 

 

「行くぞ!」

 

悟空がドロダボに向かって行く

 

「殺してやるダボ!」

 

そう言って右拳を前に突き出す。

悟空はそれを軽く避け掴み引きちぎる。

 

「ぐぁ!!」

 

「お、おめぇ…よえぇな…」

 

苦しむドロダボに向かって距離を取るとかめはめ波を繰り出す。

 

「や、やめ…ぐぁぁぁ…!」

 

かめはめ波はドロダボを飲み込み近くの岩場に衝突して爆発した。

 

「修行を試す相手でも無かったな…」

 

 

 

ラディッツはゼエウンと向かい合っていた。

 

「ガタイは良さそうだな」

 

ニヤリとラディッツが笑う、怪訝な顔になったゼエウンの背後に瞬時に回り込む

 

「!?」

 

「遅い!」

 

背中に膝蹴りを食らわす

 

「死は近いぞ!」

 

慌てて振り向くゼエウンだったが、もうそこにはラディッツは居ない。

また背後に!そう思ったゼエウンが再び振り向くが。

 

「上!」

 

脳天に両手を握りしめたラディッツの一撃が当たる。

よろめくゼエウン。

 

「プレゼントしてやる!」

 

右手にエネルギーを集めよろめいているゼエウンに向かって放つと、抵抗もままならずそのまま爆発を起こした。

 

「ふん、雑魚め」

 

 

 

アンギラと交戦中のナッパ。

美戦士のアンギラの顔は血だらけで歯が折れて居た。

 

「き、貴様…」

 

ナッパが立ちはだかる。無傷だ。

 

「もう終わりにするか」

 

アンギラの頭を掴む。

 

「ぐ、やめろ…!」

 

もがくが意味もない。

そのまま上空へ投げられる。

 

「貴様は逃げたサイバイマンと同じ運命を辿るのが良い!カパァ!!」

 

口から光線を出すと投げられたアンギラに命中し空中で大きな爆発が起こった。

 

「ふぅ、手応えねぇなぁ」

 

 

 

「行け!コメダマッチャ!」

 

メダマッチャの体からさらに小さいメダマッチャが出てきた。

そしてベジータの体に張り付くとエネルギーを吸収し始めた。

 

「……………」

 

「怖くて声も出ないかぁ?」

 

「……………」

 

「お、おい…!」

 

ベジータはメダマッチャを鋭い眼光で睨み付けると、

静かに気を高める。

 

そして一気にオーラを爆発させると、纏わりついていたコメダマッチャ達が消滅する。

 

「声が出なかったのではない」

 

メダマッチャの横っ腹に回し蹴り

 

「声を出さずとも」

 

千鳥足のメダマッチャの顔面に手を当てる

 

「貴様などいなせるからだ」

 

そしてエネルギー波をゼロ距離で放つ

メダマッチャは顔はおろか体まで吹き飛んだ。

 

 

たった数分の出来事。

誰も傷を負うことなく再び宇宙船の前へ。

 

「おい、スラッグとか言ったな。さっさと出てきやがれ」

 

宇宙船に向けてエネルギー波を放とうとするベジータ

しかし放つ瞬間、誰かに腕を掴まれ投げられる。

 

「っ!何だ!」

 

空中で態勢を立て直すベジータ。

すると目の前に緑の巨漢が現れる。

 

「ぐわっはっは!面白い!」

 

そして振り下ろされた拳から重い一撃。

ベジータは一瞬頭が真っ白になりながら、地面へと叩き落とされた。

 

 

 

「おら達もやるぞ!」

 

悟空達も姿を見せたスラッグに向かって行く。

 

「かぁぁぁぁぁ!!」

 

気を少し入れたスラッグ。

大気が震える、その震えに戸惑い悟空が止まってしまう。

 

「バカ!動け!カカロット!」

 

止まった隙を見逃さなかった。

前方にいたスラッグが消えたと思った瞬間、悟空がうわぁぁぁ!!と言いながら木をなぎ倒し地面を抉っていった。

 

「く、くそ…こいつは強い…!」

 

スカウター無しでも気の大きさが分かるラディッツ、

数値はわからないにしても相当危険な香りのする相手だ。

 

 

「ちっ…油断したぜ」

 

イライラした目でスラッグを見つめるベジータ。

そろそろ本気を出そうと言うのか…?




公式の映画版とは戦闘力や喋り方など多々違いがありオリジナルの設定も出てきます。ご了承ください。

戦闘力
手下達 本気で平均6000
悟空 11000→
ラディッツ 14000→
ナッパ ?????
ベジータ ?????
スラッグ ?????
それぞれ仙豆を2粒所持

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