悟空 瀕死
ラディッツ (死亡)
ナッパ (死亡)
ベジータ 超サイヤ人
ターレス 2500万
ネイル 1500万
フリーザ 7000万
「こいつでおさらばだ!食らえ!!ギャリック砲ぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
フルパワーでフリーザに向かって放ったギャリック砲。
「ぐっ!!こんなもの…!くぅ!!」
何とか受け止めるフリーザだが、いくら気を出そうとも抑え込めるエネルギーではない。
ジリジリと後ろに下がって行く。
「サイヤ人の怒りを思い知りやがれぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
「この俺様が…!猿どもに…!!!クソォぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
ギャリック砲のエネルギーに飲み込まれて行くフリーザ。
そのままギャリック砲と共に地面を抉り、数多のマグマを突っ切り宇宙空間へと飛び抜けて、無音の爆発を起こした。
「くっ…はぁっ…はぁっ…」
フリーザの気が感じられなくなる、ベジータから金色のオーラが消え去った。
しかし。
「王子さんよ、もう時間がないぜ」
星の崩壊が極限まで迫っていた。
もう残り1分を切って居るだろう。
「急いでギニュー特戦隊の乗ってきたポッドを探すぞ!」
フルスピードでナメック星を回るとフリーザの宇宙船とその近くに5機のポッドが運良くマグマに当たらず転がっていた。
「場所はどうするんだ?」
「そうだな…」
地球にしろと言おうとした瞬間、ベジータの乗ろうとしたポッドに無線が入る。
応答せよ!応答せよ!_______ギニュー隊長!
黙ってそれを聞いて居るベジータとターレス。
悟空は既にポッドに乗せ終わり、ネイルも乗っている。
宇宙船との連絡が取れない!状況を伝達せよ!_______
ギニュー隊長!______
とここで伝言に切り替わる。
ギニュー隊長!伝言を残す______今宇宙船にはコルド大王が乗っていらっしゃる___フリーザ様に用があるそうだ______至急フリーザ様にお伝えしこちらへ戻ってくるようにと伝えろとの事です______以上。
ベジータは静かにターレスと頷き合う。
「おい!ベジータ、もう行かないとまずいのではないか?」
ネイルがポッドのドアを閉め、ポッド同士の無線で語りかける。
「そうだな、行き先は地球だ。コードは………」
ターレスもポッドに乗り込みコードを入力する。
「良し分かった!」
ネイルとの無線が終わるとベジータもコードを入力する。
悟空のコードはネイルとの同期で自動セットされた。
そしてナメック星が爆発する。
爆風に押されつつも4機のポッドが飛び立った。
ネイルはポッドが無事夢中に飛び出した瞬間に、今までの疲れが押し寄せ、緊張感が切れ眠りについた。
その様子をポッドから見たベジータは安心したように笑う。
そして、2機のポッドは方向を変え、地球とは違う方向へ進路を進めた。
「これで良かったのか王子さん」
「ああ、今度はナメック星は全く関係ない。サイヤ人の戦いだ」
ターレスとベジータのポッドは数日である場所に辿り着いた。
そこは無人の星、そして1つの巨大な宇宙船が止まっていた。
「む?このポッドは!?」
「ベジータ様と……誰だ…?」
下級戦士がポッドを開け、中で眠るベジータとターレスを運び取り敢えずメディカルマシーンに入れる。
「取り敢えず目が覚めたら、コルド様の元へお連れしよう。何かギニュー隊長やフリーザ様の情報を持ってきたのかもしれない」
ベジータ達が反乱を起こしたことを知らないようだ。
数時間後
メディカルマシーンが治療の終了を告げた。
「終わったみたいだ、開けよう」
ボタンを押しドアを開けようとした下級戦士。
ふとベジータの方を見るとカッと目を見開いていた。
そして一筋の光がガラスを割り下級戦士の腹に貫く。
同時にターレスのマシーンを開けようとした者も貫かれる。
「ぐ……な、なぜだ…」
横たわり血を抑えようとする2人。
「ふん、貴様らに教えてやる。サイヤ人が貴様らに完全服従したと思い込むのはやめたほうが良い。俺たちはこの時を待っていた」
そう言って、同時に2人の頭を踏み潰す。
「回復させてくれたのはありがたいぜ」
「この星には誰も居ない、とっととコルドを殺すぞ」
「ああ」
誰もメディカルセンターの異常に気付かない。
ベジータ達は普通に船を歩き、コルドのいる部屋の前へ。
そこには先ほどよりは強そうな中級戦士が守っていた。
「ん?なんだ、ベジータ。ここに入るには理由が必要だ」
「そうか、理由は……」
「理由は?」
「貴様らを殺すためだ」
心臓を細いエネルギー波が貫いた。
声を立てず倒れこむ中級。
そしてドアを開ける。
戦闘力
悟空 瀕死 地球へ
ラディッツ (死亡)
ナッパ (死亡)
ベジータ ????万 宇宙船へ
ターレス 2500万→????万 宇宙船へ
ネイル 1500万 地球へ
コルド ????