サイヤ人伝説   作:spirits77

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戦闘力
悟空 600000→???万
ラディッツ 600000→???万
ナッパ 700000→???万
ベジータ 900000→750万(全力)
ターレス 800000→???万
ネイル 800万以上→瀕死
ギニュー→瀕死
フリーザ(最終形態) 1000万→
仙豆悟空ネイルにあげる分のみ

ベジータvsフリーザ


全快

ベジータがフリーザに気弾を放つ。

 

「ふん」

 

それを気でかき消すフリーザ。

ベジータは連続で気弾を放っていく。

 

「無駄なことで気を使う、猿のやることは理解不能だね…」

 

「はっ、無駄じゃないのが分からない貴様は愚かだな…」

 

気弾を放ちかき消すたびに溜まって行く爆煙。

そしてフリーザの視界を奪うほどになった。

 

「これが目的だろう?さぁ、どこから来るんだい?」

 

ベジータの返答はない。

煙がどくのをゆったりと待つフリーザ。どこから攻撃が来ても今の自分なら対応できる。その自信がある。

 

数十秒後、煙がどく。

 

「ふん、フリーザ。貴様、攻撃をしてこないという予想はして居まいな?」

 

「ほぅ、時間稼ぎだと言うことを忘れて居たよ」

 

ベジータはあえて攻撃を加えず、他のみんなにできるだけの時間を作っている。

 

 

 

悟空はよろよろと飛ぶネイルの元へ辿り着く。

今のところベジータの木は弱まっていない。

 

「仙豆だ…くえっか?」

 

「これは……」

 

かりっこりっ…

 

ネイルの体に傷が癒える。

 

「すまない、俺の為に…」

 

「良いんだ、おめぇには助けられた。サンキューな」

 

「今フリーザはどうなってる?」

 

「ベジータが応戦中だ、急いで戻っぞ!」

 

「ああ!」

 

気を高めてベジータの元へ戻る悟空とネイル。

 

 

 

「もう少しで回復が終わります…」

 

「何人もすまねぇな…」

 

「これであのフリーザが倒せるのなら、お安い御用です」

 

「へへ、期待されてんな…」

 

「安心しろガキ、サイヤ人がフリーザを滅ぼしてやるさ」

 

既に回復してもらったターレス が戦闘の準備をしている。

 

 

 

「あまり時間を稼がれても面倒になりそうだから、こっちから行かせてもらうよ」

 

そう言うと少し気を上げたフリーザがベジータに向かって手をかざす。

 

「なんだ?……!!」

 

「金縛りの術さ、君の嫌いな特戦隊の奴が使うだろう?」

 

「くっ……あいつとは…比べ物にならんがな…」

 

「当たり前さ、戦闘力数万の雑魚と比べないでくれ。僕は数千万だ」

 

そしてそのまま岩へとベジータを投げる。

 

「ぐぁぁっ!!」

 

「抜け出せるのならお好きにどうぞ?」

 

余裕の表情で岩や地面へベジータをぶつけてダメージを与えて行く。

 

「くそっ…力が入らん…!」

 

ベジータは気をフルパワー解放するも、金縛りが解けることはない。

 

「お次はこれを食らって貰おうかな?」

 

片手でベジータを上空に浮かせつつ、もう一方の手でエネルギー弾を作り出す。

 

「このエネルギー弾はね、星半分は壊せるくらいの威力さ。ベジータ、君に耐えられるかな?」

 

防御もできないベジータに向かって高圧のエネルギー弾を放つ。

 

「させるかぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

「なにっ!?ごはぁっっ!!!」

 

すると超速で駆けつけた悟空が勢いのままフリーザにタックルし諸共地面へと吹き飛ばす。

 

ベジータへの金縛りが解けたことで、エネルギー弾を避けるベジータ。上空に打ったことでどこにもぶつかることなく宇宙空間へと消えていき。

 

まばゆい光とともに爆発した。

 

 

「くぅ!!猿がぁぁっ!!!」

 

ブチ切れたフリーザがタックルした悟空の脳天に肘鉄を入れる。

 

「ぐはっ!」

 

そして怯んだ悟空を蹴り飛ばす。

 

しかしすぐさま違う方面から今度はネイルが攻撃を仕掛けて来る。

 

「お前は…!?」

 

「さっきの借りは返させてもらうぞ…!!!かぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

驚くフリーザの顔面が減り込むほどの強烈なパンチ、そしてよろけたフリーザに対して手を揃えてそこからエネルギーを放出した。

 

「アサルトフラッシュ!!!」

 

「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」

 

フリーザが悟空が振り飛ばされた方向へ同じく吹き飛ばされる。

 

そして地面を削りつつ、何とか踏みとどまるが後ろには悟空とベジータが既に気を貯め終わっていた。

 

「か…め…は…め…波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」「ギャリック…砲!!!!!!!」

 

2つが混ざり合い強大なエネルギー砲となってフリーザの背中を討つ。

咄嗟に体制を変え、正面から受けとめるフリーザ。

 

「くぅぅぅぅぅ!!!こんなものぉ…!!!」

 

片手で受け止めきれず両手を使うもジリジリと後退していく。

 

「こんなものぉおぉおぉぉ!!!!」

 

フリーザがさらに気を上げてその2つを受け止めきり、上空へと逸らした。

 

 

「ちっ…ダメか…」

 

「けんど、ダメージは入ったはずだぜ」

 

ネイルもこちら側へ戻って来ていた。

 

「もうこれは俺の戦いではない。俺1人では勝てない…すまない、手を貸してくれ」

 

「ふん、最初からそう言えば良いんだ」

 

「まぁまぁ!後はラディッツとターレス、ナッパかくるかんな…フリーザにだってかてっぞ!」

 

 

「舐めるなよ猿ども!!!!」

 

向き直ると荒い息のフリーザが悟空たちを睨みつけていた。

 

 

 

「よし、終わったか。いくぞ!」

 

ターレス達も悟空達の元へと飛び立った。

 

 

「どうかフリーザを。倒してくだされ…」




戦闘力
悟空 600000→600万
ラディッツ 600000→???万
ナッパ 700000→???万
ベジータ 800万(全力)
ターレス 800000→???万
ネイル 800万以上→1000万(復活)
ギニュー→瀕死
フリーザ(最終形態) 1000万→4000万→

アサルトフラッシュ→1800万
ギャリックかめはめ波→2500万

ナメック星人の祈りは届くのか。

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