サイヤ人伝説   作:spirits77

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思いついたら書いて行くのでかなり遅い進行になります


サイヤ人編
生き残り


孫悟空、孫悟飯は亀仙人ハウスへ来て居た。

そこにラディッツと名乗り、悟空の兄であるサイヤ人が現れ自分達の仲間になれと提案して来た。

ラディッツは幼い悟飯を人質に提案を飲むように催促して来た。

 

「飲まなかったら悟飯を殺すつもりだな」

 

「その通りだ、カカロットよ。お前はこの提案を飲むしかない」

 

戦闘態勢を取ってはいるが、下手に動けば悟飯に危害が及ぶため迂闊には攻撃出来ない。

 

「オラがおめぇの仲間になったとして、その後は何するつもりなんだ」

 

「お前が仲間になったら、俺の他のサイヤ人の生き残りを呼ぶ。そして全員でフリーザという宇宙の帝王を倒しに行くんだ」

 

あまりにも突発すぎる話だったので混乱している悟空。

しかしラディッツの目は真剣であった。

 

「フリーザっちゅうやつはどの位つえぇんだ?」

 

「そうだな、今のままではサイヤ人全員でかかっても倒せないだろうな」

 

「そ、それなのにおめぇは仲間を集めるんか?」

 

「何、サイヤ人なら戦えば戦うほど強くなる民族。フリーザと戦う前に幾度も戦えばきっと強くなれるはずだ」

 

憶測ばかりの話をしているラディッツ。

普通の人なら呆れてしまう所なのだが、悟空の中に眠るサイヤの血が興味を抱かせる。

 

「分かった…取り敢えずオラ以外の仲間も集めてくれ、集まるまでに良い場所を教えてやっぞ」

 

フリーザが宇宙の脅威なのは感じ取った悟空、

いつか地球に来た時のために、家族や仲間に危害が来るくらいならこちらから先に倒してしまおうという算段だ。

 

「良し、ならこいつは解放してやろう」

 

投げられた悟飯をしっかり受け止める悟空。

 

「お前が言って居た、良い場所とはなんだ?」

 

「それはな…」

 

 

悟飯をピッコロに託し、ラディッツと2人で神様の神殿へとやって来た悟空。

神様は事情を把握しているので、すぐさま本題へと移った。

 

「精神と時の部屋を使いたいのだな…?」

 

「神様、こいつは悪そうなやつだけど、完全な悪人って訳じゃねぇんだ!それに、こいつが呼び寄せているもう2人のサイヤ人はもっと強いらしい、修行しねぇと万が一暴れたら止められねぇ…頼む!使わせてくれ!」

 

暫く考え込む神様、ピッコロ大魔王やマジュニアから地球を救った悟空。今回は悟空を信じてみることにした。

 

「良いだろう…あそこはこちらの時間で2日間。あちらの時間で2年しか居られないからな、まぁ…今のお主達だと半日入れるかどうかだろう…」

 

「半年か…それだけありゃ十分だ!サンキュー神様!それじゃあ使わせてもらうぞ!」

 

ラディッツと悟空は精神と時の部屋に入って修行を始める。

 

 

 

「ナッパ、ラディッツの奴修行するとか言っていたな?」

 

ベジータはスカウターを通して1人用ポッドに乗っているナッパと会話している。

 

「ああ、言っていたな」

 

「俺らを追い抜く可能性はあると思うか?」

 

「なんだ?ベジータにしちゃあマイナス思考だな。ふむ…可能性ならあり得るだろうが、相当低いんじゃないのか?」

 

「そうか…良し、地球に向かう前に近くの星で肩慣らしだ」

 

座標を地球の近くにある惑星へとセットする

 

「分かったぜ」

 

そして2人は到着まで眠りにつくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今度からここには戦闘力や出て来たキャラ名や状況を記していきます

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