更新出来る環境になったので、更新させていただきました!!
しかし、前みたいに頻繁には更新が出来ないと思いますが、自分のペースでゆったりと他の章も書いていけたら嬉しいと思っていますっ。
さて、久しぶりに更新となる今回の話は今、更新させてもらっている【トゥルーエンド】とは別に【ダークなシーンを沢山入れたトゥルーエンド】での世界線で暮らしている主人公・
また、作中にて《クリスちゃん》のことを歌兎が《
それでは説明が長くなってしまいましたが……本編をお楽しみください!
では、どーぞ!!
「ーー」
僕はぽっつーんとだだぴろっい部屋の中央部に突っ立っていた。
(ほんと、なんだろ、これ……)
綺麗に磨き抜かれた黄緑色のタイルの上には何も鎮座しておらず、だからといってこれから何かが出てくるのは僕の目の前でがっちゃんこがっちゃんこ何か線を繋げていっている三人を見ていれば安易に想像できるので、僕はそんな必死な三人から視線を逸らすと"今自分が置かれている状況の確認"と"何故、こうなってしまったのか?"を思い出していくことにする。
まずは"今自分が置かれている状況の確認"を順にしていくことにしよう。
ひとまず、今の僕の服装は《私立リディアン音楽院中等部》の制服でデザインと色合いは目の前にいる三人のお姉ちゃん達––といっても、若干一名高校を卒業しているので、性格には二人––が来ている高等部と同じで、違いを述べるならば上着がセーラー服のようになっており、線やネクタイが青いということだろうか……あっ、あと何故かベレー帽みたいな帽子を登校するときに着用しないといけないことかな。
と、制服のことはひとまず置いておいて……今、僕が置かれている状況の確認だが、僕は学校の教室のような部屋の中にいる。無駄に広い空間の中には黄緑色のタイルが所狭しと並んでおり、中央部に立つ僕を取り囲むように真っ白な壁が四方を取り囲んでいる。その取り囲んでいる壁の一つは3分の2をガラスで出ていて、ガラスの向こうには色んなボタンやレバーがある大きな機械が置いてあるようだ。
「おいバカ、そっちじゃねーぇ」
「へ?でも、説明書にはこの線とあの線を繋がってーー」
「ーー切歌。その線ではなく、こちらの線ではないか?繋ぐ形が似通っている」
「なるほどデース!流石、翼さんデスっ。なら早速あたしがつなーー」
「ーーいやいや全然違うから。貸せ!あたしがする」
次に"何故、こんなことになったのか?"だが、それは10分前に僕の実姉・暁 切歌から送られてきたメールにあるだろう。
実物の文面は僕の中では伝説となった"手紙"や"おきてがみ"のような暗号めいたものとなっているので、僕なりに解読した事を簡潔に書くと"早く帰ってきてくれないと大変な事になってしまう"といったもので、血相を変えた僕は友人に別れをいうと猛スピードで家に帰った途端、
(ん……やっぱり、なんでこんな事になっているのか、分からない……)
やはり考えてみても僕がここにいる理由が見当たらない。三人の作業が終わるまでジッとしておこうと思ったけど、そろそろ制服から私服に着替えたいし……その、と、トイレにも行きたいし……動いてもいいかな?
そう思い、目の前にしゃがんでいる三人へと視線を向けると丁度作業が終わったらしい。
「歌兎!お待たせしたデース!」
「…ううん。そんなに待ってないからいいよ」
目の前に人の頭部が付いているマイクがニコニコ笑顔の姉様の手によって置かれるのを見てから"このマイクは何?"という意味を込めてから姉様を見ると得意げに鼻をフンと鳴らす。
「このマイクはデスね。バイトアールと言いましてね。それはそれはすごーー」
「ーー早速間違えてどうすんだ!バイトアールじゃなくてバイノーラルだろ!」
スパーンと姉様の明るめのショートヘアな金髪を叩くのは、薄紫色が混ざった銀髪をお下げにしているクリス
「…
「ア?あぁ、ステレオ録音の方法の一つらしくてな。この頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドやシミュレータを利用して鼓膜に届く状況で聞く事によってあたかもそこに誰かいるかのように聞こえる技法らしい」
「続き。その収録した後はヘッドホンかイヤフォンで聞かないと効果がないそうデスよ」
「…そうなんだ」
この何処かの銅像みたいな頭部が付いたマイクにそんな凄い機能が備わってるんだ。
感心の眼差しでマイクの周りをグルグルする僕を優しい眼差しで見守っていた姉様が鼻を突然擦る。
「ふふふ。偶然、動画でバイトアールマイーー」
「ーーだから、バイノーラルな。お前の相方の苦労が今分かるな」
「げぶんげふん。バイノーラルで撮った動画を見てから、お小遣いを貯めていたんデスよ!全てはバイノーラルで撮った歌兎の声で気持ちよく起きる為に!!」
「そっか。良かったな」
素っ気なく返事するクリス
「大丈夫デスよ、クリス先輩!歌兎に頼んで、クリス先輩用にも声を取りますデスから。今日から毎日、歌兎と一緒で寂しくないデスね!」
「な、バッ……あたしは今の生活で充分だ!チビの声なんていらねぇーよ」
「とか言いながら、一昨日歌兎が泊まりに行った時、夜一緒に寝た時に抱きついてきて可愛かったって歌兎が言ってたデスよ」
「〜〜ッ!?あ、あのチビの口を今から塞いでやる!!」
「まあまあ、雪音。歌兎の口を塞いだら、録音が出来ないじゃないか」
僕に掴みかかろうとしていた真っ赤な顔をしたクリス
と思ったら、ボタンとかがいっぱいある機械の前に三人で腰をかけている。
(それで僕はなにをすれば……って、ボード?)
「…えーと、これからボードに書くセリフを囁いてほしい?これに?」
あ、姉様が首を縦に振りながら『デスデス』言ってる。って事は横にスタンバイしていたらいいのかな?
クリス
次回はバイトアール……げぶんげふん、バイノーラルマイクでの録音シーンとなっております。
因みに、この話を思いついたのはニコニコ動画で放送している【五等分の花嫁】の最終回目前での生放送のラストでこのマイクが登場して、本当にその場に居るという感覚を味わえたのでーー妹大大大好きな姉様ならきっとそのマイクで撮った歌兎の声を毎日聞いていたいだろうな〜ぁと思ったのがこの話を書こうと思ったキッカケです。
もし、バイノーラルマイクで各キャラが耳元で囁いてくれるならば……クリスちゃんは間違いなく『ばぁん♡』だな。あれに私はハートを撃ち抜かれたもの…(赤顔)
切ちゃんは……切ちゃんはどうしようかな〜ぁ(激悩)
どのセリフも好きだしな…天使可愛いしな……くっ、本当どうしよ……悩みすぎて、セリフが思いつかない!!(大汗)
強いて…強いて言うならば『小さな事を気にする事はよくないデス。考えてもどうしようもない事なら考えるだけエネルギーも無駄デス。どーんと構えてやるデスよ!』かな〜♪時々聴いては勇気もらってますもの…。
響ちゃんは『ご飯の時間の邪魔はさせない』で翼さんは『常在戦場』、マリアさんは『何故そこで愛ッ!』かな……いや、かなり大きいだろうから…鼓膜壊れちゃうかな…?(笑)
調ちゃんはおさんどんの歌を歌って欲しいです!!いや!調ちゃんも切ちゃんと同じでどのセリフも激かわですからね!どんなセリフでも私はオーライです!!
ここまで更新をサボっちゃったので、書きたい事は山ほどあるのですが……あまり長々書くのは宜しくないと思うので、ずっと前に約束していた【60話記念画】を載せたいと思っています。
テーマは、私は横顔が好きなので……【横顔】です。
【挿絵表示】
今までの作品の中で自信を持って、発表できる作品です!!
歌兎の眠たそうな目も可愛く描けましたし、何よりも歌兎の横顔が描けたので…充分ですッ!!
今 私のフレンドリストは【翼さんの誕生日ウィーク】となっており、シンフォギアカードからメモリアまで翼さんで固めております。本当は奏さんかマリアさんをメモリアに入れようと思ったんですが……偶には、誕生日の主役のみでもいいかなぁ〜と思い、翼さんのみとさせてもらいました。
期間は今週の金曜日までとなっております、イベント的には全然お役に立てないと思いますが…使ってやってくださいませ(土下座)
また、五月の末から【SSSS.GRIDMAN】のコラボイベントが始まりますね!
今、公開されている響ちゃんと翼さんのギア、カッコいいですね!!
敵や内容はどんなものになるのか、ドキドキワクワクが止まりません!
最後に、これまでのガチャは配信公開ガチャでメダルとガチャにて【限界解放ギアのセレナちゃん】をMAXまで上げることができました!!(ガッツポーズ)
後は、素材を集めてから上限突破させるのみ!!
ふぅーー、これでなんとかまともにチャレンジカップを勝ち抜けていけるはず…(安堵)
あと、これで【きりせれ】のみの構成も可能になります!!(笑みが思わず溢れる)
とチャレンジカップといえば、達成ポイント5000Pにてゲット出来る☆5シンフォギアチケットでゲットしたのは【アラビアンギアのクリスちゃん】でした!
こちらは未獲得でしたので、ハイテンションとなりました!!
かなり長々と書いてしまい、すいませんでした…(大汗)
朝昼晩の温度差が大きいので、どうかお身体に気をつけてください!
私は風邪気味でして…頭痛や節々の痛み、鼻水などが酷くて…ヤバイです…(苦笑)