苦手というのもありますがリアルが忙しく投稿が遅れてしまいました
ですがやれるなりに頑張ったのでどうぞお読みください。
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死ぬと6体に弾ける。レアリティはウルトラレア。コスト7。
【攻撃力/45】【体力/3000】
【攻撃速度/1.3秒】【射程/2】
レアリティはウルトラレア。コスト3
【攻撃力/160】【体力/1000】
【攻撃速度/1.2秒】【射程/近接】
ただしタワーに与えるダメージは【攻撃力/71】
「ふう、やっぱり俺の攻撃力は宛にならないな」
俺(ラヴァ)とリオ(穴掘り師)に加えてナイト____
名前の通り騎士
性別は男(髭生えてる)体力、攻撃力とやや高い。
手には剣を持っていてそれで相手ユニットを殴る
レアリティはノーマル。3コスト。
【体力/1399】【攻撃力/159】
【攻撃速度/1.1秒】【射程/近接】____
の3体でジャイアントを殴っていたが、俺の攻撃力は雀の涙程で俺単体では凄く時間がかかっただろう。
しかも現実とは違い殴った後、次に殴れるようになるまで少しインターバルが発生してポコスカとは殴れない。
具体的に言うと俺が殴った後1.3秒間は殴ることが出来ないのだ。
だがなんとかリオとナイトのお陰でサイドタワーにノーダメージでジャイアントを倒すことが出来た。
「ふぅンッ…」とか言いながらジャイアントは雫となって砕け散った
ジャイアントを出してからは追加ユニットを出さず何もしなかったアレスは何を考えているのだろう。
考えられる要因は3つ。
ひとつ、手札が悪くジャイアントは捨てカードとして使用した。
俺もたまにやる行為だ、ラヴァハウンドを使っていると手札が事故る事が多い、よって今は必要無いなと思ったカードを捨てて手札を回すのだ。
ふたつ、俺達の様子を伺っていた。部兵人形は珍しいものと予めアリサが言っていたからな。きっとアレスも俺達がどんな風なのか確かめたのだろう。
みっつ、単純にアレスが下手くそ。これは多分無いだろう、先ほどチラリと見えたがアレスの所持
「ん?どうしたの?」
「いやなんでもない、それよりリオ、やはり穴掘りはタワーに対してのダメージは低いがそれでもユニットに対してはナイトと同じくらいある、俺と違って防衛でも役に立ちそうだな」
「まだ慣れないけどね、あんまり人に対して殴ったこととか無いし」
「相手は人間じゃない、ユニット…NPCだ、気負う必要はない、存分に殴ってくれ。俺の代わりに」
「う、うん…頑張る」
本来リオは人に対して殴る蹴るをしない優しい人間だからか、NPC相手でもそういう行為は苦手なみたいだ。
だがそれでもしっかりとインターバルが切れればすぐさま殴ってくれる様子は凄く頼もしい
代わりに俺が殴ってやりたいくらいだ、まぁ俺も一応殴ってはいるんだが…ダメージとしてはもうほんと無いに等しいしなぁ…
「ヨウっ!次、何すればいい?」
アリサから声が脳内に届く。
いちいちビックリしてしまうなこれ…まぁ慣れだな…
「そうだな…」
未だアリサは俺とリオを召喚、そして俺が指示したナイトしか召喚していない。消費した
なら、1つサイドタワーを落としに行くか。
「今ナイトが橋を渡ろうとしているだろ?その前にジャイアント」
と俺が指示するとすぐさま橋前にジャイアントが召喚される
「の後ろにマスケット」
ジャイアントと俺とリオの間らへんにマスケット銃士と呼ばれるユニット_______
その名前の通り銃を手にしたユニット、性別は女。
攻撃力、体力は高くもなく低くもない普通だが、地と空両方殴ることが出来るユニットでもある。
射程も銃だから長く、少し離れた位置からも相手ユニットを殴ってくれる。
レアリティはレア。4コスト
【体力/598】【攻撃力/176】
【攻撃速度/1.1秒】【射程/6】
________が召喚される。
よし、ジャイアントを盾に俺、リオ、ナイト、マスケット銃士の艦隊だ。空が来ても俺とマスケット銃士で対応できる。ジャイアントが死んだら体力には定評のある
完璧すぎる。
流石にアレスもなにか行動してくるだろう。
ジャイアントが橋を渡って相手のサイドタワー上の射撃兵にターゲットを取られ撃たれ始める、それを見計らったかのようにアレスはナイトとミニペッカ____
機械型ユニット。
可愛い性格とは裏腹に鋭利な剣を振り回す。
攻撃力がナイトよりも高いが動きが鈍い。
レアリティはレア。コスト4
【体力/1056】【攻撃力/598】
【攻撃速度/1.8秒】【射程/近接】___
を召喚してジャイアントを倒そうとする。
俺とリオはマスケット銃士とナイトを追い越し、ジャイアントを「ウィンウィン!」と機械音を鳴らしながらジャイアントを斬っている
俺達が今やることは、ジャイアントが一撃でも城にダメージを入れられるように邪魔するミニペッカを倒す事だ。
補足しておくと、何故本来動きの遅い
部兵人形には、攻撃目標が無いように移動速度にも制限は無い。
俺が勢い良く振りかぶり、ミニペッカの頭を殴る
「っ〜!!」
まるで鉄を殴ってるような感覚に襲われた。痛い。
このフィールド上では、現実の俺の体力、攻撃力は反映されない。
だが走るや殴る蹴るなどのモーションを行うと息が切れたりはする。
リオが召喚された時「穴掘ったのに疲れてない」と言っていたがそれは召喚モーションだったかららしい。
そして感覚神経もある。
つまり今俺がミニペッカの頭部分を殴ったが、鉄仮面を被っているため殴ったことにより痛いという感覚に襲われたのだ。
だがそこまでの痛みではない。現実で鉄を本気で殴った時の痛さに比べたら10分の1程度だろう。
まぁ部兵人形は攻撃目標が無いし意思疎通も出来て自由に動ける。それだけでも強いのだが…更に
これ位のデメリットはあって当然か。
ただ覚えていてほしい。感覚が無いわけではない、と。
「ふうん……」
「ウィンウィン♪」
全力で殴ったが、先ほど述べたように現実の攻撃力は反映されず、一定のダメージしか与えられなかったのでミニぺを倒すには至らなかった。
ジャイアントが雫になり、標的を倒すことに成功したミニペは次に近くに居たリオ目掛けて振りかぶってきた。
「あぶねえ!避けろリオ!」
俺は咄嗟にリオを突き飛ばし避けさせた…だが突き飛ばした際に前のめりに出てしまった首部分にミニペの剣が振り下ろされる
「ぐっ!」
ミニぺはダメージが高いからな…俺の体力ゲージが目に見えて減ってしまった。しかもなんかチクチクするし…。
──ラヴァハウンドは空ユニットで空を飛んでいるはずだろう?じゃあ何故地上キャラしか殴れないはずのミニペに斬られているんだ?お前は
しかし部兵人形であるはずの俺は空を常時飛べていない。俺も最初は疑問に思った…というより今も疑問だ。これじゃあただの盾にしかならない…ジャイアントの様な攻撃力がある訳でもないしな…。
まさか俺も自動的に空を飛べるものだろうと勘違いしていたからアリサに質問できていない…。
「くっ…アリサ…俺ラヴァハウンドの筈なんだが、ミニぺに殴られた!どうやったら空飛べるんだ?」
「そう言えば
アリサがスキルについて教えてくれた。
なるほど、俺達部兵人形は何も万能で更に完全なるユニットではないということか。
ラヴァハウンドの強い点としては【攻撃目標/空】を持つユニットの攻撃しか当たらないという点だったのだが、これでは5分間飛んだ後の2分間は対空ユニット以外にも殴られてしまうという事になる。
NPCは後退が出来ないが、俺達は自由に動けるからその2分間は後退するか…?いや俺の役割は盾だしな…。
最初はクラロワと同じく戦略こそあるものの、めちゃくちゃ考えさせられる!!とまではいかないと思っていたがこれは結構考えないといけない様子だ。
とりあえずアリサと思念通話しながらもザクザクと斬られて
流石に痛い…。
俺は心の中でさきほど教えられたとおりにしてみた
「スキル『飛行』ッ!」
魔法を使うようなそんな感覚で、厨二病心がくすぐられ少し興奮気味にそう念じる。
すると、俺の背中に赤くゴツゴツして如何にもマグマの羽というような羽が生え、俺は宙を舞った。
見事、ミニペは俺という標的を失い、今度はリオを狙って動き出す……あ、リオが危ない。
そう思ったのも束の間、リオはミニペに殴られ始める
リオも必死に殴ってはいるのだが、ミニぺの方が攻撃力が高く、殴り合いでは完全に劣っている。
そんな光景を空から眺めていた俺だが、そこで一つ気がつく。さっきからチクチクチクチクウザったいなと思ってはいた正体は、相手のサイドタワー上にいる射撃兵に狙われていたのだ。
威力でいえばそこまで高くはないのだが、それでも塵も積もれば…だ。もうHPは殆どギリギリ状態だった。
「(マズイな…まさかミニペ一体にジャイアントはおろか。俺、リオまで追い詰められるとは…)」
「くっ…!」
「リオ!」
「……ウィンウ…」
殴り合いでは負けていたリオだが、どうしてかミニペの方が雫となり消えた。
「……あれ、僕生きてる?」
「危なかったな。あと少しマスケット銃士の弾丸がミニペに当たるのが遅れていたら今頃リオが雫だっただろう」
リオが必死に殴って削っていたミニぺの体力に遠距離からの
だがリオのHPはもう殆ど無いに等しい。
同じく俺のHPも。
アレスはメインタワー後ろから、マスケット銃士とアーチャー___
弓を持った2人1組のユニット。
マスケット銃士よりも単体としては劣るが、2人居ることによって補っている。
レアリティはノーマル。コスト3
【攻撃力/86】【体力/254】
【攻撃速度/1.2秒】【射程/5】____
を展開してきた。
しっかり空を飛んでいる俺対策としてどちらも対空を持ったユニットか…。
対してコチラは、瀕死の俺とリオに加えて、ナイトとマスケット銃士だけか。ここは敢えて甘んじてダメージを受け入れ次に繋げた方がいいかもな。
「リオ、一旦立て直そう…!」
「え?どういう意味?」
射撃兵の放った矢とアーチャーの放った矢と、マスケの放った弾を全身に受け、一気に俺のHPが尽きる。
視界がバァン!と弾ける。
弾ける寸前「ヨウッ」と叫ぶリオの姿が見えたが、それに応えられるはずも無く、意識が途切れ_______
ずに、俺は小さい6体に弾けた。
次回からはもう少し、投稿頻度上げます(頑張ります…)
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最近メガナイトとクロスボウ練習中