がんばれ掃除屋ちゃん   作:灰の熊猫

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6.窮させば逸す

「部屋内に……五人以上、か。少しばかり厄介だな」

「さっきと同じ手は使えねーな。どうすんだ蓮」

 

 建物内にいる組員を無力化しつつ、部屋を総当り的に探索していく蓮達だったが、ある部屋で同様にこなそうと立ち止まり、政次郎が耳を添えて中にいる人間の数を気配や話し声から推測する。

 気配が多く壁越しの為にはっきりと判別こそ出来なかったが、中にいる人間の数は最低でも五人。通路で無力化した三人組の様に、毒で動きを止めた隙に十三が制するやり方は使えそうにない人数だった。

 物音を抑えた対処法が頭に浮かばなかった政次郎と十三は蓮へ顔を向け、提案を待った。

 

「……部屋の大きさは……よし、いけるわね。声を出させない為にもちょっと手荒になるけど」

「どうする気だ」

「一瞬で無力化出来ないなら、時間をかければいいのよ」

 

 通路の形や扉の位置と大きさから部屋の大きさに当たりをつけ、蓮は微笑みながら二人へ可能と示した。

 蓮は右手を握り締めて、目を閉じて掌の内に能力を集中する。精製した毒の濃度を上げて一点へと凝縮させて、はっきりとした形を持った固体として生み出す。

 蓮が手を開くと、掌の上には白い粉が小さく山となって積もり上がっていた。

 

「それはなんだ、野曽木」

「ドクウツギの毒をベースにした特製の粉末よ。吸い込んだら痙攣と呼吸麻痺を起こすわ」

「ヒエッ」

「情けない声上げないでよ十三さん。今は能力で制御してるから飛散する事は無いわ」

 

 蓮の作り出した毒の粉を覗き込んでいた十三が、効能を説明された途端に一瞬で蓮から一歩距離を取った。小声で悲鳴を上げながら足音も立てずに後ろに下がるという、凄いのか情けないのかわからない十三の芸当を見て、蓮は苦笑いする。

 政次郎は一切微動だにせず、蓮の生み出した毒の粉を見続けている。こちらは対照的に肝が座っているというにも程があった。蓮の能力に対する信用なのか、単に恐れる程の物でもないと考えているのかはその仏頂面からは伺えない。

 

「それを部屋の中へ入れるのか」

「そ。扉の下から流し込んで、部屋内の空気中に散らして全員に行き渡らせるわ。すぐ隣程度の距離なら見なくても均等に散らすぐらいは出来るし、時間かけて吸い込ませるなら気付かせない位には細かく作ってあるわ。きっちり無味無臭よ」

「蓮の存在って犯罪的っつーか犯罪そのものだよな」

「何を今更」

「うっかりピンポイントで二人の顔付近まで巻き上げてあげましょうか」

 

 二人の小言をしっかり記憶に保存しつつ、蓮は掌の粉を操り、少しずつ扉の隙間から室内へと流していく。ある程度室内の地面を進んだ所で、放射線状に粉を舞い上げて空気中に混ぜていく。

 見えないから少々不安ではあるが、慎重に部屋の中の空気へ粉を乗せるようスプリンクラーの如く縦横無尽に舞い上げていく。あまり露骨に動かせば不自然な風の流れとして察知されかねないので、蓮は慎重に操作に集中した。

 蓮が毒を流し始めてからおよそ二分程が経ち、部屋の中から(にわか)に物音が上がる。壁に何かが当たる音、床に重い物を落ちた音や振動、声にならない呻き声が混ざり、静かな異常音が部屋の外まで聞こえてくる。

 

「……そろそろいいだろう。やりすぎれば危険だぞ」

「そうね、殺す気までは無いし。毒を消すから、合図したら突入で」

 

 部屋内の物音は少しずつ増え、政次郎は聞き耳を立てる限りは正常に動けている人間はいないと判断した。

 蓮が室内の毒を消し、ハンドサインを出した後に十三は拳銃を片手に部屋の扉を開き、即座に壁際へと動きながら正面へ銃を構える。十三が室内を見やれば、部屋の中の男達は皆椅子から転げ落ちていたり、床に倒れ伏していたり、膝をついてくず折れたといったような体勢で、喉や頬に爪を立てて声も出せないままもがいていた。

 

「うっわ、マジでキツそう。ほとんど白目向いてて窒息一歩手前って感じじゃねえか、エッグ」

「やっぱ見えないトコだと吸わせる量の調整が難しいわね。とはいえ、加減して倒れる前に何かされても困るし、仕方ないわ」

「……ふん、ここはただの溜まり場か。遊具ばかりとは、かけた時間の割に合わん」

 

 部屋内の惨状を見て十三は一方的に窒息させられかけた男達へ同情の目を向け、蓮は苦しんでいる男達へ謝罪代わりに睡眠薬と同じ成分を持つ毒の気体を床に眠る男達へ散布してやり、苦しみから解放してやる。

 一応のアフターケアとして蓮が呼吸不全を起こした毒の解毒もしていく間、政次郎は手早く部屋内にある物全てを捜索していく。部屋にあるものの殆どは暇を潰す為の遊具や銃器の弾薬程度で、探している宝石は見つからなかった。

 

「次へ急ぐぞ。時間をかけ過ぎている、そろそろ入口の見張りが言っていた交代時間を回る頃合いだ。いずれ気付かれる」

「むしろこんだけ暴れ回ってよく気付かれてねーってレベルだわな。全部で何人いるんだか知らんけど、多分もう半壊ぐらいしてんだろこれ」

「気付かれない内に済ませれば最上だったけど……ま、そうなった時は正面切ってやり合うだけね。とはいえ後ろの心配が無ければ、私達が負ける道理は無いでしょ」

「可能な限り面倒は避けるべきだと言っている。使う消耗品(モノ)は野曽木だけで済ませたいからな」

「政次郎君への遺恨カウンターが今回だけでいくつ乗ったか覚え切れないわ」

 

 探索を終えた政次郎が軽口を言いながらも扉に耳を当て、部屋の外の気配が無い事を確認する。政次郎が部屋から出て、蓮と十三もそれに続き部屋を後にする。

 突入からここまで対処した人数を考えればさしたる時間とは言えないが、それでも着実に時間は経過し続けている。入口で聞いた見張りの話を考えれば、そろそろ時間的な余裕は無くなってくる頃合いだった。

 

「残る部屋もそうは多くない筈だ。気付かれる前に――」

 

 その瞬間に蓮達の後方、入口の方向より発砲音が響いて来る。唐突な銃声に反応して体が振り向いた直後、再び複数の異なる銃声が散発的に聞こえてきた。

 入口の近くで行われているであろう明らかな銃撃戦の音に紛れ、人の声が聞こえてくる。

 

「――襲ッ!敵襲ーッ!全員、構え……がッ!!」

 

 拳銃の連射音に差し込まれる形で男の叫び声が聞こえ、それが別の銃声が鳴ると同時に共に遮られる。しかし敵を知らせるその声は蓮達の場所まで聞こえて余る程の声量で建物内へと届いた。

 声からすぐに蓮達の進行方向から焦り動き回る物音や足音が聞こえ、瞬きする程の時間で状況は反転し、それまで蓮達が保持してきた静寂は完全に破られていた。

 

「オイ政次郎、周辺は見張り二人だけだったんじゃねえのかよ!」

「間違いは無い。大方、何らかの理由で一時的に離れていた組員がこちらへ戻ったのだろう。大方、周辺の警察の動きを把握する為に哨戒を数人出していた、といった所か」

「……冷静に分析してる場合じゃないでしょ!」

 

 銃の安全装置を外しながら、十三と政次郎が前方を、蓮が後方を警戒して壁際へと寄る。前方は入口から聞こえる銃撃音と入口の敵――張り込んでいるユーリヤと真魚――を確かめるべく、多くの人間がこちらへと駆け寄る音が聞こえてくる。

 蓮は先程の大声を上げた男や、同様に外にいるかも知れない組員が入口にいるユーリヤ達を抑えて蓮達の後ろから迫って来ることが無いか、騒ぎ立つ建物内の音に構わずに耳を澄ませてどうにか聞き取ろうとする。

 さすがに政次郎の様に気配や物音から断言する事は出来ないが、ユーリヤが撃っているであろうアサルトライフルの銃声が重なり響き続けられている事から、恐らくは入口は突破されていないと推測した。

 

「後ろは大丈夫そうよ!こうなったらさっき言った通り――」

「腹括って正面突破、だろ!ったく、嵩張るからってアサルトライフル預けたのはまずかったか!」

「割り切れ。それに音を気にしなくていいのなら、むしろ動きやすい」

 

 政次郎が腕を上げて自身の外套を広げ、体に巻き付けたベルトに取り付けてある物を一つ乱暴に引っぺがす。

 それから目を閉じて何かを待つように手に()()を持ったままの体勢で留まったかと思えば、ピンを引き抜いて速やかに通路の先へと放り投げた。

 

「伊達、目を瞑ったまま相手を無力化出来るか」

「はぁ?何言ってんだお前。出来るワケねーじゃんそんな漫画みてーなの」

「わかった、いつでもカバー出来るようにそこで構えていろ」

「テメェら!どこの回し――」

 

 政次郎と十三が二言三言交わした直後に、拳銃やサブマシンガンで武装した男の一群が通路の先から現れる。それと同時に、政次郎が先程投げた缶からは白煙が急激に吹き出し始め、男達の周囲を覆い始めた。

 

「がっ、ぺっ!んだ、これ……!」

「煙ッ……発煙手榴弾(スモーク)か!?ッゲホ!」

 

 男達が文字通り煙に巻かれ咳き込んでいる所へ、政次郎が駆け出す。煙の上がる場所の直前までその向こうの人影を注視してその数と位置関係を把握し、そのまま目を口を閉じて煙の中へと突入した。

 目を瞑ったそのままの状態で政次郎は自身と最も近い男へと目掛け、抜刀した勢いで逆袈裟へ振り抜き、続けて振り抜いた刀を持ち上げ反転させ、その右横にいる男へと袈裟懸けに斬りつける。

 斬った相手が痛みに仰け反るのとほぼ同時に、刀を振り抜いた勢いのまま肩をぶつけて相手の体勢を崩してやり、空いたスペースをすり抜けて政次郎は奥にいる男達へと真っ直ぐに向かう。

 顔を煙から背けながら抜け出ようと動きを見せる男達へ対し、その前に両足を横薙ぎに斬りつけ、そのまま刃を脇構えから翻して別の男の右肩口まで切り上げ、さらに右後ろにいる男へ斜めに胴打ちを放つ。

 そうして政次郎は目を瞑ったまま作業的にそこにいる男達全ての間を流れる様に駆けながら一閃し続け、煙が出て十秒も経たない内にその場に訪れた男達は全員その場に沈んだ。

 

「片付いた、突っ切って来い」

「……マジかい」

「……政次郎君も大概トンデモよね」

 

 その場の煙が立ち篭めたまま、その向こう側から政次郎が二人へと声を飛ばし、それに応えて蓮と十三も口を覆って前へと駆け出し、その場に呻きながら転がる男達を避けながら煙の中を抜ける。

 抜けた先では時間が余ったとでも言わんばかりに曲がり角の壁へ背を預けつつ、何食わぬ顔で政次郎が拭紙で刀に付着した血液を拭き取り終えて、鞘へと刀身を収めた。

 

()ったのか?」

「そんな手間のかかる事はしない。腕・脚・近い場所へ適当に打ち込んで、痛みと出血で起き上がる気が起きない程度の傷で済ませてやった」

「ひどいわね政次郎君」

毒使い(おまえ)に言われる筋合いは無い」

 

 合流した三人は建物内の騒然たる様子を耳にしながら、より物音が多く大きく聞こえる方向へと駆け出す。こうなれば探索よりも先にこの建物の中の敵対勢力を全て排除する必要がある。

 それにはまず、最も厄介な数の暴力――武装した主力集団を無力化するか、頭を抑えるのが最優先だ。一人二人が駆けつけた所で、遭遇戦では蓮・政次郎・十三相手には秒すら持たない以上、考えられうる最も手間な状況は、一箇所へと集中された戦力による篭城である。

 敵襲にざわめき立って建物内で混乱が起きている内に、主力を直接的であれ間接的であれ抑え込む必要がある。そう考えて奥へと走る内に数人の男が部屋から出て蓮達を見つけるが、銃を構えるよりも速く十三の拳、政次郎の小太刀、蓮の毒が叩き込まれて一瞬でその場に沈んだ。

 

「右奥方向、相当数いるな。ここまでの素人とは違いよく訓練されている、駆け付けようという気配がしない」

「走りながら政次郎君はなんでそんな細かく相手の気配とかわかるの」

「訓練すれば誰にでも出来る」

「出来ねーよ知らねーよ、んなスキル」

 

 政次郎からの通告を受けて、銃をいつでも撃てるように心構えを済ませておきながらその気配のするらしい方向へと急ぐ。二つ程通路の角を曲がった先で一度立ち止まり、先を覗き込もうと片目だけを出すと、即座に通路の奥からは銃の雨が通路の空気を切り裂いて飛びかかってくる。

 

何者(なにもん)だテメェら!サツじゃねえのか!」

「近寄らせんな時間稼げ!当たんなくてもいい、とにかく弾ァ途切れさせんじゃねえぞ!」

「……対応が早いな。面倒な」

 

 毒づきながら政次郎がその場にしゃがみ込み、サブマシンガンを片手に最小限だけ通路から銃身と顔を乗り出し、牽制程度に狙いも定めず撃ち込む。不安定な姿勢で撃たれ暴れる銃身が手から離れないよう、数発撃った直後に体を引っ込めた。

 当然しっかりと見ずに撃った弾が当たることもなく、一瞬はこちらの射撃で途切れた奥からの制圧射撃も、すぐに先程同様の勢いで目の前で再現される。

 

「人数差は歴然だ、撃ち合っても弾の無駄だな」

「どうするのよ」

「こうするだけだ、耳を塞げ」

 

 再び政次郎が懐から何かを取り出し、先程とは大きさの違うそれに取り付けられたピンを口で抜き、三秒待ってからそれを通路の奥へ横手で低く投げ込んだ。

 投げ込む瞬間に見えたその丸いシルエットから何を投げ込んだのか理解した蓮と十三が急いで耳を両手で塞いだ直後、投げ込んだ先から強烈な爆発音が鳴り響き、大量の破片が飛散して蓮達の前にある床や壁へと高速で突き刺さった。

 手榴弾の爆発の反響が終わる頃には、通路の奥からは銃声一つ聞こえて来なくなった。

 

「……死んだんじゃない?」

「視認した扉までの位置を考えて投げ込んだ。あの距離ならば致死性の直撃は免れている筈だ。これだけこちらが譲歩して死ぬならあちらの自己責任だな」

「こいつホントヒデー」

 

 ”死んだら相手が悪い”としれっと言い放ちながら、政次郎は警戒しながら通路の奥の気配を探る。問題無いとハンドサインを二人で送り、蓮達は隊列を組み直しながら通路の奥にある部屋へと進んだ。

 至近距離での手榴弾により扉が無惨に破壊されてしまった部屋へ踏み込むと同時に左右を見やれば、中には殆どが腕や片側の胴から血を出して蹲る男達しかいなかったが、一人だけ比較的軽症だったのか血を流し地に伏しながらもこちらに銃を向けてくる男がいた。

 

「させっか!」

 

 傷を負い苦悶して動きが遅くなっている男へ十三が素早く近付き、こちらへ銃を向ける手へローキックを放つ。引き金を引く時間すら許されずに銃は蹴り飛ばされ、回転しながら地面を滑っていった。

 十三は銃を蹴り飛ばした勢いのまま足を上へ回し、銃を向けてきた男の側頭部へ向けて踵を落とす。手加減して足を振り抜かずに側頭部に当てた所で止めたが、その衝撃で男は地面に逆側のこめかみを打ち付け、意識を手放した。

 

「ヤベッ、焦ってつい()るトコだった」

「死体を出せば後処理を手伝わせるつもりだったんだがな」

 

 抵抗の気を見せる者がその場からいなくなり、まだ意識のある者は念の為に蓮が毒を床へ薄く散布して眠らせた。

 制圧を済ませると三人は部屋内を見回して確かめる。奥に続く扉がある事や、銃器の予備がいくらか転がっていたり、やけに部屋内が散らかっている程度の事しか確認出来ず、探している宝石や特に気にかかるほどの物は無い。

 それを見た政次郎が傍から見てもわかる程に眉間に皺を寄せて、その表情を珍しく歪めた。

 

「チッ、思った以上にいい判断をする。やられたな」

「ん、どうしたの政次郎くん。別にもう派手な物音はしないみたいだけど」

「……あー!そういう事かよクソ!ヤクザのくせに判断はえーな!」

 

 蓮が不思議そうに政次郎の様子を見て、それに続いて十三が何か思い当たって片手で頭を掻く。何か気付いたらしい二人を見てもどういう事かわからない蓮が妙に思っていると、外からは高い音が短く刻むように鳴り響き、直後に機械の低い駆動音が空気を震わせてこちらまで届く。

 日常的にも馴染み深いこれら一連の音を聞いて、蓮はようやく二人が気付いた事を遅れて理解した。

 

「……車ッ!もう逃げる気なの!?」

「最初の偵察では確認出来なかったが……どこかに隠してあったか。迂闊だ」

「言ってる場合じゃねえぞ、急げ!」

 

 蓮達が部屋の奥にある扉を開け、車のエンジン音をコンパス代わりにして裏口へ続く扉を見つける。扉を開く直前に甲高いスキール音が聞こえ、開いた時には蓮達の目の先の所から黒い車が走ってその場を後にしようとしていた。

 咄嗟に三人は銃を構えて発砲するが、道路に飛び出した車が急速に向きを変えた為にその弾丸は車体に掠めた程度の傷しか残さず、その場から逃げる車の動きを止めることは叶わなかった。

 

「くっ!これじゃ、美術館(あのとき)の焼き増しじゃないの!」

「……いや、どうやら焦るあまりあっちはミスを犯したな」

「え?」

 

 道路を駆け抜けてこの場から離れる車の音を聞き、車が去っていく方を見て蓮は毒づいた。が、政次郎は車が逃げた方角とは全く別の場所、先程まで車があっただろうガレージの中を見ていた。

 政次郎の声を聞いて蓮がその視線の先を見れば、大型のバイクが一つ壁に添えられる様に立っていた。

 




戦闘力は並とか評されてるけど、カラテを鍛えたニンジャが一般人に遅れを取る事は無い!と思っていただこう!
……いや並な人間が疾走八連とか出来てたまるか。この世界の基準こわい。
部下に足止めをさせながら離脱……いい判断だ、感動的だな。   逃さん……お前だけは……

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