セングラ的須賀京太郎の人生   作:DICEK

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北大阪と南大阪どちらにするか死ぬほど悩んで北大阪となりました。

ちなみに数字の横にさらに数字をつけて(1-2みたいな感じ)個別のエピソードをさらに追加できるんじゃないかと思い立ちました。
例えばもう一度北大阪エピソードをやりたいな、と思ったら数字をつけてやり直すかもしれませんが、とりあえず中学入学までは全国セングラ編となりますのでご安心ください。




1 幼稚園 北大阪にて

 須賀京太郎は一般家庭に生まれた一人っ子である。生活に困窮したことはないが、金持ちだなぁ、と思ったことは一度もない。生活レベルはそんなものだった。

 

 そんな京太郎の住む家の近くには、高級住宅街があった。そこに住んでいるのは、自他ともに認める金持ちの連中である。子供の目から見ても明らかに違う世界が、そこにはあった。

 

 その世界を羨ましいとは思わなかったが、一度くらいはそこに入ってみたいと思った。そこにはどんなものがあるんだろう、という子供らしい単純な好奇心である。

 

 幼い身ながら時間を見つけては、高級住宅街周辺をうろうろし、それを観察するのが京太郎の日課となっていた。金持ちサイドからすれば、明らかに不審者である。子供であるから見逃されていたが、近所に住んでいるというだけの人間が自分達の生活圏を伺っているというのは、住人からすれば気分の良いものではない。

 

 金持ち喧嘩せずというが、それにも限度があった。住民の間で京太郎のことが話題に上り、そろそろどこかに知らせた方が良いのでは、と議題に上るようにもなった。

 

 そのまま何もなければ、本当にしかるべきところに連絡が行き、京太郎は親から注意を受けていただろう。だが、金持ちの余裕からそれまで京太郎を放置していたことが、後から見ると一人の少女の命を救い、一人の少年の人生を変えた。

 

 

 その、夏の暑い日。流れる汗を拭いながら、いつもの徘徊をしていた京太郎の視界に、人影が見えた。歩いて人とすれ違うことは、実はあまり多くない。時間帯が悪いのか人を見る機会もあまりないし、見かけることはあっても、車に乗っていることがほとんどだった。

 

 自分と同じくらいの子供の姿を見たこともなかった。人影は小さい。おそらく子供だろう。自分と近しい年齢。それを感じただけで、京太郎は何だか嬉しくなった。

 

 その人影は、塀の影にいた。胸を手で押さえて苦しそうにしている。ただごとではない。京太郎は慌てて駆け寄り、少女を助け起こした。

 

「大丈夫か? 救急車呼ぶか?」

 

 少女は青い顔で全身に冷たい汗をかいていた。呼吸も荒い。どうみても大丈夫ではないと判断した京太郎は、ポケットから携帯電話を取り出し、119番を押した。場所と状況を伝え、繋いだままにした携帯電話を道路に置く。

 

 道に明るい色をした携帯電話がおちていた。色からして少女のものだろう。少女がよりかかっていた壁からは、少し離れた場所にある。拾って、少女の手に握らせると、苦しみ一色だった少女の顔色が、少しだけやわらいだ気がした。

 

「ありがとなー」

「別に良い。大したことはしてない。もう少しで助けがくるから、安心しろ」

「ええよー、べつに。ウチこのまま、死んでまうもん」

 

 少女は儚げに笑う。死ぬ、という言葉をこの日初めて京太郎は他人の口から聞いた。意味は知っているが、実感したことはない。幸いなことに京太郎が生まれた時に存命だった親戚は、今もまだ元気である。葬式とか、そういったものに参加したことは一度もない。

 

 ただ、苦しむ少女の存在が段々と自分から遠のいていくのを、京太郎は感じていた。どんどん遠くなって、やがては消える、死ぬというのは、多分そういうことなのだ。

 

 少女とであったのはこれが初めてである。友達でも何でもないが、この少女が消えてしまうことを、京太郎は酷く悲しいと思った。できることなら消えてほしくないと思った。

 

 ぎゅっと少女の手を握る。予想外の力強さに、少女は涙に濡れた瞳を瞬かせた。

 

「どうしたん?」

「大丈夫だ。お前は死なない。俺がついてるから、だからがんばれ」

 

 根拠のない、励ましの言葉だ。思いついたことを並べただけの、何も知らない少年の言葉である。

 

 だが、このまま誰にも見つけられず、一人死ぬと覚悟した少女の心には、その声は良く響いた。少女の目から、涙がこぼれる。それは、それまで流した涙とは違った意味を持っていた。

 

「ありがとなー」

 

 涙に濡れた顔のまま、少女は微笑む。京太郎はべつに、と答えて、少女から顔を逸らした。

 

 初めて人からお礼を言われた気がした。その笑顔と声音が、妙に照れくさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 救急車に乗せられた少女について、京太郎も病院に向かった。病院につくと、少女はそのまま手術室へと運ばれていく。大丈夫なのか、と医者に問うと、父よりも祖父に近い年齢のその医者は大丈夫だよ、と力強く答えた。

 

 少女が無事に帰ってくることを祈りながら、京太郎は待合室の椅子で無心に祈り続けた。名前も知らない少女が、助かりますように。途中、知らせを聞いた母親が迎えに来ていたが、それに気付かないくらい京太郎は無心で、少女のために祈っていた。

 

 肩を叩かれ、京太郎は顔をあげた。組んでいた両手は血の気が失せて白くなっている。よほど強く握っていたのだろう。今更血が通い始めた手は、痺れていて感覚が鈍い。

 

 ここにやってきたのは昼間だったはずだが、外には夜の帳が下りようとしていた。隣には母がいる。いつの間に、と京太郎が目を丸くして驚いていると、肩を叩いたらしい人間に自分の名前を呼ばれた。

 

 身なりの良いその男性は、京太郎に向かって頭を下げた。少女の父親であるらしい。京太郎がいなければ、少女はあそこで死んでいただろうと、男性は涙ながらに感謝の言葉を続けた。

 

 正直、そんなことはどうでも良かった。京太郎が気にしていたのは、あの少女である。

 

「あの子にあいたい」

 

 顔を上げた少女の父親に、京太郎はそう言った。もちろんだ、と彼は答えた。今は眠っているから、明日また来てくれ。彼の言葉に、京太郎はわかりました、と答えた。

 

 その日の記憶はそこで途切れている。後で母に聞いたら、糸が切れた人形のように崩れ落ち、そのまま寝てしまったという。

 

 

 そして、翌日。母親につれられて京太郎は再度病院を訪れた。自分の名前を告げると、受付の女性は承っています、と少女の部屋の番号を教えてくれた。

 

 エレベーターに乗って、移動する。病院は静かにするものだ、と母親から教えられていたが受付付近にはそれなりに音があった。

 

 だがエレベーターを降りた階は、本当に静かだった。一部屋に一人。個室の病室が並ぶその階は、色々な意味で特別な人間が集まっている。少女もその一人だった。

 

 受付で聞いた番号の部屋の前で、京太郎は足を止める。後は好きにしなさい、と母親は笑顔で京太郎を促した。一人で行って良い。そんな母の配慮に気付かないまま、京太郎は部屋のドアをノックした。

 

「どうぞー」

 

 あの日聞いた、少女の声だった。京太郎はどきどきしながら、ドアを開ける。

 

 白かった。最初に抱いた感想はそれである。病的なまでに白で統一された部屋の中で、少女の髪の色だけがやけに目立って見えた。少女は相変わらず青い顔をしていたが、苦しみ一色だった昨日に比べると大分元気そうだった。

 

 京太郎の姿を認めると、少女は嬉しそうに笑い、手招きをした。ベッドの近くまで行くと、少女は京太郎の手を握った。

 

「あんたのおかげで死なずにすんだ。ありがとなー」

「おれはべつに、たいしたことはしてない」

「ウチにとっては大したことや。おとーさんもおかーさんも、皆あんたに感謝しとる。でも、ウチが一番感謝してるねんで? こうして、あんたにお礼が言えるんも、あんたのおかげなんやから。命の恩人さん、あんたの名前は?」

「須賀京太郎」

「きょうたろーかー、かっこええ名前やなぁ。でも、ウチもなまえのかっこよさではまけてへんで」

 

 少女は胸を張って、得意そうに微笑む。

 

「ウチは園城寺怜。ウチら、今日からともだちや。よろしくな、きょうたろー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 怜と友達になったことは素直に喜ばしかった。

 

 ただ、即座に問題に直面する。話題が全くかみ合わないのである。京太郎の話すことを怜はほとんど知らなかったし、怜の話題を京太郎はさっぱり理解できなかった。生活レベルが違うとここまで話が通じないのか、と後に京太郎は述懐する。怜は京太郎の話を飽きることなく聞いてくれたが、正直な話、京太郎の方があまり面白くない。二人で一緒に盛り上がることのできる。何か共通の話題がほしかった。

 

「なーきょうたろー、麻雀ってできるか?」

 

 探してやまなかった共通の話題を提供してくれたのは、怜だった。できると簡潔に答えると、怜はぱーっと顔を輝かせた。そのままベッド脇の荷物からいそいそとカード麻雀セットを取り出す。

 

 牌が紙でできている簡易の麻雀セットだ。牌を用意できない環境で行われる麻雀では定番のアイテムである。京太郎の通っている幼稚園でも、一部の早熟な園児がこれで遊んでいた。身体を動かす遊びの方が人気のためやっているのは少数だったが、京太郎も実はその少数に属していた。

 

 身体を動かすことも苦手ではないのだが、怜を前にそれを話す必要はないだろう。自分と同じ趣味を持っているということを、怜は純粋に喜んでいるようだった。

 

「ルールはわかるか?」

「少しは」

「しょうがないなー。ウチが説明したるわ」

 

 しょうがない、とは言いつつも怜は嬉しそうだった。

 

 それから怜は簡単なルールを説明してくれる。役については代表的なものをいくつかと、付属の役の早見表を渡してくれた。正直、それに書かれているくらいのことは知っていたが、説明する怜が生き生きとしていたので、水を差すのも悪いかと思ってやめた。

 

 さて、とにもかくにも二人麻雀である。

 

 麻雀は普通四人で行うゲームであるが、二人でできないこともない。ゲームセンターとかにたまにあるいかがわしいタイプのゲームが、まさにそれだった。ここにいるのは怜と自分の二人。流れでそのルールでやろうということになり、ゲームは開始された。

 

 最初は怜が親、京太郎が西家で対面からでもチーができる。得点については細かな取り決めはしなかった。ともかく上がった方が勝ちで、偉い。子供らしいざっくりとした取り決めで勝負は開始される。

 

「ろーん!」

 

 とりあえず、3局。怜の親番で始まった麻雀だが、三回連続で怜があがった。ツモが一回、京太郎の振込みが二回。

 

 その3回で、京太郎は怜との絶対的な運量の差を感じていた。自分がずぶずぶと底なし沼に沈んでいくような、そんな錯覚を覚える。相対的に、怜は自分よりも高い位置にいることになるが、こうして麻雀の牌を持ち卓を挟んで怜を見ていると、そもそも彼女の立っている位置は自分よりも遥かに高いところにある、そんな気がしていた。

 

「きょうたろーはよわいなぁ」

 

 あはは、と笑う怜は楽しそうだ。普段の京太郎であれば女子に弱いと言われればむっとする。麻雀であれば途中でもやめていたかもしれない。

 

 だが怜に言われると腹も立たなかった。死ぬかもと泣いていた少女が、楽しそうに笑っている。その事実の前には、全てのことが許せるような気がしたのだ。

 

 もっと怜を喜ばせてみたい、と思った京太郎は自然と怜を観察するようになった。

 

 4局目。怜の視線の動きに気付く。京太郎の河の二点を注視する。これで五度目だ。何か欲しい牌があるのだ、というのは想像に難くない。今は九順目。河の中で2つ切られている牌は東と三筒。このうちどちらかが、怜の欲しい牌なのだろう。

 

 十順目。怜の牌を切る手に力が篭った。紙であるから音も立たないがこれが本物の牌だったら、もっとはっきりとわかっただろう。テンパイしたな、と京太郎は直感する。だが、リーチはかけてこない。今までの三回、怜はテンパッた段階で即座にリーチをしていた。

 

 それが彼女の好みに合致しているのだろう。リーチ、と発声することすら楽しいと感じている風であるが、その怜がリーチをかけてこない。手代わりを待っているのではないことは、先のことからも推測できた。待ちが悪いのだ。

 

 東か、三筒か。おそらくはそのどちらかで待っているのだろう。どちらも二枚切れているから、東で待っているとしたら、単騎か国士である。まさか役満ではあるまいな、と捨て牌を確認する。二人麻雀の弊害で、牌のほとんどは公開されないままゲームが終わる。河と自分の牌だけでは、四枚切れの幺九牌を確認することはできなかった。

 

 京太郎は大きく息を吐いた。腹を括って、覚悟を決める。

 

 国士の可能性は否定できないが、待ちはおそらく三筒だろうとは当たりをつけた。怜はあまりポーカーフェイスが得意ではない。京太郎は仕草で判断したが、今はしっかりと牌を待っていますと顔に出ていた。牌だけでなく相手を見るプレイヤーだったら、即座に見抜かれていただろう。

 

 そんな怜が、役満をテンパって顔に出ないとは思えない。値段はそれよりはるかに落ちる。三筒待ち。読みはそれ一本だ。

 

 結論を出した次の順。京太郎11回目のツモは……三筒だった。

 

 これが運の差か、と思わずツモった牌を伏せる。当たりと判断したのなら、これを切る理由はない。だが既に河に二枚切っていることからも解るように、三筒は京太郎にとって不要牌だった。手なりに進めていくのならば、普通に出て行く牌であり、コレを切ることに不自然なところはない。

 

 そこまで考えて、京太郎は三筒を切った。

 

「ろーんっ!! 三色ドラドラ、マンガンやー」

 

 待ちは①②のペン三筒。ドラ六萬が雀頭の満貫である。

 

「きょうたろー、どんな手から切ったん」

「こんなてだ」

 

 怜の求めに応じて、手を空ける。本当に完全な孤立牌であったから、不自然なところはない。不要だから切ったといったら怜はふーん、と納得した。次やなー、と京太郎からカードを回収し、セッティングを始める。

 

 まだまだ飽きた様子はない。あがり続けて、麻雀が楽しくて仕方がないのだろう。せっせとカードを切る怜の横顔を見ながら、京太郎は悟る。

 

 麻雀というのは、相手を見るゲームなのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とまぁ、それが俺が麻雀を本格的にやるようになった切欠だ」

 

 契機になった出来事を話し終え、聞き手二人を見ると、彼女らは実に微妙な顔をしていた。不満、という訳ではないが、居心地の悪さを前面に出している。特に気分屋そうなタコスは酷い。

 

「どうした。つまらなかったか?」

「どうして私は今日会ったばかりの男の甘酸っぱい初恋エピソードなんて聞かされてるんだじょ」

「初恋とか言うな。友達だよ、普通に」

「男女間の友情ってあるんですね……」

 

 意外です、と和は小さな声で感想を漏らした。照れくさそうなその顔は、初恋ではないという京太郎の発言を信じてはいないようだった。ちょっと待て、と断って携帯電話を操作する。記念写真は大体デ-タにして移してあった。怜の写真もいくつか保存されている。その中で最古のものと最新のものを呼び出して、ほら、と二人に見せた。

 

「友達だよ。別に何もおかしなところはない」

「へぇー、どんなところが?」

 

 ひょい、と背中ごしに携帯電話が取り上げられる。振り返ると、見覚えのある顔があった。入学式で在校生代表で挨拶をしていた学生議会長……いわゆるところの生徒会長だった。その横には、メガネの女生徒もいる。こちらには見覚えはない。

 

 二人は仲良さげに顔を寄せ、京太郎から取り上げた携帯電話を覗き込んだ。

 

「これ、北大阪の千里山の制服よね」

「というか先鋒の園城寺怜じゃな。仲良さそうに腕組んでからに……」

 

 彼女か? とメガネの女生徒。違いますと、と携帯電話を取り戻す。

 

 画面に映っているのは怜の高校の入学式の時の写真である。麻雀の強豪である千里山に無事入学することができたと喜んでいた怜に直接お祝いが言いたくて、時間を作って参加しにいったのだ。

 

 写真はその時、校門の前で撮ったものだ。中央には京太郎と怜。メガネの女生徒のいうように怜は京太郎の腕をとって微笑んでいた。

 

 写真を撮ってくれたのはこの日初めてあった怜の中学時代の友達で、江口セーラという女子である。女子高なのに学ラン着用という変り種だが人懐っこく、初めて会った京太郎にも親しくしてくれた。もう一人怜の友達という人も一緒にいたのだが、そちらの巨乳美人には現在も目の仇にされている。怜についた悪い虫という認識らしい。

 

「で、君は何処の誰なのかしら?」

「入部希望っす。一年の須賀京太郎です」

「男子に見えるけど……男子?」

「質問の意味が解らないんですけど……」

「やー、見ての通り女子が今四人でね。後一人いれば団体戦にも参加できるんだけど、この後一人が中々」

 

 なるほど、と京太郎は小さく息を吐いた。

 

 京太郎が調べた時と状況は変わっていない。つまり今咲が入部すれば自動的に団体戦メンバーになり、レギュラー確定だ。咲の実力ならば、ライバルがいても蹴落とすことはできるだろうが、麻雀の実力と反比例して咲の対人能力は恐ろしく低い。争わなくても済むのなら、それに越したことはない。

 

(照さんはそういうの得意なのにな)

 

 普段は咲に匹敵するぽんこつなのに、それを押し隠すだけの猫かぶりができる。雑誌取材の卒のなさなど圧巻だ。牌を指で挟んでポーズをとる彼女を見た時には、雑誌を抱えて爆笑したほどである。

 

「それでその男子の須賀君は、うちのかわいい一年を捕まえて彼女自慢?」

「彼女じゃありません友達です。俺、転校ばっかりだったんでその話をしてたんですよ。今は長野に住んでますが、生まれは大阪なんで」

「へぇー、何か面白そうね」

 

 空いた一席に、議会長が座る。メガネの女子はその後ろに椅子を引き寄せ、聞く体勢になった。

 

「知ってると思うけど私は竹井久。そっちは染谷まこよ。よろしくね、須賀君」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

「自己紹介も終わったところで、話を聞かせてもらえる?」

「いいですよ。基本、俺の人生麻雀が関わってますからね」

 

 笑いながら、思い返す。幼稚園を出て一年目。小学校に入学するとほぼ同時期に、京太郎は東京に引っ越した。

 

 

 

 

 


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