親密度MAXのアイドル達   作:カサG

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COOL達とか書きながら出てくる人は大分限定されています。他のアイドルでもまた別で書くのでそのつもりで。


親密度MAXなCOOL達

「危なかった~・・・」

「とんだ災難でしたね・・・」

「まぁあの後志希はマストレさんにがっつりやられていましたけどね」

「そのついでに周子達も、とばっちり食らったそうですけどね・・・」

「仕方ないですね・・・」

 

まじで志希の薬には驚かせられた・・・あいつらがあんな本音を持っていたとは・・・LIPPS恐ろしい・・・

 

 ガチャ

 

「お疲れ様です」

「Спасибо за вашу хорошую работу。あ~、お疲れ様です」

「お・・・新田さんにアナスタシアじゃないか」

「もう!まだその呼び方なんですか?」

「そうです!ニックネームで呼んでください!!」

(あ、でもプロデューサーさん名前呼びは続けてるんですね・・・)

 

この二人は安心だな・・・怒っては来るけど凛みたいに睨んでくるわけでもないし、大人組みたいに・・・うっ、頭が・・・

 

「・・・?プロデューサーさん大丈夫ですか?何か飲み物でも持って来ましょうか?」

「あぁ・・・ありがとう」

「大丈夫・・・ですか?」

「ごめんな、心配かけて・・・」

「大丈夫ですよ!何かあったら私に相談してくださいね!いつでも相談に乗りますから!!」

 

あぁ~美波・・・なんて良い娘なんだ・・・

 

「私も・・・!プロデューサーの悩みを、解決したいです・・・!」

 

アーニャ・・・!!その優しさが身に染みる・・・今まで色々あったけど、俺の身を案じてくれた人はこの二人だけだ・・・なぜなら・・・

 

「・・・・・」ペラッペラッ

「・・・お~い・・・」

「・・・・・」ペラッペラッ

「鷺沢さ~ん」

「・・・・・」ペラペラペラペラ

 

文香が『鷺沢さん』って呼んだら全然反応してくれなくなった・・・!昔は名前を呼んでも本に夢中でまったく反応しなかったんだけど、最近になってようやく反応してくれるようになったんだよなぁ。それなのに名前呼びやめたら反応してくれなくなった!というか『鷺沢さん』って呼んだ時にページをめくる速さが速くなってるような気がするんだよなぁ・・・

 

「文香ちゃんにまでそんな呼び方!!美波そろそろ怒っちゃいますよ!」

 

え、なにこの美波可愛い。

 

「ミナミ、落ち着いて・・・ください。プロデューサーも何か考えがあるんです・・・きっと」

 

分かってくれるかアーニャ!!俺の真意を理解しようとするアイドルなんて今まで一人もいなかったんだよぉ・・・はぁ・・・LOVE LAIKA専属のプロデューサーになろうかなぁ・・・

 

 ヒュン ドスッ

 

!?!?

 

 ドサドサドサァ

 

「おお!?」

 

聞いてくれ・・・今変なこと考えていたからか知らないが、棚から包丁が降って来て、本棚がこちらに倒れて来ました。・・・なにこれ怖い・・・呪われてるのかな・・・今度お祓いしてもらおうかな。

 

「じゃあ聞きますけど!プロデューサーさんはどんな理由で私達のことを名前で呼ぶことをやめたんですか!!」

「それはだな・・・」

「Кстати・・・ちなみに、私達と距離を取りたかった・・・なんて言ったら、許しませんよ・・・?」

 

え、それが理由なんだけど。それダメなの?アイドルだったらこう・・・プロデューサーとの距離感って大切にしない?俺の考え方が間違ってるの?

 

(ちひろさん・・・俺がおかしいんでしょうか・・・)

(それはないと思いますけど・・・)

 

なんでしょう・・・プロデューサーさん自身がアイドル達を変えてしまっていることに気がついてないみたいですね。そりゃ気づくはずないですけどね・・・自分自身がアイドル達の考えを曲げてしまっていることに・・・まさか『プロデューサー』がアイドル達に影響を与えていることに・・・

 

「理由を早く教えてください!!」

「そうです!!」

 

ぐっ・・・こうなったら仕方ない・・・

 

「えっと・・・さっきアナスタシアが言った通りなんだけど・・・ダメか・・・?」

「・・・アーニャちゃん・・・」

「ミナミ・・・」

 

 グスッ

 

「ちょっ・・・!」

「プロデューサーさんに嫌われちゃった・・・」グスッ

「Да・・・Будучи ненавидел、嫌われて・・・しまいましたね・・・」グスッグスッ

「泣かないで!?嫌いになってないから!!な!?」

 

 カシャカシャカシャカシャカシャ

 

「鷺沢さん!?」

「・・・・・」

 

 カシャカシャカシャカシャカシャ

 

文香はなんで携帯で俺のことを連写してるの!?やめて!?つかその携帯はどこから出した!?

 

「プロデューサーがアーニャと美波を泣かせた・・・これはまずいよね文香」

カシャカシャカシャ

 

「・・・」コクコク

 

カシャカシャカシャ

 

いつまで連写してるの!?それに凛はどこから湧いた!?いつの間に来てた!?!?

 

「これを拡散したらプロデューサーは『アイドルを泣かせた最低なプロデューサー』っていうレッテルが張られちゃうね」

「そう・・・ですね・・・」

 

やめて!それはマジでやめて!!俺の営業に支障が出るから!!後多分、他のアイドル達にも支障がでちゃうから!!

 

「じゃあどうする?」

「どう・・・しますか・・・?」

「え!?・・・えっと・・・」

 

なんだ・・・何すればいいんだ!!何すれば許される!?落ち着け・・・ここで選択肢をミスすると多分だが大変なことになる・・・ここで間違えても『なんでもするから』とか言ったらやばいことになる・・・考えろ・・・考えろ俺!!!

 

「・・・決めないなら私達で決めるけど・・・?」

「ま・・・待ってくれ!!」

「早く・・・していただけませんか・・・?」

 

くそぅ!!文香も敵か!!何か・・・何かないのか・・・!!

 

「・・・・!」

「・・・?文香?どうかした?」

「いえ・・・その・・・プロデューサーさんが決められないなら・・・私が決めても・・・よろしいでしょうか?」

 

文香が・・・か。確かに凛に決められたらえげつないものが来そうだからな・・・

 

「・・・分かった。ただし!常識の範囲内でお願いするぞ?」

「・・・!ありがとうございます!!」

「あっ・・・文香!!裏切る気!?」

「プロデューサーさんのためなら・・・友だって・・・売ります・・・」

 

なぁ文香、それ大分やばい発言してるって分かってる??

 

「くっ・・・不覚だった・・・まさか文香が裏切るなんて・・・」

「それに・・・凛さんの携帯は・・・こちらにあるので・・・」

 

 スッ

 

「・・・!!いつの間に!!」

「・・・写真は・・・消しておきますね・・・」

 

・・・文香は実は味方だった・・・?いやでも写真撮りだしたの文香だし・・・

 

「私は・・・いつでもプロデューサーさんの・・・味方ですよ・・・?」

 

上目遣いでこっちを見ないでやられちゃうから。文香、前髪で隠れてるけど眼とかすごい綺麗なんだよな・・・なんというか吸い込まれるというか。それに肌だって綺麗だし・・・これで肌のケア何もしてないとかおかしくない?そりゃ周子やら奏やらに羨ましがられるわ。

 

「それで?文香のお願いは?」

「私と・・・デーt・・・下見に付き合ってください・・・」

「下見・・・?」

「はい。今度・・・撮影を外で行うのですが・・・知らない場所なので・・・できれば先に見ておきたいと・・・思いまして・・・」

 

ふむ・・・確かに撮影現場の下見は大事だな。特に知らない場所でロケするなら尚更だ。

 

「いいぞ。それくらいお安い御用だ!」

「本当ですか・・・!!」

「おうよ。任せとけ!」

「ありがとう・・・ございます・・・///」

(なんだ・・・撮影現場の下見か・・・それくらいなら文香でも・・・って、あれ?下見ってプロデューサーと二人で行くんだよね?つまり男女二人が知らない土地に・・・足を踏み入れて・・・あああぁぁぁぁぁまずい!止めないと!!)

「プロデューサー!!それ私も行っt」

「プロデューサーさん・・・二人きり・・・でですよ・・・?」

(先手を打たれた!!)

「え?いいのか?たくさんいた方が安心しないか?」

「プロデューサーさんが隣にいるだけで・・・十分に・・・安心できます。それに、皆さんのレッスンの邪魔をしてしまうのは・・・いけませんので・・・」

「確かに文香が言うことは一理あるな。分かった、そう手配しておくよ」

「はい・・・!」

 

ん・・・これでなんとかなりそうだな・・・

 

「・・・・・」ジー

「・・・・・」ジー

 

すっごい見てる・・・

 

「私達には何もないんですか・・・?」

「Да・・・何か・・・して欲しいです・・・!!」

 

・・・文香だけ贔屓ってのは良くないからなぁ・・・仕方ないな。

 

「じゃあ『今』できることならいいぞ」

「『今』・・・ですか?」

「そう!『今』だ!!」

 

これならできることも限られてくるだろうしな・・・

 

「Поцелуй・・・キス・・・お願いします・・・」

 

へぁ!?

 

「アーニャちゃんってば・・・大胆だね・・・///」

 

なんでこう毎回キスされるのかな~・・・奏としたの見られてないよね・・・?

 

「でも・・・奏さんとは・・・やってたもんね・・・」

 

なんで知ってるん!?なんでや!!誰が漏らしたんや!!・・・どうせ志希やろ!!志希に決まってるんや!!

 

「どう・・・ですか・・・?」

 

あぁぁぁアーニャ!そんな瞳で見つめないで!!やめて!!負けちゃうから!!

 

「いや・・・でもほら・・・!あれは志希の薬のせいだったし!!」

 

そう・・・!あれは薬のせい!志希のせい!!俺は被害者!!

 

「え?でも薬切れた時にって志希ちゃんが言って・・・」

「ミナミ!」

「あっ・・・!」

 

やっぱ志希やん、当たってたやん。

 

「と・・・とにかく!!ダメだから!!」

(ダメでしたね・・・ミナミ・・・)

(薬のせいになるんだったら志希ちゃんから薬もらえばいいんじゃない?)

(Ясно!なるほど・・・いいですね・・・!)

「わかりました・・・諦めます・・・」

「分かってくれたか・・・」

「そのかわり・・・Обнять。抱きしめながら・・頭を撫でてください・・・」

「まぁ・・・そのくらいなら・・・」

 

キスするよりは大分マシだし・・・それくらいなら年少組にもやってるからな。

 

「よし!来いアーニャ!!」

「はい!!」

 

 タッ ギュ~

 

「よしよし・・・」

 

 ナデナデナデ・・・

 

「Является лучшим・・・いいですね・・・♪」

「・・・これでいいか?」

「もうちょっと・・・」

「分かった・・・」

 

アーニャもまだ高校生だし、甘えたいときもあるのかな・・・

 

「Я буду любить тебя вечно. Вечно любить слишком далеко. Отказаться от вас, продолжать любить・・・навсегда・・・」

「・・・ん?どういう意味だ・・・?」

「~♪」

 

なんて言ったんだろ・・・気になるな・・・

 

「私も!お願いします!!」

「おうよ!」

 

 ギュ~

 

「ん~♪プロデューサーさん・・・温かいです・・・」

「そうか・・・」

 

美波は皆のリーダー的な存在だからいつも皆のお世話してくれてるし・・・

 

「いつも皆のリーダーを任せてしまって申し訳ないな・・・」

「いいんですよ。プロデューサーさんからのお願いですから。それに私も楽しくてやっているので!」

「ありがとう・・・」

「はい!」

 

 ナデナデナデ・・・

 

「・・・Я непревзойденным. Вы можете дать все, что вы можете. Сделать лучший・・・абсолютно・・・」

「お?美波もロシア語か?」

「はい・・・プロデューサーさんのためにいち早く覚えたんです!!」

「そうか、ありがとう」

「いえいえ・・・・♪」

(アーニャちゃん・・・ありがとう・・・)

(Да・・・ミナミもプロデューサーのこと好きですね・・・だからこそ、負けたくないです♪)

(プロデューサーさんは私が貰うからね!)

(負けません♪)

 

LOVE LAIKAは仲がいいなぁ・・・LIPPSとは大違いだなぁ・・・でもこれまた薬使ったら修羅場になるんだろうか・・・

 

「・・・ずるい・・・です・・・」

 

 ギュッ

 

「おお!?文香どうした・・・?」

「私も・・・プロデューサーさんの温もりを感じたい・・・です・・・」

「そ・・・そうか・・・」

 

文香も可愛いなぁ・・・でもそのちょっとあれなんですけれども・・・ね?・・・ほら文香ってさ・・・大きいやん・・・?いやどこがとか言わないけどさ。その身体にね?ふにゅって・・・やばい・・・

 

「・・・当ててるん・・・ですよ・・・?」

「えぇ・・・」

 

考えが文香にまるバレなんですけどぉ~・・・恥ずかしい・・・

 

「・・・・・」

 

ほらあそこにも・・・今にも飛びつきたいけどなんか我慢してる凛さんがいらっしゃる・・・

 

「・・・凛は来ないのか・・・?」

「わ・・・私は・・・別に・・・」

 

え、そこで渋るの?だからしぶりんなの?大事なところで渋っちゃう凛なの?

 

「・・・なんか失礼なこと考えてない・・・?」

「・・・別に?」

「・・・そうかなぁ」

 

本当テレパシー持ちしかいねぇなこの事務所・・・

 

 バン

 

「サイキック呼びましたか!?」

「呼んでないです、ちなみにあなたの出番はまだです」

「そうですか・・・」シュン

 

バタン

 

なんだったんだよ今の・・・

 

「あっ・・・!もうそろそろ帰らないと・・・!」

「本当・・・ですね。ミナミ帰りましょう」

「うん。じゃあプロデューサーさんお疲れさまでした!」

「おう。アーニャも美波もお疲れさま」

「また明日・・・ですね」

 

 バタン

 

「あの・・・文香もそろそろ帰らなくちゃいけないんじゃ・・・?」

「・・・プロデューサーさんを・・・お持ち帰りします・・・」

「ちょっと文香何言ってるか分かんない」

「・・・残念です・・・」

「文香もお疲れさま」

「はい・・・ではまた・・・」

 

 バタン

 

「・・・凛?」

「・・・・・・」

 

 ダッ ガシィ

 

「うぉ!?急に抱き着いてくるなよ・・・」

「だって・・・皆いたし・・・我慢してたし・・・」

「なんで皆の前ではツンデレなのか・・・」

「つ・・・つんでれ・・・?じゃないから!」

「意味分かってないだろ・・・」

 

凛・・・こいつはなぜか皆の前ではあんな態度とってるけど、二人になったら全力で甘えてくるやつ。まさにツンデレ・・・ツン要素少ないかもしれないけど。しかも凛、まだちひろさんがいるの忘れてるな・・・

 

 ギュ~

 

「はぁ~・・・プロデューサー好き・・・」

「おおぅ・・・ありがとう・・・?」

「でも時間ないから帰るね・・・じゃあ・・・」

 

 チュッ

 

「おま!?」

「また明日!」

 

 バタン

 

「・・・まったく・・・」

「・・・・・」

「・・・ちひろさん・・・?」

「・・・・・」

「ちっひ?」

 

 ガタン バァン

 

「!?急に立ち上がってデスクバンして何が!?」

「いちゃいちゃしないでもらえますか!?!?」

「なんでぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は修羅場度低めですかね・・・

ルートアイドル書くときどのような感じがいいか

  • そのアイドルとのイチャラブ
  • 完全修羅場
  • 寝取られ(別アイドルに)

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