ただちょっと体調を崩したり、ラピュタ見てただけですので。
それと店主のレギュラー入りが確定しました(白目)
使い捨てキャラだったはずなのに...。
「おのれぇ....!やはり貴様は魔王軍の手の者だろう...!こんな邪悪な罠を仕掛けるなど....思い出しただけでも寒気がっ!?」
まぁ、邪悪だろうな。相手の心に傷をつけるんだから。
というか、何しに来た?大分怒っていたが。
「だからやったのは俺じゃないって..!それはともかく、何しに来たんだ?まだ時間はあるはずだろ?」
「カエルだっ!街周辺に冬眠中だったカエルが這い出している!」
「それが俺たちにどう関係すると....?」
「しらばっくれるな!カエル達は怯える様に地中から出てきたという。.....最近、街のすぐそばで爆裂魔法を連発して、住民を脅かした魔法使いがいたと思いましてね」
めぐみんはとアクアは にげだした! しかし まわりこまれてしまった!
「逃げようとスンナ!後始末に行くぞ!」
私関係ないよな?行くけど。
~~~
もう雪以外は目に入らないほど真っ白になっている街の外。
「いやああ!もういやあああ!カエルに食べられるのは、もういやあああああ!!」
追われているのはアクアである。まるでチャッピーに追われるピクミンみたいだ。
頑張れ、青ピクミン。水に入っても溺れないんだから大丈夫だろう?
「しかし、ここのカエルはこの寒さの中でも動きが鈍くならないんだなあ。普段と変わらない速さで活動してやがる。このあたりの連中は、生き物といい野菜といい、どいつもこいつも逞し過ぎやしないか」
それうちの世界で言えんの?生物かどうかも怪しい連中いるんだぞ?古龍とかハンターとか。
生物と認めたくない奴らしかいないぞ?
「過酷な世界だからこそ、生き物は皆、その時その時を精一杯に生きるのです。私達も負けてはいられませんよ。もっともっと強くなって、過酷なこの世界を生き抜くの出す」
かっこいい事言ってるが、肩から下、カエルに呑み込まれてる状態だからな。
カズマ少年はアクアを助けてやってくれ。
「わかったよ」
元の大きさに戻る!やっぱりこちらの方がいいな。ずっと小さいままだとだストレスがたまる。
めぐみんを呑み込んでいるカエルの腹に爪でアタック!
更に跳んで後ろに回り込みたい当たり!ついでの泡攻撃。
「ふべっ!」
めぐみんは吐き出されたようだ。
では容赦なく、食いちぎってやろう。
「あ、あなたは、仲間がカエルに追われているのに随分冷静ですね(もう一匹のカエルの惨状から目そらし)」
「そんなこと言われてもいつもの事だしなぁ。ンソォゲキッ」
こちらのカエルは完全に力尽きたな、見せられないよ!状態だが。
「あ、あなた方は、いつもこんな戦いをしているのですか..?..こ、こんな人たちが、本当に魔王軍の関係者..?」
「あっ、カ、カエルが...」
新手か、一掃してやろう。水ブレス!
「.....なっ!?なんて威力!?三匹いたカエルが真っ二つに....!」
あんな、ファンゴと同じレベルの相手を倒すのは簡単だ。
それよりそこにいる、黒いローブに身を包んだ奴は誰だ?
「ひっ!」
おや、怖がらせてしまったか、私は後ろに下がろう。
「...大丈夫かな?..めぐみん!久しぶりね!今こそあの時の約束を果たすときよ!今日こそは、長きにわたった決着をつけるわよ!」
めぐみんの知り合いか。
「....どちら様でしょうか?」
「ええっ!?」
知り合いではなかったらしい。
「わ、私よ私!ほら、紅魔の里の学園で同期だった!めぐみんが一番で、私が二番で!それで、私は上級魔法を使えるようになるまで修行してくるって.....!」
「.....お前が学園で一番?最下位の間違いじゃないのか?」
「失礼な!私はちゃんと一番です!最初に言ったではないですか!紅魔族随一の魔法の使い手と。今なら信じれるでしょう?」
「今のカエルの粘液まみれのお前を見て、信じられるって言うやつの顔が見たい」
「な、なにおう!」
何やらめんどくさそうだ、私は先に帰らせてもらおう。
サラダバー!
「....何処へ行くの?..あっ!ギルドに報告しに行くのね!わたしも行くわ!」
え?そんなつもりじゃないが?
「カズマ、私達はギルドに行くわ。カエル肉が傷んじゃいそうなんだもの、良いわよね?」
「....そうだな、じゃあ行ってきてくれ。うまくやってくれよ」
「まっかせっなさい!」
ダメじゃないか?それ?不安しかないぞ?
「....何か話があるようですね。では、私も今日のところはこれで。....私は、まだあなたを信用してませんから」
信用ないな。まぁ性犯罪をいつか犯しそうなカズマ少年だものな。仕方ない。
「さぁ、行くわよタマミツネ!カエルを倒したことを報告するのよ!」
そんな事は知っている!とりあえず放せ、私の滑液がすべて浄化されかけてるから!それ私の武器だから!なくなったから危ないやつだから!
「むぅ。分かったわよ。かわりに私達を乗せてよ、大きくなって」
それ、更に滑液が浄化されそうなんだが大丈夫か?乗せるけどさぁ...。
「ええ、それでいいわ。乗り心地はあまり良くないけど」
そんなのはネコタクか、アプトノスにでも言っておけ。私は本来乗せるモンスターではないからな。
ところで、そこの検察官は乗らないのか?乗らないなら置いていくが。
「あんた、乗ってくの?それとも乗らない?乗らないなら置いてくわよ」
「...えっ。の、乗らせてもらえるのですか?」
「だからそういってるじゃない。それで、乗るの?乗らないの?」
「で、では、乗らせていただきます....」
アクアの後あたりの乗れ。落ちるかもしれないからな。
「の、乗りずらいですね....」
「仕方ないじゃない、元々乗るための動物じゃないんだから」
「そうなのですか?」
「ええ、ただちょっと知能が他の生物より高い、人を超越した存在と戦うことができる生命体よ」
おい、知能は人の物だぞ、そしてなんかその言い方は私が強そうに聞こえるからやめろ。
私は弱いぞ、一回下位装備でぼっこぼこにされたんだからな、武器はG級だったが。
「そんな存在なのですか!なんという...」
違います。そんな存在じゃありません。ザコです。元の世界じゃザコです。
ところで、今かなりのスピードを出しているんだが、良くしゃべれるな。
「ふふん!そんな存在が私こと女神アクアの神獣よ!すごいでしょう?そんな存在を神獣にした私はすごいでしょう?褒め称えなさい!」
「す、スゴイデスネ....」
私は神獣になどなってないし、私はたぶんお前に勝てるぞ、二分の一くらいの確率で。
っと、あともう少しで到着だ。しっかりつかんでないと吹っ飛ぶぞ。
「ふっふ~ん、そうでしょそうd!?」
言わんこっちゃない。見事に吹っ飛んでいったな。あっちはギルドの方向だから手間が省けたが。
「..だ、大丈夫でしょうか?かなりのスピードでしたが..」
安心しろ、あのくらいでは死なないし、ダメージを負ったとしても自分で回復できる。
それはおいておいて、降りろ、もう着いたし、私は街にいる間は小さくならなくてはいけない。
「あっ!ちょっ!ゆ、揺らさないでください!お、降りろってことですか!?」
そうだ、降りろ。カズマ少年達ならすぐ理解してくれるんだがなぁ、経験の差か。
「ふっ!....ありがとうございました」
私は本屋に行くか。アクア?自分で何とかできるだろう。
「では、また会いましょう」
カズマ少年達の近くにいれば会えるだろうな。トラブルを起こして。
ではな、会わないことを祈っている。
~~~
残念ながら本屋は閉まっていた。残念だ。
とりあえず屋敷に戻ってきたがどうしようか。ジャミラ装置を更に改造しようかな?
ねないこだれだとか、シオンタウンのBGMを追加するとか...。
...何だろう、最近どうすれば人のトラウマを作ったり抉ったりできるか考えている気がする。
まぁいいや。そんなことはどうでもいい。今が楽しければな!
更に装置を作ろうそうしよう。何がいいだろうか?
ハリガネムシとか、蓮コラ、ミイラ人間。たくさんあるな!
ホラーゲームもいいな。侵入者が来たら拘束して口を塞ぎ、延々ホラーゲームや、ホラー映画を見せよう。
いやぁ、ここに店主もいれば更にアイデアも出たし、早速実践できたんだろうなぁ。
そういえば本屋の奥からラピュタ..ロボット...とか、聞こえてきたが何してたんだろうか。
もしラピュタ関係ならぜひ私も参加させてほしいな。
ラピュタは私の好きな映画ランキング一位だ。二位はゴジラ。
とりあえず、案は出るが、実行には移せないな。擬人化したとしても、長年の四足歩行生活に慣れてしまってうまく精密に手を動かせない。
案を出すことと間違いを指摘することしかできないな、私。
まぁそれでいいが。
さぁ、更に計画を練るとしよう。
ラピュタのロボット兵ってかっこいいですよね!思わずフィギュアを買うくらいには!
あのフォルムや蛇腹状の手足がたまらないですよね!
あのレーザーを放つための二つの穴とか!壊れててもいいから欲しい。殺されてもいいから!
(◦:◎)