古城くんは基本けだるげ   作:トマボ

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現実逃避してる?
いえす。

またまた爆死しましたね。いろいろと…

はい。ごめんなさい。


普通に英霊剣豪とか映画とか資格試験とかあって遅れました。




眠くて意識飛びそうな時に色々と厄介なものを押し付けられたりして、逆にパワー出てきたみたいな時無いですか?

無いですか。そうですか。


いえ、何でもないです。


今回も思いつきです。
一秒でも早く布団に飛び込みたかった古城さん…というテーマで書き始めたのにいつものごとくグダッてしまったので、お茶濁しです。





別枠 一刻も早く休みたかっただけなのさ。1

眠い。

 

 

ただ、ただ、眠い。

 

 

何故、平時から寝ているような俺がこんなに睡眠不足になっているのか。

 

 

頭がうまく働かない……何も思い浮かばない………

 

 

ーーーああ。そうだ。吸血鬼に遭ったんだっけ。

 

 

凄く綺麗な、金髪で…、あの綺麗な紅い眼が……、俺と凪沙を見つめていて……。

 

 

ーー凪沙って誰だっけ?

 

 

何を言ってるんだ、妹を忘れる兄がいるか。

 

 

……兄……俺が?そうだ、俺は凪沙の兄だ。俺は………

 

 

ー俺の名前は………何だっけ…?

 

 

靄がかかってるみたいだ……

 

 

頭が痛い…目がくらんで……開けていられない……

 

 

眠い…そうだ、眠いんだ。……じゃあなんで、眠らないんだ?

 

 

こんなに眠くて気持ち悪いのに……周りも真っ暗で…、夜じゃないか。

 

 

そりゃあ、暗いわけだ。

 

 

それに……隣に何かが映ってる…………水だ。

 

 

ああ、水だ…。水が流れている。

 

 

透き通っていて………綺麗で…そして……何故だか、とても恐ろしい…。

 

 

凄く喉が乾いているのに……すぐに離れてしまいたい……

 

 

 

やっと、目が慣れてきた……。どうして視界が赤いんだ?

 

 

水も赤くて血みたいだ……

 

 

いや、違う……俺の目が赤いんだ。

 

 

 

嗚呼………痛い……目が痛い…………

 

 

 

開けているのがつらくて……………

 

 

 

もう、いっそ、閉じてしまおうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それは、ヌシが慣れとらんからだ。その眼はじきに馴染む。色なぞ自由に変えられるようになる。」

 

 

 

俺と同じくらいの歳に見える子が凄く偉そうに何か言ってる。

 

 

 

「聞いとるのか?ふらふらとしおって。そこら中探し回ったわ!近くで寝とらとは思わんかったぞ?……否、むしろ何故この夜更けに寝ておるのだ、ヌシは。」

 

 

 

何か知ってるのか?さっきから何も思い出せない。俺が、自分が、分からない。

 

 

 

「おい…。」

 

 

 

こんなに眠くて、苦しいのに………

 

 

 

「おい…!」

 

 

 

俺は、なんだっけ……何かを……忘れて……いたような………

 

 

 

 

「ふざけるなよ、ヌシ!!しっかりせんか大馬鹿者が!!

 

 

なんだその腑抜けた面は!

 

 

忘れとるなら、思い出せ!今すぐに!!!!」

 

 

 

 

……でも、分からないんだ…思い出せないんだ………俺は……

 

 

 

 

「この私に説教なぞくれおった貴様が自分を見失っておいてどうするというのか!!

 

 

ヌシが言ったのだろう?自分を捨てるなと!!

 

 

ヌシが拾ったのだろう?崩れかけのこの体を!!

 

 

しっかりせんか!貴様は、'''暁古城'''であろうが!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ああ、そうだ、そんな名前だったっけ……………

 

 

居たな、そんな奴……そんな、『俺』だった奴…………

 

 

 

 

 

「何だと?…ヌシ、まさか……」

 

 

 

 

いいじゃないか……ずっと、ずっと、やってきたんだから。

 

 

 

 

「やめんか!そこまでにしておけよヌシ!!」

 

 

 

 

疲れたんだよ、もう………俺だって人間なんだぜ…?

 

 

 

 

「知っておる…そんなことは知っておる!人は脆く、弱い。ヌシもそうであった。ヌシだけではない、私の前に来たものは皆ぼろぼろであった…。」

 

 

 

 

そうだよ……ああ、そうだ。あの時はもう足が動かなかったよ………。今もそうだ……心が重くて、体が動かない。

 

 

 

 

「ヌシが疲れてしまったというなら、今は休んで良い…。近くに生きているものなどもうおらん。それに、ここまで追いかけてこようものならば、同胞が放ってはおかん。今度は、私がヌシを守ろう…。ヌシも、ヌシの血族も、ヌシが大切にしておったものを()が守ろう。

 

 

だから、お願いじゃから、潰れんでくれ……また、きっと立ち上がって見せてくれ……ヌシはそうして助けてくれた………。打ちのめされても、飛ばされても、強く、強く、在り続けてくれた。ヌシはそれができる男じゃったろう?だから、頼む……また、私の前で消える心を見たくないのだ……。」

 

 

 

 

 

…………俺はそんなに強くないよ…。それに、休むだけだよ…。消えたりしない。だけどさ、暁古城は、そこにいる。だから、俺はもう、休ませてもらうよ。

 

 

 

 

「違う!違うぞ!!張りぼてに縋っていろというのか!?記憶に残っている、などと……死ぬ理由を私に押し付けた者共と同じことを言うな!!!ヌシは人の時間で生きていたのかもしれんが、私は違う!100や200の年で終われる訳ではないのだぞ…。もう、()()()()()()()()()()()()()。終わりにしようとしても簡単では無かった。ずっとずっと、終わらせ続けて……待つのをいつからだったか諦めた。悩み続けることを辞めた………それでもやはり、嫌だった………。それをヌシが止めてくれた。留めてくれた!人で無くなっても!!」

 

 

 

 

ああ、きっとそれに後悔はないよ。でも、ごめんな。やっと眠れそうなんだ。頭がふわふわしていて、まるでここも夢の中みたいで…、ここで眠ったら、どうなるんだろうな。

 

 

そして、そうだよ。暁古城は、一度終わったんだ。

 

 

もう十分に、役目は果たしただろう?

 

 

 

 

「お願いじゃ……起きてくれ……消えないでくれ…………頼む…頼む………。」

 

 

 

大丈夫だって。消えたりしないよ。

 

 

 

「嘘じゃ!……ヌシは……ヌシは………嘘つきだ!嘘つきなんて嫌いだ!」

 

 

 

悪かったよ…。でも、もう、ごめん。無理だ。

 

 

 

「待って!待ってくれ!お願い…お願いだから!」

 

 

 

 

おやすみ………◼️◼️◼️◼️◼️……。そして、暁古城…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早よ起きんか、たわけ」

 

 

 

せっかく、人が休み貰おうと思ったのに起こされた。

 

 

「……あと、15分…。」

 

 

 

「地味に長いわ!!そうか、起きんというのなら仕方ない……。」

 

 

 

ふん、何をしても無駄だ。このだらけることに関してはハイスペック古城さんには全てが無駄だ!

 

「……zzz」

 

 

 

「凪沙ー!古城が朝飯いらんそうだぞ!」

 

 

 

「さて、そろそろ起きようかな。」

 

 

 

 

 

 

 

それはずるい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




凄く短いですが、…ゆるしてくだしあ


シリアスなんて書けませんよ?


要約しなくてもわかると思いますが
(いや、クソ文章で分かんねーよという方は申し訳ないです)

モブ化して休みもらおうとしてる古城さんと、

作者がポンコツで口調忘れた上に原作どこにしまったか見つからないのでぶれっぶれな◯◯◯ーラさん。

でした。明晰夢とかは、見たら寝る派な古城さんです。

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