???side
「っ何者だ?」
俺が狩りに出かけようとした時にドアから入ってきたのは、黒いドレスを着た、銀髪の少女だった。
「鍵はどうした?俺はドアを開けた覚えはないぞ。」
「イニティウム・スレイヤー。貴方には話があって来ました。貴方は、今回の戦争、どう思いますか?」
その少女の目は、赤かった。
「貴方はこの戦争で何を目指しますか?」
「俺は...
この世界は間違っていると、思う。神からの使い、勇者、英雄などと呼ばれたグズどもが平気で跋扈し、世の中の誰もその事について何も言えない。浮かれすぎていると思うんだ。」
すると、少女は笑みを浮かべて、こう言った。
「なるほど、利害の一致ですね。では、こちらの見方になっていただけませんか?私たち、龍はこの世界を守りたい。その世界には、人もモンスターも必要不可欠。そこで、貴方には話が通じそうでよかったです。では、始めましょう♪モンスターたちの逆襲を。
人類を滅亡させたくなかったら、クーデターの誘導をお願いしますね♪」「やるべき事は簡単です。貴方は禁忌を犯す人間を止め、龍に挑み続ければいい。貴方のしたいことをし続ければ、いい。責任はこちらで取ります。」
「りょーかい。んじゃあ適当にグズどもを間引いときますかね。」
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トア・テスカトラ戦
「ったくよぉ~。ふざけんなよクソモンスターが、俺以外全員戦死かよ。俺の評価がが下がるじゃねぇか。どう責任とるつもりだよ。」
その背中には一目で業物と分かる太刀が刺さっていた。
「ん?何だこれ」
そのまま、転生者、佐藤孝太は力尽きた。
「お前らみたいな、人の風上にも置けないやつらがいるから、俺も忙しいんじゃねぇか。
......クソ神どもが」
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その日、人類最強の国、シュレイド王国が一晩で焦土に変わり、滅亡した。
戦力の3割を逃がすことに成功したものの、すでに指揮系統はぐちゃぐちゃ、部隊ははぐれはぐれになっており、各個撃破されるのが、落ちだった。
人類は最強の矛を失い、そのまま、敗北すると思われ、人は皆膝を丸め込むことに夢中だった。
しかし、そこに救世主が誕生した。
龍に仇なす最強の古龍。
煌黒龍アルバトリオン
一晩にて、大量のモンスターを討伐し、なお祖龍を求めるその姿は、
狂気に満ちていた。
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ダラアマデュラside
クソっ間に合わなかった!
分かっていた筈だったのに!
あのクソ神があの程度で終わる筈がないってことに!こうなったら討伐するしかない。
ただ、1つ問題がある。それは私が擬人化状態で戦わなければならないということ。
まぁいっか。
さぁ
「一狩り行こうぜ♪」
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ミラルーツside
あちぁ~。これは不味い。ダラちゃんがあいつと戦ったら星が砕け兼ねない。私たちは人類の保護と旧文明を焼き払うという仕事がある。
現状、人間には2つの選択肢があった。
人間が世界を統べるために戦争を続ける。野望と
人間も自然に帰り、あるべき生態系の中で平和に暮らす。幻想
あっ。やべ
ということで念話念話。
「あっもしもーし、ダラちゃん?
今、アルバトリオンが龍狩りまくっているじゃん?
だから、アルバトリオン討伐してほしいんだけど~
擬人化状態でやってね♪よろしく~」
ふぅ。いざとなったら龍脈使って全力で星を守らなきゃかも。
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次回、主人公の初戦闘シーン!
今頃とかマジかよw9話で主人公初戦闘とかw
次回!アルバトリオン死す!デュエルスタンバイ
原作ではシュレイド王国は最後に滅びましたがこの小説ではシュレイド王国はミラ全種の一斉攻撃により真っ先に滅びました。シュレイド王国哀れ。現在リスペクトな人はごめんなさい