「さて、ミラルーツ。あなたと話したいことは、全部で3つ。1つ目。これが本題で、貴方は何者かっていうこと。
2つ目。これが次に大事なこと。貴方たちが産み出したモンスターたちをチップとして戦う戦争という名前のチェスにどうやって勝つのか?
そして3つ目が...............このままだと私が過労死するので、助けて下さい。切実に、いや、実際には死なないけど...
ここまで話を聞かせて?」
「いやぁ、そこまで気付かれているとはねぇ~。
まぁバルカンとボレアスって呼んでれば、同郷なら誰でも気付くか。
さて、先ずは第一の質問。私は、何百年も前に転生した龍の祖・祖龍ミラルーツ。前の世界での名前は月咬琥珀。
以後よろしくね 転生ダラアマデュラさん 」
「へぇ~。
さて、名乗られたら、名乗り返すのが礼儀よね。
私は、この世界の人に対しての抑止力。蛇王龍ダラアマデュラ。前世の名前は風見廉果。こちらこそ宜しくね。ルーツちゃん久しぶり♪お互い変わっちゃったけど宜しく!」
「にしても、今ここでクイズ大会出来ないのが悔しいね~?」
「本当にねぇ~。今の所114514戦57,257勝57,257敗だから、丁度引き分けだったんだよね?あなたが居なくなってからあっちではモンハン以外やることなくて暇だったんだよね~。」
両者の間にバチバチと火花が(物理的に)飛ぶ。
「まぁどうせこれから私たちは長いんだし、仕事に掛かりましょう?」
「そうしよっか?
先ずは、こちらの戦力の確認ね?こちらには、私たちの他にモンスターたちの原種であるモンスターが5000体ほど。古龍が500体ほどね。」
「じゃあこちらからも、敵主力は皆もご存知イコールドラゴンウェポンと神が送り込んだ転生者800人程度。その他そこそこ強いハンターたち。
この内イコールドラゴンウェポンの開発方法が人間側のクソッタレ神からリークされた。しかも、生産効率は20体で一体。
転生者は私が月10ペースで殺しているけど、月5ペースで増えているね。
さて、この盤面で貴方はどう出る?」
「そうだね~。先ずは、相手の国について、教えて」
「そうだね~。シュレイド王国は、懐柔は無理だろうけど、他の国は、戦力次第でクーデターは可能だよ
相変わらずエグいこと考えるね。
神についてはどうするつもり?
............まさか?
なるほど、確かにそれなら可能かもね 」
「でしょ 我ながらいい案だと思ッんだよね だけど、神だけは私に殺らせてくれないかな?私はこの世界が大好き。それを壊そうとするやつは、妃星を傷つける奴位許せない!」
「もちろん、精一杯サポートさせて貰うよ。ただ私は、できれば、人のまま戦いたいんだよね、龍の姿だと動き難いんだよね 」
「いいよ そこら辺はボレアスとバルカンがいれば何とかなるでしょ 」
「あと最後のやつだけど、転生者の始末と人間サイドの調査は任せていい?」
「オッケー win-winで行こう!」
「じゃあ、契約成立ね
また来るから、その時は妹ちゃんの話を聞かせてね!」
「一段落着いたらね 私の妹は世界一可愛いよ 」
「ふふふ 楽しみにしてるよ
絶対勝とうね。」
「負けるはずがないよ‼私がいるからね 」
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site人界
シュレイド王国の会議の席では、着々と戦争の会議が進められていた。
「して、将軍よ。その兵器を使えば、勝てるのか?」
「はっ!研究部門の計算によると、3匹もいれば、特異な力を使う竜を倒せるという事です。」
「よろしい❗直ちに戦争の準備を進めたまえ。その際神の祝福を受けた勇者共にも協力してもらえ。女や金は惜しむな❗
全ては神の御心のままに...」
質問コーナーとか要りますかね?
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