書いていた原稿が二回程消えてしまいまして、モチベーションが消失してしまっていました。
どうか、全部星焔竜のせいにして、見捨てないで下さい
星焔竜「勝手に私のせいにしないでくれる?」
ズッガガガガガァァァァァァン
~???side~
クヒヒッ
俺はラッキーな奴だと、心から思った。
前世で、退屈な学生生活をしていた俺だったが、少しオタクというだけで、女子は誰も見向きもしなかった。
だが、ある日突然痙攣に襲われた。
そして、目覚めたら、何故か、体に変な違和感を覚えた。
だが、俺は近くの湖で自分の姿を確認したとき、嬉しくて発狂しそうになった。
何て言ったって、俺はモンスターハンター4のメインモンスター。ゴア・マガラになっていたからだ!
しかも!何故か知らないが、念じて見るだけで、擬人化状態になれたし、何よりも、
イケメンだった。
よっしゃ!これから、俺のチーレムライフが始まるぜ!
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~???side~
三人称視点
そのモンスターは名をジンオウガと言った。
このモンスターはモンスターハンターMP3にて、メインモンスターを勤めた、種としても、そこそこの力を持っていた。
そして、今は竜大戦が終了した直後であり、古龍他天敵が異常に少なかった。
更に、神の遊びかいたずらか、そのモンスターは龍脈のエネルギーを僅かに扱え、寿命が限りなく、延びていた。
これだけの理由が揃えば、このジンオウガが、周辺を支配するのは、時間の問題だっただろう。
だが、ここで、事件が起きた。
彼が住んでいた、霊峰という山に、とある古龍が舞い降りた。
誰もが霊峰と聞けば思い付くだろう嵐の化身、嵐龍アマツガツチ
原作で、霊峰からジンオウガを追いやり、住みかを天空山に移させた張本人。
ここに、ジンオウガの特異個体、後に悪魔とまで呼ばれる者と、最上位古龍に食い込む程の力を持ったお伽噺の中の存在。嵐龍アマツガツチの戦いの幕が切って落とされた。
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先手を取ったのは、ジンオウガだった。通常種のそれとは、比較にならない程の電力を纏わせた、一撃だったが、それさえも、アマツガツチにとっては、単なる取るに足りない脆弱な一撃だった、
アマツガツチがカウンター気味に放った一撃はジンオウガを容赦なく吹き飛ばす、以外にも霊峰の山肌を削り、大量の土砂を山の麓に落とした。
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アマツガツチに戦闘行為すら、させてもらえなかった、ジンオウガは近くの高い山である、天空山に移動していた、
そして、自分を霊峰から追い払った、アマツガツチという名の古龍を憎んだ。
アマツガツチに勝つことが出来なかった、自分を恨んだ。
自分とアマツガツチを出会わした運命を恨んだ。
そのジンオウガには、幸いにして、寿命が限りなく長かった。
復讐するための力を鍛える旅に出た。
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そして20年後
そのジンオウガは古龍殺しを達成し、アマツガツチと、勝負するに足る力を身に付けていた。
だが、ジンオウガ...いや、悪魔の一角はまだ気づいていなかった。
上位古龍を殺す事が表す意味を、
自分が今までにやって来た事が引き起こした事を、
自分が何故、最初から、僅かとはいえ、龍脈エネルギーを操作できたのかを。
......その先に禁忌、この世界を保護するモンスターとの対立を招く事になる事を。
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~side change~
冒頭の転生者です...
少し探索して分かった事が分かる。
まだ、人里が発展していないという事だ。
そして、俺の能力についてだが、先ずは狂竜ウイルスが、原種に比べて、超大幅に強化されていたのだ。
具体的には、一度感染させたモンスターを完全に操る事が出来る。
まさに!オリ主たる俺に相応しい能力!
神様様だな~!
この能力さえあれば、俺は全モンスターを支配できる。
待ってろよ!この俺様がモンスターも人類も支配してやるからな?
禁忌モンスターなんておこがましい。全部俺が壊してやる。
さぁ、俺の世界の始まりだ。
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sideダラアマデュラ
はぁ~。嘗められたものだね。
あんな程度で私たちの誰か1人でも倒せるとでも思っているのかな?
メインモンスターが魔改造された、8体の悪魔たち。
いくら魔改造され、古龍種を軽く殺せる位になっても、
私たちは格が違う。
まぁ、殺せないからめんどくさいったらありゃしないけど...
ん...?
あのジンオウガアマツガツチ殺そうとしてない?
強さがアマツガツチと同じ。
というのは問題ない。
いや、無いことはないけど、そこじゃない。
このモンスターハンターの世界には、ある程度原作に基づいた、《法則》という概念がある。
その内、ジンオウガがが持っているものが、アマツガツチには絶対に勝てないという事である。
一番最初に片付けるのは、ゴア・マガラに自然転生したクソ野郎にしようかと思っていたけどやめだ。
先にあのジンオウガを封印するとしますか。
余計な手間は掛けさせないでね♪
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無事に仇敵アマツガツチを倒したジンオウガだったが、急に背後から、アマツガツチをも上回る殺気を感じて振り返った。
すると、そこには二つの赤い目を持った、青黒く不気味に煌めく全長1キロメートルはあろうかという、巨大な蛇のようなモンスターがこちらを睨んでいた。
FGO楽しい。(小並感)