あ~、もうっ!信じられない。何なの?まじで、
本当にさぁ!煌黒龍アルバトリオン。あんな化け物を擬人化状態のまま倒せとか、無茶ぶりにも程があるでしょ!
帰ったらどんな手で報復してやろうかしら?フフフフフフフッ。
さて、取り敢えず、ダメ元で、今のまま突撃してみようかな?
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼さて、到着したけど、酷いね。これは、
だって地形と天候がなにもしていないのに数秒ごとに変わっていくんだよ?
雪山かと思ったら火山に、火山だと思ったら氷山に、晴れだと思ったら雪になったり、雪だと思ったら雷雨になったり。ホントに禁忌モンスターっていうのはろくなのが居ないよなぁ~。
さて、先制攻撃は戴きますよ?
私は自分の素材で作られた操虫棍を取り出すと、第三宇宙速度で操虫棍の特権である三次元の立体起動を開始した。
あっ勿論、地形クラッシャーにならないように地盤強化はしたけど、形態変化したらあまり意味がなくなりそうだ。
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽〇▽☆
マズイマズイマズイマズイマズイマズイ!
速度というか立体起動で相手を翻弄できているという感じはある。ただ、それが気にならないレベルで地力が違い過ぎている。私が操虫棍で傷つける事は可能だ。ただ、祖龍にも追い付こうという内包エネルギーで秒も掛からず回復する上に、私が攻撃した瞬間に発生する僅かな隙を付いて、半径キロ単位で攻撃範囲に入れるような超規模の落雷、氷、火、水、龍の単体、もしくは同時に複数属性によって確実にダメージが与えられている。
イヤー、本当、頭おかしい。そんな攻撃、ゲームではしてなかったじゃん?どんな攻撃でも隙間さえあればよけれるよ?でも逃げ場がないように、数キロ同じ単発の攻撃でやられるとどうも出来ない。
攻撃の威力は、う~ん。何もないところがコンマ01秒後には絶対零度の生物が住むことも出来ない、不毛の氷山が出来上がっていて、その数秒後には、その全てを溶かし尽くすような、超高温大規模の炎ブレスを撃ってくるって言えば分かり安いかな?
回避なんか不可能、塵も積もれば山となるで今の私はもうボロボロ。回復する間もなく攻撃食らっているから当然なんだけど、もう数時間この状態で反撃できていない。
こうなったら、やりたくなかったけど、形態変化するしかないかなぁ?流石に地力が違い過ぎた。
ゲームでいうなら、フロンティア最強クラスに上位中盤の装備持っていく位に、しかもそれでいて、回避ボタン縛り位の。もう無理ゲーを通り越した何か。
これで勝とうとしていた開戦前の自分を殴りたい。
ここで話は変わるけど、私も祖龍が持っているような《法則》を持っている。祖龍が持っているのは、《自分より力の強い相手には負けない》っていう、本人が《力関係反転の法則》とか呼んでいるやつだけど、私は形態変化で、地力や属性以外にも、持っている法則も変わる。今の第一形態の擬人化ではないけれども、今必要なのは、第四形態の持っている法則と第三形態レベルの地力。
まっ、第四形態になっちゃえば万事解決だよね♪もしくは龍化するかだけど、そっちは祖龍に禁止されてるし。
それじゃ、逆転開始だ♪
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祖龍ミラルーツside
いやぁ~。周りの被害考えてダラちゃんに龍化禁止って言っちゃったけど、あれ?やばくね?ダラちゃん普通に負けそうなんだけど?しかもめっちゃこっち睨んで来るし、そこまで何千キロ離れていると思っているのよ?まぁ、覗き見しているこっちが言えた話じゃないけどね♪まぁ、龍化禁止解除の許可や私が加勢しに行ったり、してもいいけど、まぁいいよね♪後が怖いけど、今は楽しいし♪
あれ?何あれ?擬人化時にも形態変化って出来るの?しかもあれ普通に、龍化時位の力あるし、何なの?法則《宇宙誕生の秘密を完全に解き明かした人間以外の相手からのダメージを全て無効にする》って?これは面白いものを見れたね♪よかったよかった。
祖龍さんマジ大邪神
「あ?」
ズッガアアアアアアアアアアアアン
いやぁ~アブナイアブナイ。主人公作成のポテチ持っていて良かった。これ自分の周囲5メートルのベクトルを反転させられるんだよね♪超便利。
すいません!マジ、調子乗りました。
「「次回!お楽しみに!」」