試作品集   作:ひきがやもとまち

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コードギアス×銀英伝コラボ作品の最新話、と言うより前話の反省話です。
前話を読み直したら、コードギアスばっかで銀英伝がまるで無かったことに気付いて愕然とし、これじゃ意味がない!と大慌てで思いつける限りの内容を書き直し。

前話の一部シーンだけですけど、銀英伝キャラの魂を引き継いだ人達に書き換えてみました。
このため前話の幕間劇みたいになっちゃいましたが……銀英伝っぽさは多分出たのではないかな…と。


コードギアス英雄伝説~もしも仮面の男が黄金の獅子帝だったなら・・・~第3・5章

「《サザーランド》!? 新型ナイトメアを、私たちみたいな都市ゲリラ鎮圧のために投入してくるなんて・・・ッ!!」

 

 ブリタニアからの追撃である攻撃ヘリを2機まで落としたとき、名もなきレジスタンス組織に属するパイロットの少女『香月カレン』は、自分用に真紅のカラーリングを施させた《グラスゴー》の中で、敵の増援として現れた小型輸送機からパージされて降下してきた機体を見たとき驚愕の悲鳴を上げる。

 

 平べったい機体の腹に、巨大な鎧甲冑を纏った人間を孕んだような姿のナイトメア輸送用の小型輸送機によって運ばれてきたのが、グラスコーよりも攻撃的で重厚なフォルムを持つブリタニア軍の現主力ナイトメア・フレーム《サザーランド》だったからだ。

 

 日本征服の頃から開発された比較的新しいナイトメアで、最前線ならいざ知らず後方の治安維持部隊などには配備が遅れている機体という事情から、エリア11と名を変えさせられた旧日本国内では配備されている部隊は限られてくる。

 その機体の内1機が、自分たちを倒すために派遣されてきた。その意味するところは――

 

『どこから流れたのかは知らんが、旧型のグラスゴーでは、このサザーランドは止められぬ!!』

「く・・・ッ! クロヴィスの直属部隊まで出してきたという事なのッ!?」

 

 牽制のために放ったスラッシュハーケンが、空から降下してくる途中で敵機から放たれた同じ武器に当たって相殺されて弾き飛ばされる光景を見せつけられ、カレンは歯噛みする。

 空から落下中の物体を撃つより、空から落下中に撃った弾を地上にある物体に当てる方が遙かに難しく、的中率は低くなる。

 それを、この敵パイロットは軽々とやってのけたのである。

 

『ましてや、皇帝陛下の情愛を理解できぬイレヴン風情にはなぁッ!!』

 

 降下したと同時に、迎撃のため発射していたスラッシュ・ハーケンを巻き戻させ、それと同時並行して脚部のローラーを使って機体をその場で回転させると、戻し終わったハーケンを収容。そのまま攻撃に移ってくる。

 巻き戻しによる反動で、機体の動きにブレーキがかかるのを回転力によって中和したのだ。

 前方から後方へと戻ってくるハーケンと、前へ進もうとしているナイトメアは互いの方向性がぶつかり合うことから、収容時に動きが一瞬だけ停止してしまうのが、スラッシュ・ハーケンの欠点だった。

 

 カレンも、その隙を狙うつもりで接近を試みようとしていたのだが、敵パイロットは教本にない操縦法で機体を制御し、カレンの予測を裏切ってみせると手に持つアサルトライフルを数回発砲。

 接近を試みようとしていたカレンは、慌てて急制動と全速後退をかけるも僅かに遅く、何発か機体に命中弾を食らわされる。

 腕でガードさせ、機体を稼働するのに必須な重要部分への損傷は防いだものの、損傷軽微とまでは行かず焦りを深める。

 

「くそッ! コッチにもナイトメア用の銃火器があれば!!」

 

 彼女としては無理を承知で、そう毒づかずにはいられない。

 もともと彼女が属するレジスタンスは、規模としても戦力的にも小さく知名度も低い、日本中に数ある反ブリタニアと日本解放を掲げる民間出身者ばかりで構成された平凡な都市ゲリラの一つに過ぎない零細組織なのだ。

 

 このグラスゴーでさえ、手に入れられることが出来たのは奇跡に等しく、値段の安さや自分たち如きに商談が持ちかけられてきたことなど、リーダーの青年は疑惑と疑いの感情を瞳いっぱいに浮かべながら闇商人を見ていたものだったが・・・・・・その程度の品でさえ、自分たちの組織が有するなけなしの軍資金を大部分つぎ込んで購入した代物なのだ。

 

 そんな貧乏所帯を率いるリーダーに、追加で銃火器も注文しろ、などとはとても言えない。

 焦る彼女の鼓膜に、仲間の声がスピーカーから聞こえてきたのは敵ナイトメアからの一射目を左アームで防いで機体が傾いだ直後のことだった。

 

『カレン、別行動だ! 共倒れはマズい! お前は逃げろッ!!』

「でも――ッ!?」

 

 トレーラーの操縦席に座っている男からの叫びに、カレンは迷う。

 たしかに彼の言うとおり、ここまでの状況悪化は彼女たちの予測にはなく、敵ナイトメアの性能も技量も自分と互角か、現時点ではそれ以上をいっている。

 今の自分では勝てるかどうか分からず、短時間で損害少なく勝利する可能性は限りなく0に近いだろう。

 

 この機体が自分たち組織の切り札であり、日本の独立と解放のためブリタニアと戦い続けることを考えれば決して失う訳にはいかない以上、留まって戦い続けるよりも逃げ延びて反ブリタニアの解放運動を続けることを優先すべきだ。それは分かる。

 

 だが、唯一の戦力である自分が護衛から離れてしまえば、非武装のトレーラーに逃げ延びれる道はない。

 小規模の零細組織であるが故に、カレンたちのグループは仲間同士の絆が非常に強く、失った人員は換えが利きづらい。

 可能な限り、ギリギリまで粘って全員が生きて帰れる手段を模索すべきではないか――!?

 そう反問しようとして振り向いたカレンに決断を迫ったのは、皮肉なことに自分たちを逃がさぬ為の追っ手であるブリタニア軍そのものだった。

 

「もう一機ッ!?」

『くぅぅ・・・・・・っ!』

 

 ローラーによって壁を駆け上るように高速道路の下から上へと飛翔して現れた、もう1機のサザーランドに前後を挟まれたことで、カレンたちは完全に追い詰められた形となる。

 

 目の前に降り立った機体から銃撃を浴びせられ、『奪取した毒ガスを積んでいる』と認識している運転席の男は慌ててカーブを切り、敵ナイトメアが降り立った位置が“幸運にも僅かに後方だったお陰”で入り口が封鎖されていなかった道へと車の向かう先を変えて突き進んでしまう。

 

 カレンはカレンで、この窮地から脱するためには目の前に迫り来る敵ナイトメア・サザーランドの攻撃で殺されることなく生き延びることが必要最低条件であり、その為にも活路を開くため敵との距離を置いて仕切り直そうと、銃火器を持たない自分用のグラスゴーでは唯一の射出武装であるスラッシュ・ハーケンを再び発射しようと操作したのだが――

 

「動かないっ!? なんで・・・っ」

 

 ヘリを落としたときに使用して、この敵には迎撃されたのとは逆側に搭載されている左胸部分のスラッシュハーケンを射出するためのスイッチを押したカレンは、「プシュー、プシュー」と気のない音を響かせるだけで射出位置まで移動しないハーケンに愕然とし、

 

『ハンっ! 中古品がッ!!』

「ええぇいクソ!! 欠陥品でぼったくってくれちゃって!!」

 

 その隙を逃さず、右腕の袖にマウントされているスタントンファを振り上げ、敵機のコクピット部分に振り下ろして致命的な打擲をくわえてやろうとしていたサザーランドのパイロットだったが、その瞬間には敵の攻撃を防ぎきれぬと悟ったカレンが、右腕をパージするための操作を行った後であり、機体から切り離された右腕にトンファは当たって爆発四散。爆風と煙に紛れてグラスゴーは撤退した気配だけを残して、いずこかへと姿をくらませていた。

 

「ほう? イレヴンにしては思い切りがいい。――惜しいな、あと3年も戦い続けていれば相応の腕になれたであろうに」

 

 レジスタンスが操るグラスゴーが消えた戦場で、サザーランドのコクピットに座るパイロット『ジェレミア・ゴッドバルト』は、荒削りだが素質はあるゲリラ側のパイロットとしての技量を、率直な感想と同情と哀れみとを同時に込めて賞賛した。

 

 ジェレミアは、ピンと尖った髪先が立派な口髭を彷彿とさせる以外は悪目立ちする特徴はなく、平凡よりは上の美男子に類する容姿をもった20代中盤の青年軍人で、本国から望んでエリア11へと派遣されてきたブリタニア軍の正騎士でもある人物だ。

 任地へ赴任してからは、混血が進んだブリタニア軍の中でも血の濃い者を選抜して《純血派》と称して、駐屯軍内における派閥の一派を率いる首魁となっている。

 

 それには彼の過去が関係していた。

 彼はもともと皇帝一族が住まう王城を守護するという名誉ある役目に若くして任じられた帝国騎士だったのだが、よりにもよって城の警備役に任じられた当日に賊の侵入を許してしまい、あまつさえ皇妃殿下を弑されたばかりか、幼き皇女殿下に重傷を負わされるという拭いがたい失態を演じる羽目になったのである。

 

 命を捨ててでも守ると誓った方々を守れなかった彼の、若く情熱的で忠誠心も愛国心も篤い心は深く傷つき、せめてもの罪滅ぼしとして一人残された皇子殿下に生涯忠節を尽くすつもりで修練の日々を送っていたが、その皇子殿下は政治的に高度な判断によって後のエリア11となる日本へと負傷された王女殿下と共に赴かれ、その後のブリタニア軍侵攻に先立つ救出作戦の前に事故によって亡くなられたことを聞かされた事で、ジェレミアに残された最後の希望は完全に絶たれてしまい、彼は激しく絶望した。

 

 だが彼は、皇子殿下と皇女殿下の亡骸が発見されていないことを縁として、万が一の可能性に賭ける想いで、ブリタニア帝室に忠誠を誓う自分と同じブリタニア人の血が濃い者たちのみを集めた軍閥・純血派を組織するに至る。

 

 そこには、王妃殿下を弑逆した賊が、反ブリタニアを掲げる反政府主義者のゲリラであったことが影響していた。

 この事件により、余所者を信頼できなくなってしまったジェレミアは、最後に信じられるのは身内だけ!という信念の元、熱き血の絆で結ばれた一派を形成したのが純血派だったのである。

 

 それは彼なりの愛国心故での行動と判断であり、彼の献身と忠誠心はウソ偽りなく純粋なものでもあったのだが・・・・・・一方で彼が偏見と憶測に基づき、ブリタニア人以外の者たちを不当に処断してしまう行動へと走らせる動機にも繋がっていく危険な感情でもあったことにジェレミア本人は気付いていない。

 

「しかし―――まぁいい。どのみち奴らは逃げられはせん。

 我々ブリタニア帝国は勝利者であり、支配者なのだ。我らに必要なのは歓迎されることではなく、従属されることであり、新しい秩序を建設する責任がある。

 一時は敗者に疎まれようとも、より大きな責任を果たすためには不退転の決意と信念を持って当たらねばならんのだからな。遠慮も容赦も一切無用」

 

 そう思い、彼は敢えて逃げた敵機の捜索や追撃を行わぬ道を選択する。

 自分たちに与えられた任務は奪われた物資の奪還であり、逃げたとは言え敵が追い詰められたことに変わりはない。元々そういう作戦だったということもある。

 

 ゲリラ共の残党ごときネズミ共の駆除作業は、他の一般正規軍に任せて、自分たちは今少し見栄えの良い獲物と戦う舞台をこそ求めるとしよう。

 

 ――いつの日にか帰還なされるであろう、“あの方の御子息たち”のためにも、我ら《純血派》は、王者が率いるに相応しい組織を創設しておかなくてはならないのだから――。

 

 

「所詮、尊きブリタニア帝室の方々を弑するような異民族共に、尊き者の慈悲深さや情愛を理解する心など求めるだけ無駄というもの。

 ―――無駄でなければならんのだ」

 

 

 コクピットの中で呟かれたその言葉は、ジェレミア自身も自覚していない、『自分の失敗と敗北』を受け入れて飛翔する力へと変えることのできぬ彼の内心が現れていたものだったかもしれない。

 だが、自分一人だけしかいない狭いコクピットの中で呟かれた言葉を聞くことが出来るのは、自分自身だけでしかなく、彼の思いが如何なものであろうと自分の中だけで始まって終わる想いに、自己完結の自己満足以上の意味が付与されることは永遠にない―――。

 

 

 

 

 

 一方で、同じ純血派に所属し、ジェレミアと同じ戦場で同じ任務に当たっていた者の中には、彼とは異なる感情と考えを有する人物もいる。

 

「フッ・・・銃撃を避けようと、自ら罠に落ちる道を選ぶか。単純なヤツだ」

 

 道路下から現れ、トレーラーの前方から行く手を遮るように銃火を浴びせかけた今一機のサザーランドのコクピット内で、響きの良い女声を紡ぐと『ヴィレッタ・ヌゥ』は敵ゲリラの近視眼を冷笑した。

 

 彼女は褐色の肌をしたエキゾチックな魅力を持つ美人騎士で、白人系の血を引く者が多数派を占めているブリタニア人の中では異色の容姿を持つ人物だった。

 自分の魅力を自覚した上での服装は、男共の目を惹き付けるに充分すぎるものがあったが、彼女が純血派に属して今の地位へと至っているのは、あくまでパイロットとしての高い能力故での結果であって、男たちを誑かして強請った地位身分ではない。

 

 またブリタニア軍のナイトメアパイロットに最近ありがちになってきた、武に偏り過ぎてデスクワークが苦手になる者が多い中で、彼女は文武のバランスが取れているという点で貴重な才能の持ち主でもあり、単なる武人としてだけに留まらない視野の広さとフットワークの軽さを持った才女と言っていい女性軍人でもある。

 

 

 ――とは言え、彼女には彼女の事情があり、出世のため栄達のためには戦場でも戦場以外でも出来るだけ目立っておく必要があったのも事実ではあった。

 

 ヴィレッタの生家は血筋こそ純粋なブリタニア人とはいえ身分は平民でしかなく、ナイトメアの登場によって性差よりも適性が戦局を左右する時代が訪れなければ、20代で今の地位に就くことは不可能だったであろう低い身分の生まれを強く意識している女性だったことが、その理由だ。

 階級社会の国で生まれ育った者にとって、生まれの身分差はよほどの幸運に恵まれなければ実力だけで埋められるものでは決してない。

 

 このため彼女はナイトメアのパイロットとして騎士爵の地位を得て以降、多少あざとくとも手柄を立てて栄達し、「正式な貴族になる」という夢に強く憧れを抱かずにはいられない、そういう立場へと変わっていった。

 

「そういう意味では、ジェレミア卿が赴任してくれたことで、エリア11は良い状況にしてくれたとも言えるだろうが・・・・・・陛下の征服戦争も終結が近く、そうなった後では武勲を立てる機会もまったくなくなってしまうかもしれない。

 この現状では、ゲリラ討伐と言えども手柄を横取りされるわけにはいかないからな。必ずや出し抜いて見せる・・・・・・」

 

 自分を引き立ててくれたジェレミアには感謝しているし、忠誠心らしき感情を抱いているのも嘘ではない。

 だがもしジェレミアに対して、出世のためなら恩を仇で返すような必要に迫られる状況が訪れる事があったとしたら、彼女は躊躇うことなく天秤を恩人とは対局の側に傾ける未来をすでに心の中で確定していた。

 

 ――ジェレミア卿を裏切るという訳ではない。

 もともと自分は帝国に仕える騎士であり、たまたま配属された赴任地が同じエリア11だっただけの関係であって、同じブリタニア軍内部の一派として帝国勝利に貢献するため純血派に属していたに過ぎないのが自分たちなのだ。

 ブリタニア帝国全体と、軍内部にできた一軍閥の長でしかないジェレミア卿と、どちらへの忠誠を優先すべきかは考えるまでもなく自明なこと―――。

 

 

 そう考え、ルージュを引かれた唇に薄い笑いを浮かべながら、彼女もジェレミアと同じく逃亡したゲリラ共を即座には追撃せずに逃げるに任せ、同じ命令を遵守する立場を共有する道を選択する。

 

 今この段階では、独断専行する場面ではない、と彼女の理性と野心は強く語っていたからだった。

 たかがトレーラー1台と、いずこからか横流しされた旧式ナイトメアフレーム1機を倒したところで大した手柄とは総督府も扱ってはくれぬだろう。

 

 ――だからこそ、今は逃がす。

 大物を釣り上げるためにも、雑魚を逃がして生き餌として用いてゲリラ共を引き寄せさせ、その中に混じった大物を見つけ出して自分が一番の手柄とする。してみせる―――。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【今作版での設定】

 改めて思いついた分の、銀河英雄伝説キャラと近い設定を持ったコードギアスキャラとのコラボ設定紹介です。

 

 

 

【ジェレミア・ゴッドバルト】

 原作でオレンジ君になる男の心に「帝国高等弁務官ヘルムート・レンネンカンプ」の魂を宿して、余計に酷くなっただけのような気がしなくもない序盤の敵キャラ。

 あまりにも酷似し過ぎな設定と立場と役割と展開を持ってて、少し退いたレベルだったのはナイショの男でもある。

 ――ただし、原作では自分こそが死ぬ役目も担ってるのに対して、今作では生き長らえたことでサイボーグに改造されたり、味方からの非難と罵声を浴びまくったりと、ろくでもない経験をいっぱい味あわされる原作ストーリーに準じた扱いされる羽目になっていき・・・・・・やっぱ更に不幸になっただけなんじゃないかな?

 

 

 

 

【ヴィレッタ・ヌゥ】

 原作で記憶失って扇の同棲相手になったり、続編の学校で脅されてスクール水着姿披露する女教師になったりした女騎士の心に、「探検家提督アルフレット・グリルパルツァー」の魂を宿して、裏切り者街道を突き進むキャラになった美女さん。

 銀英伝の方だと、「出世のために」が理由で強い人があまり多くなかったため、自然と候補が減ってコイツになってしまった少し哀れかもしれない人です。

 ――ただし、私人として苦労人なわりには、公人としてのデカい行動が碌でもないこと連発しまくる部分がある人のため自業自得と言えないこともない。

 ただまぁ、今作というか原作では、「裏切りの功績に対する報償」として自殺を賜ってたのに対して、酷い目に遭うだけで生き延びて最後は幸せになれてたから大分マシ――かもしれない人になれる予定です。原作コードギアスではの話ですが。


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