『ガンダムSEED』と『FINAL FANTASY』のコラボ会話集です。
色々と更新が滞っていますので気が焦ってしまっているため、繋ぎと息継ぎをする為のネタ話として流してくださいませ。投降し終えたら執筆作業を再開する予定です故に。
……止まり過ぎてしまうと気になり過ぎて、逆に書きづらくなる悪循環が困りもの(-_-;)
ギルバ「この放送をお聞きになっている全世界の皆さん。私、ギルバート・デュランダルはここに提案します。世界中すべての戦争を終わらせる用意が我々にはあると。
・・・しかし遺憾ながら我々プラントと地球各国の間には解決を必要とする幾つかの些細な問題があるのも事実。
私はこの問題を対話によって解決するための手段として、【魔女イデア】を【平和大使】に任命することをここに宣言いたします!!」
***「・・・SEEDとは種を芽吹かせ、運ぶ者・・・。即ち、魔女を倒すことこそSEEDに与えられた使命なのです」
グレン「えぇっ!? ちょっとそれ私、聞かされてないんだけどォッ!?」
イデア「嘘ではない。お前は私が持ち込んだ数百年先の技術によって作られた存在・・・」
グレン「ええぇぇぇッ!? 私って未来技術の産物だったのーっ!?」
アスラ「・・・俺はキラを・・・! 俺は一体これからどうすればいい・・・っ」
イデア「・・・・・・可愛そうな少年」
アスラ「!? お前は・・・っ!」
イデア「混乱している可愛そうな少年。さぁ、行くの? 行かないの? お前は決めなくてはならない。
お前の中の少年は、行けと命じている。お前の中の大人は、退けと命じている。どちらが正しいのか、お前には分からない。
助けが欲しいでしょう? この窮地から救い出して欲しいでしょう?」
アスラ「黙れ魔女め! お前は悪だ! 俺は騙されたりはしな―――」
イデア「助けを求めることは恥ではありません。お前はただの少年なのだから。それとも、もう少年でいたくない?」
アスラ「――――」
イデア「・・・さぁ、もう戻れない場所へ。少年時代に別れを」
キラ「あ、アスラァァァァァァッ!?」
シン「――――」
キラ「あと、いつの間にかいたシンもぉぉぉぉぉぉぉッ!?」
アスラン「父上ッ! ――なっ!? こ、これは一体・・・」
シーモア「愚かな男だ…私は彼を救ってあげたのだよ」
アスラン「!! 貴様がっ!」
シーモア「この男は権力の亡者だった。妻の復讐を果たすため大きな権力を得たばかりに、それを失うことを恐れ、見えない敵におびえつつ、つまらぬ謀略をめぐらす日々。ひとときの安らぎも知らず、追い詰められていたはず。
・・・だが、もはや思い悩むことはない。永遠の安息を手に入れたのだ」
アスラン「黙れ! たとえどんな理由があろうと俺は絶対にお前を許さな――」
シーモア「死は甘き眠り。ありとあらゆる苦しみを優しくぬぐい去り・・・・・・癒やす。ならば、すべての命が滅びれば、すべての苦痛もまた、癒える。
だからこそ君が必要なのだ、アスラン。
君の力と命を借りて、私はコズミック・イラ世界を滅ぼし、そして救う。
・・・君もそう思うだろう? “老師クルーゼ”」
クルーゼ『ああ、その通りだ。我が真なる盟友よ』
アスラン「なっ!? クルーゼ隊長まで・・・っ!?」
クルーゼ『素晴らしい・・・素晴らしいぞアスラン・・・。私は今までずっと怯え続けてきた死の恐怖から解放されることができた。死への恐れという苦しみから救われたのだよ。
・・・生命はしょせん空しい夢。生の後にくる死こそが永遠。
人は死ぬ、獣も死ぬ。草木も死ぬ。大地さえも死ぬ。――だから、知るッ!
世界のすべてを支配するのは死の力に他ならない事をッ!
抗うだけ無駄だったということをなァッ!!』
―――意外とあり得そうな展開ではあった、平成ガンダムキャラたちの言い分と、Ⅶ以降のFF敵キャラたちの思想との相性に、ちょっとだけビックリでした。