試作品集   作:ひきがやもとまち

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四日か五日ぐらい前から書き始めていた『魔王様、リスタート』の最新話が今になってようやく出来ましたので更新しました。作品の健全化を図るため色々書いている身ですけど、エロは中々できてくれないエロ下手な私は、作品にエロ要素も入れられるようになってみたいものです。


他称魔王様、自称凡人さん。リスタート第3章

「――ここが、その【願いの祠】とやらですか・・・」

 

 私はアクさんをおぶって走って、案内に従いながら到着した場所の前で呟きました。

 祠と言うか洞窟と言うべきなのか鍾乳洞と表現すべきなのか、そもそも洞窟と鍾乳洞の違いってなんだったっけか? とかどうでもいいこと思いながら洞穴の入り口を見上げます。

 

 ここに来るまでの道中で彼女から聞いた話だと、この世界で信仰されてる智天使か恥天使だったか、漢字でかくとどっちになるのかよく判らない天使様が先ほどの無礼極まるザコ牛さんを封印するため力を借りた場所なのだとか。

 なんでも、【その場所を訪れる者の願いを叶える】とかいう言い伝えがあるそうなのですが・・・。

 

 まっ、たとえ無駄足だったとしても由としときましょう。何しろ来る途中でアクさんから、この世界でも日本語やアルファベットなど地球の言語は読み書き共に通じることが聞き出せたのですから充分すぎる収穫ですよ。これ以上を欲するのは欲が深いというものです。

 

 ・・・なにしろこれで、【ナベ次郎】と普通に記入しても大丈夫なことが判ったのですからね・・・カタカナと漢字の組み合わせな上に、アルファベットにすると無駄に長いからどうしようかなーとか思い悩んでいたので充分ですよ本当に・・・。

 ゲーム時代には散々やってきたのだから大丈夫だろ?とか言い出す阿呆どもは、『キーボードを打つタッチタイピング』と手書きのアルファベット記入の違いを気にしなくていいと言い切るエリート共です。滅びろ、滅しろ、絶滅されてしまえばいいのです。

 科学文明に毒され尽くした今の日本の若者たちにとって、ペンを使って文字を書くことがどれだけ難しく慣れていないかを知らずに語る物知らずなエリート共は抹殺されるべきだと私は思う。

 

「はい、そうです。ここが【願いの祠】です。

 ま、魔王様がこの祠に来られたからには、きっと世界を支配する力とかが手に入れられると思いますよ! ・・・ですからどうか、ボクは殺さずに見逃してください・・・」

「要りませんって、そんな力!? あと私、魔王じゃないですって何度言えば伝わってくれるんですかねこの想い!!」

 

 そして、何故かは知らねど解けることなき『魔王設定』という名の不名誉な誤解。もういっそ叶えてもらう願いとやらはコレでいいんじゃないかと思えてきちゃいましたよね・・・。

 『願いの祠よ! 我が願いであるアクさんが私を魔王と思ってる誤解を解きたまえーッ!』・・・ギャルのパンティーよりもしょうもない願いの爆誕ですな。絶対にやめときましょうと今ここで固く決意。

 

「・・・と言うわけで、これより私たち二人の野良パーティーは『願いの祠』のダンジョン攻略し始めようと思っている訳なのですが・・・」

「あの・・・魔王様? 今言っていた言葉はどういう意味だったのでしょう? “野良ぱあてぃ”とか、“だんじよん攻略”とか・・・僕、無知だからよく分からなかったのですが・・・」

「気にしないでください、大人になれば分かることです。それより今は目の前にある願いの祠にあなた自身も入るかどうかを考えることに集中しなさい。それが貴女にとって一番の問題です」

「は、はい!」

 

 よし、誤魔化せましたね。このやり方はこの世界でも有りみたいです。今後は有効利用していきたいと心に決めつつも、少しだけ真面目にダンジョン攻略について思案も開始。

 

「端的に言って、現在提示できる選択肢は二つだけしかありません。この場に残って私の帰りを待つか、それとも一緒についてきて祠に入るかの、どちらかだけです。

 ・・・正直、私としては抜けたとはいえ森の前に女の子を一人置いていくのはお勧めしないのですが・・・」

「~~~ッ!!」

 

 折良く、ガー!ガー!と、怪鳥っぽいモンスターの鳴き声みたいなのが森の中から聞こえてきたためアクさんは怯えながら私の服の裾にしがみつくため急いで近づいてきて、

 

「・・・が、逆に貴女の話だとこの祠の中には先ほど倒した牛モンスター・グレルなんちゃらさんが封じられていたとのこと。もしかしたら子供とかそういうのが複数いるかもしれませんので、それでもよろしければついてくれてかまわな――」

 

 ズザザザ――ッ!!・・・っと、ものすごい勢いで近づいてきたときとは正反対の方角に急速後退していくアクさん。意外と現金な人でしたが、危機対処能力は高そうですね。少しだけ安心です。

 

「・・・ぼ、僕はここで魔王様の帰りをお待ちしています・・・。絶対に邪魔にしかならないでしょうから・・・」

「まっ、それが賢明な判断というヤツでしょうね。私も自分以外を守る系のスキルはあんまし習得してませんでしたし、もしもの時を考えるならその方がよろしい」

 

 なにしろ、ゾンビアタック上等で死に覚える前提の拳で戦うロリエルフなネタアバターですからねぇ・・・。

 死んでもゲームオーバーになるだけだったゲームだからこそ面白いで済んでた構成でしたけど、ゲームが現実になってしまったゲームオーバーが即死につながるデスゲーム状態な今となっては不味すぎる構成ですわ。割と本気でレベル1から育て直してぇー・・・。

 もしくはネタじゃない方のアバターに取り替えてくれるだけでも可、です。

 

「何かあったときは大声で叫んで助けを呼んでくれたら急いで帰ってきますので、ご遠慮なくね? では行ってきま~す」

 

 ヒラヒラ片手を振りながらダンジョン内へと潜っていく私、拳で戦う物理特化のモンクエルフなナベ次郎、見た目幼女ッス。

 

 

 

 

 ・・・アクさんを入り口に残し、私が一人で祠の中に入って奥へ奥へと進んでいくと、だんだん陽の光が届かなくなっていき内部の景色は薄暗闇に沈み始めていきました。

 どうやら照明装置の類いは設置されていない類のダンジョンみたいですね。なんと言いますか、旧世紀におけるレトロゲームを彷彿とさせる光景がなんともリアルで童心に返りそうになってる自分を自覚させられますよ。

 

 初代『ドラゴンクエスト』「たいまつ」持って洞窟に入るのが当たり前だったんですよねぇ~、たしか。ダンジョン内に入った途端に外と同じ明るさに包まれるのが常識となった今のRPGでは考えられない不便な仕組み。個人的にはアレは好きだった私としては思わず鼻歌交じりに祠の中をスキップしたくなるのですけど、実年齢故に自制します。

 いい歳した男性がロリエルフアバター使ってゲーム内(っぽい世界)でスキップ移動とか、下手しなくてもシャレにならん。

 誰も見てないとはいえ壁に耳あり障子に目あり、肩にフェアリーありです。妖精さんには気をつけましょう。RPGだと結構不意打ちで序盤に登場してきますのでね。

 

 ――と、思って警戒してたのですけれども。

 

「・・・やれやれ・・・。洞窟の中で待っていたのは、妖精さんではなく、人の死体パターンでしたか・・・。そりゃあ、“しかばねぇ(屍)”ですな」

 

 ――うん、つまらん。帝国の魔道師ケフカ並につまらんこと言っちまいましたわ。

 やっぱ不意打ちで“こんなモン”見てしまったせいで動揺してんでしょうな私もさすがにこれはちょっと・・・。

 

 洞窟の奥まできて私が見つけたのは、宝箱とか伝説の聖剣とかいったアイテムではなく、人の死体でした。それも沢山です。

 黒いローブを身にまとった男性たちが血まみれの死体となって大勢倒れており、大きな爪で体を裂かれたようなものやら、細切れになった体の一部やら、黒焦げになった死体やら、それらが流した大量の血が時間経過で固まってこびり付いていたりと、パッと見だけで全員死んでいることが一目瞭然な死体たちです。オエッ。

 

「・・・さっきから変な異臭がしているなぁーとは思ってましたけど、まさか本当に人の死体だったとはねぇー・・・。

 まぁ、アンデット化して襲いかかってこない分だけRPGっぽいファンタジー世界で出会った死体たちとしちゃマシな方なのかもしれませんけれども・・・」

 

 コレ全部が立ち上がって「腐った死体」とかになられた場合、ロリ巨乳のネタエルフアバターの見た目度外視して吐きまくれる自信が私にはありましたので、コレは結構切実な問題でした。

 2Dだと普通に受け入れられた仲間モンスターシステムで連れ歩ける「腐った死体のスミス君」・・・彼もよく考えてみるとリアルで同じように仲間にしたいとは絶対思えない相手でしたからねぇー。昔のゲームはよく考えられていたものだと思いますわ。

 

 まっ、レトロゲームの素晴らしい思い出に浸るのは後回しにするとしまして。

 

「ひとまずは、疫病発生を防ぐために焼却処分しませんとね。《炎焼拳》」

 

 ゴォッ!!と、右手の拳を前へと突き出す右ストレートで炎の弾丸を発射させるモンクの中距離攻撃用スキル《炎焼拳》を放ち、放置しておいたら腐乱して疫病を発生させるもとにしかならない人の死体の山たちを一つ残らず焼却処分して荼毘に付させて頂きました。

 

 《炎焼拳》は、基本的に接近戦特化の職業であるモンクが習得できる数少ない投射攻撃スキルであり、突き出した拳から火の玉を発射させる《波動拳の火の玉バージョン》もしくは《ヨガ・ファイヤー》とも言えなくもないスキルであり、攻撃力もまぁ・・・その二つと同じぐらいのスキルですよ。所詮は接近戦特化のクラスですのでね?

 もっとも、HPが0になったからこその死体。普通に燃え移って、燃え広がっていきながら燃え尽きてくれそうなので一安心ですよ。

 

 そして、あらかた燃え落ちたのを確認した後、群がる敵を風を起こす蹴り技で吹き飛ばすモンクのスキル《烈風脚》を使用して空気も換気。これでもう安心。視覚的にも衛生的にもクリーンで人に優しい黒魔術の儀式現場跡を造り出すことができました。

 

 フフフッ・・・所詮はアンデット化してもいない《ただの屍》では、防御する手段などありはしますまい・・・まるで人だった物がゴミのようです――――

 

 

 

【なるほど―――確かに“魔王”であr―――】

 

 

 

「今、そのあだ名で私を呼ぶんじゃねぇですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!!!」

 

 

 

 ズボガンッ!!!

 

 

 

【ぐぶべぇッ!?】

 

 

 

 ―――はっ!? や、ヤバい! ヤバいです! つい油断して厨二病を発生させてしまったところを見られたと思って、恥ずかしさから条件反射でモンクが使える最高ランクの物理攻撃系スキル《旋風飛び膝蹴り》を叩きこんでしまいました!? 当てちゃった人まだ生きていますかね!? 大丈夫ですか本当に!?

 

「ご、ごめんなさい・・・っ! 私としたことがついうっかり油断しちゃってました! 悪気はなかったんですが・・・大丈夫でしたでしょうか・・・・・・?」

【・・・あ、ああ・・・大事ない。元より尽き欠けていた我の命の灯火が、今の一撃で最後の会話をする分すら奪われ尽くして今すぐ消え去るようになっただけのこと・・・遅いか早いかの違いだ。気にしなくてよい・・・】

「い、いやそれ多分、めっちゃ気にした方がいい問題だと思うんですが・・・ううう、加害者の身としては強く出られないところが恨めしい・・・」

 

 今風の若者らしい犯行動機『ついカッとなって』で飛び蹴りくれてしまった先にいたらしい、《しゃべる石像さん》に私は力ない声で抗弁しながらソッと視線をそらして、見えてしまったソレが視界に入らないよう視点を調整しながら石像さん曰く「最後の会話」とやらに付き合うことにさせて頂きました。

 だから私は見てません、見えてもいません。・・・顔の顔面が半分だけなくなってヒドい状態になってる女性を象ったらしい石像さんの顔の傷跡なんて私は見ていないのです。

 それでも私はやってないし、見てもいない。絶対にです。

 

【・・・本来なら、最後の来訪者となるお主には願いを叶えることは出来ずとも、その代わりになりえるアイテムと、幾ばくかの事情説明を語ってやろうと思っておったのじゃが・・・それももはや叶わぬ余命しか残されてはおらぬようじゃ。我の命数の少なさを許してほしい、魔王よ・・・】

「は、はい・・・。あの・・・もしかしなくても、怒っておられます?」

【・・・・・・怒ってなどおらぬ。全く怒ってなどおらぬ故、安堵するがよい魔王よ・・・】

「い、いやでも明らかに口調が―――」

【怒っておらぬから安心するがよいと言っておるぞ、魔王よ】

「・・・・・・はい・・・・・・そっスね・・・」

 

 ――いや、明らかに怒ってるじゃん・・・なんて言えねぇー・・・。絶対に言えねぇー・・・。

 ついカッとなってで老人の石像に蹴り入れちゃって、ただでさえ残り少ない寿命削り取った加害者の立場に罪悪感抱いてる側としては死んでも言えねぇー・・・。言える人間になれば楽になれると知っていたとしても私にゃ絶対言えるわけがありません。

 クソゥッ! 気にしてること言われたら反射的に殴ってしまう悪癖もちのくせして罪悪感が行動には影響しない昔の作品の主人公たちは、こういうとき羨ましいですなぁーオイ!

 あんな主人公特権を行使しまくった考え方は、私には一生できそうにないからな! 図々しすぎるにも程がある!

 

【・・・今まで我も幾多の願いを叶えてきたが・・・、おそらくはコレが最後になるであろうと思っておった・・・。それが叶えられぬのは残念じゃが是非もあるまい。

 この場所を訪れた者の願いはすべて叶えてきた我が、最後に訪れた者に何物も残すことなく逝かねばならぬは無念の限りであるのだがな・・・・・・・】

「は・・・?」

 

 つい、罪悪感に夢中になって聞き流してしまいそうになっていた私でしたけども、石像さんの言葉の中に聞き流せないものを反射的に感じ取ったのか現実復帰。

 あらためて確認のため相手の言葉に耳を傾け傾注しながら、崩れ去ろうとしている彼女の言葉を一言一句ちゃんと聞いて理解しようと努めながら。

 

【・・・我とて、元は白き姿であった―――長きにわたる、人間たちの邪悪な願いがこの身を変えた・・・。

 我にはもはや何も送ることはできぬが――お主の願い、叶うことを祈っておるz―――】

 

 

 

 

「いや、そりゃそうなるでしょ普通に考えて。

 こんな薄暗い洞窟の奥深くに来て、石像に祈るだけで願いを叶えてもらおうとか考えている人たちの願いが邪悪なのは、当たり前すぎる結果なのでは?」

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

【・・・・・・・・・あれ?】

「・・・・・・あれ? え? 崩れ去るの止まってる・・・?」

 

 

 なんか、サラサラ崩れ落ちてく途中だった石像さんが、中途半端なところで崩壊停止しちゃったんですけど・・・これどうすりゃいいのでしょう? 一時停止押されちゃったから再生ボタン押して――死んじゃうだけじゃん。

 ダメすぎる選択肢しか思い浮かばない私、ゾンビアタック上等で死に覚えが基本のネタアバター・ナベ次郎。特攻して蘇らせてもらったらまた特攻がバトルスタイル♪

 

 ・・・よく考えてみたら、自分自身が一番死体でしたわ・・・。脳ミソ腐った死体でしたわ・・・。

 だからこういう時、役立たないんですね。私の使っているネタアバターの役立たず。今すぐ本来使っていた本命アバターに戻しなさーい。

 

 

【・・・そうか、なるほど・・・確かに言われてみればその通りだ・・・。何故気がつかなかったのだろう・・・。我ももう歳であったということかな・・・】

 

 あ、またなんか再生し始めましたね。崩れ去り再開です。

 あんまし再生しなくてもよかった気もしますけど、中途半端な状態で未来永劫止まったままなのもちょっと不味かったのでイイっちゃイイ結果なのかもしれません。

 

 ぶっちゃけ―――結構ヒドすぎる姿で途中停止していました故に。

 

 

【・・・我はそうか・・・。始まりの根底からして間違えておったのか・・・、たしかにそれでは、途中からどう弄くろうともどうにもならぬ・・・。最初のボタンをかけ間違えた時点で我の願いこそが、間違っていたのだから是非もなし・・・・・・】

 

 最後に残った白い砂山みたいになりながら彼だか彼女だかが残した最後の言葉。

 

 

【・・・・・・ああ、確かに。これでは本当に――――――――】

 

 

 そして、声は途切れて。

 

 

 

 

 ――――――――仕方のないことだったのだな―――――――――――

 

 

 

 と、どこからともなく風に乗って声が流れてきたような気が私にはして、でも気のせいかもしれなくて。要するに、よく分かりません。

 

 

 とりあえず私にわかる確かなことは一つだけです。

 

 

 

 

「で、私はこれから何をどうすりゃよろしいものなので?」

 

 

 異世界に飛ばされてエルフになってて、冒険開始した直後に訪れた願いを叶えてくれる祠の中でじゃべる石像と出会い。

 

 ついカッとなって攻撃してしまったせいで、助言も得られずアイテムももらえず、状況説明すらしてもらえないまま、何一つ来た意味ないまま終了してしまった異世界転して移最初のダンジョンイベント。

 

 

 要するに。

 

 

「・・・『ロトの洞窟』と同じくらい無駄足になるダンジョン化しちゃった訳ですねー、この祠って・・・」

 

 

 モンスターは現れず、武器や防具が眠っているわけでもない、ただ勇者の先祖が子孫に残したメッセージが読めるだけの無駄足ダンジョン・ドラクエⅠに出てくる位置的には最初にいける『ロトの洞窟』「たいまつ」だけ無駄に一本消費させられる存在です。

 

 

 ・・・本当に来る途中にアクさんから手に入れた情報だけが得られる全てになるとは思ってませんでしたわ・・・・・・ヨソウガイです。

 

 これからどうしましょう? いや本当に真面目な話として。

 マジに私は、どこでどうすればいいのやら・・・・・・。

 

 途方に暮れるネタエルフナベ次郎をロールすることだけが今の私に出来る全てな状態異常でありまするぅぅ~・・・(ToT)

 

つづく


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