今日も学校は平和な日常だが前回ので完全に浮かれているリトはこの先に待ち受けている事を知らない。
(にしても意外だな〜、春菜ちゃんが中学時代オレを見てたなんて…もしかしてオレのこと好きだったり……なーんてね。)
「えー、突然ですが転校生を紹介します、入りなさい。」
「ハーイ!」
(ん…?この声は!)
「やっほーリトー!私もガッコ来ちゃったよー!」
「ラ…ララ!!?」
(ザワ…ザワ…)
「君も早く入りなさい。」
「ほらー!ツナもはいってきなよー!」
「う、うん」(うわーちょう緊張する〜)
「ツナまで!」
「それでは自己紹介から。」
「ハーイ!私、ララっていいまーす。」
「みんなよろしくねー!」
「沢田綱吉です…よろしくお願いしにゃふッ。」
(シーン…)
(やっべー、思いっきり噛んじゃったよ、恥ずかしい…)
「きゃー!!」
(あの子可愛くない!)
(小柄で幼い感じがまた…)
(抱きたくなっちゃう。)
(ララちゃんも可愛い!)
(なんか二人とも知り合いっぽいし姉弟って感じ。)
「え…(よくわからないけど、セーフ?)」
「えーみんな静かに、次に臨時?教師を呼んでいる。」
「オレが変わりの教師のリボ山だ。」
「え…まさかあれって…」
(なーっ!リボーンの奴)
((何してんのー!!))
そして放課後にリトは二人を連れて屋上に向かった。
「何のつもりだよララ!」
「いきなり転校してくるなんて!」
「おかげで学校中にオレの噂が広がっちまったじゃねーか。」
「えー、だっていつもリトのそばにいたかったんだもん。」
(ドキッ!)
「だ、大体ツナも何でララと一緒に転校して来てんだよ!」
「そもそも学年以前に年が離れすぎてるだろ!」
「そ、それが…」
回想
「いって来まーす。」(バタン)
「いってらっしゃい。」
「それじゃあツナ!私もガッコ行ってくるね。」
「え、ララも学校に行くの?」
「うん!もっとリトと一緒にいたいから行ってくる。」(バタン)
「へぇー、ララも学校に通うんだ。」
「何言ってんだ、おまえも通うんだぞ。」
「へぇー、俺も学校に通う…って!はぁー!?」
「もう手続きはしてあるからさっさと着替えて行かないと初っ端から遅刻だぞ。」
「ちょっと、待てよリボーン!俺が学校なんて聞いてないぞ。」
「言わなかったからな。」
「 そもそもあそこ、高校だぞ!ただでさえ中学の勉強もできないのに無理に決まってんだろ。」
「何言ってんだ、ツナのとっておきの十八番があるじゃねえか。」
「何だよ、それって…」
「死・ぬ・気・で・や・れ!」
「そんな無茶苦茶なー!!」
「と…言うわけで…」
「私は、このガッコのコーチョーって人にお願いしたら」
(カワイイのでOK!)
「って!言ってたよ。」
(あのエロ校長…)
「あ、でも宇宙人って事はヒミツにしてあるから」
「当たり前だ、宇宙人なんて知れたら大騒ぎに…」
(そんな単純な問題ではない!)
(ララ様はデビルーク星のプリンセス、それが公になれば命が狙われるかも知れないのです!)
「ってあれ?ペケじゃん、もしかしてその制服って…」
「そ!ペケが制服にチェンジしてるの。」
「ペケって色んな服に変身出来るんだね。」
「ツナ殿にはこの事をまだ言ってませんでしたね。」
「ちなみにツナの制服は形状記憶カメレオンのレオンが作った特殊な制服だぞ。」(ウィーン)
「リボーン!お前、姿が見えないと思ったら…まさか…」
「もうすでにこの学校はオレのアジトになってんだぞ。」
「やっぱりー!」
「大丈夫だよ、リトはいざって時に頼りになるしツナだってすっごく強いんだから!」
「そんなアテにされても…」
ここ最近多忙になって来たので
少し更新が遅れます。
出来るだけ早く上げようと
思ってます。