やはり俺たちの防衛生活はどこかおかしい。   作:ハタナシノオグナ

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この男、意思薄弱につき

活動報告に載せた予告を大きく超過しての投下となりました。すみませんでした。
トロトロ言葉を弄るのも楽しいのですが、宣言した以上は遂行するよう努めます。
推敲も楽しいのですが。




……すみませんこういう所ですね。やってる本人は凄く楽しいのです。

【令和元年7月14日】追記
誤字の報告を賜りましたため修正いたします。
霧玖様、細やかに読んで頂いたこと、また度重ねてのご報告感謝致します。


由比ヶ浜、襲来編
(1)霖雨蒼生、あるいは遼東之豕


辞令

 

そんな仰々しい伝達が届けられたのは、昨日の夕刻。つまり八幡等が爆睡中の事だった。

その後のゴタゴタも相まって、それを部隊揃って受け取ったのはだいぶ遅くなっての事だったが。

曰く、『比企谷八幡及び比企谷隊隊員は任務の暫時的引継ぎを完了次第即刻本部へ出頭すべし』という。

 

『戦争』にまともな集団行動も出来ない中高生を動員するような呆けた奴らというのは、どういう訳かこうした『軍隊ごっこ』が好きらしい。

 

口にこそ出さないものの、暁法は心中嘲笑していた。

別にそこまで練度が低い訳でもなく、また彼も真っ当な隊員ではないとはいえ、同じ穴のムジナだというのに、そこの所はまったく棚に上げているらしい。本人からすればちゃんちゃらおかしいのだが、そもそも彼もボーダー(ここ)では『兵隊』に過ぎない。

大人しく、恭しく、慇懃を気取ることにした。

 

 

◆◆ ◇◆◆ ◇◇◇ ◆◆◇

 

 

「報告を聴こうか。比企谷隊長」

 

大きくはないが、確かに会議室を占める声が響く。(いかめ)しい雰囲気を醸しながら中央に座すボーダーの最高権力者、本部司令・城戸正宗は冷淡な声で報告を促した。

重苦しい空気の室内では(どよめ)きひとつないが、固唾を飲んで見守る影はひとつではない。

ボーダー本部所属、本部長・忍田真史。

同所属、開発室長・鬼怒田本吉。

同所属、メディア対策室長・根付栄蔵。

同所属、本部長補佐・沢村響子。

玉狛支部所属、支部長・林藤匠。

以下各支部長クラスの面々。

この会議室には、今まさにボーダーの中枢が集っていた。唯一欠けているのは外務・営業部長の唐沢克己くらいのものか。

 

「うす……」

 

だというのに、その濁った目の男には、些かの緊張もピリッとした空気も見られず、とてもこれから重大な報告を行う者には見えない。特に気負うこともなく、どこまでもダルそうにその口を開いた。

 

「前回の報告から今回までの2カ月間、対象『J』について不審な点及び目立った行動はなし。コンタクト6回。いずれも不可抗力的なもの。『J』からのアプローチ13回。すべて回避。また、この間の襲撃は7回。うち6回はただトリオンに惹かれた散発的なものと推測。ただし一度だけ探りを入れるようなものがありました。当時は『J』を狙ったものかの断定には不十分と判断。以後常時5人の警戒態勢に移行。2週間ほど経ち変化がなかったため別の目的と推定。以後通常通りの警戒に変更です。現在は『司』の協力を得て……」

 

「もういいわい!」

 

つらつらと淀みなく続く語りを鬼怒田開発室長が遮った。もはや我慢の限界と、血圧に悪そうな剣幕で怒声を飛ばしている。

 

「そんな事はこれまでの報告書で分かっとる! 今更そんなことに時間を取らせるでないわ!」

 

鬼怒田部長の指摘に便乗する形で、いくつかの支部長からも讒謗が発せられた。

 

「えぇ……言うことなんてこんなもんなんすけど……」

 

まさかのダメ出しに多少怯んだのか、言葉を濁らせつつ答える八幡。どちらにせよ、自身の報告書を剽窃しただけの内容に上層部の面々が納得するはずもないのだが。

まぁそれはそれとして、コミュニケーションが取り立てて苦手な八幡にとって他人との円滑な言語上の意思疎通を求める事はなかなかに難題と言えるだろう。その場が『上層部会議』と『任務』とに関わらず。

 

「ち……」

 

「まぁ兄に碌な日常会話求める方がどうかしてると思いますけどねー」

 

「中傷だけが目的の発言は控えてもらおうか」とでも言おうとしたのだろう。

そんな忍田本部長の言を押し止めて、誰かの思いを代弁したような声が後方、正確には後ろに控えていた小町から聞こえてきた。

 

「ちょっと小町ちゃん? それホントにお兄ちゃんのこと弁護してる?」

 

言葉の上でこそ兄を小馬鹿にしていても、その表情に笑いはない。どうにもブラコンの気が強い比企谷小町は、かといって腹立たしげにするでもなくむしろオドオドとした様子で立っていた。

その姿はまさに『健気』そのものであり『兄に向けられた叱責をどうにか和らげようと健闘する心の優しい妹』のあるべき姿であった。

と、錯覚させるのだから、女性とは恐ろしい。

小町の行動はボーダー上層部という男性社会において絶大な威力を発揮する。現に、鬼怒田部長を始めとして各支部長クラスのおっさん共は篭絡されたも同然の情けない面構えを垂れ流しているのだから。

……ネイバーがハニートラップを使わない事を全力で祈るほかはない。

 

これはひどい。

 

思わず零れた暁法の呟きが、その場のすべてを至極真っ当に表している。

琴時は小町を抱きながらお芝居の助演、城戸司令は真顔で押し黙り、斜め手前で苦笑する忍田本部長。その後ろで特に顔がやばいことになってる沢村さんと、正面からそれを目撃してガチで引いている根付部長。その場で唯一沈痛な顔をしているのが八幡という有様であった。

自身のキャラクターを把握している者の演技とは斯くも恐ろしい効力を持つものなのだ。本人も好きでやっている訳では無いとはいえ、トラウマとも呼べるほどに嫌う行いとはいえ、今回はブラコンが勝ったから『こう』しただけのこと。

八幡の表情は、それを理解していて頼っていることへの自己嫌悪と、純然たる感謝と、なんにせよ混迷した感情故のものだろう。

 

「……それで、それ以上の進展はないと見ていいと?」

 

あまりの光景に耐えかねたのか、それとも呆れ果てたのか。

城戸司令が問いかけると、言葉とはならなかったざわめきも瞬く間に収まりを見せる。

 

「特には」

 

短く答えた八幡をしばらく見つめて(傍目からは睨んで)から焦点を一歩奥へ滑らせると、今度は暁法へと言葉をかけた。

 

「『使者』殿からはなにか」

 

「こちらからは特に」

 

暁法の言葉にピクリと眉を寄せて、動きを止めた。言わんとすることはしっかりと伝わっているに違いない。

 

「では、比企谷隊の一隊員として何か言うべき事はあるかね」

 

当意即妙とは素晴らしい。こちとら使者として変なことは口走れない分、こういった所で察してくれる城戸司令はストレスがなくていい。

 

「その前に他3名の退出をお願いできますか。これ以上は差し障ります」

 

「……いいだろう、下がりたまえ」

 

相手の行動に満足しながら、報告を始めにかかる。

 

「さて、先だっての件ですが、仮に露見しても問題ない状況の確保に成功しました。今後は段階を踏みながらそちらに拘束する予定です。あくまで時間的にですが」

 

突然の報告は、にわかに会議室を賑わせた。無意味な驚愕の声が殆どだが。

とはいえ、ある程度まともな反応もあるようで、他の雑言を踏み越えて詰問がなされた。

 

「なぜ今まで黙っとった!? 貴様等に裁量を与えはしたが報告する位は当然に決まっとろうが!」

 

「鬼怒田部長の仰る通りですねぇ、事実『問題ない状況』を判断するのは難しい問題です。連絡のひとつもあって良いのでは?」

 

「お言葉はもっともですが、その状況を確保したのはつい先刻です。報告の遅れを指摘される程のものではありません。勇み足は辞めていただきたい」

 

いくらかざわつきも収まったタイミングで、忍田本部長からの質問も飛んできた。

 

「肝心なその『状況』というのは?」

 

「奉仕部という高校の部活動を使います。『部活動』を謳っていますが実態は非公認の同好会規模。必然的に活動の場所も人の意識から外れた所に。自分らを除く唯一の部員はスポンサーである雪ノ下建設の御令嬢です。有事の際にも十分な対応が可能であると同時に、情報統制にもある程度融通が利く事も利点と判断しました」

 

「とはいえ、学校の設備を使う以上は教員の監督があるのではないかね」

 

「むしろ顧問との交渉でこの条件を成立させています。不介入は確約済みです」

 

眼光鋭く問う司令に追従する形で質問は重ねられる。

 

「私からも加えさせて貰えば、スポンサーの御令嬢がいる空間でというのも好ましくありませんねぇ。幾ら君達が優秀とはいえ、物事には必ず『まさか』があるものですから。リスクを考慮すればとてもメリットが勝るとは言い難い。暁法君の言う『契約』もどこまで信用に足るものかは怪しいのでは?」

 

まともな会議の体を成し始めたことを喜ぶべきか、尋問めいた諮問にウンザリすべきか。

やや厳格な雰囲気を持ち始めた室内に向けて、暁法はしれっと、同窓会の場で結婚報告でもするかのような調子で宣言した。

 

「自分達は、あなた方の認可を求めに来た訳ではないのです」

 

ともすれば、組織全体への裏切り行為とみなされかねないというのに、屁でもないと言わんばかりの高慢な弁は止まらない。事態を把握しかねている上層部を前に、文字通り独壇場が始まった。

 

「すべての手筈は既に整え済みです。対象の『身辺警護』は我々比企谷隊が請け負います。介入は一切御遠慮いただく」

 

静寂と、ひと足遅れた憤激の嵐。

 

「いっ……いい加減にしなさい!」

「この会議をなんだと思っているのかね!」

「話にならん!」

「降格だ! 降格! 厳罰を下せ!」

「司令! なぜここまでコケにされて黙っておられるのか!」

「出て行け! 護衛はこちらの部隊をつける!」

 

誰が何を発したのかさえ判別不能な程に、その場にはただただ怒りが渦巻いていた。

たかだか高校生のガキ如きに嗤われた怒り。ボーダーの能力を軽んじられた怒り。単に腹に据えかねた憤り。

そんな様々な激情がたったひとり、暁法へと注がれていた。

現実的な話として、幹部らの怒りが不当と言うには余りに暁法の態度は尊大にすぎる。()()()()一部隊の一隊員として見れば、降格どころか正隊員の資格剥奪、もしくはボーダーからの永久追放も免れ得ないほどに。

しかし、譲るつもりは毛頭なかった。雑音など意に介さず、自己の理念のままに立ち振る舞わねばならない。

 

―揃いも揃って―そう小さく吐き捨ててから前を向く。

 

「そのくだらない面子の張りあいで、街を倒壊させかけたことをもうお忘れか」

 

その発言を正論と捉えるか、逆ギレとか捉えるかは微妙な所だろう。何しろ、それだけの前科がある。

 

「事の発端は全てボーダーの失態にある。今更どうこう言われようとも説得力の欠けらも無いでしょう」

 

「………………それでも、資本提供者に対しては最大限の配慮をすべきだ」

 

絞り出すように言ったのは誰だったか。趨勢が自らに無くとも、ただ徒に手綱を奪われる事だけは避けようとした反抗を見せる。力ない言説に同乗する形で、いくつかの「そうだ」という声が重ねられた。

 

「ならば下手に部隊などを送り込まないことです。我々は何者であれ、脅威は撃退する。それが仮に『内部抗争』などであれば、スポンサーの眼前で組織の不全を晒すことでしょう。対してそれが敵であったなら、ボーダーの活躍は新鮮な実感を持って支援者の知るところとなる」

 

せいぜい『万全の備えがある』とでも吹聴しておいてください。と締め括った。

 

 

◆◆ ◇◆◆ ◇◇◇ ◆◆◇

 

 

「なんっつーふてぶてしいやっちゃなぁ〜」

 

暁法が退室してからの第一声は、林藤匠によるものだった。ははは、という軽薄な笑いは、彼がこの場で数少ない冷静を保った人間であることを示している。

 

「事実我々が信用に足らないのだろう。彼が、というよりも彼の『親』が」

 

忍田本部長の言葉は、その場の誰もが正確に理解できた。そして、理解せざるを得なかった。

そもそもボーダーとは、特例法により日向を歩くことの許された組織であるとはいえ、どこまで突き詰めてもただの民間の結社に過ぎないものである。今も資金繰りの為に奔走する営業部長の功績がなければ、とうに破綻していてもおかしくはないのだ。

現在ボーダーの活動資金は、主に企業戦略に則った『平和を守る活動への貢献』というイメージアップの為、または『トリオン』という未知なる技術への好奇心という野心からなる拠出で賄われる。

そして拠出金の割合でいえば『唯我』という一強がいる。ボーダーがもしも一般企業であったならば決定権は既に唯我に渡っているほどにその影響力は強大なものだった。

資金の面で見ると二番目に大きなスポンサーは『来馬』である。鈴鳴支部の提供や、子息の戦力としての貢献もあり、上層部からの信頼という意味では『唯我』を凌ぐほどの関係を構築していた。

昨年春頃から参入し始めた『雪ノ下』も金銭的割合に限れば他の勢力に及ばないものの、地元への強固な地盤と同家所有の雪ノ下建設により貢献度で見れば部分的に『唯我』や『来馬』を上回り、実質的な次点につける。

こうした『御三家』の勢力と残り有象無象の小規模なスポンサーで成り立っているのがボーダーの台所事情と言えた。

 

金に限れば、だが。

 

例えば、株式会社や合名会社への出資に施設や設備という形態を採れるように、ボーダーへの出資とは金銭的なものに限られないように、『来馬』や『雪ノ下』という実例があるように。

 

『戦力』もまた、間違いなく資本と成りうるのだ。

 

そして先程暁法が言った『スポンサー』という話の喩えには、肝を冷やした者が大半だったろう。

なにせ暁法と琴時とはボーダーにとって最大の『現物出資』。そしてその後見人は、既にボーダーを快く思っていないからだ。

 

「城戸さん、しばらくは彼等に任せませんか。交渉で取り付けた条件ならば履行に一番適しているのが比企谷隊であることは間違いない。余計なしがらみに囚われずに動ける部隊はそう多くない」

 

少なくとも、今これ以上の策はないと信じた忍田本部長は、表情を変えないまま(恐らくは襲撃の算段を立てているだろう)城戸司令に向けて妥協を申し込んだ。

 

「ネイバーの根絶がボーダーの使命だ。我々は脅威が存在する以上、何時でも殺せなければならない」

 

「『契約』を蔑ろにした者を相手に彼等が情程度で揺るがないことは知っているはずだ、城戸さん。刃は我々に対しても向けられている事を忘れるべきではない」

 

主義主張が鎬を削り、平行線を辿るかに見えた会議は、ある男の闖入によりまた議論の方向を変えた。

 

「やあやあ皆さん、お揃いで」

 

「迅?」

 

突如現れた男を見て、幾人かがその顔を歪ませる。

男の名は迅悠一といった。

自称実力派エリートにして、ボーダーにふたつしかない黒トリガーのうちのひとつ、『風刃』の適合者にして所有者。おまけに彼の持つ未来予知という唯一無二のサイドエフェクトはボーダーに多大な恩恵をもたらすと同時に、誰も彼の行動原理を知れないのに重要な役割を担っているという底知れぬ人材でもあった。

ついでに言えば、趣味を暗躍と公言(というのもおかしな話だが)して憚らない人間は、パニック一歩手前のこの会議においては最も見たくない相手だろう。彼を見て表情を曇らせるのも当然と言える。

タイミングが良すぎる、と言うのが総意だった。

 

「林藤支部長……この会議は秘匿するように言ったはずだが……?」

 

最高権力者からの冷たい眼差しを受けてバツの悪い顔を浮かべるボスを前に、招かれざる客は悪びれる風もなく立っていた。

 

「あー城戸さん。そう玉狛のボスを虐めないでやってよ。俺がこの会議を『視た』のはついさっきの事だ。漏れたのはボスからじゃない」

 

もう少し早く視てたら仕込みようもあったんだけどねー。と、ぼんち揚をボリボリとやりながら呟く姿からは、とてもボーダーの中枢戦力とは分からないだろう。

胡散臭くも有用な人間とは実に扱いの悩ましい人種だ。

 

「何をしに来た、迅。何を企んでいる」

 

「やだなぁ、おれはそんな大した事は考えてないよ。ただ城戸さん達にとっても悪い話じゃないから、ここで切っちゃうのは勿体無いよって言いに来ただけ」

 

「悪い話じゃないだと? ネイバーを好きにさせておくことがか?」

 

「大丈夫だよ、あいつらはしっかりと役目を果たすさ。おれのサイドエフェクトがそう言ってる」

 

日頃の行いはまあともかく、サイドエフェクトに限って言えば、城戸正宗は迅悠一を信頼していた。

未来を『視た』彼の行動が、自分にとって少なからず利益を生むであろうことを、少なくとも不利益にならないことを。何よりも、その『暗躍』が懊悩煩悶した末の結論であることを。

故に、たった一歩。ほんの少しの譲歩を引き出した。

 

「……いいだろう。『J』の身辺警護は比企谷隊に一任しよう」

 

「!?」

「司令!?」

 

慮外の言葉に、城戸派の面々から悲鳴にも近い驚嘆の声が漏れた。

しかし、譲歩とは互いがして初めて成り立つもの。今度は城戸司令が要求を繰り出した。

 

「ただし、本部長預かりとなっている『F』の身柄はこちらに引き渡してもらう」

 

「ッ、城戸さん! 何をするつもりだ!」

 

「落ち着きたまえ忍田本部長。待遇も立場も変わらない。我々に協力をする限り安全も保証しよう」

 

「……うん、それが聞けたら安心だ」

 

最後に柔らかな笑みを浮かべて囁くと、その場を後にした。

 

「では、これで会議を閉めるとしよう。聴いての通り、『J』は比企谷隊専任、『F』を城戸司令へとなった。関係する各部署は即時調整に取り掛かってほしい」

 

緊張の連続から解放され弛緩し始めた空気を許すまいと言葉を吐いて、忍田真史は『よろしいですね』と視線で問う。

 

「ああ、構わない」

 

「それでは各員の篤実を期待して、解散とする。以上」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう遠くない未来、この会議はボーダーにとって確かな価値を産むことになる。

 




はてさて、物々しくも何処と無く空気感の抜けたワールドトリガーの世界観を意識してみた訳ですが……ヘイトと捉えられかねない文章になりましたね。『J』『F』等々オリジナル展開もそろそろ組み込もうと考えた結果にございます。
ちなみに並び的に『K』を作りたくなったんですが特に浮かばなかったので当初の予定通り『M』にしようと思います。

なんにせよ『作者の口語に力無し』という事で皆様に評価はお任せ致しますが、お楽しみ頂けましたら幸いでございます。

各話毎に更新の間隔は長くなるばかりですが、今後とも自己満足に励む所存でございます。
『仕事じゃないから真面目にやる』とはどこぞの誰かも上手いことを言ったものです。

それではまた

平成29年10月2日【追記】
忍田本部長のセリフ
「肝心なその『状況』というのは?」
という質問に対した暁法の回答の際、一部文脈にそぐわない矛盾を発見いたしました。

以上訂正した旨報告します。

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