ウルトラマン戦記   作:ブレード

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第31話 終末の光

地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟の戦いはいよいよ最終決戦へと迫っていた。地球連合軍は陸海空宇宙の地上用の全機体に宇宙用ブースターを取り付け改造し、ザフト軍と宇宙人同盟の戦いに終止符を打つべく全戦力を投じていった。それに対し、ヘリック共和国と人革連も全戦力を投じて全身全霊を込めて最後の戦いに挑んだ。GGGとメンデル付近で一緒に彼らと付いた黒の騎士団も、ヘリック共和国と人革連と共に共闘すべく加勢しにかかり、最終決戦に向けての準備を進めた。

 

 

移動中

宇宙

アークエンジェル

ブリッジ

大河「いよいよ最終決戦の始まりか。」

 

マリュー「地球軍、ザフト軍と宇宙人同盟はベリアル達の意のままに戦わされてるわね。」

 

大河「彼らは真実を知らないまま戦い、殺し合いをしている。不甲斐ない戦いを終わらせるために我々は共に手を取り合った。」

 

ダン「その通りだ。ベリアルとレイブラッド星人、エンブリヲ、101人評議会を倒して真の平和を築き上げる。」

 

ラクス「この戦いは絶対負けられるわけにはいきません。」

 

ゲン「ああ、奴らを倒さぬ限り同じ事は繰り返される。」

 

サラ「彼らを倒してアウラを解放し、そして本当の自由を得る事です。」

 

大河「そのようだ。」

 

 

最後の戦いに向けていくGGGは、この戦いは負けられないと気を抜かず覚悟を決めて戦うと強い意志を持つ。早速ヘリック共和国と人革連の艦隊と合流をしたGGG。ハーマンとセルゲイが待っていた。

 

 

ハーマン「ようやく合流は出来たか。」

 

大河「ハーマン中佐、スミルノフ中佐、全戦力はこれで集結か。」

 

セルゲイ「こちらもやれる事は尽くしていく。」

 

ハーマン「我々の艦隊にガイロスから来た者がいる。」

 

一同「?!」

 

シュバルツ「私だ。」

 

グラハム「シュバルツ中佐!!」

 

ビリー「あなたも来られたのですか?!」

 

シュバルツ「祖国を無駄な争いをやめさせるために私はあなた達の元へやって来た。ルドルフ殿下も来ていると聞いた。」

 

ハーマン「シュバルツ中佐、あなたのお会いしたい人がいます。」

 

シュバルツ「?」

 

ルドルフ「シュバルツ。」

 

シュバルツ「殿下!!」

 

 

祖国の戦いを止めるべくヘリック共和国とGGGの元にやって来たシュバルツの前に行方不明になったガイロス帝国の皇子であるルドルフと再会をした。

 

 

シュバルツ「今まで共和国に身を隠されていたのですか?」

 

ルドルフ「はい、プロイツェンとシャルルから逃げて僕は共和国に助けられたのです。」

 

大河「プロイツェンとシャルル、現地球連合軍を全体的にトップを牛耳っている。」

 

ハーマン「地球各地に出現した鉄竜騎兵団。」

 

シュバルツ「我ら帝国軍と同じガイロスの紋章をつけながら、同胞に牙を剥く謎の部隊がいるとの噂は聞いています」

 

ハーマン「GGGと我が一部の者達がその鉄竜騎兵団の指導者と思われる人物と遭遇したそうだ。」

 

シュバルツ「それは?」

 

ハーマン「ヴォルフ=ムーロアと名乗る男。」

 

シュバルツ「ムーロア?!ゼネバスの亡霊か?!」

 

ハーマン「そして、おそらく裏で糸を引くのは・・・・。」

 

シュバルツ「プロイツェンとシャルルですね。」

 

大河「彼らはベリアルとレイブラッド星人と101人評議会との関わりもあるかもしれない。」

 

ハーマン「鉄竜騎兵団がいつ現れるかまだわからない。この戦いに来るかもしれない。」

 

 

地球各地に出現した鉄竜騎兵団に関し、その指導者と名乗る人物であるヴォルフ=ムーロアには裏で糸引くと思われているプロイツェン、シャルル、ウルトラマンベリアル、レイブラッド星人、101人評議会が関わっている事に気付く。だが、鉄竜騎兵団は最終決戦に姿を現さなかった。鉄竜騎兵団は地球のチャバハール秘密基地でヘリック共和国本土上陸に向けての準備をしていた。

 

 

地球

チャバハール

秘密基地

ヴォルフ「準備はどう進んでいる?」

 

ズィグナー「兵力は既に整っています。本土上陸に向けての新型機などの投入は完了しています。」

 

 

鉄竜騎兵団のヘリック共和国本土上陸に向けて配属された新型機のダークスパイナー、ガンギャラド、キラードーム、ジークドーベル、ガンタイガー、ジェノザウラーの発展機ジェノブレイカー、ストライクダガーの発展機105ダガー、ジンクスの発展機ジンクスⅡ、バーサークフューラーの高速形態のシュトゥルムフューラー、砲撃形態のヤクトフューラー、鉄竜騎兵団が密かに開発した帝国版のライガーゼロのライガーゼロイクス、PK師団からハンマーロック、鉄竜騎兵団専用の母艦のドラグーンネスト、ブリガンテなど、その数は多く、宇宙にいる者達は鉄竜騎兵団の真の目的に全く気付いていなかった。

 

 

ハンナ「・・・・。」

 

ヴォルフ「父の事をまだ気にしているのか?」

 

ハンナ「プロイツェン閣下は私達若きPK師団団員達にあなた様に着くよう最後の命令を下された。」

 

ヴォルフ「父とシャルルの行動を無駄にしないために俺はゼネバス復活をさせる。」

 

ハンナ「ヴォルフ様、ゼネバス復活は私達若きPK師団団員達も同じであります。プロイツェン閣下に拾われた恩を果たすために。」

 

ヴォルフ「準備を開始する。これより共和国本土へ侵攻する。」

 

 

ついにヘリック共和国本土上陸への準備を開始し、ゼネバス復活を目論む鉄竜騎兵団が動き出した。一方、宇宙ではザフト軍の宇宙要塞ヤキン・ドゥーエで地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟の戦闘が行われていた。

 

 

宇宙

ヤキン・ドゥーエ付近

パトリック「ナチュラル共め、ついにここまで来たか!!」

 

ユウキ「議長、向こうにはNジャマーキャンセラーがあります。」

 

アマデウス「このままでは完全に敗北してしまいます。」

 

パトリック「ジェネシスの起動を急げ!!」

 

ユウキ「はい!!」

 

アマデウス、ジュリオ「・・・・。」

 

 

ジェネシスの起動を急がせるパトリック。その裏にアマデウスとジュリオの企みもあった。ついに激突する両軍。地球連合軍からはカラミティ、フォビドゥン、レイダー、ギャラハッド、フローレンス、ZXー07、ZXー16、ZXー19、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、バスターダガー、ウォード、ガレス、フラッグ、リアルド、イナクト、リアルド、アイアンコングPK、レブラプターFB、ハンマーロックFB、アイアンコングMS、レッドホーンFB、レドラー、ブラックレドラー、ブラキオスFB、ヘルディガンナーFB、ケイが変身した禍々アークベリアル、巨大化したキリッシャーとスティーブとロッドとダニエル、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβ、クグツギエロン星獣、クグツサメクジラ、クグツサタンビートル、クグツグビラ、ドミニオン、ARUS旗艦、アガメムノン級、ネルソン級、ドレイク級、バージニア級、ホエールキング、ブリガンテの大多数の機体と大艦隊。ザフト軍、宇宙人同盟はデュエルアサルトシュラウド、クーフィアのキルシュバオム 、クレオパトラ、テオドーラ、エイレーネ、ビクトリア、ジン、ジンハイマニューバ、シグー、シグーディーブアームズ、ゲイツ、ゲイツ改、バッフェ、イデアール、キルシュバオム、グレイブ、キングジョーブラック、インペライザー、ドラゴリー、改造ベムスター、ブラックエンド、エースキラー、メビウスキラー、ビクトリーキラー、カブト・ザ・キラー、バキシマム、巨大化したグロックルとヴェルダンとレザルト、ナスカ級、ローラシア級、バァールキート級などの大多数。

 

 

ザフト兵1「落ちろ!!」

 

 

ゲイツがビームクローでジンクスとストライクダガーを撃墜し、多数のキルシュバオムがレーベングリッツェンを一斉発射して、ジェノザウラー部隊を撃墜した。キングジョーブラックがペダニウムランチャーでブリガンテを破壊し、インペライザーがインペリアルソードでホエールキングを破壊した。

 

 

ARUS兵1「コーディネイターめ!!」

 

 

ジンをビームサーベルで破壊するストライクダガー。ジンクス部隊がGNビームライフルでゲイツ数機を破壊した。レギオノイドβがレギオノイドガンビームでインペライザーを破壊し、ナスカ級を撃ち落とした。

 

 

アズラエル「何をしてるんですか、早く核を使うんだ!!」

 

カティ「理事、今使うのは・・・・。」

 

アズラエル「僕の命令が聞けないのか?!」

 

カティ「くっ。」

 

フレイ「・・・・。」

 

 

核ミサイルの使用を求めるアズラエルの命令を受けざる得ないカティは、早速全艦に核ミサイルの使用の命令を出し、全艦から核ミサイルを発射し、プラントに向けていった。

 

 

サリア「あいつら、あんなのを!!」

 

イザーク「全機撃ち落せ!!」

 

 

発射された核ミサイルを迎撃にかかるイザーク達。だが、カラミティ、フォビドゥン、レイダーが彼らの行動を阻んできた。

 

 

オルガ「邪魔はさせねぇ!!」

 

 

全武装で一斉射撃して敵機を破壊したオルガ。

 

 

シャニ「お前らの相手は俺らだよ。」

 

クロト「代わりに遊んであげるからさ。」

 

 

核ミサイルを迎撃にしにかかったザフト軍の機体の前にフォビドゥン、レイダーが立ち阻み、フォビドゥンがニーズヘグ、レイダーがミョルニルで次々と破壊し、核ミサイルはプラントのコロニーに迫ろうとした。その時、何処からか光線が放たれて核ミサイル全弾を全て破壊した。

 

 

アズラエル「!!」

 

ウルトラマンゼロ「待たせたなぁ、こんな危ないもん使いやがるとは。」

 

 

核ミサイル全弾を破壊したのは、ウルトラマンゼロだった。同時にGGGとヘリック共和国と人革連が現れ、続いてウルトラマンオーブ オーブオリジン、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ、ウルトラマンコスモスエクリプスモード、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ジャグラー魔人態、ゴモラ、リトラ、バレル、ガルム、マグナ、リバイ専用ギャラクトロン、ソルシェウィサリス、ミーティアフリーダム、ミーティアジャスティス、エールストライク、エールストライクルージュ、バスター、ブルーフレームセカンドL、ジン改、キュリオス、ナドレ、ティエレンタオツー、フラッグカスタム、コーラサワーのイナクト、ヴィルキス、ジルが操縦するレイジア、アードライ、イクスアイン、ハーノインのキルシュバオム、キルシュバオムカスタム、焔龍號、蒼龍號、碧龍號、ヴァルヴレイヴ1フルインパクト、ヴァルヴレイヴ4、ヴァルヴレイヴ6、スターガオガイガー、キングジェイダー、ゴルディーマーグ、超竜神、撃龍神、ビックボルフォッグ、マイクサウンダース13世、蜃気楼、紅蓮聖天八極式、ランスロット・アルビオン、斬月可翔、暁可翔、暁直参可翔、神虎、ライガーゼロ、シュバルツティエレンタオツー、M1アストレイ、ガンスナイパー、レイノス、ストームソーダー、ゴジュラスガナー、ゴジュラスジ・オーガ、ティエレン宇宙型、アークエンジェル、エターナル、アウローラ、アヴァロン、スペースペンドラゴン、クサナギ、イザナギ、カナヤゴ、スサノオ、アマテラス、ネオタートルシップ、ラオホゥ。そして三軍、壮絶な戦いが幕を切った。

 

 

キラ、ハルト「はあああああー!!」

 

 

ミーティアフリーダムがミーティアと合体状態から全武装から一斉射撃を行い、ジン、シグー、ゲイツ、ストライクダガー、ジンクス、フラッグ、リアルド、イナクト、ヘリオンの武器と頭部と関節部のみを破壊し、ヴァルヴレイヴ1フルインパクトが右腕に装着されてるインパクト・ブースターを握り手にして、ギャラクトロン、ダークロプスゼロ、レギオノイドβを次々と殴り貫いて破壊した。ライガーゼロがイオンターボブースターを展開しながらストライクレーザークローでジェノザウラーやアイアンコングMSやレブラプターFBを破壊していった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「うおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーでインペライザー、キングジョーブラックに斬撃して破壊し、バキシマムに大きく斬り込んで一刀両断した。ジャグラー魔人態が素早く移動しながら蛇心剣でゲイツ部隊の頭部、武器を破壊していった。ヴィルキスがラツィーエルでグレイブや次々とバッフェやイデアールやキルシュバオムを斬撃していった。

 

 

アズラエル「共和国、GGG、ウルトラマン、裏切り者の人革連か!!」

 

カティ「理事。」

 

アズラエル「邪魔者を始末しろ!!」

 

 

ヘリック共和国とGGGとウルトラマンと人革連が現れた事ですぐに攻撃命令を出すアズラエル。

 

 

大河「戦場を知らない素人が指揮を執っているのか。」

 

セルゲイ「ブルーコスモスのアズラエル。自分のわがままを貫き通すつもりか。」

 

ヒュウガ「我々がしっかり教えつけてやらないとな。」

 

 

戦場の指揮を執るアズラエルを実戦経験がなく自分のわがままを突き通すことに皮肉り、彼に戦いを教え込ませる実戦経験を持つ大河、セルゲイ、ヒュウガ。そこでヤキン・ドゥーエから突如とてつもない大きな物が出現した。

 

 

一同「!!」

 

 

ヤキン・ドゥーエから出現したザフト軍の最終兵器ジェネシスが強力なガンマ線レーザーを発射して、地球連合軍の艦隊を焼き払った。その中にいたジェフリーとシュナイゼルが巻き込まれて死亡した。

 

 

ジェフリー、シュナイゼル「うわあああああー!!」

 

 

ジェネシスのガンマ線レーザーによって呆気ない最期を迎えたジェフリーとシュナイゼル。

 

 

ハーマン「何だあれは?!」

 

クリムヒルト「まさかあれはジェネシスか?!」

 

エルエルフ「ジェネシスを出したのか?!」

 

ノイマン「艦長!!たった今、月面基地から発進した地球軍の艦隊と同時にプトレマイオス基地が先程発射ガンマ線レーザーで壊滅した模様です!!」

 

マリュー「何て事なの・・・・。」

 

ウルトラセブン「あの様なもの置いておくわけにはいかん。」

 

ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)「あれが地球に喰らったら一たまりもないぜ!!」

 

 

ザフト軍の最終兵器ジェネシスの使用で地球連合軍の大艦隊や月のプトレマイオス基地が壊滅し、戦力は60%を失った。戦局はザフト軍が優位に立った。

 

 

クルーゼ「さすがですな、ザラ議長閣下。ジェネシスの威力、これほどのものとは・・・・。」

 

アマデウス「後はシャルル達が来るだけだ。」

 

パトリック「我等勇敢なるザフト軍兵士の諸君。傲慢なるナチュラル共の暴挙を、これ以上許してはならない。プラントに向かって放たれた核、これはもはや戦争ではない!!虐殺だ!!このような行為を平然と行うナチュラル共を、もはや我等は決して許すことは出来ない!!新たなる未来、創世の光は我等と共にある。この光と共に今日という日を我等新たなる人類のコーディネーターとマナと宇宙人が輝かしき歴史の始まりの日とするのだ!!」

 

ザフト兵一同「おおおー!!」

 

 

ザフト軍の優位が立った今、その攻勢は一気に攻めかかって来た。狂気の様に猛威を振るっていくザフト軍。

 

 

ウルトラマンコスモスエクリプスモード(ムサシ)「やめろ、何故無駄な戦いをするんだ!!」

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「何でそんなに血を流す必要があるんだ!!」

 

クーフィア「お前達に指図される必要何てないさ!!」

 

サリア「私達の勝利は目前よ!!」

 

クリス「あたし達が支配者となる!!」

 

ウルトラマンレオ「こんなくだらない事は人は大勢死んだんだぞ、何故わからないんだ!!」

 

 

無駄な争いを無意味と説得するウルトラマン達の声を聞かないザフト軍。

 

 

ラクス「兵器が争いを生むのでしょうか・・・・。それとも人の心が・・・・。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「だが、その争いを止めるのも人の心のはずだ!!」

 


バン「これ以上、泥沼の戦いを続けさせねぇためには互いの武器を奪うしかねぇ!!」

 


ウルトラセブン「ザフトのジェネシス、ブルーコスモスの旗艦ドミニオン、それを潰す!!」

 

アスラン「俺達はジェネシスへ行く。」

 

エルエルフ「プラントに巣食らう者を排除しにいく。」

 

キラ「アスラン。」

 

ハルト「エルエルフ。」

 

イクスアイン「俺たちもいく。」

 

アードライ「この国いや世界の未来のために私達は立ち上がったんだ。」

 

ハーノイン「この手できちんとせねばなならんな。」

 

カガリ「私も行く。」

 

アスラン「カガリ。」

 

カガリ「私がお前を守る。」

 

アスラン「わかった、行こう。」

 

 

ジェネシスを止めるため、アマデウスとジュリオを討つべく向かったアスラン、カガリ、エルエルフ、アードライ、ハーノイン、イクスアイン。

 

 

マリュー「ドミニオンは私達がやる。」

 

大河「ブルーコスモスの盟主アズラエルをこの手で。」

 

ウルトラセブン「軍需産業の支配者、ベリアルに魂を売り、あらゆる殺戮兵器を作り出した彼の存在を許す訳にいかない。」

 

 

アズラエルを倒すべくマリュー、大河、ウルトラセブンらは彼の乗るドミニオンに挑んだ。そしてこの戦場にいくつかの者が現れてきた。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)、ルルーシュ、ムウ、劾、ティエリア「!!」

 

 

自分達のそれぞれの因縁の相手が現れて来た事に気付き、今この戦場に現れた。

 

 

クルーゼ、カイン「ふふふふ。」

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「ははははははははっ!!」

 

エンブリヲ「私も参ろうか。」

 

ムウ「クルーゼ、カイン!!」

 

ティエリア「エンブリヲ!!」

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「ベリアル!!」

 

宿敵の出現に察知し、クルーゼはフリーダム、ジャスティスと同じNジャマーキャンセラーのプロヴィデンス、カインは何処からか入手した未完成のヴァルヴレイヴ2をマギウスの技術で改修したダーインスレイヴ、ヒステリカと共に現れたエンブリヲ、ウルトラマンベリアルはエンペラ星人とダークルギエルの怪獣カプセルでウルトラマンベリアルアトロシアスとなって現れた。さらに擬似太陽炉の技術とオーガノイドシステム力で蘇ってGNデスザウラーを操縦するプロイツェン、命のゾヌーダをコアにして蘇ってゾヌーダギルベイダーを操縦するシャルル、アルヴァトーレを操縦するアレハンドロ、レイブラッド星人、ファントムに乗ったマギウス101人評議会らが現れた。

 

 

プロイツェン「我々も加えてもらおうか。」

 

シャルル「素晴らしい決戦場を置いていくとはもったいない。」

 

アレハンドロ「ははははは、全てはシナリオ通りだ。」

 

レイブラッド星人「全て決着を着けようではないか!!」

 

ルルーシュ「シャルル!!」

 

ルドルフ「プロイツェン!!」

 

レイ「レイブラッド!!」

 

プロイツェン「いざ、最後の戦いと行こうではないか!!」

 

シャルル「我らも存分楽しませようではないか。」

 

レイブラッド星人「全てを着けさせようではないか。」

 

 

ついにプロイツェン、シャルル、アレハンドロ、レイブラッド星人までもヤキン・ドゥーエに現れ、最終決戦はさらなる波乱を巻き起こす。

 

 

プロイツェン「見せてもらうぞ、蘇ったデスザウラーの威力を!!」

 

GNデスザウラーの威力を試すべく、口内からGN大口荷電粒子砲を発射して、ヘリック共和国、人革連の艦隊を焼き払った。

 

 

クリス「艦隊が!!」

 

ナタル「何という威力だ!!」

 

 

アヴァロンの艦長となったナタルはGNデスザウラーの放った荷電粒子砲のとてつもない威力により、ヘリック共和国と人革連の艦隊の大半が壊滅したのを目の当たりにし、驚愕した。次はゾヌーダギルベイダーが口からプラズマ粒子砲を放ち、ザフト軍の艦隊に喰らわせて、その直撃で絶縁体と化しエネルギーに分散した。

 

 

大河「分散しただと?!」

 

護「!!」

 

大河「護君?!」

 

護「あの機体に命姉ちゃんがいる。」

 

大河「何?!」

 

 

護はゾヌーダギルベイダーの中に命がいる事に反応し、彼女はゾヌーダギルベイダーの生態コアにされていた。

 

 

シャルル「どうだ、これがゾヌーダの力によって蘇ったギルベイダーの力だ。」

 

 

命の中にあるゾヌーダをギルベイダーのコアに取り込んで、史上最凶のゾイドとなったギルベイダーが今この戦場を激震した。

 

 

凱「シャルル=ジ=ブリタニア!!」

 

 

ゾヌーダギルベイダーで戦場を激震させたシャルルの前に凱とゴルディーマーグとルルーシュとスザクとCCとカレンが現れた。

 

 

シャルル「獅子王凱、我が息子ルルーシュよ。」

 

ルルーシュ「シャルル!!」

 

シャルル「こうしてお前達と会えるのも嬉しいぞ。」

 

ルルーシュ「お前に捨てられたあの日、俺は忘れていない。」

 

シャルル「わしはお前とナナリーを帝国の後継争いから守るために身を隠させたんだ。」

 

ルルーシュ「ふざけるな、貴様がベリアルとレイブラッドとエンブリヲと101人評議会と組んで世界を牛耳ている事を!!」

 

シャルル「ルルーシュよ、お前は何か勘違いしてないか?」

 

ルルーシュ「何?!」

 

シャルル「奴らはもうじき終わる事を。」

 

 

シャルルのゾヌーダギルベイダーがビームスマッシャーを放ち、ルルーシュ達に向けた。

 

 

凱「!!」

 

 

すぐにビームスマッシャーを回避した凱達。

 

 

スザク「あの攻撃を食らうとひとたまりもない。」

 

CC「シャルルのギルベイダーには命が取り組まれている。彼女の持つゾヌーダで。」

 

凱「命!!」

 

バン「お前がプロイツェンだな!!」

 

 

ついにプロイツェンと対峙するバン。GNデスザウラーのハイパーキラークローの巨大な爪をかわして、ライガーゼロのストライクレーザークローで打撃した。

 

 

プロイツェン「お前、ダン=フライハウトの息子だな。」

 

バン「何で父ちゃんの事を知ってるんだ!!」

 

プロイツェン「知りたいか?数年前、私はあるオーガノイドを見つけるため、偶然彼と遭遇した。彼は私にオーガノイドを手にさせないためこの身を犠牲にして挑んできた。彼は惨めもんだ。」

 

バン「貴様っ!!」

 

プロイツェン「楽しもうではないか!!」

 

ウルトラマンゼロエクシア「てやあああああー!!」

 

 

宿敵ウルトラマンベリアルアトロシアスとレイブラッド星人と対決するウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスターとゴモラとリドラとスペースペンドラゴン。

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアス「まとめてかかってこい!!」

 

レイブラッド星人「蘇った我の力を見せてやる!!」

 

 

ウルトラマンベリアルアトロシアスがギガバトルナイザーを振りながらウルトラマンゼロエクシアとウルトラマンジードロイヤルメガマスターに喰らわせた。レイブラッド星人が右手から光線を放ち、ゴモラとリトラに攻撃した。

 

 

ウルトラマンゼロエクシア「ベリアル、ここで終わらせてやる!!」

 

 

ウルトラマンゼロエクシアがゼロエクシアソードからゼロエクシアスマッシュでウルトラマンベリアルアトロシアスに斬撃した。

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスター(リク)「スウィングルスパーク!!」

 

 

ウルトラマンジードロイヤルメガマスターはキングソード剣モードでウルトラマンベリアルアトロシアスに斬撃した。

 

 

レイ「ゴモラ、リトラ!!」

 

 

肉体が蘇ったレイブラッド星人を相手に戦うレイは、ゴモラとリトラを動かしながら同時攻撃をする。ゴモラがレイブラッド星人に角と尻尾で攻撃し、リトラが嘴から火球を放ち、攻撃した。レイブラッド星人は、念力でゴモラとリトラの動きを封じて、二匹をぶつけさせた。激戦する三軍。

 

 

撃龍神「うおおおおー!!」

 

 

カラミティと死闘を繰り広げる撃龍神。カラミティの全武装による一斉射撃を喰らい、大損傷をした。

 

 

撃龍神「これを使うしかねぇ!!」

 

 

奥の手として右肩に搭載された自爆装置を取り出し、カラミティに殴り込んで胴体に近づけたまま電撃で起動し、自爆装置を発動させた。

 

 

オルガ「うわあああああああー!!」

 

撃龍神「勇気と共に!!」

 

 

自爆装置の発動により、大爆発でカラミティは爆散し、オルガは死に、撃龍神は自爆で自ら犠牲となった。

 

 

超竜神「これで決めてやる!!」

 

 

クロトのレイダーを倒すべく、超竜神はある行動に出て、機体を分離して炎竜と氷竜のまま、レイダーの間を掴んだ。

 

 

炎竜、氷竜「レベル無限!!スーパーノヴァ!!」

 

 

トウォーマーとチェストスリラーの出力を最大限に高めて、対象を熱疲労により、自らを犠牲にしてレイダーを道連れにすべく自爆した。

 

 

クロト「うわあああああー!!」

 

炎竜、氷竜「勇気と共に!!」

 

 

炎竜と氷竜の自爆により最期を遂げたクロト。

 

 

ビッグボルフォッグ「うおおおおー、超分身殺法!!」

 

 

フォビドゥンに向かってビッグボルフォッグが機体を分離し、ボルフォッグ、ガングルー、ガンドーベルとなって、フォビドゥンに攻撃した。ニーズヘグを振りながらガングルー、ガンドーベルに大損傷させたが、

 

 

ボルフォッグ「はあああああー、シルバークロス!!」

 

 

その直後にボルフォッグがシルバークロスを強いた斬撃でフォビドゥンに胴体ごと貫き、撃破した。

 

 

シャニ「うわああああああー!!」

 

 

ボルフォッグの命をかけた戦闘によりその最期を遂げたシャニ。

 

 

アサギ、マユラ、ジュリ「あああああああー!!」

 

 

アルヴァトーレの巨大ビーム砲の攻撃により一瞬で葬られて戦死したアサギ、マユラ、ジュリ。

 

 

ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンダイナフラッシュタイプ(アスカ)、ウルトラマンコスモスエクリプスモード(ムサシ)「はあ、はあ、はあ・・・・。」

 

 

クグツ怪獣と死闘を繰り広げた4人のウルトラマン。アズラエルとウルトラマンベリアルによってさらに強化されたクグツはもう元に戻る事は出来ず、彼らを殺さざる得なかった。

 

 

男マギウス1「もたもたしやがって!!」

 

女マギウス1「何をしているんだ!!」

 

老マギウス1「我々を戦場に出すとはどう言うつもりだ!!」

 

 

戦場に出る羽目になったマギウス101人評議会のメンバーら。自分達は今まで裏から世界を牛耳って来ており、表の戦場へ出るのは初めてで、戦場に出た事で苛立ちや騒ぎをするが、その時、彼らの乗るファントムにウルトラマンオーブ オーブオリジンが近付いて現れた。

 

 

マギウス一同「うっ、ウルトラマン!!」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「これが最期だ!!」

 

 

現れたウルトラマンオーブ オーブオリジンがオーブカリバーを大きく振りながらマギウス101人評議会らが乗るファントムを斬撃して撃沈され、マギウス一同らはあっけない最期を迎えた。

 

 

ムウ「クルーゼぇっ!!」

 

 

クルーゼのプロヴィデンスとカインのダーインスレイブとエンブリヲのヒステリカと交戦するムウ、劾、ティエリア。プロヴィデンスの放つドラグーン11基の攻撃を受け、ダーインスレイブのメーネ・ゼルトザームから発射したビーム、ヒステリカのビームライフルも同時に喰らいつつ、ムウのエールストライクがビームサーベルでプロヴィデンスに斬撃し、劾のブルーフレームセカンドLが背中のタクティカル・アームズを大剣に変形して、カインのダーインスレイブに突撃し、ティエリアのナドレがエンブリヲのヒステリカにGNビームライフルで射撃し、ぶつかり合った。

 

 

クルーゼ「会いたかったぞ、ティエリア=アーデ。」

 

ティエリア「クルーゼ!!」

 

カイン「君は自分の出生を知りたくないか?」

 

ティエリア「どういう意味だ?!」

 

クルーゼ、カイン「それは君は私達と同じだからさ。」

 

ティエリア「同じ・・・・?!」

 

カイン「君もアル=ダ=フラガのクローンなんだ。」

 

ティエリア「僕がクローンだと、嘘だ、こんなの!!僕がお前達と同じはずじゃない!!」

 

クルーゼ「いいや君は彼の一番求めていた完全な成功体だ。君は全てにおいて完璧だ、寿命も。」

 

ティエリア「僕はお前の兄弟なんかじゃない!!」

 

カイン「現実だよ、兄弟よ!!」

 

 

クルーゼとカインの口から語られた自分の出生を知って同様するティエリア。自分がアル=ダ=フラガののクローン、そして彼が求めた1番の成功体であった。一方、アークエンジェルとドミニオンの一騎討ちでは、両者互角に渡り合いながらアークエンジェルが猛威を振るって、ドミニオンを追い詰めたが、接近して来たアークエンジェルにアズラエルが強引にローエングリンを撃つよう命令を出した。

 

 

アズラエル「今だ!!あいつを沈めろ!!ローエングリン照準!!」

 


カティ「・・・・。」

 


フレイ「駄目!!もうやめて!!アークエンジェル、逃げて!!」

 


アズラエル「お前!!」

 

 

その時、フレイがアークエンジェルに逃げるよう通信で求めたのに対し、アズラエルはフレイに銃を突きつけた。

 

 

フレイ「ああっ!!」

 


カティ「何をやっている!!」

 


アズラエル「貴様こそ何のつもりだ?!」

 


カティ「総員、退艦しろ!!」

 


アズラエル「貴様ら!!」

 


カティ「急げ、アークエンジェルに行け!!」

 


フレイ「はい・・・・!!」

 

 

アズラエルの暴挙にカティは彼を止めてフレイら乗員らを退艦命令を出し、自分と彼だけが残った。

 

 

アズラエル「くそー、お前ぇっ!!」

 

カティ「指揮官だと?!命令する立場だというのなら・・・・。」

 

 

アズラエルが銃でカティに射撃し、身体の数カ所を撃ち抜い

 

 

アズラエル「僕にこんなことをして!!どうなるか解ってるんだろうな!!」

 

カティ「お前はここで死すべき人だ。私と共に!!」

 

アズラエル「黙れぇっ!!」

 

カティ「ぐわぁっ!!」

 

アズラエル「僕は勝つんだ。そうさ、いつだって・・・・。」

 

 

ドミニオンで自分が一人でローエングリンを照準をし、アークエンジェルに向けて放った。

 

 

サイ「艦長!!」

 

マリュー「回避!!」

 

ノイマン「ダメです、間に合いません!!」

 

 

ドミニオンとの戦闘で回避が出来ず、発射されたローエングリンがアークエンジェルに迫ろうとした、その時、急速に駆けつけに来たアヴァロンがアークエンジェルを庇い、自ら犠牲となった。

 

 

一同「!!」

 

 

アークエンジェルを庇ったアヴァロンからそこには瀕死の状態に陥ったナタルと破けたノーマルスーツから右上半身が機械のリヒティと背中に破片が刺さったクリスティナだった。

 

 

マリュー「ナタル!!」

 

スメラギ「クリス、リヒティ!!」

 

クリスティナ「無事だったんですね、スメラギさん、マリュー艦長。」

 

大河「他の者はどうした・・・・?!」

 

ナタル「私が・・・・避難させ・・・・まし・・・・。」

 

マリュー「ナタル、しっかりして、ナタル!!」

 

ナタル「・・・・。」

 

クリスティナ「スメラギさん、フェルトに伝えてください、もうちょっと・・・・おしゃれに気を使ってって。」

 

 

大破したブリッジにスパークが走り、大爆発をし、ナタル、リヒティ、クリスティナは最期を迎えた。

 

 

大河「ああっ!!」

 

マリュー「ナタル!!」

 

スメラギ「クリス、リヒティ!!」

 

 

仲間達の最期を目の当たりに、涙するマリュー達。

 

 

アズラエル「お前のせいだぁっ!!」

 

 

攻撃に失敗したのは自身が射殺したカティに八つ当たるアズラエル。その時、彼の前にウルトラセブンが現れた。

 

 

アズラエル「!!」

 

ウルトラセブン「貴様は貴様は貴様は怪獣の命いや戦争で犠牲になった人々を犠牲にしてくれたな。」

 

 

クグツ化された怪獣、アズラエルの作り出した兵器で犠牲になった人々の痛みを晴らすべくウルトラセブンが今、引導を下す。

 

 

ウルトラマン「デュワー!!」

 

 

頭部のアイスラッガーを投擲して、ドミニオンのブリッジにいるアズラエルに直撃した。

 

 

アズラエル「うわああああああー!!」

 

 

ウルトラセブンの怒りが込められたアイスラッガーで最期を遂げたアズラエル。

 

 

ウルトラセブン「貴様みたいなのがいるから血を吐きながら続けるマラソンは終わらないんだ!!」

 

 

次回 32話へ続く


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