ウルトラマン戦記   作:ブレード

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第20話 想いの力 中編

ギャラクトロンに囚われた天子を助け出しに向かった星刻。後一歩のところで、ケイが変身したキングギャラクトロンによって星刻が撃たれてしまった。

 

 

中国

北京

朱禁城周辺

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「彼女を簡単には返させませんよ。」

 

星刻「邪魔をするな!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「簡単に返されると困るんですよ。」

 

星刻「貴様っ!!」

 

 

ギャラクトロンに囚われた天子の救出を邪魔したケイのキングギャラクトロンに天愕覇王荷電粒子重砲を発射し、命中した。

 

 

ケイ「その程度か?」

 

星刻「何?!」

 

 

神虎の発射した天愕覇王荷電粒子重砲には、キングギャラクトロンに傷一つすら付かず、小型のナイトメアフレームでは、その数千倍の体格であるキングギャラクトロンに敵うこと不可能だ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ナイトメアフレームではこのキングギャラクトロンには勝てませんよ。」

 

天子「星刻ー!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「さあ、見せるがいい!!絶望を!!」

 

 

囚われた天子のギャラクトロンが腹部からギャラクトロンスパークを地上に放ち、当たった光線から魔法陣が出現して反乱軍や北京の都市全体を破壊した。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)町が!!」

 

 

アリー「余所見してんじゃねぇぞ、おい!!」

 

 

ギャラクトロンに北京の都市が破壊されるのを目の当たりにするウルトラマンコスモスコロナモード。だが、アリーにその隙を突かれてブレイドライフルの攻撃を喰らった。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「ぐわぁぁぁぁぁぁー!!」

 

 

アリーのイナクトカスタムのブレイドライフルに左横の腹部を突き刺されてしまい、血を流したウルトラマンコスモスコロナモードは、姿勢を崩してしまった。

 

 

アリー「ん、どうした、突き刺されたくらいで叫んでんのか?!」

 

 

アリーの刺突攻撃でウルトラマンコスモスコロナモードは左横の腹部から血が流れてかなりの傷口が出てしまい、さらにアリーに隙を突かれて攻撃を受けてしまった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「今、俺が助けてやる!!」

 

 

星刻が天子の救出に失敗して、代わりに自ら助けに出るウルトラマンオーブ オーブオリジン。

 

 

エクセラー「そうはさせませんよー!!」

 

 

その時、エクセラーの操縦するチブルギャラクトロンが現れて、天子の元へ向かうウルトラマンオーブ オーブオリジンの前に立ちはだかる。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「お前と遊んでいる暇はない!!」

 

エクセラー「これを喰らえー!!」

 

 

チブルギャラクトロンからギャラクトロンスパークガイ発射してウルトラマンオーブ オーブオリジンに直撃した。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「これを使うしかない。」

 

 

チブルギャラクトロンを倒すべく、ガイはウルトラマンベリアルとゾフィーのそれぞれのカードを出して、オーブリングにスキャンした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ベリアル、ゾフィーさん、光と闇の力、お借りします。」

 

オーブリング「フュージョンアップ、ウルトラマンオーブサンダーブレスター。」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターに変身し、チブルギャラクトロンに向かってラリアットして、吹き飛ばす。

 

 

エクセラー「わぁおっ!!」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターによってラリアットされて吹き飛ばされたチブルギャラクトロン。

 

 

エクセラー「なぁーんてね。ユーの攻撃なんて全く効いてませーん!!」

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)「何度もぶち込んでやる!!」

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスターがチブルギャラクトロンに向かってパンチでお見舞いし、さらにメリケンサックでぶち込んだが、全身に採用されたTP装甲で物理攻撃のダメージが半減され、全く効いていなかった。

 

 

エクセラー「次はミーの番ですぅー!!」

 

 

チブルギャラクトロンが左腕からギャラクトロンブレードを出して、ウルトラマンオーブサンダーブレスターに斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)「うっ!!」

 

 

チブルギャラクトロンのギャラクトロンブレードの斬撃を受けたウルトラマンオーブサンダーは、次はゼットシウム光線を発射した。光線は受けたもの、チブルギャラクトロンから発生したアルミューレ・リュミエールによって無効化された。

 

 

アークエンジェル

独房

 

 

刹那「・・・・。」

 

 

独房でただジッとしている刹那は、何も考えずに過ごしていた。彼の前にエルエルフが現れた。

 

 

エルエルフ「刹那=F=セイエイ。」

 

刹那「お前は。」

 

エルエルフ「お前はこれでいいのか?現に諦めようとしている。」

 

刹那「俺が諦める?」

 

エルエルフ「このままずっと何もしないままでいいのか?」

 

刹那「・・・・。」

 

エルエルフ「お前は過去から逃げるのか?」

 

刹那「過去・・・・。」

 

エルエルフ「お前の事は全てウルトラマンゼロから話した。」

 

刹那「ゼロが・・・・。」

 

エルエルフ「世界を変えたいのか?誰も犠牲者を出したくないのなら戦うんだな。」

 

 

独房にいる刹那を扉を開けたエルエルフ。独房から出た刹那は、エルエルフからウルトラゼロアイを渡された。

 

 

刹那「ゼロ。」

 

ウルトラマンゼロ(ウルトラゼロアイ)「行こうぜ、一緒に。」

 

刹那「ああ。」

 

 

ウルトラマンゼロと共に戦いに出て行く刹那は、誰も犠牲者を出さないために、再び戦場へと向かった。

 

 

個室

 

 

リバイ「・・・・。」

 

バレル「行くのか。」

 

リバイ「奴らが再び現れた。今度こそきっちり仲間の仇を取る。」

 

バレル「仇を取ればそれでよかったのか?」

 

リバイ「?!」

 

バレル「今のお前は今の仲間の事を目にかけていない。」

 

リバイ「!!」

 

グロウズ「お前らしくねぇんだよ。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「グロウズ、デルトルト。」

 

グロウズ「あんなブチ切れた姿はお前じゃねぇんだよ。デルトルトはお前の事をすごく心配していた。」

 

リバイ「2人とも。」

 

グロウズ「俺とデルトルトがお前を側にいてやる。だからもう憎しみにとらわれるな。」

 

デルトルト「グオッグオ。」

 

リバイ「行こう。」

 

グロウズ「そうと決まれば一緒に行くぜ!!」

 

マグナ「バレルも俺と親父と一緒に行くぜ。」

 

ガルム「俺達ハンターの力を見せてやろうぜ。」

 

バレル「ああ。」

 

 

グロウズとデルトルトの励みによってリバイは立ち上がり、ラッシュハンターズと共にノワールオラクルの殺戮を止めるため立ち向かいに行く。

 

 

北京

朱禁城周辺

 

 

凱「ユーフェミア、やめるんだ!!」

 

 

デススティンガーに操縦するユーフェミアを必死で説得する凱。彼の声を聞かず、尻尾のAZ120㎜ハイパーレーザーガンでスターガオガイガーに攻撃した。

 

 

凱「ぐぅっ!!」

 

スザク「君はここで消えて貰おうか。」

 

 

MVソードでスターガオガイガーに斬りかかるランスロット・コンクエスター。スターガオガイガーの前にキラのエールストライク、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキヴァルヴレイヴ4、美月のソルシェウィサリスが現れ、凱の窮地を救う。

 

 

凱「みんな・・・・!!」

 

キラ「大丈夫ですか、凱さん。」

 

ハルト「怪我はないですか?」

 

アンジュ「1人で格好付けるなんてみっともないわ。」

 

サキ「全く手がかけるわ。」

 

美月「一緒に出来る?」

 

凱「ああ。」

 

 

駆けつけたキラ達と一緒に共闘して、スザクやルルーシュらとデススティンガーに立ち向かう凱。

 

 

ルルーシュ「援軍か。面白い、まとめて始末してくれる!!」

 

 

蜃気楼の両腕からバドロンショットでヴァルヴレイヴ1に攻撃するルルーシュ。シールドで攻撃を防ぎ、ジー・エッジで直接攻撃するハルト。

 

 

ルルーシュ「接近戦か!!」

 

ロロ「やらせないよ。」

 

 

義兄を救うべくロロのヴィンセント可翔が現れ、MVソードで斬りかかる。

 

 

ハルト「ナイトメアフレーム!!」

 

ロロ「僕が相手だよ。」

 

ルルーシュ「ロロ、一気に仕留めるぞ。」

 

 

すぐに倒すべく、ロロのギアスが発動され、圏内にいる者を自分と仲間以外の者に停止するが、カミツキであるハルトに効かなかった。

 

 

ロロ「?!」

 

 

ロロは自分のギアス能力がハルトに効いていないことに驚いた。

 

 

ロロ「何故僕のギアスが効いてないんだ?!」

 

ハルト「何だ今の?!」

 

ルルーシュ「これは一体、あの機体のパイロットはギアスが効いてない事は普通の人ではないのか?!」

 

 

ロロの停止するギアスの能力がヴァルヴレイヴ1に効いていなかった事に驚いたルルーシュは、ヴァルヴレイヴ1のパイロットが普通の人間ではない事にも気付いた。

 

 

ロロ「なら全力で倒すしかない。」

 

ルルーシュ「そうだな。」

 

 

物理攻撃を仕掛けて挑むルルーシュとロロ。蜃気楼の胸部から展開した拡散構造相転移砲で、プリズム状にした特殊な液体金属を放ちながら乱反射し、ヴァルヴレイヴ1に喰らわせた。

 

 

ハルト「このっ!!」

 

 

ボルグ・アームで非実体弾で蜃気楼とヴィンセント可翔に射撃した。

 

 

凱「うおおおおー!!」

 

スザク「はああああー!!」

 

 

凱とスザク、両者の1対1の対決が繰り広げられ、ハドロンブラスターでスターガオガイガーに向けて放ち、スターガオガイガーはその攻撃を回避して、ドリルニーで蹴り込んだ。

 

 

スザク「ここで消えてもらうぞ!!」

 

凱「俺は負けない!!」

 

 

2本のMVソードを両手に持ちながら二刀流を強いてスターガオガイガーに斬り込み、凱はスターガオガイガーの右腕にガトリングドライバーを装着して、ランスロット・コンクエスターに喰らわせた。

 

 

キラ「相手はナイトメアフレーム!!」

 

 

キラはカレンの紅蓮可翔式を相手に戦い、紅蓮可翔式の輻射波動機構が掴みかかってくるのが迫り、ビームサーベルを出して切り払った。

 

 

カレン「あれがストライク。」

 

 

唯一ヘリック共和国軍がザフト軍に奪われなかったエールストライクを見たカレンは、この場で戦う事に実感する。

 

 

キラ「あのナイトメアフレームは紅蓮弐式 。飛行ユニットを装備している。」

カレン「ここで終わらせてやる!!」

 

 

輻射波動機構からビームを発射して、エールストライクに攻撃する。シールドで攻撃を防ぎ、ビームライフルで応戦するキラ。

 

 

カレン「なかなかの腕だわ。これはどうかしら?」

 

 

後背部に搭載されたゲフィオンネットを放出して、多数の球体がキラのエールストライクに囲み静止する。

 

 

キラ「!!」

 

 

キラの何が覚醒、それは彼の中にある種が割れて覚醒し、覚醒した状態で、ビームライフルでゲフィオンネットを全て撃ち落とし、ビームサーベルを出して紅蓮可翔式に斬り込む。カレンは輻射波動機構から輻射障壁を発生して防御した。

 

 

カレン「こいつ、普通のパイロットじゃない!!共和国にこんなパイロットはいない。まさかコーディネイターか?!」

 

 

エールストライクのパイロットがゲフィオンネットを全て破壊する操縦技量で普通のパイロットでなくコーディネイターである事に気付いた。

 

 

美月「来るわよ!!」

 

 

ユーフェミアのデススティンガーが尻尾から荷電粒子砲を放たれ、すぐに回避するアンジュ、サキ、美月。デススティンガーからAZ930㎜2連装ショックガンを放ち、ヴィルキスに攻撃する。

 

 

アンジュ「このっ!!」

 

 

アンジュはアサルトライフルから発射した実弾でデススティンガーに射撃した。デススティンガーはEシールドジェネレーターを発生されて、防がれた。

 

 

サキ「これなら!!」

 

 

両腕から2基のスピンドル・ナックルを合わせて投擲して、デススティンガーに喰らわせた。デススティンガーは、ストライクレーザーバイトシザースでヴァルヴレイヴ4を振り払った。

 

 

美月「強いわ!!」

 

みな「ママ。」

 

こう「怖い。」

 

美月「ママも怖いわ。でも負ける訳にはいかないわ。」

 

 

デススティンガーの強さに怖がる我が子のためにも負ける訳にはいかないと意地を張る美月は、ソルシェウィサリスの下部から8基のウィザービットを発射して、デススティンガーに攻撃した。Eシールドジェネレーターでウィザービットの攻撃を防ぐが、ウィザービットのバリア貫通効果で貫かれてダメージを受けた。

 

 

ユーフェミア「きゃあ!!」

 

 

ソルシェウィサリスのウィザービットの攻撃でデススティンガーが被弾し、その影響でコックピットに操縦していたユーフェミアが一瞬叫んだ。

 

 

ユーフェミア「わ、私は一体・・・・。」

 

 

超兵にされたユーフェミアがソルシェウィサリスの攻撃で突如意識を取り戻した。

 

 

サキ「どうしたの?」

 

アンジュ「パイロットの様子が変みたいだわ。」

 

美月「私が攻撃した瞬間に止まったみたいよ。」

 

 

美月の攻撃でデススティンガーが停止した事で、パイロットの様子も異変が出て、意識を取り戻した姿を目の当たりにした。

 

 

???「このまま元には戻さないよ。」

 

 

何処からかの声が元に戻ったユーフェミアを謎の声によって再び超兵に戻された。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

再び超兵に戻ったユーフェミアは、デススティンガーを再び動かし、ヴィルキス、ヴァルヴレイヴ4、ソルシェウィサリスに攻撃を行なった。一方、ウルトラマンジードトライスラッガーは、ケイのキングギャラクトロンを相手に戦った。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ようやくお会い出来ましまよ、ウルトラマンジード。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何故俺を知っている。」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたはベリアル様の子だと言う事はご存知ですか?」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「ああ、俺はベリアルの子だと言うの知っている。」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたは自分が何のために存在しているかまだ知らない。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!どう言う事だ?!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「あなたはベリアル様の遺伝子を元にして生み出された人工生命体、ウルトラカプセルを収集させるために私は19年前、赤ん坊だったあなたこの世界に送り込んだのです!!」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「!!」

 

キングギャラクトロン(ケイ)「見せてもらいましょう、その力を。」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「黙れぇっ!!」

 

 

自分の出生をケイの口から語られ、自分がウルトラマンベリアルの遺伝子から生み出された人工生命体として、光の国が開発したウルトラカプセルを収集させるため、19年前、赤ん坊だったリクをケイによって送られた。ケイから聞かされた真実を知ったリクは激化して、キングギャラクトロンに殴り込んだ。

 

 

キングギャラクトロン(ケイ)「ふふふ。」

 

 

激化したリクを弄びながら企み、ウルトラマンジードトライスラッガーから投げた3本のアイスラッガーが向けてきた。キングギャラクトロンの右腕にあるペダニウムハードランチャーから強力な光線を放ち、ウルトラマンジードトライスラッガーに命中して直撃した。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「うわあああああー!!」

 

 

キングギャラクトロンのペダニウムハードランチャーの攻撃を受けてやられてしまったウルトラマンジードトライスラッガーは、元のリクの姿に戻ってしまい、倒れてしまった。

 

 

バン「うおおおおおおー!!」

 

 

レイヴンのジェノザウラーを徐々に追い詰めていくバンのブレードライガー。レイヴンはジェノザウラーの荷電粒子砲の体勢を取って発射し、向けたのは北京都市だ。

 

 

バン「まずい!!」

 

 

すぐに発射された荷電粒子砲を防ぐべく、自ら盾となって荷電粒子砲を防いだが、その影響でブレードライガーが大破した。

 

 

バン、フィーネ「あぁぁぁぁぁー!!」

 

 

ジェノザウラーの発射した荷電粒子砲を受けてブレードライガーが大破されてしまい、戦闘不能になってしまった。朱禁城周辺で起きた戦いは激しい戦火を繰り広げた。

 

 

星刻「天子様・・・・。」

 

 

傷付いた機体で立ち上がろうとする星刻。そんな彼の前に、この人革連を牛耳る大宦官が大竜胆に乗って現れて、星刻に攻撃した。

 

 

星刻「うわああああー!!」

 

天子「星刻ー!!」

 

趙皓「邪魔な星刻よ、ここで死ぬがいい。」

 

 

大竜胆の副砲を喰らう星刻の神虎。

 

 

項勝「ははは、何て無様。」

 

童倫「今の天子は埋葬する。」

 

夏望「代わりなどいくらでも用意出来る。」

 

 

天子を亡き者にしようと企み、今の彼女が死亡したら代わりの天子をいくらでも用意する大宦官。まさに人を何とも思わない彼らのやり方だ。囚われた天子のギャラクトロンが腹部からギャラクトロンスパークを放ち、北京都市を破壊し、都市全体が火の海と化して人々や反乱軍をその炎が飲み込んだ。

 

 

天子「もうやめて、何でこんなひどい事が出来るの!!関係のない人を何で犠牲にするの!!」

 

 

都市を破壊し、人々を虐殺する大宦官のやり方に泣きながら叫ぶ天子。彼女は、幼い頃から彼らにずっと利用され、自由な事すら縛られて、彼らの傀儡としてずっといて、彼女もその苦しみから解放されたかった。

 

 

ウルトラマンオーブサンダーブレスター(ガイ)、ウルトラマンアグルV2(藤宮)、ウルトラマンビクトリー(ショウ)、ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)、グランザー、デスレード、ラース「・・・・。」

 

 

戦いの中で、敵との戦いで力尽きて倒れてしウルトラマンオーブサンダーブレスター、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンコスモスコロナモード、グランザー、デスレード、ラースら。

 

 

 

趙皓「ははは、わしらだけのためにある。他などどうでもよい。」

 

星刻「天子様・・・・。」

 

天子「星刻!!」

 

趙皓「死ぬがいい。」

 

 

倒れた星刻に向かって大竜胆の大型主砲が発射し、彼に向けた。

 

 

天子「あっ!!」

 

星刻「くっ!!」

 

 

大竜胆の大型主砲の砲弾が星刻の神虎に向けられた。その時、巨大な影が星刻の神虎の前に立ち、砲弾を片手で掴みながら粉砕した。

 

 

星刻「?!」

 

キラ「あれは?!」

 

ウルトラマンゼロ「・・・・。」

 

 

星刻を救った巨大な影はウルトラマンゼロだった。

 

 

ウルトラマンゼロ「待たせたなぁ。」

 

 

次回 21話へ続く


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